バー(bar)の集客方法を紹介!お店の工夫で新規は増える!
最終更新日:2020年06月26日
新規の集客に悩んでいるバーの経営者へ
経営しているバーの集客がなかなか上手く行かず、悩んでいませんか?その原因の一つとして考えられるのは、バーの存在があまり知られていないということ。バーの集客で重要なのは、まずバーの存在をよりたくさんの人に知ってもらうことです。
集客方法としては、ブログなどのソーシャルメディアを活用する方法や、チラシやフリーペーパーを配布するなど、様々な方法があります。
しかしバーといっても様々な種類、規模、ジャンルがあります。飲食業界のなかでも個性が強いバーという店舗形態では、やみくもな集客手段では成果はあがりません。ターゲットに則した集客手段を取るべきでしょう。
ネットで成果を上げるバーの集客方法
先ほどもお伝えしましたとおり、新規獲得の第一歩は、お客さんにバーの存在を知ってもらうことからです。しかし、どのようにしてバーの認知度を高めれば良いのでしょうか?
一般的にバーを探す際は、スマホを使って「地域名」+「バー」というキーワードを使ってGoogleで検索する人が多いでしょう。したがって、バーの集客を成功させるためには、エリアマーケティングが大切です。エリアマーケティングを行う際、
- Googleマイビジネス
- ポータルサイト(食べログなど)
に登録するのが良いでしょう。ではそれぞれについて詳しく解説していきます。
Googleマイビジネスへの登録
Googleマイビジネスに自店舗の情報を登録すれば、「地域」+「バー」のキーワードで検索した際、検索結果の上位に表示させることができます。検索結果の上位にランクインすることで、より多くの人に知ってもらうことができるでしょう。
また、Googleマイビジネスにはバーのメニューやお店の内観、営業時間の情報などを登録することができます。写真を掲載することもできますので、バーのおすすめのメニューや店内の雰囲気などを伝えることも可能です。
口コミ機能もありますので、バーに関する良い口コミを残してもらえれば、新規顧客の獲得に繋げることもできます。Googleマイビジネスの登録は無料ですので、必ず登録するようにしましょう。
ポータルサイト(食べログなど)への登録
バーを探すユーザーの中には、食べログなどのポータルサイトを好む人もいます。ポータルサイトにもさまざまな種類があり、
- 食べログ
- ホットペッパー
- ぐるなび
- Retty(レッティ)
などがあります。複数に登録すると効果的ですが、ターゲット層に合わせて選ぶのも良いでしょう。
幅広い層をターゲットにしたいなら食べログがおすすめ。食べログは他のポータルサイトよりもアクセス数が多く、また有料プランにすると検索結果の上位に表示してもらえます。
40代の男性をターゲットにするならぐるなびが良いでしょう。宴会幹事さんによく利用されているため、二次会や三次会で選んでもらえる可能性もあります。若い女性をターゲットにするならホットペッパー、30代男性を獲得したいならRettyが良いですね。
お店の工夫でバーに集客をする!
お店の工夫次第でバーの集客に繋げることが可能です。しかし、どういった工夫をすることで集客につなげることができるのでしょうか?例えば、以下のことを試してみると良いでしょう。
- 女性のお客さんをターゲットにする
- メニューやグラスにこだわってみる
- 新規のお客さんでも入りやすいと思ってもらう工夫をする
女性のお客さんが増やすことは、バーの集客を成功させるために重要です。また、他店と差をつけるためにも、メニューやグラスにこだわるのがおすすめ。それから、新しいお客さんにも入りやすい工夫が必要です。では、それぞれについて詳しく解説していきましょう。
女性好みのバーに
女性が集まるバーにすることで、集客を期待することができます。その理由は、女性のお客さんが多いお店には自然と男性が集まるといった傾向があるからです。女性が入りやすく、女性に好まれるバーするためには
- 女友達に来てもらう
- トイレを男女別にする
- 女性が来たいと思えるホームページにする
といった工夫をすると良いでしょう。しかし、女友達の代わりにサクラの女性を使わないように注意してください。悪い口コミが広がってしまう恐れがあります。トイレに関しては、分けることができないなら、せめてキレイに見せる工夫をしてください。
また、ホームページに関しては、プロに任せるのがおすすめです。お金をかけてでも、女性が好むようなホームページに仕上げましょう。
メニューやグラスにこだわる
他店より魅力的なバーにするために、他にはないオリジナルのメニューを追加すると良いでしょう。また、リーズナブルなメニューを加えるのもおすすめです。
お客さんに美味しいお酒の飲み方やお酒の種類を、お客さんの邪魔にならない程度に伝えるのも良いです。お酒のちょっとした知識や、メニューに関する詳しい情報などが書かれている本を置いておくのも良いですね。
また、独自の食器やグラスを使うのも良いでしょう。食器やグラスがオシャレだと、お客さんに良い感じのお店だと感じてもらえます。その他にも、店内のBGMを工夫したり、手品などパフォーマンスをしたりするなどさまざまな方法を試して集客に繋げましょう。
入りやすいと思ってもらえるような工夫
さまざまな宣伝を行っているにも関わらず、新しいお客さんがあまり来ない場合、店内に入りにくいのが原因かもしれません。
例えば料金がどれくらいかが分からないため、お店に入るのをためらっている人もいるかもしれません。また、バーの中の雰囲気がよく分からないので、お店の中に入りにくいと感じている人がいる可能性もあります。
初めてのお客さんでもバーに入りやすいと思ってもらうために、バーのメニューを記載した看板をお店の前に置いておくと良いでしょう。また、お店の中の雰囲気が外からでも分かるように、外観を変えるのも一つの手です。
直面する受動喫煙防止条例
受動喫煙防止条例について、詳しくご存知でしょうか?受動喫煙防止条例の内容について以下のとおりです。
- 原則的に屋内禁煙
- 喫煙専用室での飲食は原則できない
- 20歳未満の顧客は喫煙専用室に入ってはいけない
- 違反すると罰則
受動喫煙防止条例では、大規模な飲食店の店内では禁煙にしなければなりません。一方で、従業員がいない小規模店は、当面の間は対象外となります。また、麺類やごはんなど主食を提供しないなど一定の条件を満たすバーやスナックなども規制対象外です。
今現在、条件を満たして規制対象外であったとしても、今後はどうなるか分かりません。愛煙家が集まるバーにとっては、大きな問題となるでしょう。永続的な集客に繋げていくために、より多くの人に知ってもらうことや、他店にはない独自の魅力が必要です。
バーならではの差別化戦略でお店を知ってもらってからの競争に勝つ
スマホやパソコンを使って必要な情報をすぐに探せるのは便利ですが、情報があり過ぎて、選べない人が増えています。
バーを探そうとスマホで検索すれば、たくさんのバーが検索結果に表示されます。また、ポータルサイトにも数多くのバーの情報が掲載されています。あまりにもたくさんの情報があって、一体どのバーが良いのか分からない!そう思っている人もいるはずです。
またネット集客や店舗工夫をしたとしても、街には様々な種類のバーが引き締め合っています。店を知ってもらっただけでは新規客に選ばれる可能性は低く、他店との差別化は必須条件。そのために必要なのがバリュープロポジションと呼ばれるマーケティング視点と、これを基点としたWeb戦略です。
バリュープロポジションとは
バリュープロポジションとは、
- 顧客からのニーズがあって
- 他店では提供しておらず
- 自店舗が提供している
価値のこと。バリュープロポジションこそが、ユーザーがお店を選ぶ理由なのです。
バリュープロポジションを見出すためには、集客したい商圏内にあるバーの特徴、料金、メニュー、口コミを調査します。調査結果を分析し、ユーザーが求めていて、自店舗が提供できるものは何かを見出すこと。
尚且つ、他店に勝てる要素を発見する。そうしてどの店にも負けないポジションを築くことが大切なのです。
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