【注文住宅のオウンドメディア】で集客・受注につなげる戦略
最終更新日:2023年09月24日
オウンドメディアは、自社のブランディングや集客施策として有効な手段です。不動産業界ではオウンドメディアを活用している企業が増えており、注文住宅の分野も例外ではありません。
しかし、オウンドメディアは綿密なマーケティング戦略のもとでメディアを制作しなければ、求める効果は得られにくいです。ただオウンドメディアをつくっただけでは、当然ですが意味がありません。
この記事では、注文住宅の集客やブランディングのためにオウンドメディアを活用するメリットや、制作のポイントなどについて紹介しています。
「これまでの営業方法以外の集客法を探している」「これからWebマーケティングを始めようと思っているが何をすればいいかわからない」「業界内で独自のポジションを確立したい」と考えている企業の担当者に向けて、この記事ではポジショニングをベースとしたキャククルのWebマーケティング施策「ポジショニングメディア」についても紹介しています。
- 自社コンセプトにマッチした見込み顧客が増え、契約単価が1000万円向上した
- 商材の強みや特徴を理解した上で反響に至るため、価格競争から脱却し受注単価が2.5倍になった
- 数ある競合から自社に興味を持ってもらえるようになり、反響獲得後から契約までの期間を3分の1に短縮できた
といった成果があるWeb施策についてご興味のある方は、以下で詳しく解説しております。ぜひご確認ください。
注文住宅に特化したオウンドメディアをつくるメリット
注文住宅の集客においてオウンドメディアを制作するメリットには以下4つがあります。
- 自社のブランディングにつながる
- 一度立ち上げたオウンドメディアは資産になる
- 潜在顧客にも自社の魅力をアピールできる
- 価値観の合うユーザーから興味を持ってもらえる
不動産業界においても広告はCMやチラシからWeb広告へと移行しています。
自社でオウンドメディアを運用することで、広告代理店や他社の広告枠に頼らない集客も可能です。
自社のブランディングにつながる
オウンドメディアで情報発信を行うことで、注文住宅を検討するユーザーへの認知度を上げられます。
どんなに優れた注文住宅を作っていても、ユーザーからの認知度が低ければ売上アップにつなげられません。オウンドメディアを運用する際には、集客とともにブランディングを行うことも大切です。
ユーザーから自社の注文住宅の特徴や強みが認知されていれば、競合他社との違いを明確にできます。
特に他社にはない独自性をユーザーにアピールしたい場合に、ブランドを確立することはより重要になるしょう。
一度立ち上げたオウンドメディアは資産になる
従来のように広告枠への出稿などを頼りにした集客では、広告が停止されると同時に集客手段もなくなってしまいます。しかし、オウンドメディアを一度立ち上げてしまえば、その運用が続く限りインターネットからの集客が可能です。
ストック型のコンテンツであるオウンドメディアは、ユーザーにとって有益な情報のストック量が多いほど、資産としての価値も上がります。
また、ユーザーの興味を引くコンテンツが豊富であれば、検索エンジンでの表示順位が高くなるのも特徴です。
これらのメリットはInstagramやTwitterなどのフロー型コンテンツにはありません。ただし、ある程度のコンテンツがストックされるまでに一定の期間がかかり、即効性はないことだけは注意しておいてください。
潜在顧客にも自社の魅力をアピールできる
注文住宅のオウンドメディアを閲覧するユーザーは、全てがすぐに注文住宅を購入したい方とは限りません。有益なコンテンツを求めて検索流入してきた方の中には、将来的に注文住宅を購入しようと考えている方も含まれます。
オウンドメディアを閲覧するまで企業名や製品名を知らなかった潜在的な顧客を、見込み客化できる可能性が高まります。
オウンドメディアを通じて自社の注文住宅の強みや価値を理解してもらえれば、将来的に家を建てようとした際に、ユーザーに第一想起してもらえるでしょう。
コンテンツを育てて潜在顧客を集めることができる、そして信頼感を醸成できるという点も、オウンドメディアを運用するメリットです。
価値観の合うユーザーから興味を持ってもらえる
オウンドメディアを持っていれば、企業が積極的に売り込まずとも、情報収集の過程でユーザーから自発的にアクセスしてもらえます。これは集客という観点から見ても効率の良さがメリットです。
コンテンツを閲覧してくれるユーザーは、注文住宅に対してもともと興味が高い層に絞り込まれています。コンテンツの内容とユーザーの価値観が合っていれば、自社のファンになってくれて将来的に見込み顧客まで成長する可能性もあるでしょう。
オウンドメディアに訪れるユーザーは何かしらの悩みを抱えているので、悩みを解消できる専門性の高いコンテンツを提供することで、ユーザーのファン化を狙えます。ターゲットユーザーがどんなニーズを持っているか、どんなキーワードで検索しているかを、しっかり分析しましょう。
成果につながるオウンドメディア制作のポイント
オウンドメディアによる集客を成功させるためには、戦略設計がとても重要です。オウンドメディア戦略を考える際に大事なポイントを紹介していきます。
自社の強みを明確化する
オウンドメディアのコンセプトや目的を決めるにあたって、メディアを通じて伝えたい・知ってもらいたい自社の強みを明確化する必要があります。
社会の変化や競合の情報などの市場分析や、ユーザーニーズの分析をした上で、自社独自の強みを見つけましょう。
独自性のある強みは差別化ポイントとなり、ユーザーが自社を選ぶ理由にもなります。「ユーザーニーズと合致する自社の注文住宅の魅力」を伝えられるメディアをつくることを意識してください。
自社の強みと親和性の高いターゲットを決める
自社の強みを魅力に感じてくれるターゲットはどんなニーズを持つ人なのか、ライフスタイルや家族構成など詳細まで設定しましょう。
いわゆるペルソナ設定というものですが、例えば以下のようなイメージです。
- 結婚してマイホームが欲しい夫婦
- 子どもが生まれて賃貸が手狭になった家族
- 子どもが独立して一軒家で落ち着いて暮らしたい50~60代
明確なターゲットを設定しておくことで、ユーザーが持つニーズもまた明確になります。
するとその答えとなるコンテンツ内容をどうするか、どういった自社の強みがユーザーに刺さるのかなど、オウンドメディアで訴求する内容に軸ができてサイトコンセプトがブレにくくなります。
ターゲットのニーズに応えられるコンテンツを用意する
オウンドメディアを介して自社のブランディングを行ったり信頼性を高めたりするには、ターゲットのニーズに応えられるコンテンツの用意が重要です。
インターネットで注文住宅について調べる方は、どこにお願いすれば理想の家が建てられるのかを知りたいと思っています。
理想の家は人それぞれですが、「この会社ならこんな理想の家が建てられる」と、具体的にイメージできるようなコンテンツづくりが大切です。
そのコンテンツを見て、「自分のニーズにピッタリだ」と感じてもらうことで、温度感の高いお問い合わせやファンの獲得につながります。
注文住宅のオウンドメディア制作でお困りなら
さっそくオウンドメディアをつくってみようと考えても、自社にノウハウがない場合は効果的なメディアをつくる難易度は高く、時間もかかってしまいます。
そのような場合は、オウンドメディア制作に慣れている企業への外注もぜひ検討してみてください。
Zenkenではこれまでに、120業種を超えるクライアントの集客・マーケティングの支援をしてまいりました。
戦略の提案からオウンドメディアのデザイン・制作・運用まで、すべてワンストップで対応が可能です。以下ではZenkenがつくるオウンドメディアの事例や特徴をご紹介します。
Zenkenのオウンドメディア制作事例
弊社が制作したオウンドメディアの事例として、以下サイトをご紹介します。
画像引用元:「BEST ONE HOME~設計士と建てる家~」(https://www.bestone-home.com/)
「BEST ONE HOME~設計士と建てる家~」は、設計士の”人”と、家の”温度”がよく分かるブランディングメディアです。メディアの中では、家づくりを検討するユーザーが「こんな家を建てたい」「この人と建てたい」と想起するようなコンテンツが散りばめられています。
Zenkenがつくるオウンドメディアの特徴
Zenkenがつくるオウンドメディアは、ブランドを確立しつつファンを獲得し、安定した集客経路となることはもちろん、
ターゲットユーザーを徹底分析し、そのニーズに応えるコンテンツを充実させることで、成約や購入といった成果に最もつながりやすいユーザーを狙って集客が可能です。
上記のように、貴社の強みと親和性の高いニーズを持つユーザーに対して、ブランドを確立できるオウンドメディアである「ブランディングメディア」をご提案できます。
Web集客に力を入れていきたい、現状のオンラインの反響がうまく成約につながらない、オウンドメディアに取り組みたいけれど何から始めるべきかわからない、そんな注文住宅メーカー・ビルダー様がいらっしゃいましたら、ぜひZenkenへお気軽にご相談ください。
貴社ならではのオウンドメディア戦略をご提案いたします。