ゲストハウス集客の入り口は「スマホ」にあり!

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ゲストハウスの経営にはスマートな集客を

近年海外からの観光客の爆発的増加により、急激に増えているゲストハウス。そんなゲストハウスの集客には、何をおいてもまずアプリや集客のための予約サイトへの登録がマストです。
すでにいろいろ登録や検討をされているとは思いますが、代表的なアプリや集客サイトにはどのような特徴があるのでしょうか。

アプリや集客サイトを上手に活用する


ゲストハウスの集客の際は、アプリや集客サイトを積極的に活用するのがおすすめです。なぜなら、特にゲストハウスオープン直後は自社のブログやホームページを活用しても、新しい顧客を取り込むことが難しいからです。

集客サイトではコミッションを取られることが多いですが、サイトによっては集客するにあたって、多彩なサポートを受けることができます。口コミ機能があるサイトやアプリを使うと、ゲストが良い口コミを残してもらえ、集客に繋がる可能性もあります。

また、アプリや集客サイトに登録することで、自社をより多くの人たちに知ってもらえるメリットも。では以下におすすめのアプリと集客サイトをご紹介しておきましょう。

ブッキングドットコム

ブッキングドットコムは、日本人の観光客が多いエリアと外国人観光客が多いエリアの両方に強いサイトです。無料で掲載してもらえるのが魅力。しかしコミッション制ですので、ブッキングドットコムから予約が入った場合は、ブッキングドットコムに10~25%のコミッションを支払います。

管理画面の操作が簡単ですので、パソコンが苦手な方でも安心して利用することが可能です。日本語のサポートデスクも設置されています。

またキャンセル料が取りやすいのもブッキングドットコムの特徴の一つ。予約の際に、クレジットカードの情報を登録する設定にすることができます。したがって、もしキャンセルになった場合は、ゲストハウスのキャンセル料を登録されたクレジットカードの情報より引き落とすことが可能です。

アゴダ

ゲストハウスの集客を行う上で、アゴダもおすすめの予約サイトです。アゴダは外国人観光客からの予約が多く、特に韓国、中国、台湾などアジア人のゲストが多いです。

アゴダで予約する際は事前にカード決済を行う必要があるため、チェックイン時に宿泊代を支払ってもらう必要がありません。また、ノーショウの際もキャンセル料をきちんともらうことができます。

また、ブッキングドットコム同様、管理画面の操作が簡単なのが魅力。キャンセル料が発生しない間にキャンセルになった場合の手続きなどは、アゴダが全て行ってくれます。

エアビーアンドビー

エアビーアンドビーは日本だけでなく、海外の仮家まで紹介してくれるアプリです。利用者は通算5億人で、191か国における600万件の宿泊先が登録されています。宿泊する日数は1日から選択することができます。ゲストハウスの情報として、

  • テレビ
  • バスルーム
  • ベッドタイプ
  • インターネット

などの情報を掲載します。

アプリから予約を受け付けることが可能ですが、それだけではなく、チェックイン・チェックアウトの設定まで行うことができます。また、無料で掲載してもらえますし、アパート、一軒家、古民家など多様なタイプの家を紹介してもらえます。

インバウンド向けにはサイトコントローラーを活用

ゲストハウスの集客を行う際は、複数の宿泊予約サイトを利用するのが良いです。しかし、在庫調整を手動で行っている場合、オーバーブックが発生してしまう恐れがあります。

そこでおすすめなのがサイトコントローラーの導入です。サイトコントローラーを導入することで、宿泊予約サービスの管理を一元化することができます。在庫管理はもちろんですが、料金、プランの更新もパソコンやタブレットを使って一元管理することが可能。

サイトコントローラーを使えば、オーバーブックが発生するかもしれない問題を解決することができます。またリアルタイムの予約台帳として活用し、ダイナミックブライシングの運用も簡単。では以下におすすめのサイトコントローラーをご紹介しましょう。

TL-リンカーン

約4,500施設が導入しているサイトコントローラーです。共通在庫サービス方式を導入していますので、オーバーブッキングのリスクが発生しません。また、プランを作る際の効率アップを期待することもできます。TL-リンカーンの料金は、

  • 初期設定料:100,000円
  • 月額利用料:30,000円~

TL-リンカーンの対象プラットフォームはAgoda、Expedia、Booking.com、楽天トラベル、じゃらんnet、るるぶトラベル、マイナビトラベルなど全40サイトの国内、海外予約サイトです。また自社サイト設置型予約システムでは、じゃらんHPDS、R-with、予約プロプラスなど全18システム。

ねっぱん!サイトコントローラー++

国内最大級のサイトコントローラーで、2019年より有料化されました。ねっぱん!サイトコントローラー++には50以上の日本国内と海外のサイトの宿泊予約プラットフォームに対応しています。利用料金は、

  • 初期設定料:50,000円
  • 月額利用料:5室以下の施設5,000円、6室以上の施設8,000円

対象プラットフォームは国内サイトでは楽天トラベル、じゃらんnet、るるぶトラベルなど全39サイトに対応しています。また、海外サイトではアゴダ、エクスペディア、ブッキングドットコムなど全14サイト、自社サイト設置型予約システムではR-with、じゃらんHPDS、など全18システムに対応。

宿泊予約システムを使って宿泊予約を効率管理

宿泊予約システムを活用して自社予約率を高めることで、集客力の強化を図ることができます。予約サイトだけでない集客経路を確立したいなら検討してみることをお勧めします。

おすすめの宿泊予約システムを一覧で紹介していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

宿泊予約システムを徹底比較!
ホテルや旅館での使用例も併せて紹介

ゲストハウス集客の目玉に「イベント」を開催

ゲストハウス 料理
イベントを開催し集客を行うこともおすすめです。特に空き室のないゲストハウス経営にはイベントによる集約もしかけるべきでしょう。例えば、

  • 読書会
  • 女性限定の夜活
  • 英語のセミナー
  • トーク&交流イベント

といったイベントなら、簡単に開催することができます。参加費は1,000円~2,500円あたりが良いでしょう。広めのゲストハウスなら、食事を注文することもできる、小さなコンサートを行うのもおすすめです。

あらゆるイベントを行うことで、さまざまな人にゲストハウスを知ってもらえる可能性があります。上記以外でもおすすめのイベントがありますので、以下でご紹介させていただきます。

地元の食材を学びながらグルメを堪能

どこかへ旅に行くなら、やはり旅先でご当地グルメを楽しみたい方も多いでしょう。地産地消の地元食材を学びながら、地元の食材やその季節で旬のものが使われた料理を楽しむイベントを開催してみましょう。

海外の方もその地域ならではのものを食べたい人が多く、日本の食文化に触れる機会になります。食のイベントは、日本人にも海外の人にも喜ばれるイベントになります。美味しいグルメをみんなで一緒に楽しむことで、旅の記念になるでしょう。

オーナーがすき焼きをふるまうなど、グルメのイベントを行うことで、世界最大級の旅行コミュニティサイトである、トリップアドバイザーなどで高い評価を得る可能性もあります。

マッサージなどセルフケア教室を開催

マッサージなどのセルフケア教室を開催し、ゲストハウスの集客に繋げましょう。

セルフケア教室の講師として、英語も話せる講師に来てもらえれば、外国人観光客も楽しめる教室になります。海外からの観光客が多ければ、外国人の講師に教室を開催してもらっても良いでしょう。セルフケア教室では以下がおすすめです。

  • ヨガ
  • お灸
  • ツボ
  • リンパケア
  • マッサージ
  • ルーシーダットン

例えばKIYAZA 鎌倉 RESORTではセルフケア気功の教室を行っています。時間は90分で参加費は3,000円。参加費には薬膳スープが付いています。また、外国人の講師によるヨガの教室も開催しています。

先輩ゲストハウス経営者に究極の独自性を学ぶ

リピーターや口コミ評価で集客を目指すには、数年に一度の国際的なイベント特需だけをあてにした経営は避けたですね。やはりゲストハウスの独自性を打ち出すのが永続的な集客に繋がります。

例えば鳥取のBASE8823(ベースハヤブサ)では、ライダーをターゲットにした宿を運営。ライダーのゲストをターゲットにしているので、バイクメンテナンス用品の貸し出し特典があったり、ゲストのバイクをライトアップして飾れるようなガレージが備え付けてあったりします。

あらゆるバイク雑誌にも掲載されており、全国各地からライダーや、バイクでツーリングをする人たちが宿泊します。古民家ですが部屋やシャワー室などはとても清潔で、ライダーはもちろんですが、そうでない人たちも満足できる宿です。

訴求力のある公式サイトでユーザーの心をつかむ

ゲストハウスのWebマーケティングを行うには何をすれば良いかご存知でしょうか?例えば、

  • ブログ
  • 宿泊予約サイト
  • TwitterやFacebookなどのSNS

などを活用してWebマーケティングを行っていけます。上記のような手段を駆使しながら集客をしていくことになりますが、本体の公式サイトがユーザーに刺さらなければ意味がありません。

ゲストハウスはWeb経由で探すことがほとんどなので、いかに魅力的な公式サイトを制作するかで集客力が変わります。デザインなど見た目にこだわる必要もありますが、Googleの検索結果で上位に表示されるよう、SEO対策を行ってサイトを作っていきましょう。

ユーザーの背中を押すようなメディアを活用

ゲストハウスを選ぶ際は費用や部屋の雰囲気、食事、イベントなど様々な条件で比較します。

ユーザーの背中を押してあげるようなポジショニングメディア(ご自身のゲストハウスの強みや魅力を第三者が発信する)を上手に活用して、旅の目的が「あなたのゲストハウスに宿泊すること」となるようにアピールしていきたいものです。

当サイトを運営するZenkenは7000を超えるサイト制作と運営の実績を誇ります。Web集客マーケティングの戦略やゲストハウスの独自性(強み)を打ち出すポジショニングメディアについて知りたいかたは下記よりお問い合わせください。

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