小児歯科・子供矯正歯科の広告手法と医療広告ガイドラインの注意点
最終更新日:2024年07月17日
小児矯正の患者を増やすべくWeb広告を出しても、「反響が全然ない…」「他院と比較される問い合わせばかりで成約にならない…」とお困りではありませんか?
もしかすると、今のやり方は貴院が集客すべき患者さんに届いていないかもしれません。
ここでは、貴院が集めたい患者さん(子供矯正)を集めるピンポイントのWeb集客戦略を紹介します。
最後まで読めば「貴院で子供矯正を依頼したい患者さん」を効率的に集める方法が分かりますので、ぜひご一読ください。
歯科クリニックの差別化戦略ならキャククルへ!
・比較サイトやポータルサイトにうまく露出できている歯科クリニックにユーザーが流れている
・母子にターゲティングした施策を打ちたい
・Web広告の打ち手が尽きた
このようなお悩みをキャククルの集客メディアで解決しませんか?
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子供矯正のWeb集客が上手くいかないのは「なぜ?」
ターゲットが明確でない
今やWebでの集客は、どの病院やクリニックにおいても欠かせない方法です。しかし、Webで集客するにも、いくつも方法があるため、どんな人を集めたいのか、ターゲットを明確にしておく必要があります。
ターゲットを曖昧にしておくと、広告を作ることや出稿すること自体が目的になってしまい、「広告を出しても患者さんが集まらない…」という残念な結果に終わってしまいます。
集客を成功させるには、「ターゲットは誰なのか?」をよく吟味した上で、適切な方法を選択しましょう。
目的を決めずに何となく試している
ターゲットが決まれば、次にどのようにアプローチするのか、その方法を選ぶ必要があります。どうアプローチするのかは、目的によっても変わってきます。
例えば、「自院のサイトを見るユーザーを増やしたい」なら、検索順位を上げるSEO対策が必要になりますし、「自院の存在を早く認知してもらいたい」なら、リスティング広告に出稿する等の方法があります。
Web集客はそれぞれの目的に応じて、長期的でかつ多角的な展開が功を奏してきます。
ところが、目的を定めないまま何となく単発的に試していることが多く、効果検証も十分しないまま、目先の効果のありなしだけで取り組んでいるケースも少なくありません。
ユーザーの検索行動を理解していない
Web集客が上手くいかない理由の中でも、とくに見落とされがちなのがこのパターンです。これは歯科業界に限らず、どの業界においても起こり得ることで、とくに広告作りの担当者が注意すべき点です。
「当院では●●ができます」とか、「当院で患者さんのために●●の設備を整えています」等、自院の良さばかりを強調するケースが少なくありません。
広告を作る側としては、「当院に通うメリットや当院の特徴を余すことなく伝えれば、必要とする患者さんに伝わるに違いない」と思い込みがちです。
しかし、そもそも情報収集をするユーザー(子供矯正の場合は主にママさん)が、病院やクリニックを探す際に「どのような検索行動を取るのか」を理解しないまま、自院の良さばかりを一方的に伝えているため、伝えるべき人に伝わっていない可能性があります。
では、子供の歯科矯正をしたいユーザーはどのような検索行動を取っているのでしょうか?この後、詳しく紹介していきます。
子供矯正のWeb集客する前に知っておくべき大切なこと
ユーザーの検索行動を理解する
子供矯正のWeb集客を成功させるには、自院の良さを相手に分かりやすく伝えることも大切です。
しかし、ユーザーが通うべき病院やクリニックを決める際の検索行動や、選ぶ基準も知っておかなければなりません。
集客課題を解決するメディア「キャククル」では、矯正歯科選びで困っていることや、通うべき歯科医院をどのような基準で選んでいるのか、子供の矯正歯科に通院した経験のあるママさんへアンケート調査を行いました。
その結果をご紹介しますので、今後の集客戦略を立てる上でお役立てください。
質問1:「小児矯正歯科を調べている時に困ったこと、大変なことを教えてください」
- 本当にこの歯科医院でいいのかたくさん調べる必要があること(59.7%)
- 実際にかかる費用が分かりづらい(56.7%)
- 調べてみてもどの歯科医院がいいか分からない(50.7%)
- 色んな歯科医院のホームページを見る必要があること(46.3%)
- 特にない(4.5%)
- その他
お子さんが矯正歯科に通わなければならなくなった時、「どこの歯科医院に通うべきか」、ユーザーはネットで検索をはじめます。
しかし、歯科医院を決めるためにたくさんの情報を調べなければならない状況に困っている方が、半数もいらっしゃいました。
質問2:「矯正歯科を選ぶ際にどのような情報を参考にしますか?」
- 歯科医院のホームページ(79.1%)
- ポータルサイトの口コミ(58.2%)
- 歯科医院についての記事(58.2%)
- 歯科医院のSNS(35.8%)
- ポータルサイトのでの歯科医院の情報(32.8%)
- Googleマップに表示される情報(9.0%)
- その他(4.5%)
歯科医院を選ぶ際には、歯科医院のホームページをチェックする方が最も多く、次いでポータルサイトの口コミ、歯科医院についての記事を参考にする方もいらっしゃるようです。
引用元:Zenken公式サイト(https://www.zenken.co.jp/news/2968)
子供矯正のWeb集客の具体的な施策を知る
通うべき歯科クリニックを探しているユーザーに対して、どのように自院を認知させれば良いのでしょうか。
ここでは子供矯正のWeb集客で利用される施策についてご紹介します。
自院のオフィシャルサイト
ネット検索が当たり前の昨今、自院のオフィシャルサイトを所有していない歯科医院はまずいないでしょう。
しかし、大切なのはユーザーが利用しやすいサイトであるかどうかです。
単なる診療情報、医師紹介、アクセス情報、料金表などを掲載しただけで十分とは言えません。
オフィシャルサイトは、ユーザーが必ずチェックしますし、もしも貴院に関心を示し通院を決めたとしても、予約までの手順が不明確な場合、せっかくのチャンスを逃してしまいます。
自院のオフィシャルサイトで重要なのは、患者さんが迷わずに予約まで完了できる仕組みにすることです。
とくに以下の点に注意して制作または改修を行いましょう。
- 院長、医師、スタッフの「顔写真」の記載
- 「診察時間」「休診日」の記載
- アクセスマップの記載
- どのページからでも1クリックできる「予約・相談」ページへの遷移
- スマホからワンタップでできる電話
- 事例・実績の掲載(医療広告ガイドラインの遵守)
SEO対策
ユーザーが利用しやすいサイトであっても、Googleなどの検索エンジンで検索した際に上位に表示されなければ意味がありません。そこで上位表示させるSEO対策に取り組む必要があります。
「検索エンジン最適化」とも言いますが、ユーザーがネット検索した時、ユーザーに届けたい情報を、検索エンジンに的確に理解させ、上位表示するように最適化を図ります。
SEO対策で行うべき施策にもいくつか種類がありますが、主には次のようなものがあります。
- 内部施策…ページごとに検索キーワードを確認し、検索キーワードに対する情報が的確であるかどうかをチェック
- 外部施策…ページをPRするためのリンク構築など
- コンテンツ制作…検索ニーズの掘り起こしと検索ニーズに合わせたコンテンツの企画と制作
- コンテンツ改修…古いコンテンツの情報更新や追加すべき情報の加筆など
この後に紹介する「リスティング広告」は、お金を払って上位表示させる施策ですが、SEO対策は「オーガニック検索」、つまりユーザーが検索したキーワードに対する広告(リスティング広告)を除いた検索結果で上位表示させる施策です。
施策を行ったからといって、一朝一夕で上位表示される訳ではありませんので、ある程度の時間や費用が必要です。
リスティング広告
リスティング広告は、ユーザーが検索したキーワードで、検索結果画面に表示される広告のことです。
別名、「検索連動型広告」とも呼ばれていますが、狙ったキーワードで上位表示されるため、そのキーワードで検索するユーザーにクリックしてもらい、商品やサービスが紹介できます。
しかし、ある程度、ネット広告に詳しいユーザーなら、はじめから「広告」と分かっているので、スルーされる場合もあります。
とはいえ、SEO対策をしなくても上位表示されるメリットがあり、「今すぐに集客したい!」という方に向いている広告手法です。
MEO施策
MEOとは、Map Engine Optimizationの頭文字をとった「マップ検索エンジン最適化」のことで、Googleマップで検索した際に上位表示させる施策のことを言います。
Googleマイビジネスに登録すると、検索した地域(駅名)周辺の歯科医院が表示されます。各医院の連絡先が確認できるだけでなく、通院したユーザーの口コミもチェックできます。
それらの情報をテキストで表現するだけでなく、院内の様子が分かるように写真なども追加すると良いでしょう。
わざわざ業者に依頼しなくても、自分で登録することができます。
ポータルサイト
ポータルサイトは、インターネット上に点在する情報を集約し、一つの「窓口」としての機能を果たすサイトのことです。
ポータルサイトにもいくつかジャンルがあり、代表的なものとして「総合型ポータルサイト」「専門型ポータルサイト」「地域型ポータルサイト」等があります。
<ポータルサイトの主なジャンル>
- 総合型ポータルサイト…Google、Yahoo!など
- 専門型ポータルサイト…不動産ポータルサイト、婚活ポータルサイト、就活ポータルサイトなど
- 地域型ポータルサイト…観光地まとめサイトなど
総合ポータルサイトで言うと、もっとも利用されているのが「Google」「Yahoo!」です。
知りたい情報があれば、特定のキーワードを入力すると、関連する情報が一括で表示され、トップ画面には最近ニュースや天気情報もチェックすることができます。
ユーザーにとって知りたい情報がまとめて閲覧できるため、大変便利なサイトと言えます。ここで気になるのが「不動産」「婚活」「就活」など、業界に特化した「専門型ポータルサイト」ではないでしょうか。
各業界に特化しているので、特定の業界に絞り込んで詳しく調べたいユーザーが利用しています。
とくに有名なのが不動産ジャンルの「SUUMO(スーモ)」です。「賃貸」「新築マンション」「中古マンション」「新築一戸建て」「注文住宅」「リフォーム」など、不動産に関連するあらゆる情報がエリアごとにまとめてチェックできます。
ここで、「矯正歯科の分野に特化したポータルサイトってないの?」とお思いになる方もいらっしゃるでしょう。
実は矯正歯科を専門とするポータルサイトも存在しており、自分に適した歯科医院を探すべく、多くのユーザーが利用しています。
ユーザーはポータルサイトで歯科医院を比較している
「口コミ・評判」も盛り込まれた貴重なメディア
ユーザーは歯科医院を選ぶ際、「口コミ」を参考にするというアンケート結果をご紹介しました。
自分が住む周辺エリア内の歯科医院を1院ずつ調べる方法もありますが、まとめて閲覧できる「矯正歯科に特化したポータルサイト」が頻繁に利用されています。
ポータルサイトは、日本全国の都道府県ごとに「エリア分け」がされており、各エリアに存在する歯科医院の「所在地」「診療時間」「最寄駅」「地図」「サービス内容」などがチェックできます。
また、各医院のオフィシャルサイトも見ることも可能です。
さらに、通院した方の「口コミ」も閲覧できるので、これから通いたい方にとっては、医院選びの参考になる貴重な情報も盛り込まれています。
このように、ユーザーはポータルサイトを活用して、「どのクリニックが自分にとって最適なのか」複数のクリニックを比較しながら絞り込みをかけています。
矯正歯科は「小児のみ」とは限らない
小児歯科や子供矯正を扱うクリニックにとって、「矯正歯科」に特化したポータルサイトに掲載すれば、来院してほしい患者さんを集める絶好の機会となるでしょう。
しかし、矯正歯科と一口に言っても「大人も子供」も存在しています。
クリニックに問い合わせがきても、「大人の矯正歯科の問い合わせだった…」というケースも少なくありません。
また、ユーザー側も、本当は小児歯科に通いたいのに、問い合わせをしたら「大人の矯正しか扱っていなかった…」と断られることもあります。
「子供矯正」を専門的に扱うポータルサイトがあれば、クリニックにとって自院の良さをピンポイントで宣伝することができ、ユーザーにとっては、通いたいクリニックを最短で見つけることができます。
そのような「小児矯正特化型」のポータルサイトって、ないのでしょうか?
お子さんの歯科矯正体験のあるママさん1,000名の体験談を集めた「小児矯正特化型」で、しかもオンリーワンのポータルサイトがあります。
それが「小児・子供矯正歯科パーフェクトナビ」です。
小児矯正歯科専門のポータルサイト「小児・子供矯正歯科パーフェクトナビ」
「小児・子供⻭科矯正パーフェクトNAVI 」は小児矯正に特化をしたポータルサイトです。
「小児・子供矯正歯科パーフェクトナビ」は、歯科矯正経験のあるお子さんを持つママ1,000名にアンケートを取り、その結果をベースに「最適な小児歯科クリニックの選び方」を提案するポータルサイトです。
ユーザー側の視点に立ったコンテンツが特徴で、1,000名のママさんアンケート調査結果をもとに、子供矯正の「費用」「期間」「矯正方法」に関する体験談や、これから子供矯正をするママさんの質問に歯科医が応えるQ&Aのコンテンツを用意しています。
さらに、お住まい周辺にある子供矯正歯科も検索でき、
- 所在地
- アクセス
- 連絡先
- 診療時間
- 治療費用
- 院長先生のプロフィール
- 子供の歯科矯正をしたママさんの口コミ
を分かりやすく紹介しています。
子供矯正だけに特化していますので、小児歯科クリニックにとっては、来院してほしいユーザーをピンポイントで集客することが可能です。
これまでいろいろとWeb集客活動に取り組んでみたものの、
- 集めたい患者さんが来ない
- 問い合わせが来ても大人矯正ばかり
- そもそも問い合わせすら来ない
など、集客でお困りでしたら「小児・子供矯正歯科パーフェクトナビ」の活用を検討してみてはいかがでしょうか。
掲載に関する詳細については、下記のフォームよりお問い合わせください。
マイオブレースに特化したポータルサイト「はならびKids~マイオブレース対応歯科医院~」
「はならびKids~マイオブレース対応歯科医院~」は、マイオブレース(予防矯正)に特化した情報を、子どもに「キレイな歯並びになってほしい」と考えているママに向けて発信しています。
日本の小児矯正市場で「マイオブレース」の導入が進んでいない原因のひとつに、マイオブレースを啓蒙できるメディアがほとんど存在していないという現状がありました。その課題を解消するため、膨大な情報量を誇るポータルサイト「小児・子供矯正歯科パーフェクトNAVI」の中の独立した特設サイトという位置づけで、当サイトが誕生しました。
「小児・子供矯正歯科パーフェクトNAVI」と相互に連携しながら、より絞り込まれたニーズのコンテンツを用意。さらに、オフィシャルには記載のない加盟外クリニックも掲載することで、お住いの近くでクリニックを探したいユーザー向けにより多くの情報を提供し「本当に使えるサイト」を目指しています。
Web広告を出稿する際に注意すべきこと「医療広告ガイドライン」について
医療機関が広告を出稿する際、必ず注意すべきことが「医療広告ガイドライン」です。
これまでチラシや看板などの医療広告は、厳しく制限されていましたが、医療・美容に関するトラブルが後を絶たない事情を踏まえ、厚生労働省では「医療広告ガイドライン」を設けました。
これまで規制対象外だったクリニックの公式サイトも規制対象に指定されています。主には以下の広告が対象となります。
- Webサイトや検索サービス、メールなどインターネット情報
- 病院・クリニック・歯科医院の公式サイト
- ポスターや看板、交通広告などの掲示物
- テレビやラジオ、新聞や雑誌などのメディア利用
- チラシなどの配布する印刷物 など
医療に従事する方なら、すでにご存知かもしれませんが、医療広告でも「違反が多いベスト3」として挙げられているのが
- 美容医療
- 歯科医療
- がん治療
です。
公式サイトも広告として規制対象になりますので、もう一度、ガイドラインに抵触していないかどうか、確認しておくと安心です。
もしもガイドラインに違反した場合、6か月以下の懲役、または最大で30万円の罰金が科せられますので十分にご注意ください。
医療広告ガイドラインについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
子供矯正に特化したWeb集客をしたいならZenkenへ
「小児・子供矯正歯科パーフェクトナビ」をはじめとする、医療集客メディアを数多く運営するZenkenでは、この「医療広告ガイドライン」を遵守しております。
自院内でガイドラインに抵触していないかチェックしなくても、「関連法規専門スタッフ」が抵触がないかを確認した上で、ポータルサイトのご掲載、貴院に特化した専門メディア制作など、Web集客戦略をトータルでご提案いたします。
これまで120種類の業界でWeb集客の実績があり、小児歯科クリニックの案件も数多く手掛けております。
クリニックさまからも、「毎月コンスタントに歯科矯正で成約いただいた」などの体験談を頂戴しています。
もしも、
- 来院してもらいたいユーザーが集客できない
- 集客しても競合と比較されてばかりで成約につながらない
- 医療広告ガイドラインに沿った広告づくりまで手が回らない
などでお困りでしたら、Zenkenにお任せください。獲得したいユーザーをピンポイント集めるWeb戦略を医療広告ガイドラインに沿ってご提案いたします。