コロナ禍で変化したリフォーム会社選定「比較の仕方がわからない」「予算がわかりにくい」「本当にその会社でいいのか」など不安の声多数

最終更新日：2023年09月29日

コロナ禍もようやく落ち着き、アフターコロナと言われていますが、コロナ禍をきっかけに消費者の住宅リフォームへの意識に変化が見られます。

今後のマーケティング施策の参考に、リフォームへアンケート調査結果をご活用ください。

店舗集客、マーケティング戦略情報に特化したWebメディア「キャククル（https://www.shopowner-support.net/）」を運用するZenken株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：林順之亮）は、コロナ禍でリフォームを検討している112名を対象に、
リフォームに関するアンケート調査
を実施しました。
調査概要:https://www.shopowner-support.net/attracting_customers/house/reform/covid-reform/
調査概要：リフォームに関するアンケート調査
調査方法：インターネット調査
調査期間：2021年4月9日〜同年4月10日
有効回答：コロナ禍でリフォームを検討している112名

リフォームしようとしたきっかけ「老朽化が気になるようになったから」が52.7%、「テレワークの空間をより快適に過ごしたいから」が29.5%

「Q1.あなたがリフォームをしようと思ったきっかけを教えてください。（複数回答）」（n=112）と質問したところ、
「老朽化が気になるようになったから」が52.7%、「テレワークの空間をより快適に過ごしたいから」が29.5%、
「外出自粛のムードがあるうちに家を綺麗にしたかったから」が20.5%という回答となりました。

・老朽化が気になるようになったから：52.7%
・テレワークの空間をより快適に過ごしたいから：29.5%
・外出自粛のムードがあるうちに家を綺麗にしたかったから：20.5%
・子供が生まれるなど、家族構成に変化が生まれたから：17.0%
・外出自粛でお金に余裕ができたから：13.4%
・耐震性に不安があるから：13.4%
・その他：13.4%
・特に理由はない：12.5%

リフォームしたい場所ランキング：第1位「リビング」39.3%

「Q2.リフォームしたい箇所を教えてください。（複数回答）」（n=112）と質問したところ、
「リビング」が39.3%、「トイレ」が37.5%、「キッチン」が34.8%という回答となりました。

・リビング：39.3%
・トイレ：37.5%
・キッチン：34.8%
・洗面所：32.1%
・自室：25.9%
・ダイニング：25.0%
・ベランダ：16.1%
・玄関：14.3%
・建物全体をリフォームしたい：8.9%
・その他：16.1%

コロナ禍でWebでの情報収集にじっくり時間をかけるようになった人は54.6%

「Q3.コロナ禍の現在、住宅のリフォームについてWebでの情報収集にじっくり時間をかけることが多くなったと思いますか。」（n=112）と質問したところ、
「かなりそう思う」が15.3%、「そう思う」が39.3%という回答となりました。

・かなりそう思う：15.3%
・そう思う：39.3%
・そう思わない：27.7%
・全くそう思わない：7.1%
・Webで情報収集をしていない：10.6%

Webの情報収集に時間をかけられる理由：「おうち時間が増えたため」60.7%

Q3で「かなりそう思う」「そう思う」と回答した方に、「Q4.時間をかけることができる理由を教えてください（複数回答）」（n=61）と質問したところ、
「おうち時間が増えたため」が60.7%、「自由に使える時間が増えたため」が49.2%、「テレワークで通勤時間などが削減できているため」が37.7%、「インターネットを使う時間が増えたため」が37.7%という回答となりました。

・おうち時間が増えたため：60.7%
・自由に使える時間が増えたため：49.2%
・テレワークで通勤時間などが削減できているため：37.7%
・インターネットを使う時間が増えたため：37.7%
・緊急事態宣言で外出自粛をしているため：34.4%
・テレワーク中に調べることができるため：14.8%
・その他：8.2%
・答えたくない：0.0%

リフォーム会社選定に際し、「どのように比較すればいいのかわからない」「予算がわかりにくい」「本当にその会社でいいのか」などの不安の声が多数

「Q5.リフォーム会社を探す際に悩んでいることを教えてください（複数回答）」（n=112）と質問したところ、
「どのように比較をして選べばいいのかわからない」が42.9%、「自分の想定通りになるための予算がわかりにくい」が42.9%、「本当にその会社でいいのか不安になる」が42.9%という回答となりました。

・
どのように比較をして選べばいいのかわからない：42.9%

・自分の想定通りになるための予算がわかりにくい：42.9%
・本当にその会社でいいのか不安になる：42.9%
・各社の違いがわかりづらい：35.7%
・見るべき会社が多すぎて、選ぶのが難しい：29.5%
・特に悩みはない：14.3%
・自分で探していない：5.4%
・その他：1.8%

「適正価格がわからない」や「依頼内容が伝わっているか不安」などの回答

「Q6.リフォーム会社を探す際に悩んでいることをQ5以外にあれば教えてください（自由回答）」（n=112）と質問したところ、
「適正価格がわからない」や「依頼内容が伝わっているか不安」など31の回答を得ることができました。

＜自由回答・一部抜粋＞

・65歳：適正価格がわからない
・47歳：悪徳業者でないか心配
・59歳：相見積もりがとりにくい
・53歳：同じ商品でも会社によって価格が違うので会社選定が合っているのか不安である
・48歳：依頼したい内容がちゃんと伝わるか心配
・52歳：料金体系がはっきりしない
・53歳：金額の妥当性がわからない

コロナ禍におけるリフォーム会社選定のポイント「リフォーム会社の信頼性」が60.4%で最多

「Q7.コロナ禍において、リフォーム会社を選ぶ際に重視する項目を教えてください（複数回答）」（n=112）と質問したところ、
「リフォーム会社の信頼性」が60.4%、「技術力の高さ」が47.2%、「自分の要望とリフォーム会社の特徴や強みなどがマッチしているか」が39.6%という回答となりました。

・ リフォーム会社の信頼性：60.4%
・技術力の高さ：47.2%
・自分の要望とリフォーム会社の特徴や強みなどがマッチしているか：39.6%
・担当者が丁寧な対応をしてくれるかどうか：35.8%
・設計の自由度：34.0%
・アフターサービスが充実しているか：33.0%
・自分が希望する費用感：32.1%
・感染対策を十分に行なった上で実施をしてくれるか：30.2%
・コロナ禍の生活や勤務を考えた提案をしてくれるか：24.5%
・その他：2.8%

コロナ禍のリフォーム会社選定ポイント、「施工事例の豊富さ」や「現場での施工技術者の技能の高さ」などの声も

「Q8.リフォーム会社を選ぶときに重視する項目をQ8以外にあれば教えてください（自由回答）」（n=112）と質問したところ、
「施工事例の豊富さ」や「現場での施工技術者の技能の高さ」など35の回答を得られました。

＜自由回答・一部抜粋＞

・59歳：施工事例の豊富さ
・60歳：身近な人の評価
・48歳：電気工事は資格を持った技術者が行うか。
・48歳：工事後のカスタマー対応の連絡がとれるか
・61歳：現場での施工技術者の技能の高さ
・62歳：リフォーム工事の日程が、自分の都合と合わせてくれるかどうか。
・52歳：清潔感と施工の正確さ
・59歳：職人さんの人柄

まとめ

今回の調査では、老朽化を背景にしたリフォームではなく、
おうち時間が増えたためにより快適に過ごせるためのリフォームがしたいというニーズも見受けられました。

また、リフォーム業者を選ぶ際も、リフォーム業者の選び方がそもそもわからないというユーザーや、
本当にそのリフォーム会社で大丈夫か、想定通りリフォームしてもらえるのか等、不安を持っていることが見受けられます。

コロナ禍でテレワークが普及した今、おうち時間の増加に伴い、
住宅・ライフスタイル系の発信者も増えています。ホームページだけでなく、InstagramやYoutube、X(旧Twitter)など
各SNSやポータルサイトなど、複合的なPRが有効です。
消費者行動の変化に即応するためにも、
リフォーム会社には自社の魅力・特徴が伝わるような情報をWeb上でアピールしていきましょう。