矯正歯科のLP(ランディングページ)制作のポイントと注意点
公開日:2021年08月07日
矯正歯科がLPを制作する際のポイント
集客に活用されるLP(ランディングページ)を矯正歯科が制作する際、他院との差別化や安心して来院できるクリニックであることを打ち出す必要があります。
ここでは具体的に取り入れたいLP制作のポイントについてチェックしていきましょう。
ファーストビューは歯科医院をイメージできるものにする
LPの基本として、「どんなWebサイトなのかひと目で理解できるデザイン」を意識してください。
歯科医院の場合、クリニックらしいデザインであることはもちろんですが、矯正歯科であるとイメージしやすいデザインにすると親切です。
ユーザーの多くは矯正歯科を検索してLPに辿りついていますが、ひと目で理解できるデザインのWebページは好印象につながります。
問い合わせへの導線はわかりやすく設計する
LPのデザインは見やすく理解しやすい構成であることが必要不可欠です。
加えて必要な情報をチェックしたあとユーザーが来院予約や問い合わせができるように、電話番号やメールアドレスをわかりやすい場所に設置・掲示しましょう。
矯正歯科の所在地や連絡先がわかりづらかったり、ページ内に掲載はされているが文字が小さくて見づらかったりすると、ユーザーが「親切ではない」とマイナスの印象を抱いてしまう可能性があります。
お客様の声を載せる
LP内のコンテンツとして、実際にクリニックを訪れた患者の意見を「お客様の声」も掲載できます。
クリニック側が予想できないユニークな回答や、ユーザー側が期待している回答が寄せられる場合もあるため、同じような意見ではなく多種多様な角度からの回答を掲載しましょう。
院長あいさつは顔付きで掲載する
ユーザーがクリニックのイメージを掴めるように、院長の挨拶は顔写真付きで掲載しましょう。
挨拶の文章が長くなりすぎないように、完結な表現にとどめることや、攻撃的な表現を避けることでもポジティブな印象につなげられます。
よくある質問・FAQを入れる
LP内にはよくある質問やFAQを掲載するとユーザーの問い合わせの手間が省けます。
問い合わせをしなくても知りたいことが掲載されていれば、ユーザーは安心感を抱き「来院したい」という気持ちが高まります。
特に麻酔や痛みへの対処に関する要望は非常に多く、クリニック側でどのように対処しているかが問われるため、LPに詳細に掲載することをおすすめします。
医院概要(営業時間・定休日・アクセスマップなど)を入れる
クリニックの紹介は来院を検討しているユーザーへのアプローチになる部分です。
営業(開院)時間・定休日はわかりやすく、アクセスマップはGoogleマップなどを活用しましょう。
交通アクセスとしてバス・電車・徒歩など複数のルートを所要時間とともに記載すると親切です。
動画を入れてよりLPの深みを出す
LPにはクリニック紹介として動画を入れたり、院長やスタッフのコメント・メッセージを短い動画で提示したりできます。
コンテンツを充実させてLPとしての深みが出ると「内容のあるサイト」として検索エンジンに判断され、SEO対策にも有効です。
他院との差別化ポイント・選ばれてきた理由を掲載する
クリニックのこだわりポイントやコンセプトを中心に、他院との差別化ポイントをピックアップしましょう。
特に矯正歯科では扱っている施術の内容や小児歯科への対応の可否など、ユーザーのニーズを満たせる内容であるかが選ばれるポイントになりやすいため、他院にない部分は率先して記載するようにしてください。
矯正歯科におすすめの差別化要素
ここからは矯正歯科として他院と差別化するためのポイントを解説します。
院長・スタッフの経歴や所有資格
院長の経歴・所有している資格については必ず記載し、歯科治療の中でどの領域を専門としているかを伝えましょう。
認定医・指導医・臨床指導医など専門の資格のほかに、矯正治療に何年関わってきたか・所属学会・担当してきた症例数についての記述があると信頼性がアップします。
歯科助手や事務員などのスタッフについても、簡単な経歴や特技のアピールがあると訴求効果につながります。
各治療施術の価格
それぞれの治療施術の料金は、概算・目安の金額を記載しておくと差別化につながります。
保険適用治療の場合「点数制」であること、適用となる保険のタイプによって金額が変わることを前提に、保険適用外の治療の大まかな価格帯を明示しましょう。
店舗概要・立地や店舗内装など
クリニックの立地はGoogleマップだけではなく、簡単なイラストでわかりやすく掲示すると親切です。
駅やランドマークなど、来院の際に目安となる部分を大きく目立たせたうえで、クリニックの位置を明るい色やアイコンでわかりやすく表示し、大体の距離感が掴めるように記載します。
街中や住宅地のように迷いやすい立地であれば周辺の目印を写真や文章で表示します。
どんなクリニックなのか詳しくイメージしたい人のために、LP内に「クリニック紹介」のコーナーを作り、院内の内装写真や動画を掲載することもできます。
アフターフォロー
アフターフォロー体制として、歯科健診の頻度や内容を簡単に記載しておくと安心です。
このコンテンツは詳細に書く必要はありませんが、大体の目安が掴めるように期間や料金を記載しましょう。
矯正歯科に対する想い考え方
LPに深みを持たせるためのコンテンツとして、院長やスタッフの矯正歯科治療に関する考え方や想いを記載しましょう。
「患者さんの意見を重視する」「確実性の高い治療を推奨している」「専門的な知見と経験に基づいて治療を行う」など、矯正歯科としてのカラーがわかればユーザーも来院しやすくなるでしょう。
矯正歯科がLPを制作する際の注意点
矯正歯科がLPを制作する際、注意しておきたいポイントをみていきましょう。
矯正歯科とはなにかを明確にする
矯正歯科とはどんな治療を行っているのか、矯正の前後で行われるケアやアフターフォロー、大まかな期間をLPのはじめに記載しましょう。
どんなLPを作りたいかではなくどんなLPが求められるかが大切
LPは矯正歯科にとって理想的なサイト構成にするのではなく、ユーザー(患者さん)が見て理解しやすいかどうかが重要です。
サイト構成・デザイン・コンテンツはいずれも患者さんが見て安心・満足できるかどうかを重視し、来院を考えている人や他院と比較検討中の人の立場で制作することをおすすめします。
患者さんの目線でLPを制作する
LPは簡易的なWebページではなく、矯正歯科の内容やスタッフの思いが反映されたものが理想的です。
ユーザーは数ある矯正歯科の中から最適な金額・立地・サービスが受けられるクリニックを探していますから、相手の気持ちや立場に立って情報を掲載するようにしてください。
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