【分析機器の展示会まとめ】出展のメリットや特徴を調査
最終更新日:2024年06月12日
様々な物質を、定性的・定量的に測定する、分析機器。この記事では、分析機器の展示会出展を考えている方に、
「出展のポイント」「直近の分析機器展示会」
「展示会とWEBマーケティングの併用で効果を上げる方法」
についてお伝えします。
- 出展したいけど何から始めればよいかわからない
- 出展しても思うような効果があげられるか不安
- オンラインも活用していきたい
とお困りの方は、ご参考にしてみてください。
展示会出展準備のポイント
出展の目的とターゲットを明確にする
目的を明確にする
展示会で行えることは、「見込顧客との接点を作る」「直接営業し販売につなげる」「商材に対する顧客の感触を知る」「会社や製品の認知度向上」など様々あります。
展示会の出店には、もちろんコストと時間がかかります。
それに見合う成果を得るためには、まず自社がどういった目的で展示会に出展するのかを明確にしておくことが重要です。
ターゲットを明確にする
展示会にはそれぞれテーマがあり、来場者は基本的にそのテーマに関心を持った人たちです。
しかしターゲットを設定せずに出展しても、訴求のポイントがぼけてしまい、自社の商材を必要としているせっかくの顧客を逃してしまう可能性があります。
ターゲットを明確にすることは、新規顧客獲得の重要な要素になります。
最適な展示会を探す
分析機器の活用は、学術研究、バイオ・医療、エネルギー・地球環境など、広範囲な産業分野で、着実に拡大しています。
ここでは、国内で開催される代表的な下記2つの展示会をご紹介します。
国内の分析機器を扱う展示会
国内で分析機器を取り扱う、代表的な展示会
- JASIS
- 食品開発展
について紹介します。
「JASIS」
最先端科学・分析システム&ソリューション展示会「JASIS(ジャシス)」は、分析機器・科学機器に関する技術・システムを提供する企業が集まる展示会です。
約60年の歴史をもち、2021年の開催ではコロナ禍ながらも270社が出展し、8490名が来場しました。
業種別の偏りは少なく、毎年幅広い業種からの来場者が訪れます。
その中で比較的割合が多いのが、下記業種です。
- 官公庁・公的機関
- 分析技術サービス(分析・試験・検査)
- 電子・電機・精密機器
- 化学製品(インク・塗料・農薬・香料等)
- 製薬・試薬・化粧品
- 食品
また、職種別での主な来場者は、
- 研究、開発
- 分析、試験、検査、測定
- 生産、製造、品質管理
- 営業
となっています。
来場者の約6割が、「機器購入の決定、助言ができる立場」と回答しており、自社製品をうまくアピールできれば、商談から購入に繋がる可能性もあるでしょう。
また、オンライン開催にも対応しており、期間限定で公開される「JASIS WebExpo®」では、展示ブースの内容、各種セミナーの動画、資料の閲覧ができ、当日会場に来られなかったユーザーへのフォローが可能です。
「食品開発展」
食の4大テーマを扱う「食品開発展」は、食品分野の研究・開発、品質保証、製造技術者に向けた展示会です。
1900年にスタートし、2022年で第33回目を迎えます。2021年の開催では、410社が出展登録し、25,529名が来場しました。
「健康」「美味しさ」「安全衛生」「フードロングライフ」の4つのジャンルのうち、「安全衛生」で安全と高品質を確保するための、分析、計測技術が展示されます。
2021年の来場者は、
展示会のテーマに沿った、食品に関連する業種が多く訪れています。
非製造業の業種は、
- 商社
- 卸小売り・流通・サービス
- コンサルタント認証機関
- 官公庁
- 食品製造・加工
- 原料・素材・添加物
- 健康栄養食品
- 医療・化粧品・化学品
製造業の業種は、
また、職種別だと
- 研究開発・商品開発
- 営業
- 企画マーケティング
- 品質管理・分析・検査
となっています。
来場者の50%以上を、役員・経営者、役職者、工場長が占めており、機器購入の決定や、判断ができる来場者と、直接接することができる貴重な機会と言えるでしょう。
また、オンライン開催にも対応しており、期間限定で公開される「食品開発展オンライン」で、オンラインで機能性素材、受託加工、新技術をオンデマンドで聴講できます。
ポジショニングメディアを利用した効果的な集客を行おう
詳細についてはお問い合わせください
近年の情報収集はインターネットが当たり前で、ご紹介した2つの展示会以外にも、オンライン化、またはオンラインと同時開催するものが増えています。
展示会出展はリアルで顧客と接することのできる絶好の機会です。
しかし、展示会への来場目的や決定権の有無は人それぞれ。そのため、展示会で獲得するリードは成約率が低い傾向にあります。
この問題を解決するために、ポジショニングメディアを導入するという方法があります。
ポジショニングメディアとは、「貴社の製品を購入したい」という成約への見込みが高いユーザーを集客する、製品特化型のWeb専門メディアの事です。
「貴社の製品を購入したい」という成約への見込みが高いユーザーを集客する、製品特化型のWeb専門メディアの事で、掲載をする企業にとっても自社製品の「強み」を理解してもらいながらユーザーに製品の紹介をすることができます。
そのため、ポジショニングメディアを経由したお問い合わせは競合他社と比較ではなく、「貴社製品の導入を検討したいので詳細を教えて欲しい」という成約のチャンスが高いリードとなるでしょう。
下記ページではポジショニングメディアについてより詳しくまとめています。ポジショニングメディアの導入にご興味のある企業様は是非ご参照ください。
成約につながる顧客獲得が可能なWebマーケティング施策
自社の業種・分野で広く製品・サービス情報を紹介していくのも大切ですが、成約率を高めるには、メディアを活かして自社の「強み」や「魅力」を明確にし、ユーザーに理解してもらえるかが重要です。
興味を持ったユーザーに対し、自然と自社を見つけてもらえるような仕組みづくりをしていくことをおすすめします。
そのためにも、展示会の出展だけでなく、戦略的なWebマーケティングを併用して集客や売上を最大化していきましょう。
Zenkenでは、クライアントならではの強みを活かした集客・マーケティング戦略をご提案しています。これまでに120業種以上のクライアント企業を支援し、8,000件以上の豊富なサイト制作してまいりました。
集客施策やマーケティング戦略でお悩みや課題感があれば、ぜひお気軽にご相談ください。