居酒屋が平日に暇することがないようにするには

居酒屋が平日に暇することがないようにするには
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お店を開けたものの、お客さまはまだ来ない。ああ暇だなあ…とアクビをしている場合ではありません。週末の忙しさに比べると少し余裕のある時間帯が「アイドルタイム」などと呼ばれるような状態にならないように、何か工夫をすべきでしょうか。

平日の居酒屋に来る客とはどのような客か

平日の午後、店を開けてすぐの時間や週半ばの曜日の夜の時間帯でも、誰も来ないことはありません。実際に、お客さまはいらっしゃいます。どんな方が来てくださってるのでしょうか。

  • 退職後趣味の活動や町内会活動などをやってるシニア男性
  • ボランティア活動やカルチャーセンターでの勉強、フィットネスクラブでの健康づくりに熱心なシニア女性
  • パートタイムで働いている子育て中の女性
  • インバウンド(外国人)及び日本人の観光客
  • 土日に勤務が割り当てがあり平日が休みのサラリーマンや労働者
  • 仕事と自分の時間の配分が自由にできる、自営業者やフリーランス

せっかくいらっしゃったお客さまです。何でうちの店に来たのかと、アンケートを取ったり、いろいろお話を聞いてみるのも良いと思います。

平日に居酒屋に来てもらうための心得

あなたが気が付かなければならないのは、他にもそんな方がたくさんいらっしゃるのではないかということです。

  • 趣味やボランティア活動の打ち合わせなんだけど、頭を柔らかくするための潤滑油が欲しい。
  • イベントの打ち上げで、飛び込みでも行ける店は無いか?
  • 家事を頑張らないといけない夕方まで少し時間があるから、ちょっと数人でおしゃべりがしたい。
  • 旅先で、おなかが空いたけど、ランチの時間は逃してしまった。
  • 土日は仕事があるので平日の方がゆっくり飲める。
  • 同業者や異業種の交流会を集まりやすい時間帯に開きたい。

お客さまのお声を聞いてみると、このようなニーズが、たくさん見つかると思います。もっと来ていただこうと工夫をすることが、集客につながるのです。

アイドルタイム=ハッピーアワー

平日の午後、店を開けてすぐの時間や週半ばの曜日の夜の時間帯に居酒屋を利用したいと思ってるお客さま方に、あなたのお店を選んでもらうためには、どうしたらいいのか。そのためには、あなたのお店を選んで、わざわざ来店してくれるようなお得感あふれるサービスが必要ではないでしょうか。

ネットで検索して来店されるお客さまには「平日限定クーポン」が考えられます。お店のある地域の中で、様々な活動をやってるグループには「平日限定半額メニュー」が効果的かもしれません。アイドルタイムをハッピーアワーとして、お客さまとあなたのお店とがWinWinの関係になるような、工夫をしてみましょう。

「暇」を活用してイベント開催?

平日の午後、店を開けてすぐの時間や週半ばの曜日の夜の、お客さまがあまり来ない時間帯をどうするか。あなた自身も店員さんにも余裕があるのであれば、お客さまと一緒に遊ぶのもありでしょう。なかなか面白い店だと評判になれば、リピーターが増えることになるのはないでしょうか。

でも、特別なイベントを企画して楽しんでもらおうと構える必要はないと思います。特別メニューサービスのじゃんけんゲームや、ビンゴゲームによるプレゼントタイム、店員さんのかくし芸のマジックショーなど、まだ席の埋まってないゾーンを利用したお楽しみタイムを演出するのもいいのではないでしょうか。

誕生日や記念日など個人をターゲットにする

子育て中の女性のグループや昔からその地域に住んでる同級生のグループが開催する誕生祝の会や、町内会のイベントの世話役や実行委員会のメンバーの打ち合わせを兼ねた親睦会は、平日の午後から夕方早い時間に設定されることが多いと思います。

平日の午後や夕方の早い時間帯を、そんなグループの優先予約を受け付けますと言うキャンペーンも、良いのではないでしょうか。シニア男性のグループの場合は、一度使うとその次はまたこの店で集まろうと言うことになることが多いと思います。その結果、常連さんになってもらえる可能性が高いのではないでしょうか。

まずは店を知ってもらわなきゃ意味がない

でも、どんなにすばらしいアイデアや取り組みでも、お客さまに知ってもらわないことには効果は出てきません。

チラシのポスティング、ミニコミ誌への掲載、近くの会社や公的施設へのあいさつ回りなどはもちろん、ネットでの情報発信をしないことには、集客につながりません。お店の公式サイトの充実、検索サイトの表示順の確保策、SNSでの口コミ対策などなど、費用対効果を考えながら情報発信をしていくことが必要だと思います。

さらにウィズコロナの現在では、オフラインだけではなくオンラインでいかに消費者に情報を届けるか、ということが重要な要素になります。

ポジショニングメディアという選択肢

そのために有効な戦略のひとつに「ポジショニングメディア」というものがあります。店や会社、製品やサービスの特徴やライバル店にはない強み、優位性などを活かしたメディアを立ち上げて情報を発信していく、という手法です。

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