飲食店の受発注システムの最新比較情報おすすめ10選！サービスの特徴や導入事例、口コミ評判や料金を紹介
最終更新日：2024年10月07日
飲食店向け受発注システムとは、店舗が食材や飲料品の発注をスムーズに行えるように設計されたシステムです。
受発注システムは従来の手動注文方法に比べて時間と労力を節約し、注文ミスや在庫不足を最小限に抑えつつ在庫管理を効率化します。飲食店は効率的に経営を行うことができ、顧客満足度を向上させることが可能です。
このページでは飲食店の受発注システムを紹介しています。各サービスの強み、費用、評判などをまとめているので、自社に最適なサービス選びにご活用ください。
飲食店の受発注システム早見表
ここでは、飲食店の受発注システムをまとめて紹介します。各サービスの特徴が分かる早見表を作成しましたので、自社に最適なサービス選びにご活用ください。※画像をクリックすると、資料ダウンロードページに移動します。
| サービス名 | サービスの特徴 |
|---|---|
 【PR】Order Gate |
共同購買による仕入れでコスト削減！個人店でも大手チェーン店と同等の 仕入れ価格を実現 ・共同購買による仕入れコスト最適化！最大15％のコスト削減 ・金融事業も手がけるGMOグループが提供する信頼性の高いシステム ・1つのサイトでまとめて発注！業務を効率化する使いやすい注文画面 資料ダウンロードはこちら>> |
| BtoBプラットフォーム 受発注 | 正確な原価率の算出・月次の早期確定で経営の見える化を実現 |
| CO-NECT | プロのスタッフがワンストップで日々の業務を代行運用します |
| MOS | 自社に合ったカスタマイズに対応 |
| COREC | 特定の卸先や取引先にだけ注文フォームを案内できる |
| らくうけーる | 「生鮮品向け機能」とその他の一般的な商材の受発注に適した「非生鮮向け機能」を持つ |
| クロスオーダー | いつも使っているスマホアプリ「LINE」から発注できる |
| TANOMU | 利用料無しでスマホからカンタンに注文可能 |
| HANZO 自動発注 | AIによる高精度な需要予測で適正な発注管理を実現 |
| FOODIT | クラウドを利用して情報の一元化と共有化を行い精度の高い分析が可能 |
【PR】共同購買による仕入れでコスト削減！個人店でも大手チェーン店と同等の仕入れ価格を実現
Order Gateは共同購買による仕入れコストの最適化で、5％～15％のコスト削減を実現させる飲食店向けの受発注システムです。
共同購買とは商社の強みを生かした、一括調達によるスケールメリットを実現することを意味します。
物価高騰の影響で食材の仕入れコストに負担を感じている飲食店は、店舗の規模に関わらず大手チェーン並みの仕入れ価格を提案することが可能。飲食店の経営改善のお手伝いをします。
Order Gate
画像引用元：Order Gate公式サイト（https://gmo-cas.com/ordergate/）
Order Gateの特徴
Order Gateの受発注システムは、個人店であっても大型店と同等の仕入れ価格を実現し、仕入れコストを見直すことが可能です。初期費用は0円、月額費用は1.1万円（税込）なので、月額利用料を上回る仕入れコストの削減が実現すれば、システムを導入するメリットは大きくなります。
Web注文は使いやすさを追求。それぞれの食材の注文を一つのサイトで一度で完結できるので業務の工数を削減し、同時にペーパーレスも実現できます。
また、支払方法はクレジット決済が可能で、キャッシュレスでスマートに仕入れができます。もちろん、クレジットカードに付随するポイント貯めることも可能。インボイスにも対応しているので、請求書がWEB上でいつでも確認するとができます。
＼仕入れコストの見直し／
Order Gateはこんな企業におすすめ
- 物価高騰の影響で仕入れコストが上がっている
- 仕入れも現金ではなくキャッシュレスで決済したい
- 紙の伝票管理と保管がストレスになっている
Order Gateが選ばれる理由
【理由1】共同購買による仕入れコスト最適化！最大15％のコスト削減
Order Gateは月間60億円、6,000社の仕入れ業者と取引実績がある商社・リーテイルブランディング社の共同購買により、店舗数や規模に関係なく大手チェーン店と同等の仕入れ価格を提案します。
共同購買による仕入れコスト削減の実績も豊富で、5％～15％のコスト削減を実現しています。
また、仕入れ価格がどのくらい下がるのか試算を実施し、現在の仕入商品から全体的な価格シミュレーションを提案。結果をもとにコストが下がるジャンル、業者だけ導入することも可能なので、初めてのシステム導入でも安心して利用することができます。
【理由2】金融事業も手がけるGMOグループが提供する信頼性の高いシステム
Order Gateは大手GMOグループが提供している受発注システムです。クレジット端末機導入も手がけるGMOカードシステム株式会社は、発注時のサイト内でのクレジット決済にも対応しており、スマートな支払いを実現。カード決済手数料も0円です。
導入実績も豊富で、どなたでも面倒な手続きがなく簡単にお申し込みをすることができ、申込から2週間前後でアカウント発行が可能。運用開始後も無料のサポート体制があるので安心して利用することができます。
【理由3】1つのサイトでまとめて発注！業務を効率化する使いやすい注文画面
Order Gateは、オンラインショップと同じように商品をまとめて選択し、1つのサイトで発注することができる受発注システムで、業者ごとに都度発注する必要がありません。
商品のお気に入り登録機能やリピートオーダーなどの便利機能の搭載している便利な注文画面で業務を効率化し、人手不足などで時間がない飲食店の方も短時間して発注することができます。
＼仕入れコストの見直し／
Order Gateの料金プラン
- 初期費用：無料
- 1アカウント月額費用：1.1万円（税込）
Order Gateの料金プランについて、詳細はサービス資料をダウンロードしてご確認ください。
Order Gateの実績
共同購買契約による削減実績を紹介します。
| 業態 | 店舗数 | 仕入れ金額(年間) | 仕入れ金額(年間) |
|---|---|---|---|
| 焼き鳥/おでん | 8店舗 | 55,598,124円 | -3,280,904円 |
| 焼肉/寿司 | 9店舗 | 409,463,736円 | -2,253,580円 |
| 肉バル | 4店舗 | 47,392,068 | -379,278円 |
| 焼き鳥 | 16店舗 | 188,738,856円 | -3,151,404円 |
| 沖縄料理 | 8店舗 | 77,796,804円 | -331,284円 |
| 焼き鳥/洋食 | 48店舗 | 789,149,124円 | -9,794,596円 |
| ジビエ/和食 | 7店舗 | 55,157,365円 | -368,742円 |
参照元：Order Gate公式サイト（https://gmo-cas.com/ordergate/）
＼仕入れコストの見直し／
Order Gateの運営会社概要
| 会社名 | GMOカードシステム株式会社 |
|---|---|
| 設立年 | 2007年12月 |
| 会社所在地 | 東京都渋谷区道玄坂1-14-6 |
| 公式HP | https://gmo-cas.com/ordergate/ |
＼仕入れコストの見直し／
他にもまだある！飲食店の受発注システム
以下では、その他の飲食店の受発注システムを紹介します。各受発注システムにおける費用や強みを紹介していますので、自社にあった受発注システム選びにお役立てください。
BtoBプラットフォーム 受発注
画像引用元：BtoBプラットフォーム 受発注公式サイト（https://www.infomart.co.jp/asp/index.asp）
BtoBプラットフォーム 受発注の特徴
BtoBプラットフォーム 受発注は、企業間のやり取りに特化した「BtoBプラットフォーム」シリーズにおける「飲食業界向け」のクラウド受発注システムです。
数店舗の飲食店から100店舗以上の大手チェーンまで、店舗数に関係なく使われています。導入実績は多数あり、一つのID、同じ画面で多くの取引先とやり取りができます。
請求データの受け取りも可能なため、紙の請求書なしで会計データに取り込むことが可能です。
稼働に向けたフォロー体制も万全となっており、本部向け、店舗向けとそれぞれフォローを実施しています。
連携可能な会計システムも多数あり、タブレットやスマホにも対応。
BtoBプラットフォーム 受発注の料金プラン
公式HPに料金プランの記載はありませんでした。
BtoBプラットフォーム 受発注の運営会社概要
| 会社名 | 株式会社インフォマート |
|---|---|
| 会社所在地 | 東京都港区海岸1-2-3 汐留芝離宮ビルディング13階 |
| 設立年 | 1998年2月13日 |
| 公式HP | https://corp.infomart.co.jp/ |
CO-NECT
画像引用元： CO-NECT公式サイト（https://biz.conct.jp/）
CO-NECTの特徴
CO-NECTは、受注側が注文ページURLを用意し発注側がそのURLから注文するスタイルの受発注システムとなっています。
発注先ごとに単価や表示する商品を変更する機能やLINEとの連携機能があるほかに、受発注業務に必要な機能が一通りそろっています。出荷管理や見積書作成も可能です。
タブレットやスマホにも対応しています。クラウド会計ソフトfreeeとの連携アプリもスタートしましたし、CO-NECTで受注した取引をワンクリックで会計ソフトに登録して、売掛金の入金管理や請求書を発行することまでできるようになりました。
取引先へFAXやメールなど、先方が希望する形で発注書を届けることができるサービスも備えています。
CO-NECTの料金プラン
- 無料プラン：0円
- ビジネスプラン：準備中
CO-NECTの運営会社概要
| 会社名 | CO-NECT株式会社 |
|---|---|
| 会社所在地 | 東京都千代田区神田錦町二丁目2番地1 WeWork KANDA SQUARE内 |
| 設立年 | 2015年6月12日 |
| 公式HP | https://conct.co.jp/ |
MOS
画像引用元：MOS公式サイト（https://www.mosjapan.jp/）
MOSの特徴
MOSはスマホ、iPad、タブレットPCでの受注・発注に対応しているWeb受発注システムといえるでしょう。
導入実績は数多くあります。クラウド型にもかかわらず、要件に合わせたカスタマイズも得意です。
特徴は、スマホやタブレットでの使いやすさにこだわった画面作りです。発注パターンを学習、アルゴリズム化して、発注頻度が高い商品を上位表示できる機能を備えています。スマホやタブレットなどのモバイル端末を用いて、JANコードを読み取り発注する機能もあります。
受注側だけでなく、発注側の使いやすさにもこだわっています。発注側が導入してくれるような工夫を凝らした作りがメリットといえるでしょう。
MOSの料金プラン
- エントリープラン
- ベーシックプラン
MOSの運営会社概要
| 会社名 | 株式会社アクロスソリューションズ |
|---|---|
| 会社所在地 | 石川県金沢市北安江3-6-6 メッセヤスダ1F/2F |
| 設立年 | 2006年5月23日 |
| 公式HP | https://www.acrossjapan.co.jp/ |
COREC
画像引用元： COREC公式サイト（https://corec.jp/）
CORECの特徴
CORECはクラウドでの受注･発注なので、Web上で業務を完結することが可能です。
受注側でいえば受注だけでなく出荷、請求書の処理がWeb上でできます。操作も簡単で、項目を選んで注文フォームを作成して受注データを確認し、受注データからクリックするだけで納品書、請求書の作成ができます。
発注側はWeb上で発注書を作成したのち、クリックするだけで発注書をメールやFAX宛に送れます。クラウドなので発注情報をまとめることも簡単にでき、管理･共有の効率化に繋がります。
CORECはマルチデバイス対応なので、PCがない場合でもスマホやタブレットから利用できます。ブラウザ上から利用できるので専用のアプリを端末にインストールする必要はありません。外出時でも、簡単に受注状況の確認ができます。
シンプルなインターフェースなので、ITに弱い人でも簡単に使うことができます。対面販売でも、その場で必要項目を選択するだけですので煩わしいデータ入力作業はありません。
CORECの料金プラン
受注側
- 無料プラン 0円 / 月
- ビジネスプラン 3,278円 / 月（税込）
発注側
- 無料プラン 0円 / 月
- ビジネスプラン 1,628円 / 月（税込）
CORECの運営会社概要
| 会社名 | 株式会社ラクーンコマース |
|---|---|
| 会社所在地 | 東京都中央区日本橋蛎殻町1-14-14 |
| 設立年 | 2018年11月 |
| 公式HP | https://www.raccoon.ne.jp/ |
らくうけーる
画像引用元： らくうけーる公式サイト（https://www.rakuuke.com/）
らくうけーるの特徴
らくうけーるには日々価格が変動する「生鮮品機能」と、価格変動が少ない「非生鮮品機能」があります。効率よく使い分けられますので、便利です。Excelなどの表計算ソフトに慣れていれば、直感的に操作できます。
らくうけーるを導入することで、発注業務に費やしていた時間を大幅に短縮できます。クラウド型サービスのため、PCなどにインストールしなくても利用可能です。デバイスを問わずに使えるため、利便性が高いといえます。
らくうけーるはクラウド型のサブスクリプションサービスになっているので、コストが軽減できるのもメリットです。FAX送信料は従量課金制のため、使った分だけ支払います。
利用する得意先が100件以上になるとIDごとの利用料金も安くなります。大規模な運営をする企業ほど、安く利用できる仕組みです。
らくうけーるの料金プラン
- 基本料金 月額単価：22,000円（税込）
- 担当者ID料金 月額単価：2,200円（税込）／ID
- 得意先・店舗ID ID×99個までの場合 月額単価：660円（税込）／ID ID×100個以上の場合 月額単価：110円（税込）／ID
らくうけーるの運営会社概要
| 会社名 | JFEエンジニアリング株式会社 |
|---|---|
| 会社所在地 | 東京都千代田区内幸町二丁目2番3号（日比谷国際ビル22階） |
| 設立年 | 2002年 |
| 公式HP | https://www.jfe-eng.co.jp/ |
クロスオーダー
画像引用元： クロスオーダー公式サイト（https://xmart.co.jp/xorder/shop）
クロスオーダーの特徴
クロスオーダーは、取引先の発注方法を変更することなくコスト削減を可能にします。
飲食店では、今でもFAX注文が主流です。クロスオーダーはFAXでの注文を標準搭載のFAX-OCRで自動データ化したため、取引先の負担はゼロで受注業務のコスト削減を実現しています。
LINEでの発注機能も搭載しているため、デジタル機器が苦手な取引先であっても扱いやすい受発注システムだといえるでしょう。
取引先へのサービスの案内や注文方法の説明も、フルサポートいたします。
クロスオーダーが導入企業の取引先に行き、サービスの案内や注文方法を説明するなどフルサポートをします。このサポート支援により、システム導入時の企業側の負担を大幅に削減。LINEやFAX-OCR機能を採用していることにより、Web受注と違いログインなどの面倒な機能がないので取引先の導入の負担も低減可能です。
導入時には、商品マスタと注文履歴を用意するだけのシンプルインターフェイスです。
導入時に必要な情報は、商品マスタと取引先の注文履歴を用意するだけとなっています。この2つのデータがあれば、すぐにオンライン化できます。
注文履歴から、取引先ごとに最適化された注文ページを作成するとともに、既存システムにあわせてカスタマイズも行えるため、自社の基幹システムに合わせた形式で出力・連携が可能です。
クロスオーダーの料金プラン
料金プランについては公式サイトに記載がありませんでした。
クロスオーダーの運営会社概要
| 会社名 | クロスマート株式会社 |
|---|---|
| 会社所在地 | 東京都中央区日本橋1-2−19 日本橋ファーストビル9F |
| 設立年 | 2018年7月 |
| 公式HP | https://xmart.co.jp/ |
TANOMU
画像引用元： TANOMU公式サイト（https://lp.tano.mu/）
TANOMUの特徴
TANOMUは、データ入力時間を9割短縮を実現しました。クオリティアップに集中できます。
商品名やコードの検索、発注単位を正確にデータにする作業は経験を要する作業ですが、TANOMUを利用することで作業時間は1/10になった事例があります。空いた時間で商品構成の充実を図ったり、商品の認知率アップや売上促進に時間を使ったりできるでしょう。
誰もが使いやすいスマホ発注を採用して、営業効率アップを実現しました。
TANOMUはスマホでの受注作業が可能なので、営業マンが外で受注した情報もすぐに入力できます。電話やメールなどで社内への連絡も不要で簡単に受注作業が完了するため、効率がよくなった営業マンの受注成績もアップします。商品登録されていればカタログとしても使えるため、受注アップにつながります。
TANOMUの料金プラン
料金プランについては公式サイトに記載がありませんでした。
TANOMUの運営会社概要
| 会社名 | 株式会社タノム |
|---|---|
| 会社所在地 | 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-6-7トーエイ・ハイツ 1A |
| 設立年 | 記載なし |
| 公式HP | https://lp.tano.mu/ |
HANZO 自動発注
画像引用元： HANZO 自動発注公式サイト（https://hanzo.goals.co.jp/order）
HANZO 自動発注の特徴
HANZO 自動発注は、AIが曜日や天候・季節トレンドを加味した高精度な需要予測を元に適正な発注管理を行います。
レシピデータやレジデータ、予約状況などと連携した上で必要発注数量を提示します。
HANZOは、自動発注により日々の在庫確認業務を軽減します。特定の人が行っていた発注業務も、誰でも対応できるようになりました。
HANZO 自動発注はスマホ・タブレット・パソコンで、店舗の環境を選ばずに使えます。
HANZO 自動発注の料金プラン
料金プランについては公式サイトに記載がありませんでした。
HANZO 自動発注の運営会社概要
| 会社名 | 株式会社Goals |
|---|---|
| 会社所在地 | 東京都港区芝5-3-2 +SHIFT MITA 3F |
| 設立年 | 2018年7月 |
| 公式HP | https://goals.co.jp/ |
FOODIT
画像引用元： FOODIT公式サイト（https://www.mediamix.inc/ja/foodit.html）
FOODITの特徴
FOODITは本部・店舗・取引先を連携し、売上・発注・仕入・在庫管理等を円滑にします。
クラウドを利用して情報の一元化と共有化を行いつつ、精度の高い分析を可能にします。店舗・本部・取引先間の事務処理作業を軽減して、本来業務へ専念します。
FOODITではセキュリティも強化されています。
ブラウザ上でデータをドラッグしてコピーすることはできなくなっており、不正利用やデータ流出を防止します。アクセスログおよび操作履歴が残るため、後で確認することができます。
サブシステム「権限管理」を導入すれば、ユーザーアカウントごとに参照権限や更新権限、データダウンロード権限等を設定して、セキュリティの強化が図れます。
FOODITの料金プラン
料金プランについては公式サイトに記載がありませんでした。
FOODITの運営会社概要
| 会社名 | 株式会社メディアミックス |
|---|---|
| 会社所在地 | 東京都品川区西五反田2-11-17 HI五反田ビル |
| 設立年 | 1987年6月17日 |
| 公式HP | https://www.mediamix.inc/ja/index.html |
受発注システムとは？
受発注システムとは、受注や発注に関する処理をシステム上で完結させることにより受注側と発注側それぞれの業務効率化を実現するシステムを指します。
オンライン上でやりとりを完結させることから「Web受発注システム」ともいいます。
受発注システムで期待できる導入効果
従来は電話・メール・FAXで行っていた仕入れ作業について、システム上で発注すれば入力作業が効率化します。
請求時の仕入れ金額の確認や在庫の棚卸などの業務についても、ある程度は自動的にできます。決算の早期化や接客時間の増加による売り上げアップなどの効果もあるでしょう。
受発注システムの主な機能
サービスによって対応範囲は異なりますが、注文用Webページ、受注側機能、発注側機能が主な機能です。
注文用Webページは、Webカタログを設置して注文フォームからオンライン上で受発注できるようになっています。
受注側機能は、見積書・納品書・請求書の作成から、受注データの分析までを行います。
発注側機能は、発注書の作成・送信や、在庫確認しながら発注できる棚卸機能などです。他に原価管理やフランチャイズ管理機能などもあります。
飲食店で受発注システムを導入するメリット
メリットとしては、下記があります。
- 人為的ミスを防止する
- 業務を効率化する
人為的ミスを防止する
受発注システムは、商品の数量および金額をデータとして反映します。そのため、電話・FAX・メールでの発注で起こりうる数量間違いや入力・転記ミスなどが発生しません。
商品名と価格を登録しておけば発注金額の合計も自動で算出され、取引先ごとに最低金額が決まっている場合も速く発注できます。
月間の発注金額や発注先ごとの仕入れ額を正確に抽出したうえで分析が可能なシステムもあります。
業務を効率化する
受発注システムは、商品情報をあらかじめ登録しておけば発注作業もボタンを押すだけで実行できます。「紙に記入しFAXで送信する」「手書きでメモを残す」といった、手間がかかる業務は不要です。
またシステムは24時間対応のため、取引先の都合にあわせる必要もありません。空いた時間さえあればいつでも発注作業が可能です。
受発注システムは発注の場所を問いませんので、電車での移動時間なども有効活用できます。ほかの重要な業務に割ける時間も増えます。生産性の向上が期待できます。
飲食店で受発注システムを導入するデメリット
デメリットとしては、下記が考えられます。
- 導入コストが高額になる場合がある
- 取引先の同意が必要な場合がある
導入コストが高額になる場合がある
Web受発注システムの導入には、新たに機器の導入が必要なケースがあります。
機器を購入する初期費用や運用する月額費用、メンテナンス費用などから、コストが高額になるリスクがあるでしょう。
取引先の同意が必要な場合がある
Web受発注システムは、自社だけでなく取引先も導入しなければ利用できないものもあります。その際、事前に取引先に説明し、同意を取り付ける必要があります。断られるケースも想定されるでしょう。
飲食店の受発注業務を効率化するコツ
コツとしては、「決まった時間・スケジュールで実施する」点があります。
発注の時間・スケジュールを決めれば、発注業務にかかる時間が明確化するでしょう。工程の進捗状況や、いつ・誰が・どこで・何をしているのかも把握できます。業務に優先順位をつけてチームで管理でき、具体的かつ理解しやすい指示出しも可能です。
「発注点を決めておく」のもコツです。発注点とは、商品を発注する基準となる在庫数を指します。機会損失につながる基準を示すため、発注作業に取り掛かる目安として利用可能です。
飲食店の受発注システムを導入する際によくある質問
Q1.飲食店が受発注システムを選ぶ際のポイントは？
たとえば、取引先である受注企業側に一緒に使ってもらう、受注企業が導入する際には発注側の飲食店にも利用してもらうといったことを行いましょう。実際の発注画面を見せることで、導入に踏み切ってもらえる場合もあるので、システム化に抵抗のある人でも問題なく操作できるか試しておくことがポイントです。
飲食店の受発注システムまとめ
飲食店の受発注システムには様々なタイプがあります。サービスを選ぶ際にはまず、「どのようなシステムが必要か」「コスト低減・業務効率向上のために何をどこまで依頼するのか」など選ぶ目的を明確にしましょう。
さらに、飲食店の受発注システムを利用する際には費用がかかります。そのため、予め月額いくらまで払えるのか、予算規模はどのくらいかといったコストシミュレーションをしておくと良いでしょう。
本記事は、2024年4月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。
