【産業機械向けの展示会まとめ】出展メリット・特徴を調査
最終更新日:2024年06月11日
このページでは、国内で開催されている産業機械向けの展示会情報をまとめました。各展示会の特徴や出展料金・出展メリットを紹介しています。
また、自社と親和性の高いユーザーを効率よく集めるためのマーケティング戦略「ポジショニングメディア」についても紹介しているので、ぜひ集客施策の参考にしてください。
産業機械向けの展示会まとめ
機械要素技術展(M-Tech)
東京ビッグサイトで開催される大規模展示会「日本ものづくりワールド」の専門店のひとつとして開催される機械要素技術展。
モーターやベアリング、ねじ・バネなどの機械部品や切削、プレスなどの加工技術、表面処理などを製造・開発する企業が多く出展します。
来場ターゲットは製造業の設計開発に携わる企業担当者や品質管理、メンテナンスなどを行うエンジニアなど。
隣接する会場では、製造現場の改善などをテーマにさまざまなセミナーが開催されています。
学びに意欲的な来場者のほか、出展企業の人材育成や学びの場としても最適です。
前回開催の模様はFacebookやYouTubeで配信されているので、出展に興味のある方は、まずは会場の雰囲気や様子をチェックしてみてはいかがでしょうか。
開催時期 | 2022年6月22日(水)~6月24日(金) |
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主催者(運営元) | RX Japan株式会社 |
出展料金 | 記載なし |
公式サイトURL | https://www.japan-mfg.jp/ja-jp/about.html |
メカトロテックジャパン(MECT)
「キカイを探そう」をテーマに、国内の工作機械が集結するメカトロテックジャパン。
西暦奇数年の秋に、名古屋市の「ポートメッセなごや」で開催されています。
奇数年の工作機械展としては国内最大規模の展示会で、2021年にはコロナ禍にも関わらず4日間で6万8千人以上が来場しました。
来場する業種で最も多いのが、自動車・部品関連で、全体の22.4%を占めています。
次いで一般機械・部品、商社・代理店、その他製造業と続いていることから、さまざまな業種・職種とのマッチングが期待できます。
2023年の開催時期については、まだ情報が公開されていませんでした。
出展に興味のある方は、情報更新がされているか、公式サイトをこまめにチェックしてみてください。
参照元:MECT2021「結果報告」(https://mect-japan.com/2021/about/2021results.html)
開催時期 | 2021年10月20日(木)~10月23日(土)※終了しています |
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主催者(運営元) | 株式会社ニュースダイジェスト社(メカトロテックジャパン事務局) |
出展料金 | 1小間:286,000円(税込) |
公式サイトURL | https://mect-japan.com/2021/ |
JIMTOF
工作機械や関連機器などの見本市として開催されている展示会です。
「JAPAN INTERNATIONAL MACHINE TOOL FAIR」の略で、JIMTOFという通称で知られています。
工作機械や鍛圧機械、工作機器・工具(切削工具・耐摩耗工具)、ダイヤモンドやCBN工具、研削砥石、歯車・歯車装置、油圧・空気圧・水圧機器など、工作機械に関連する幅広い製品・技術が出展対象となっています。
出展物に関連する設計、製造、販売に携わる法人・団体なら誰でも来場できるので、自社の製品・サービスのニーズを持つターゲットと出会える可能性が高めです。
出展社は、主催者側が運営する専用サイトに「オンラインカタログ」として情報掲載ができます。
また、開催前に来場者へ直接アポイントを申し込めるマッチングシステムを完備。
集客や受注のサポートとして活用できるサービスが整っている展示会です。
開催時期 | 2022年11月8日(火)~11月13日(日)※出展募集は終了しています |
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主催者(運営元) | 一般社団法人 日本工作機械工業会、株式会社 東京ビッグサイト |
出展料金 | 主催者会員:297,000円/小間 協賛団体会員・海外工業会会員:330,000円/小間 国内・海外一般:396,000円 ※料金はすべて税込 |
公式サイトURL | http://www.jimtof.org/jp/outline.html |
FOOMA JAPAN
食品機械・装置、その関連機器や技術が集結するFOOMA JAPAN。「国際食品工業展」という別称でも知られています。
経済産業省や農林水産省、東京都など、省庁の後援も受けており、日本食品機械工業会が運営している展示会です。
来場者の3割以上が食品製造・加工に携わる企業や担当者、次いで商社や食品関連機器・装置メーカーが訪れています。
2021年はコロナ禍の影響で来場が2万人ほどに落ち込みましたが、毎年10万人以上が訪れ、海外からの来場者も多くありました。
出展社プレゼンテーションやセミナーの場も設けられており、自社の強みや技術力をアピールする場に活用できます。
2022年の出展募集は終了していますが、毎年東京都内で開催されています。
出展に興味のある方は、まず来場者として訪問してみてはいかがでしょうか。
参照元:FOOMA JAPAN 2022「2021年開催レポート」(https://www.foomajapan.jp/info/report.php)
開催時期 | 2022年6月7日(火)~6月10日(金) |
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主催者(運営元) | 一般社団法人 日本食品機械工業会 |
出展料金 | 記載なし |
公式サイトURL | https://www.foomajapan.jp/ |
FISMA TOKYO
FISMA TOKYO(東京ファッション産業機器展)は、アパレル素材や生産機器・システム、物流、情報技術など、アパレル生産にかかわる分野が集結する専門展示会。
縫製工場やアパレルメーカー、商社・小売など、アパレル業界の経営者層や生産現場の担当者が多く訪れます。
決済・決定権を持つ人の来場が多い傾向にあるので、具体的な商談に発展する可能性が高いと言えそうです。
コロナ禍でも出展成果を上げられるよう、オンライン展示会を開催。
追加出展料を支払えば、画像や紹介動画、テキスト、製品資料などでアピールできるようになります。
問い合わせフォームから対話も行えるので、確度の高いリード獲得も期待できるでしょう。
さらに、より成果を上げるための出展社セミナーや製品紹介セミナーなどのオプション企画もあり、ホームページのバナー広告やブース内の撮影、動画公開といった手法も提供しています。
開催時期 | 2021年11月11日(金)~11月12日(金)※開催終了しています。 |
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主催者(運営元) | 東京都ミシン商工業協同組合 |
出展料金 | A小間(9m²):253,000円 B小間(4.5 m²):132,000円 オンライン展示会出展料:55,000円 オンライン出展製品追加料金:22,000円/製品 ※価格はすべて税込。 |
公式サイトURL | https://www.fisma.tokyo/ |
コンバーティングテクノロジー総合展
ディープテック領域や素材、加工、デバイスなど、幅広いコンバーティング技術が展示されるコンバーティングテクノロジー総合展。
会場内は、小ロット対応の加工・印刷機械やデジタル印刷関連機器などを展示するゾーンと、制御システムやウェブガイド、検査装置といった生産・管理システムの展示ゾーンの2つに分かれています。
専門性の高いテーマで分けられているので、よりニーズのある企業や団体を誘導しやすくマッチングしやすいと言えるでしょう。
主催者側が発行するメールマガジンでのテキスト広告など、より集客効果を高めるオプションプランもあり。
コロナ禍の影響を鑑みて、2023年もリアル展示会とオンライン展示会のハイブリッド開催が予定されています。
開催時期 | 2023年2月1日(水)~2月3日(金) |
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主催者(運営元) | 株式会社 加工技術研究会 |
出展料金 | 企業1~7小間:374,000円/小間(1小間=9m²) 8小間以上:352,000円/小間 独法・公的機関・海外パビリオン・学校各研究室:198,000円/小間 出展社プレゼンテーション:1枠110,000円 ※価格はすべて税込 |
公式サイトURL | https://www.convertechexpo.com/outline.html |
ロボットテクノロジージャパン
「ものづくりの中心地」として知られる愛知県で開催される、産業用ロボットと自動化システムに特化したロボットテクノロジージャパン。
産業用ロボット本体やその周辺機器が展示されるのはもちろん、ロボットの現場への設置やシステム構築を担当する「ロボットシステムインテグレーター」(SIer)専用の展示ゾーンが設置されています。
「現場を体験しながらロボットを比較検討できる」と、多くの来場者が訪れる展示会です。
AIやIoT技術で工場内を自動化・省人化したい、属人化による現場の課題を解決したい企業や担当者が多く集まるので、ニーズに合わせて提案すれば、新規受注や案件獲得を期待できそうです。
開催時期 | 2022年6月30日(木)~7月2日(土) |
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主催者(運営元) | 株式会社ニュースダイジェスト社 |
出展料金 | 【メーカー・一般】1小間(2.97m×2.97m):374,000円 【SIerゾーンA】1小間:275,000円 【SIerゾーンB】1小間:165,000円 ※価格はすべて税込。1カ所20小間以上で割引あり。 |
公式サイトURL | https://robot-technology.jp/ |
成約になるブランディング施策
ポジショニングメディア
を詳しく見る
Webマーケティングとの併用で集客・売上を最大化しよう
BtoB向け展示会への出展は、自社の存在や製品・サービスについて知らない来場者に対して直接アプローチできる、自社製品・サービスにニーズのある見込み客と効率よく出会えるメリットがあります。
ただし、展示会でいくらリードを獲得できたからといって、すぐに営業成績が上がるわけではありません。
展示会後、来場した人がネットで改めて情報を収集するのは当たり前になっています。
いくら展示会でアプローチできても、展示会後の比較検討の段階で選ばれなければその後の成約や受注には繋がらないのです。
また、ここ2~3年は新型コロナウイルス感染症の影響で、リアル展示会へ出展する企業、足を運ぶ企業ともに減少してきています。
このような状況を踏まえ、展示会だけでなく、自社の製品・サービスの魅力や自社の強みについてWeb上でも明確にできるかが重要です。
展示会への出展を機に、Webマーケティングとの併用で集客や売上アップの仕組みを構築していきましょう。
自社商材と親和性が高く、受注に近いユーザーを集めて成約への温度感を高めるWebマーケティング戦略に「ポジショニングメディア」があります。
ポジショニングメディアの活用
ポジショニングメディアとは、市場内での自社のポジション(立ち位置)をユーザーに伝え、自社の魅力や強みを理解してもらうことで「選ばれる」ようにするマーケティング戦略です。
ポジショニングメディアを通して流入したユーザーは
「自分(自社)が求めていた商品・サービスはこれだ」
「この会社なら自分(自社)に合っている」
と感じるため、その後の受注や成約までがスムーズに運びます。
自社ならではの強みが明確になるので、他社との差別化やブランディングにも効果的です。
実際にポジショニングメディアを導入した企業からは、以下のような反響が届いています。
- 自社の強みをわかって問い合わせてくれるので、商談率が8割を超えた
- ニーズが合致する自社に適したユーザーを狙って集客できるため、受注単価が2.5倍にアップ
- 自社の特徴を理解してくれているので、すぐに具体的な打ち合わせや商談に入れるように。契約までのリードタイムも1/3に短縮された
一方で、
「リードは獲得できるのに、成約率が伸びない」
「展示会の効果を上げるWebマーケティング施策を導入したい」
といったお悩みや課題感があれば、ぜひお気軽にご相談ください。
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