テイクアウトの集客方法!飲食店の売上アップのポイントとは
最終更新日:2020年06月12日
テイクアウトの集客方法
テイクアウトの集客は店舗への常連客へ向けた対応としてはもちろん、イートインを活用する層と異なる集客が可能です。その方法を見ていきましょう。
SNSを活用する
無料で手軽に取り組むのなら、SNSを活用するのがオススメです。
TwitterやInstagram、ビジネスユーザー向けのLINEであるLINEビジネスアカウントなどを活用し、効果的に情報発信を行えるようにしましょう。
すでに店舗にファンがいる場合には、SNS活用は非常に有効です。顧客自らが常に情報収集をしてくれる状態であれば、SNSの活用価値が高まります。
Instagramの位置情報を活用
近隣店舗を調べる際に、Instagramの位置情報を活用している方は多数いらっしゃいます。そこで、自店舗を位置情報に表示できるようにしておくことで、辿ってきてくれる方がいるかもしれません。
ハッシュタグでエリア名を付けたり、自身のアカウントをユーザーにタグ付けしてもらなどしながら、認知度を高めていきましょう。
LINEビジネスアカウントで定期的なコミュニケーションを
顧客との定期的なコミュニケーション手段として、LINEビジネスアカウントを活用するのもオススメです。
「今日のメニュー」や売れ行き、新商品の紹介などを定期発信することで、ふとした瞬間に思い出してもらえる可能性が高くなります。また、クーポンなどを発行して来店促進に繋げるのも効果的です。
テイクアウト向けのポータルサイトへ掲載する
テイクアウトできる飲食店の情報をまとめ、注文もできるポータルサイトも複数サービスがあります。
- EPARKテイクアウト(https://eparktakeout.jp/)
- monaca(https://tkmonaca.com/)
- みんなのテイクアウト(https://minna-takeout.com/)
- テイクアウト.com(http://www.takeout-ok.com/)
また地域に特化したテイクアウトポータルサイト等もありますので、
ご自身の店舗のエリアで検索してみてください。
例えば「SORA DELI(https://idts.link/)」というサイトは、北海道の空知エリア中心のテイクアウトポータルになっています。
テイクアウト向けのポータルサイトは、予約受付のシステムとセットになっているものもあります。
その利用料や掲載費用なども含めて、検討してみてください。
自分の店舗があるエリアの情報の充実度も、ひとつの指標になるでしょう。
情報が多い=ユーザーも集まりやすいため、認知度アップも望めます。
アプリを活用する
モバイルオーダーアプリ、テイクアウトアプリも様々なサービスが提供されています。
大手飲食店は、公式アプリで事前注文を受け付けが増えている背景を見ても、スマホからの注文に対応できているのは、今後は必須になっていくでしょう。
- LINEポケオ(https://pockeo.line.me/)
- PICKS(https://picks.fun/)
- menu(https://service.menu.inc/partners/)
- O:der(https://www.oderapp.jp/)
- POTLUCK(https://www.pot-luck.jp/shopentry)
- iToGo(https://itogo.jp/)
上記はサービスの一例になりますが、それぞれにユーザー層や掲載費用などが異なります。
自分の店舗に相性の良いサービスを選んで活用してください。
デリバリー向けアプリも活用の可能性あり
UberEatsに代表されるデリバリー向けのアプリでも、希望や条件によってはテイクアウトの受付が可能になります。
デリバリーメインのアプリでは「家から出ずに食事を注文できる」ことにメリットを感じている方が多いため、テイクアウトの利用のみを望むユーザーは集めにくいかもしれません。
ですがデリバリーへの需要が高まっている2020年現在、テイクアウトとデリバリーどちらにも対応できる店舗であることは、顧客にとってもメリットが感じられ、集客もしやすくなります。
お店のホームページを活用
ホームページまで見に来てくれるお客様は、そのお店でテイクアウトができるのか、という具体的な情報を求めています。
興味を持ってくれていて、あとひと押しでお客様になってくれる状態です。
そこでホームページでは、ポータルサイトやSNSでは伝えきれない情報を、まとめて提供するようにしましょう。
一覧で確認できるメニューや、写真などはもちろんのこと、
素材へのこだわりや、美味しさの秘訣など、お客様にとって嬉しいメリットをしっかり掲載しましょう。
のぼりや看板を使う
歩いている時や車を運転している時に、目に入りやすいのはのぼりや看板です。道路の反対側であっても目に付くため、アナログな方法ではありますが非常に有効だと言えるでしょう。
そもそもテイクアウトの場合、利用者は近隣住民がほとんどです。
車などで長距離移動のすえ、テイクアウトを取りに行く場合もあるでしょうが、一般的には近くに住んでいる方が利用することがほとんどではないでしょうか。
仕事終わりや家事に疲れた日に「そういえばあのお店はテイクアウトをやっていたな」ということを思い出してもらえるように、のぼりなどを有効に活用することで集客を行いましょう。
のぼりは安いものでは10,000円以下で作れるものもあります。できるだけ文字を大きくし、写真やイラストを活用することで、目で見て分かりやすい内容にするのがポイントです。
テイクアウトの集客ポイント
テイクアウトで集客を成功させるためには、テイクアウトならではのポイントを抑えることにあります。いくつかポイントを見ていきましょう。
テイクアウト向けに「最適化」を
テイクアウトを初めて行う場合に重要なのは、ターゲットや商品、価格をテイクアウト向けに最適化するという点が挙げられます。
分かりやすく、商品を例にとって考えてみましょう。看板商品が目の前でチーズを振りかける仕上げを行うリゾットだとしましょう。
もちろんテイクアウトでそのまま商品とすることはできますが、最後の仕上げ要素がないだけで、高いと感じる顧客が多いかもしれません。
また、イートインとテイクアウトのターゲットが同じとは限りません。小さな子供がいてイートインはしにくい家族や、ひとり暮らしにも需要があるかもしれません。近隣住民の特性を的確に把握し、最適なテイクアウトメニューを作りましょう。
容器にもこだわりを
テイクアウトメニューを開発する際、大切なのは容器です。時間が経つと油や水分を吸収してしまう可能性を考慮し、見た目だけではなく適切な容器を選択しましょう。
また、カレーはごはんとルーを分けてテイクアウト用に準備をするのが一般的です。ラーメンやそばもスープと麺が別容器の場合が多いでしょう。また、ピザは敢えてカットしない方が温かさを保てるなどの工夫があります。
先に定めたターゲットのニーズに合わせて、準備を行うようにしましょう。
写真は美味しそうに撮影しよう
テイクアウト商品で何よりもポイントになるのが、料理の写真です。近年Instagramなどの写真共有アプリが広まり、料理を写真に収めるユーザーが増えました。
それに伴い、携帯のカメラ機能が大きく進化しており、携帯などでも写真撮影は可能です。
しかし、美味しそうに撮るためには盛り付けや光の入れ方、背景などの工夫が必要です。実際の商品と差が大きくならないことに気を付けながら、写真撮影を行いましょう。プロのカメラマンに依頼するのもオススメです。
長期的かつ安定した売上をあげるためには
継続してテイクアウトで売上を上げるためには、あなたのお店のバリュープロポジションを意識した集客戦略が重要です。バリュープロポジションとは、ユーザーに求められていて、かつ競合は提供していない、自分たちだけの価値のことです。
その地域ではめずらしいメニューや食材を扱っている、とにかく安い、サービスが充実している、容器が食べやすく工夫されている、テイクアウトだけど写真映えする…など、
上記は一例ですが、あなたのお店には、競合にはなく、かつユーザーに求められている独自の強みがありますか?
そしてその強みを、うまくお客様に伝えられているでしょうか?
独自の強みを活かすポジショニングメディア戦略
ポジショニングメディアとは、商圏内でのお店の強みを明確にして集客をするための広告媒体です。
上述したバリュープロポジションを軸に、商圏の中で「◯◯のテイクアウトといえば」というブランディングをすることで、その強みを求めるユーザーに深く訴求し集客することができます。
これを競合と比較しながらユーザーに伝えることで、自社が有利なマーケットを商圏内で作り出すことができる戦略です。そうすることで自社と相性の良いお客様に選んでもらえるようになります。
このように、自社の強みを上手く発信することで、継続的な売上に繋げていきましょう。
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