リフォーム業者のホームページ集客戦略【重要ポイントまとめ】
最終更新日:2024年07月26日
ホームページでリフォーム集客!そのポイントは
多くのリフォーム会社がホームページを通して新規顧客を獲得しようとしています。
でも「ホームページから問い合わせがこない」とお嘆きの企業も多いのでは。自社の魅力や特徴をアピールしているつもりなのに集客につながらない…。いったい何が問題なのでしょうか。
ホームページでリフォーム集客をするときに気をつけるポイントをまとめました。
また、リフォーム業界における資料も別途ご用意しています。必要に応じてダウンロードしてご活用ください。
他社との差別化
まず自社のアピールポイントを整理することが大切です。競合他社にない自分たちの魅力は何でしょうか。
今までのお客様が、数多くあるリフォーム会社から自社を選んでくれたのには理由がありますよね。それを考えると自ずと訴求するべきポイントは見えてくるはずです。
他社と差別化を図ることでポジションを確立し、お客様に自社でしか出来ないことをアピールしましょう。
ターゲットの明確化
ターゲットを明確に決めましょう。「老夫婦」や「子供のいる家庭」などでは範囲が広すぎなので、具体的な人物像を作った方がよいでしょう。
- 40代の専業主婦:子供は2人。上の子が高学年になったのでそろそろ独立した子供部屋が欲しい。
- 70代の定年退職した男性:お風呂で最近転んでしまった。バリアフリーの浴室にしたい。
など、ターゲットユーザーを具体的に決めることで、顧客のニーズを理解したマーケティングが可能になります。
お客様の不安を取り除く工夫を
例えば自社の魅力が他社より費用が安いだったとして、ホームページの目立つ場所に「他社より安い!」と載せたとします。しかしリフォームは高額だからこそ、「なぜ安いんだろう…」「材料代をケチっているのだろうか…」などと不安に思う人も多いはず。
お客様の不安を取り除くには、なぜ他社より安いのかをお客様が納得できるように説明する必要があります。
- 全て自社で行なうので中間マージンが発生しない
- 宣伝広告費を抑えている
ただメリットのみを載せるのではなくお客様目線で理由も記載しておくことで、余計な不安を取り除くことができます。
お客様は何を見てリフォーム会社を決めているか
お客様は数多くあるリフォーム会社から、どうやって一社を決めるのでしょうか。お客様目線に立って考えてみましょう。
- 業者の得意分野と自身の目的は合っているか
- 希望するリフォームの実績は豊富か
- 料金は予算内におさまるのか
- 家から遠くないか
- 担当者との相性は良いか
- 保証やアフターサービスが充実しているか
リフォーム会社を選ぶ上で、内容や実績が一番大切と言えます。また家から遠すぎると打ち合わせが大変ですし、料金体系も気になるところです。
ホームページに入れておきたい情報まとめ
お客様がリフォーム会社に求める内容を踏まえて、ホームページに載せるべき情報を整理します。実際のリフォームの様子が分かるように、写真や動画も載せるようにしましょう。
- アピールしたいリフォーム内容
- これまでの施工実績(ビフォー・アフターの写真)
- 料金
- お客様の声
- 会社概要や経営方針
- お問い合わせフォームや問い合わせ先電話番号
ホームページのSEO対策も意識
ホームページへ集客を集めるために非常に重要なのが「SEO対策」です。
SEO対策とは、Googleの検索結果で上位表示させ、自社のホームページへの訪問を増やすための対策のこと。SEO対策は小手先のテクニックや裏技で行なうようなものではありません。
利用者にとって役立つサイトを作ることが何よりも大切なのです。ユーザーが「見たい情報」を「分かりやすく配置」することを意識しましょう。
SEO対策ではどんなキーワードを意識するべき?
検索エンジンはプログラムなので、文章の本当の意味を理解しているわけではありません。
ではどのようにホームページの内容を把握しているのかと言うと、検索エンジンは共起語と呼ばれる「関連キーワード」を手がかりにして文章の内容を把握しているのです。
ホームページの集客に繋げるためには、単体のキーワードより複数のキーワードの掛け合わせをした方がよいでしょう。複数キーワードである方が競合サイトが少なくなり、検索上位を狙いやすくなります。
地名キーワードと掛け合わせる
「リフォーム+お風呂」なら3,000万件以上ヒットしますが、「リフォーム+お風呂+町田市」なら40万件のヒットに。
このように地名キーワードと掛け合わせることで、検索上位を獲得できる確率が一気に跳ね上がります。また地名を入れて検索するユーザーはその地域でリフォーム業者を探している人がほとんどなので、顧客になる可能性も高くなります。
アクションキーと掛け合わせる
「アクション=行動を表す」キーワードも効果的。
- 予約
- 相談
- 見積り
などのキーワードと掛け合わせて検索する人は、すぐにでも行動を起こしたいと考えている可能性が高いと言えます。
つまりアクションキーワードを含むキーワードで検索上位が獲得できれば、集客アップのチャンスに繋がるでしょう。
ネット集客はホームページだけではない
インターネットでの集客はホームページだけではありません。各サイトの特徴と掲載するメリットを見ていきましょう。
ポータルサイト
ポータルサイトとは、インターネット上にある様々なページの入り口となるWebサイトのこと。
一般的に何らかのジャンルにおいて、インターネット上に散らばっている多くの情報を束ねる役割があります。代表的なものは「リフォーム隊」や「リフォームの窓口」など。
利用者はポータルサイトを入り口として、必要としている情報を容易に見つけることができます。
ポータルサイトに掲載するメリットとしては
- 様々なユーザーと接触する機会が得られる
- 大手ポータルサイトの場合、審査が通って掲載させることがステータスとなる
Zenken(当サイト、キャククル運営会社)でも水回りリフォーム専門のポータルサイトを運営しています。リフォームを考えているユーザーが地域のリフォーム業者を選びやすいような情報発信をしています。コスパの良い集客をご検討されている場合はご相談ください。
「手ごろにしっかり
水回りリフォームガイド」
ポータルサイトはこちら
掲載はこちらから
見積もり一括サイト
見積もり一括サイトとは、同じ条件で複数の企業を比較検討できるサイト。
条件を入れると複数の企業が表示され、一括で見積りを出すことができます。引越し業者などで多く見られますね。
見積もり一括サイトを利用するメリットとしては
- 提供するサービスとマッチングしたユーザーに知ってもらえる確率が高くなる
ポジショニングメディア
ポジショニングメディアとは複数の企業の特徴や口コミなどの情報を載せて、ユーザーが比較して検討できるサイトです。
地域名などの掛け合わせキーワードのSEO対策をしたポジショニングメディアであれば、検索上位を狙いやすいと言えます。色々な企業と比較させることで「このエリアでこのリフォームをしたいならこの企業が一番良さそうだな」と選んでもらいやすくなるのです。
ポジショニングメディアを利用するメリットとして
- 競合するライバル社と比較して優位性を見せられるため、自社が狙うユーザーに選ばれやすくなる
であり、多くのリフォーム業者、外壁塗装業者さまにお選びいただいている集客手法です。
ポジショニングメディア
について詳しく
自社の強みと相性のよい集客方法を考えよう
リフォーム業者が手をつけるべきホームページの集客では、
- 自社の強みをしっかり理解すること
- SEOを意識してホームページを作ること
が大切なことがご理解いただけたかと思います。
Webでの集客は多種多様。自社の強みと相性のよい方法やターゲットユーザーに届きやすい方法、コンテンツについて考える必要があります。
全てを自社だけで対応するのは非常に難しく、また第三者による客観的な視点も重要です。マーケティング戦略は、プロに相談することも検討することをおすすめします。
下記のページでは、リフォーム業者における様々な経営戦略についてまとめています。興味があればぜひご確認ください。