マッサージ店のSNS集客はホームぺージとの相乗効果がポイント
最終更新日:2024年09月12日
マッサージ店の集客に使えるSNS
「マッサージは写真映えしないから、SNSには不向きでは?」こんな風に思っている方、いませんか?
実際のところ、マッサージ店であってもSNSを活用することは有効です。しかし活用の際には、それぞれのSNSの特徴をしっかり抑えておく必要があります。今回はその特徴と共に、SNSを活用した集客方法をご紹介します。
Facebookは個人のアカウントではなく、店舗のビジネスページを作成することができます。
ビジネスページは個人アカウントと異なり、管理者を複数設定できるほか、管理者毎に編集できる権限を設定することが可能です。また、アクセス解析が利用できるため、検索ワードを具体的に想定した上で、Facebook広告などを運用することができます。
店舗の営業時間といった基本情報やメニュー、問い合わせの窓口として情報を集約させておくと効果的です。
キャンペーンやイベント情報を投稿するのはもちろん有効ですが、ビジネス色の強いsnsでもあるため、マッサージにかける想いや店舗の経営方針なども投稿すると、より深く魅力を感じてくれるお客様が見つけてくれる可能性が高まります。
X(旧:Twitter)
X(旧:Twitter)はリアルタイムの情報発信に向いています。
例えば、予約に空き時間がある場合に、リアルタイムで情報をツイートすることで顧客を獲得できる可能性があります。また、そのような情報をリツイートなどで第三者へ拡散してもらえる可能性が最も高いSNSだと言えるでしょう。
運用テーマを決めて定期的にツイートすることで、店舗のブランディングをすることも可能です。ですがせっかくつぶやいてもフォロワーが0では意味がありません。
他のSNSやホームページとも連動して、「X(旧:Twitter)ではこんなお得な情報を発信!」など、アカウントをフォローするメリットをPRして、常にフォロワーを獲得しておくと相乗効果が生まれます。
LINE公式アカウント
店舗のスタッフと個人のアカウントで繋がることはハードルが高いかもしれませんが、LINE公式アカウントであればそのハードルを低く設定することができます。
こちらは新規顧客よりは、一度来店し店舗でお友達登録を行ってくれたリピート顧客向けの施策です。X(旧:Twitter)で発信するようなマス向けの情報はもちろんですが、来店したことがあるからこそお得なキャンペーンの案内や、前回担当したスタッフのスケジュールなど、ターゲットが分かっているからこその情報発信に活用できると良いでしょう。
このようにLINE公式アカウントをうまく使えばリピーターの獲得や紹介獲得をすることができるため、1顧客の生涯単価を上げたり、費用を抑えた新規獲得をすることが可能です。
もしノウハウが自社にないのであれば、最初はプロに依頼するのも手です。こちらの記事ではLINE運用に特化したマーケティング会社を紹介しているため、リピーターを中心としたSNS集客を検討している方はぜひご覧ください。
Instagramは他のSNSと異なり、写真が投稿の中心となります。マッサージという特性上、被写体を撮影し掲載することは難しいですが、写真を活用する方法はあります。
例えば、モデルの方やインスタグラマーが来店した際に、看板の前で撮ってもらい投稿すること。これは被写体のフォロワーの方に情報が届く可能性があるため、拡散力が非常に高い手法になります。とはいえ、中々ハードルが高い方法であることは事実です。
もっと手軽に自店をアピールするには、店内の様子などを投稿すると良いでしょう。個室の雰囲気や店内の内装、スタッフ紹介など、写真にできる要素はたくさんあります。
このサロンなら施術だけでなく、「特別な時間がすごせそう」「すごく癒されそう」と感じてもらえる投稿ができれば、メインターゲットとなる女性には有効な集客になります。
自分がお客さんだった場合、どのような情報があると店舗への足取りが軽くなるかを考えて、投稿を行うと効果的です。
また、Instagramの運用でなかなか成果が出ないとお悩みでしたら、Instagram運用代行会社に相談をしてみると良いでしょう。
依頼をして本業に集中する、依頼をしながらコツを覚えていずれ自社で行うといった展開を検討できます。
SNSを使った集客・マーケティングのポイント
SNSで発信するメリット
SNSを上手く活用していくためには、継続的に更新していくことが必要です。また、誰に対して発信をしているのか、その発信内容には意味があるのかなどを詳しく考えていく必要があります。活用していくことで、どのようなメリットがあるのでしょうか?
お客様が情報にアクセスしやすい
snsを使うのは基本無料。そのため、ユーザーは自らの意思で情報を検索して見つけることが可能です。ハッシュタグなどを活用すれば、関連した別の投稿から興味を持ってもらえる可能性もあります。
また一度投稿した情報はオンライン上にずっと残っていくため、検索するタイミングを問いません。ユーザーが情報を欲したタイミングで検索できるようにさえしておけば、新たな顧客獲得に繋がる可能性があります。
情報が拡散されていきやすい
ポスティングなどのオフライン施策の場合、対応できるエリアがどうしても限定的になってしまいます。そのため、自店舗がある近郊にしか情報を届けることができない可能性があります。
しかしSNSの場合、リツイートやハッシュタグなど、どのようなSNSであっても、不特定多数の人に見られる可能性を秘めた拡散要素を持っています。これらを上手く活用することで、これまで接点を持つことができなかった新たな顧客獲得を行うことができます。
注意するべきこと
オンラインでの情報拡散は、リアルタイムでの情報発信を可能にしています。すなわち、良い話が拡散される場合がありますが、同様に悪い話も瞬く間に拡散されるというリスクを理解しておく必要があります。
また、規約変更などによりアカウントが凍結される可能性もゼロではありません。これまで培ってきた投稿、すなわち資産が一瞬で消えてしまう可能性を持つことを理解し、何かのSNSだけに依存した情報発信を避けるようにしましょう。
Webを活用した広告戦略はプロに相談を
ここまでご紹介してきた方法を実践するためには、感覚値だけでは確実に成功しません。効果的な投稿にするためにはマーケティングやそれによる差別化・ブランディングの観点が必要不可欠です。
またsnsのみに依存した集客は、なんらかのトラブルがあった際に突然発信手段がなくなってしまう危険性もあります。それを避けるためにはsns投稿から最終的にたどり着く場所、ホームページをしっかり更新・運用していく必要があります。
通常業務の傍らこれらの作業を行うことは、効果やスピードの面で不安が募ってしまうのではないでしょうか。せっかく挑戦するなら効果を出すために、実績のある会社に相談してみるといいです。
仮に運用をお願いしなくても、マーケティングやseo、サイト構築のノウハウに基づく提案を聞くだけでも、自分だけでは気づけなかった強み・弱みに気づけます。