カフェ集客の成功には「トレンド」と「こだわり」が必要
最終更新日:2020年06月07日
カフェの集客にはトレンドとこだわりの両方が必要
東京の人気カフェに学ぶ
カフェにもトレンドがありますが、最新の流行だけではなく、店ごとのこだわりがカフェ集客の肝となります。そこでまずは、ぜひ一度偵察に行きたい、東京都内で人気のこだわりカフェをいくつか見ていきましょう。
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アーク プライベートラウンジ カフェダイニング
恵比寿駅前に店を構えるアーク プライベートラウンジ カフェダイニング。一軒家をまるまるリノベーション、1階から3階まで異なる雰囲気が楽しめるカフェダイニングです。店のどこを撮ってもSNS映えするようなお洒落空間になっています。
メニューも新鮮な野菜やサーモン、肉料理と本格的な品揃え。ワンプレートランチも人気です。
■参照元「食べログ」https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130302/13116485/ -
コンシールカフェ 宮益坂
渋谷の宮益坂を上り切ったところにあるビルの3階にある、隠れ家的なカフェ。「こんなところにこんなお店があるの!?」と言いたくなるような、知る人ぞ知る人気のお店です。大きなソファーなども特徴のひとつです。ディナータイムには飲み放題付きのリーズナブルなコースもあり、女子受けも抜群。
■参照元「食べログ」https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13077336/ -
FARO CAFE
「萌え断厚切りサンドイッチ」で知られる、サンドイッチに特化したカフェです。健康志向な方でも十分満足できるようなボリューム感と、たっぷりの野菜はランチにぴったり。落ち着くテラス席はパリ郊外の小さなカフェのたたずまい。
■参照元「食べログ」https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130403/13195163/
どのお店も流行だけに左右されないコンセプトをしっかり持っていることがわかります。忙しい合間を縫って、こうした人気のお店をめぐることができれば理想です。とくに同じエリアにあるライバル店の特徴は必ずチェックして、ご自分のお店と被らないように気を付けましょう。
カフェ集客のコツをつかむための10の法則
カフェは立地はもちろん、メニューでも差別化を行いやすい業態です。そのためどのカフェもオリジナリティを出すために工夫をしていますが、この工夫がユーザーに伝わらなければ意味がありません。そこで、集客のコツを掴むために10の法則をご紹介します。
①Googleマイビジネスに登録する
まず手始めに、Googleマイビジネスに登録しましょう。Googleマイビジネスとは、スマートフォンなどでGoogleマップを開いた際に、お店の名前が表示されるようにすることを指します。
②道端に看板を設置する
①同様にふと「カフェに行きたい」と思った層に有効なのが看板です。
看板なんて…と思うかもしれませんが、自分が道を歩いている際にも、目に付く看板は実は多いのではないでしょうか。
案外Web以外にも情報を提示しておくことで、集客に結びつくこともあるのです。
③公式ホームページをつくる
様々な情報をまとめておく場所として、公式ホームページを作成しておくのは非常に有効です。
検索時に食事系ポータルサイトの情報が表示されることはもちろんですが、自身のホームページがあると情報が伝わりやすくなります。
しかし作成や更新には知識や労力が必要なため、パワーバランスを踏まえて実施を検討しましょう。
④LINE@を活用する
LINE@は、店舗系のビジネスに特化したLINEのサービスアカウントです。
通常のLINEのようにメッセージの配信が可能ですが、メルマガのような一斉配信が可能になります。また、ポイントカード機能を付与することができるため、リピーターを獲得する施策としても非常に有効です。
⑤グルメ系ポータルサイトへ登録する
「食べログ」や「ホットペッパー」のような、様々なグルメ情報が掲載されているポータルサイトに登録するという選択肢があります。
グルメ系のポータルサイトは掲載に料金が発生するものの、ユーザーにとってもメリットとなるポイントやクーポンが多数付いていることから、お得に利用することが可能です。
さらには予約もポータルサイト内で完結する場合がほとんどで、幹事の手間を大きく省くことが可能です。
そのため結果的に多くの集客を見込むことができるでしょう。
⑥口コミ系ポータルサイトへ登録する
⑤のような予約までできるサイトではなく、「Retty」のように口コミに重点を置いたサイトへ登録するという手段があります。
集客力にはムラがあるものの、サービス自体にコアなユーザーが多数いることから、グルメ志向が高い層をまとめて集客できる可能性があります。
⑦Instagramをする
SNSの王道、「Instagram」に取り組むのはいかがでしょうか。
写真を載せる特性上、商品というコンテンツが揃っているカフェは親和性が高いと言えます。
ハッシュタグを活用した集客も可能なため、たくさんの写真を更新してみてはいかがでしょうか。
⑧Facebookページをつくる
Facebookではビジネス用にページを作成することが可能です。
現在Facebookを活用する若年層ユーザーは減っているものの、さほど知識を必要とせずにまるでホームページのような情報を掲載することができます。
⑨Twitterをする
日々限定メニューを提供していたり、来店時間にムラがある場合にオススメなのがTwitterです。
リアルタイムで情報を発信できるほか、必ずしも写真を必要としないSNSのため、手軽につぶやくことが可能です。
⑩ブログを更新する
「SNSより内容を充実させたいけど、ホームページをつくる労力はない」という方にオススメなのが、ブログです。
Twitterのようにリアルタイムで更新が可能ながら、文字数に縛られない更新をすることができるため、多くの情報をまとめて掲載することが可能です。
カフェの集客にはSNSが効果的
ここまで様々な手法をご紹介してきましたが、SNSはカフェ集客と親和性が高いと言えます。
・写真を掲載できるので分かりやすい
・エリア検索などもハッシュタグなどで簡単にできる
・口コミもまとめて確認できる
食事系ポータルサイトのような側面がありながら、口コミサイトのような役割も果たすSNSはカフェ運営には欠かせないツールです。
カフェの口コミをお客様目線でチェック
カフェに限らず、飲食店において口コミは非常に重要です。
良い口コミが経営にプラスに作用することがありますが、悪い口コミが経営を悪化させる可能性があります。
全てを鵜呑みにする必要はありませんが、お客様目線で本当に必要な情報を抽出し、改善するか否かを検討していく必要があります。どうしたらお店が良くなるのか、本質的に考えて内容を検討しましょう。
では、実際の口コミサイトを見てみましょう。
Tripadvisor
匿名で投稿可能なシンプルなつくりの口コミサイトです。
「とても良い」「とても悪い」と言った直感的な判断軸と、写真、そしてコメントのみというつくりのため、さらっと口コミを確認しておきたい方にオススメです。
エキテン
匿名で投稿可能な口コミサイトです。
店舗の基礎情報の掲載は多いですが、口コミ自体はシンプルな表示方法になっています。
ユーザーが他店舗でしている評価が見やすいため、ユーザーのコメントの信ぴょう性を確かめたい方にオススメです。
みん評
評判によってランキング形式で表示される口コミサイトです。
来店日時の具体的な表示はないものの、新規口コミにはマークが付けられ、何が最新情報かが分かるようになっています。
カフェの集客はエリア戦略を万全に
カフェ検索をエリア名と合わせて行うユーザーが多いことを考えると、Web上での情報配信には必ずエリアを紐づけたほうが効果的だと言えるでしょう。
しかしカフェをはじめとする飲食店はどのエリアにも競合が多く、エリアを紐づけるだけでは情報が埋もれてしまう可能性があります。
その中で情報を目立たせるためには、エリアの中で自分のカフェを際立たせる情報を選択することが重要です。
エリア戦略を得意とするZenkenにはノウハウが蓄積されています。
日頃の業務の合間に集客について考えるのはなかなか難しいもの。そこでカフェの集客でお悩みなら、まずはプロに相談してみるのはいかがでしょうか。
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