FP・ファイナンシャルプランナーの集客・営業方法とは
最終更新日:2021年02月01日
ファイナンシャルプランナーの集客課題:資格保有者の増加
FP・ファイナンシャルプランナーの認定資格を持っている人は年々増えています。証券会社に勤めている方の資格取得人数は2008年12月の23,236人から、2019年9月には32,749人と40%ほど増加しています。
ファイナンシャルプランナーの母数が増えれば当然集客は難しくなります。競合・ライバルよりも先立てて集客チャネルを持つことが必要です。
FPのホームページ集客のポイント
ホームページで集客する場合は、ユーザーになにを見てほしいか、知ってほしいのかを考え、そのポイントが伝わる設計になっているのかが重要です。悪い例としては
- ホームページの目的(ゴール)が決まっていない
- 作った後に更新していない
- 伝えるべき強みや魅力が分かっていない
といったものが挙がります。では、それぞれの問題点と解決策をご説明していきます。
ホームページの目的を明確に
ホームページを作成するときは、最終的な目的をはっきりさせることが大切です。
例えば「問い合わせをしてほしい」「無料相談に来てほしい」など、ホームページを見たユーザーにどういった行動を起こしてほしいのか、どう感じてほしいのかということが目的になります。
ホームページだけでいきなり大きな商品(サービス)を売るのは難しいというのが現実。
まずはリード(見込み顧客)獲得に力を注ぐほうが、最終的な売り上げアップにつながります。
ファイナンシャルプランナーに相談したいと思ったときに、あなたを思い出してもらえるような接点づくりが重要です。
定期的にホームページのメンテナンスを
ホームページを公開しても、放置したままでは集客できません。ホームページの反応を見て、修正・改善に取り組むことが大事です。
ホームページの目的がしっかり達成できているのか、できていないのかを定期的に確認しましょう。
Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールは無料で使えますので、どれだけの人が、どのページを見ているのか、数値を確認してみてください。
ホームページと併せてブログを開設して、日々出てくるお金のニュースについて情報や自分の意見を発信するコンテンツを作れば、自然と更新ができるのでおすすめです。
更新されていないホームページは不安を抱かせる
そもそも一定の期間まったく更新されていないホームぺージを見たユーザーはどう思うでしょうか?
「いまも相談できるの?」「ちゃんとやってるのかな」そんな不安を抱きます。集客のためにつくったはずのホームページが逆効果を生んでしまいます。
また更新することで、googleの検索結果にも影響があります。更新頻度が高く、常に最新の情報を載せていることが評価されるのです。
そういった意味でも、ホームページの更新は非常に重要です。
自分の強みを軸にしたコンテンツSEO
コンテンツSEOとはユーザーが求めていること、つまりユーザーニーズにこたえるコンテンツを作ることで集客するSEO対策のひとつです。
ユーザーが検索しそうなキーワードを推測し、そのキーワードを検索したときの情報をコンテンツとして質の高いページを作り上げることで検索エンジン上位表示を狙います。
このときの視点でひとつ大切なのは、「ユーザーニーズ」に合致する「自分の強み」があるかどうか。
もしすでにユーザーが求めていること特徴を自社や自身が持っているならば、その強みがしっかり伝わるコンテンツを意識するといいでしょう。
コンテンツSEOが集客に有効になった理由
コンテンツSEOはなぜ集客につながるようになったのでしょうか?
その理由は、Googleの技術が向上し「コンテンツの内容を理解できるようになった」ためです。検索ユーザーの反応を評価できるようになってきています。
検索ユーザー視点でのコンテンツを提供することで、徐々に検索順位を上昇させることが可能になります。
FPにおけるコンテンツSEO
お金に関する情報は多くの人が興味を持っています。日々のニュースで給与やボーナスの話題が出ますし、最近では年金2000万円問題が取り上げられましたね。
そのため、FP関係の記事はアクセスを集めやすく、コンテンツSEOと相性がいい業界です。
プロの視点から、お金のアドバイスや豆知識、お金に関わるニュースの解説などの良質な記事が書ければコンテンツSEOを駆使したホームページ運営が可能になります。
ポータルサイト集客のポイント
ホームページやオウンドメディアといった自社運営のWebサイトではなく、すでに検索上位に表示されているポータルサイトに掲載をすることで、集客することも可能です。
ポータルサイト側でSEO対策やコンテンツ更新を行っており、すでに検索上位に表示されているサイトに掲載することで、すぐに効果を感じられる可能性があります。
掲載に関しては費用が必要になるものの、自社での対応工数やコストを抑えられるメリットがあります。Web集客の第一歩として、検討してみてもいいでしょう。
ポータルサイト:おすすめ保険相談の口コミ評判まとめ
引用元:おすすめ保険相談の口コミ評判まとめ(https://www.fphoken-consul.net/)
弊社でも保険相談向けのポータルサイト「おすすめ保険相談の口コミ評判まとめ」を運営しています。保険の相談をしたいがどの店舗や代理店がいいか迷っているユーザーを集客できているのが特徴です。会社・店舗情報掲載のご希望がございましたら、以下よりご連絡ください。
メディア詳細に関してはこちらから集客支援メディア「無料で保険相談!おすすめ保険相談の口コミ評判まとめ」の特徴&掲載メリット
FPのSNS集客のポイント
インターネット集客にもホームページやブログの他にもSNS集客も大きな集客方法です。毎日SNSに投稿しているのになかなか集客できない!といった悩みを抱えている方も多いと思います。
SNSにはさまざまな種類があり、それぞれ違った特徴を持っているため、SNS媒体ごとに適切な集客方法をしていくことが大切なポイントです。
Twitterのユーザー数は4500万人を突破し、FacebookやInstagramよりも多いです。Twitterの他のSNSと比べて匿名性が高いため、情報拡散力が高いことが大きな特徴。
また、リツイート機能があるため不特定多数の人に拡散され、他のSNSでは不可能な広がり方をするため集客に優れています。特にお金に関する話題は多くの人が興味を持っているため、いわゆる”バズる”ツイートをすると一躍有名人になるというケースもあります。
Twitterは140文字という限られた文字数で伝えなければなりません。したがって、詳細はホームページに記載し、要約だけを記載してホームページの誘導をする方法がおすすめです。
字数制限が気軽さを後押ししているため、少しだけ気になるといったライトユーザーに向けてTwitterからの誘導が効果的です。
Facebookは国内のアクティブユーザーは30代中盤~50代が多いとされています。特にビジネスパーソン全般に幅広く使われていますので、友達だけでなく仕事の繋がりを持っている人も多いです。
また、フェイスブックには広告機能があり、ターゲティングの精度が高いという特徴があります。
役に立つ情報に対して比較的反応が高い傾向にあるため、Facebookの投稿は文章がやや長くなることが多いです。
Twitterではリアルタイムなコンサルティング情報を発信しますが、Facebookでは事前告知として活用するなど、少し使い方を工夫してみましょう。
また、年代や性別、さらには趣味などを細かく設定してから広告のターゲットを選ぶので効果的な集客ができます。Facebookを継続的に利用している方ならフェイスブック広告を活用してみることをおすすめします。
Instagramは目で見て楽しめる写真や動画などの閲覧に特化したSNSです。2017年10月に国内ユーザーが2000万人を突破した勢いのあるSNSです。
もともとは10~30代の若い女性がユーザーの大半を占めていましたが、最近では男性や40~50代の女性も多く利用するようになりました。
Instagramのタイムラインは、写真や動画が目立つように設計されています。ファイナンシャルプランナーの情報発信には写真で発信できる内容が少ないため、Instagramの集客はあまり向いていないといえるでしょう。
LINE公式アカウント
最近ではLINE公式アカウントを使った集客も有効です。LINE@のホーム投稿にいいねをしてもらえると、そのいいねをしてくれた人のLINEタイムラインに自分の投稿が表示されます。
そこから集客をおこなうことができます。また、LINE公式アカウントに追加してもらった直後の「友達追加時あいさつ」が一番アクションを起こしてくれるため、拡散を見込めます。
Youtubeなどの動画SNS
他にもYouTubeなどSNS媒体には種類があります。YouTubeは宣伝媒体としては非常に魅力的です。ファイナンシャルプランナーの宣伝としては難しいお金の仕組みを動画で説明するなど、場面によっては有効です。
ブログに動画を差し込むという形でも高い集客効果のあるSNS媒体です。
交流会とSNS集客の組み合わせ技
SNSを窓口としてコミュニティや交流会による集客方法もあります。逆にオフラインで作った繋がりをSNSに繋げることも有効です。近年のインターネットの普及で直接人と出会える環境は下がってきています。
ワンコインで参加できるセミナーを開催したり、交流会やパーティーを開催したりすることで出会うハードルを下げ、そこでSNSを紹介することでそこからホームページを見てもらうという組み合わせ技もあります。
ポジショニングメディア
ポジショニングメディア事例 詳細はお問い合わせください
自分の情報を発信するためのポジショニングメディアの制作も集客方法のひとつです。
ファイナンシャルプランナー業界におけるポジショニングメディアは、相談料や相談内容などの情報を網羅的にまとめた勉強サイトのようなものです。
ポジショニングメディアをきっかけに反響を取る
情報を単に羅列する形でまとめるのではなく、自分の強みや特徴を分かりやすくまとめることでユーザーのニーズとすり合わせすることができます。
自分の得意なところに焦点を当てたポジショニングメディアにより、他者と差別化を図りながら集客が出来ます。その結果、相談をしてみたいという濃いユーザーを集めることができます。
ポジショニングメディアをきっかけに自分を知ってもらい、興味を持ってもらうことで比較検討、問い合わせ、無料相談などにつなげることができます。
自己ブランディングに最適
Web上で情報発信することで、他のFPよりも知識が多い、アドバイスが充実していそうというイメージを与えられるため、無料相談などにつながるケースが多くなります。
「集める」ではなく、「選ばれる」という集客基盤を整備することで、自己ブランディングに適しています。
ポジショニングメディア・ポジショニング戦略についてはこちらもご覧ください。
自分に合ったFP・ファイナンシャルプランナーならではの集客・営業方法を模索しよう
集客方法にはさまざまありますが、とりあえず全部に手を付けてみることはあまりおすすめできません。ファイナンシャルプランナーの集客戦略として適切な広告アプローチをしていくことが大事です。
Zenkenでは、これまで地域や専門分野に特化したポジショニングメディアを7000サイト以上運営し、あらゆる業界のクライアント様の集客・売り上げ拡大に貢献してきました。
自社の強みや競合状況によって有効なマーケティング戦略は変わってきます。集客戦略に興味のある方はどんな質問をいただいても構いません。是非一度Zenkenにご相談ください。