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工事用黒板アプリを徹底比較!相場や無料版のアプリについても紹介

最終更新日:2025年04月15日

建設現場において、必需品となる黒板を電子化できる工事用黒板アプリ。
工事用黒板アプリには電子黒板に特化したタイプと、電子黒板を含めた豊富な機能で建設プロジェクト全体をDX化できるタイプの2種類があります。

特化型のアプリは電子黒板に特化したさまざまな機能で電子黒板の作成を効率化できる、初期費用を抑えられるといったメリットがあります。

一方で包括型のシステムは、電子黒板の作成を含め写真台帳の作成や写真の管理、スケジュール管理など建設プロジェクトに必要な情報を一つのシステムで管理できるため、データの一貫性が保たれ、業務効率が向上します。

搭載機能・特徴・費用を比較したうえで、自社に合った工事用黒板アプリ選定の参考になさってください。

目次

工事用黒板アプリの比較表

会社名 サービスの特徴

ANDPAD

業界シェア7年連続No1!(※)建設に関わるすべての業務をDX化できる

  • 55万人以上に利用されてきた圧倒的な信頼性
  • 黒板や施工管理など多彩な機能で現場全体の効率をアップ
  • 21万社への導入実績に基づく綿密なサポート体制

現場ポケット

現場の声から生まれたシンプルで使いやすい機能

KANNA

40,000社を超える導入実績

蔵衛門クラウド

現場写真の撮影から台帳管理までワンストップ

ミライ工事アプリ

現場のスマートフォンから電子小黒板の作成や写真整理が出来る

Photoruction

カスタマイズ性に優れた工事用黒板アプリ

電子小黒板 PhotoManager

電子小黒板機能に特化したツール

工事写真

基本機能は無料で使える工事用黒板アプリ

現場DEカメラLITE/PRO

iOSのみ対応の電子小黒板に特化したツール

どこでも写真管理Plus

EX-TREND武蔵との強力な連携機能

sitebox

土木工事での現場写真撮影のための工事用黒板アプリ

業界シェア7年連続No1!(※)建設に関わるすべての業務をDX化できる

ANDPAD

ANDPAD
引用元: ANDPAD公式サイト(https://andpad.jp/)

ANDPADの概要

ANDPADは株式会社アンドパッドが提供するクラウド型建設プロジェクト管理サービス。
21万社、55万人のユーザーによる利用と7年連続シェアNo.1(※)の実績が信頼性を保証します。

施工管理やチャット、黒板などさまざまな機能で現場から経営までの情報を一元管理し、業務の効率化を促進します。
クラウド型なので、スマホやタブレットからいつでもどこでも必要な情報にアクセスすることが可能
情報連携が円滑になり、事務所と現場間のムダな往復や、写真整理や報告書作成の時間も大幅に削減することができます。

また、ANDPADは導入から運用まで専任スタッフによる伴走型サポートを提供し、年間7000回以上の説明会を通じて職人や協力会社にも利用を促進。 「システムを導入したけど現場が使いこなせない」といった事態も防ぐことができます。

ANDPAD
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ANDPADを選ぶべき理由

55万人以上に利用されてきた圧倒的な信頼性

ANDPADは、株式会社アンドパッドが提供するクラウド型建設プロジェクト管理サービスで、利用社数21万社、利用ユーザー数55万人という実績を誇っています。 このサービスは、導入企業数において7年連続でシェアNo.1(※)を達成し、多くの企業に支持されています。

導入企業が多いことは、その信頼性が高いことを示しています。 また、多様な企業の課題を解決してきた豊富な経験とノウハウがあり、企業の具体的な課題に対する適切な提案が期待できます。

写真管理をはじめとした施工現場の効率化や経営の全面改善を目指す建設会社にとって、ANDPADは一元管理を実現するための最適な選択肢です。

※『建設業マネジメントクラウドサービス市場の動向とベンダシェア(ミックITリポート2024年12月号)』(デロイト トーマツ ミック経済研究所調べ)

黒板や施工管理など多彩な機能で現場全体の効率をアップ

ANDPADは、建設プロジェクトにおける経営から現場作業に至るまでの情報をクラウド上で一元管理するシステムです。 クラウド型であるため、最新の情報をいつでもどこでも確認することが可能。 さらに多彩な機能を組み合わせることで、黒板作成や写真台帳作成の効率化だけでなく、施工現場全体の業務効率をアップすることができます。

ある製造会社では、黒板機能と日報機能を組み合わせて活用することで、業務改善に成功しています。

今は、チャットで日々の報告、経費精算を受け付けています。これまで現場完工後に出社して行っていた事務作業を、ANDPADを使って現場で進められるようになり、写真台帳の作成も楽になりました。これによって無駄な出社が減り、振替休日の取得率を約40%→90%以上へと引き上げることができました。社員がプライベートを大切にできる時間も増えたと感じています。 参照元:ANDPAD公式HP(https://andpad.jp/cases/fujikozai)

21万社への導入実績に基づく綿密なサポート体制

システムは導入して終わりではなく、その後の運用が非常に重要です。 ANDPADでは、専任のスタッフが運用準備からシステムの運用が軌道に乗るまで伴走型の支援を実施。 特に建設・建築業界に特化した豊富な事例をもとに、ANDPADを効果的に活用するためのサポートを提供しています。

導入前には、経験豊富なスタッフが詳細なヒアリングを行い、各企業の具体的なニーズを把握します。 そして、年間7000回以上の説明会を行うスタッフが、職人や協力会社にANDPADの利用を促し、普及させる役割を担います。

さらに、ANDPADでは専任の担当者が導入から活用に至るまでをトータルでサポート。 これにより、導入企業が無理なく、かつ効果的にANDPADを運用できるようになるまで、全面的にサポートします。

ANDPADの導入事例

現場の写真もANDPADで共有し、完了報告もANDPADでペーパーレス化

京葉ガスお客さまサービス部くらし創造センターマンションサービスグループは、2021年からクラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を採用し、従来の課題を解決して業務効率化を図っている。

ANDPADを用いて現場作業の関係者に一斉に連絡できるようにしたほか、現場の写真もANDPADで共有して施工状況を把握しやすくした。現場作業完了時の報告もANDPAD上で行えるようにしてペーパーレス化を進めている。

引用元:ANDPAD公式サイト (https://andpad.jp/cases/keiyogas)

約1時間の作業終了時間の短縮に成功

ANDPADボードの導入による事務作業のデジタル化により、社内全体で作業終了時間が1時間以上早まった。

工程表や写真で進捗状況をデジタル管理することで、書類作成や地図検索などの手間が省け、作業時間の短縮を実現した。また、情報共有の円滑化も進んだ。工程表や写真で進捗状況をリアルタイムに共有することで、現場と職人と販売店が一体となって工程管理ができるようになった。

従来の紙のチェックシートだけでは、工事が滞りなく完了したという根拠が曖昧だったが、ANDPADボードでは、写真やデータに基づいた確実な情報共有が可能になった。

引用元:ANDPAD公式サイト (https://andpad.jp/cases/shizuoka-ina)

ANDPADの料金プラン

  • 初期費用+月額費用+オプション費用

ANDPADの会社概要

会社名 株式会社アンドパッド
所在地 東京都千代田区神田練塀町300 住友不動産秋葉原駅前ビル8階
URL https://andpad.co.jp/

現場ポケット

現場の声から生まれたシンプルで使いやすい機能

「現場ポケット」は、現場での使いやすさを重視した工事用黒板アプリです。塗料メーカーの株式会社アステックペイントが、塗装業者の現場ニーズに基づいて開発しました。

特に便利なのが報告書作成機能で、テンプレート選択で簡単に報告書が作成でき、作業効率が大幅に向上します。また、アカウント数やデータ容量、現場登録数が無制限なのも特長です。詳細な料金については後述していますので、ご覧ください。

現場ポケットの導入事例

電話数が激減!簡単に使えて価格にも満足しています!【塗装業:従業員数5名(2019年時点)】

決め手は「出面管理が行える」ことと「操作がシンプルで簡単」なことです。まず、現場の職人に使わせるなら簡単なものが良いと思っていました。
システムを導入するだけでもハードルが高いかなと思っていましたが、現場ポケットはその点簡単に使うことができ浸透も早かったです。

初めのうちは出面の登録漏れもありましたが、うちでは現場ポケットで勤怠登録をしないと出勤とみなさないというルールにして漏れはなくなりましたね。
実際、他の機能も含めて3か月ほどでほぼ完ぺきに使えていたと思いますよ。
あと他社に比べて価格も安くて満足しています。

引用元:現場ポケット公式HP (https://gempo.info/1794)

現場ポケットの料金プラン

初期費用 0円
月額費用 11,880円(税込)/月 ※年間契約の場合
オプション機能 要問合せ
アカウント数 無制限
データ容量 無制限
現場登録数 無制限

現場ポケットの会社概要

会社名 株式会社アステックペイント
所在地 福岡県福岡市博多区博多駅東3-14-1 T-Building HAKATA EAST 9F
URL https://astecpaints.jp/

KANNA

40,000社を超える導入実績

40,000社を超える導入実績を誇るKANNAは、建築業での施工管理や製造業および物流業での物品管理などで利用することが出来る業務DX化支援ツールです。

電子小黒板としての基本的な機能に加え、案件ごとのチャット機能や写真をドラッグ&ドロップするだけの簡単操作の報告書作成機能などが搭載されており、AndroidはもちろんiOSの両方に対応しています。

また、初期費用は0円で、さらに無料のトライアルが用意されているため、導入のハードルが低いのもKANNAの特徴の一つです。

KANNAの料金プラン

  • 導入費用:0円
  • 月額料金:公式HPに記載がありませんでした

KANNAの導入事例

写真や資料が更新の際のプッシュ通知が便利ですね

私たちは月に何十もの工事案件を管理しているため、時には着工時期がずれたり、決済をお待たせしたりすることもあります。それが「KANNA」を利用していれば、ステータスが進行するごとに通知されるほか、写真や資料が更新された際にもプッシュ通知がされますよね。

すると、工事業者の方も現状を把握でき、「待機の状況ではあるものの、この案件は動いているんだな」と安心されるようです。このプッシュ通知は、私にとってもありがたいですね。休日のように連絡の中身が確認できない状況であっても、「何か連絡が来ているな」ということは認識できます。

引用元:KANNA公式サイト (https://lp.kanna4u.com/casestudy/tokyo-dome/)

KANNAの会社概要

会社名 株式会社アルダグラム
所在地 東京都港区芝浦1-1-1 浜松町ビルディング11階
URL https://lp.kanna4u.com/

蔵衛門クラウド

現場写真の撮影から台帳管理までワンストップ

蔵衛門クラウドは、現場写真と図面を管理するためのクラウドデータベースシステム。電子小黒板機能を搭載した専用のカメラアプリ「蔵衛門カメラ」、撮影した写真をAIが自動で台帳に仕分ける「蔵衛門クラウド」、大量の写真を直感的な操作で簡単に管理できる「蔵衛門御用達」の3つのアプリを統合したパッケージです。

蔵衛門クラウドの大きな特徴の一つが「蔵衛門カメラ」の充実した写真撮影機能。明るすぎるもしくは暗すぎる写真は後から露出補正ができ、端末のGPSをオンにすれば、緯度や軽度を含む位置情報を自動で記録してくれます。

蔵衛門クラウドの料金プラン

  • フリー:0円
  • プレミアム:880円/月・メンバー
  • エンタープライズ:公式HPに記載がありませんでした

蔵衛門クラウドの導入事例

業務品質を確保しつつ、効率を改善

蔵衛門御用達DXでは、電子黒板のフォーマットが台帳の仕上がりにも大きく反映されます。今回は撮影を3人で分担したにも関わらず、工事写真の項目や用語、見た目が統一され、台帳としても見やすく完成度の高い仕上がりになった。電子黒板を使用したことで、スピードと品質の両方を手に入れることができたのです。

引用元:蔵衛門クラウド公式サイト (https://www.kuraemon.com/case/020/)

蔵衛門クラウドの会社概要

会社名 株式会社ルクレ
所在地 東京都港区北青山1-2-3 青山ビル3F
URL https://www.kuraemon.com/?from=global_navi

ミライ工事アプリ

現場のスマートフォンから電子小黒板の作成や写真整理が出来る

ミライ工事アプリは、電子黒板の作成から現場写真の撮影、台帳の作成、写真の管理までの一連の業務が現場のスマートフォン・タブレットで出来るようになるアプリです。現場の責任者が台帳管理のために事務所に戻る必要がなくなるため、業務効率の改善に役立ちます。

また、無料プランが用意されているのもミライ工事アプリの大きな特徴のひとつ。無料プランでは、同時に利用できる人数は1人まで、かつ、利用できるクラウドの容量は30MB(写真60枚程度)という制限があるものの、基本的な機能に関しては大部分を使用することが出来ます。

ミライ工事アプリの料金プラン

  • フリー:0円(最大1アカウント)
  • ベーシック:900円(最大1アカウント)
  • プロフェッショナル: 1,980円(最大1アカウント)
  • 法人契約(月額):2,500円/アカウント
  • 法人契約(2年契約):25,000円/アカウント

※税抜

ミライ工事アプリの導入事例

より多くの業務時間を顧客満足の向上のために割り当てられるように

ミライ工事を使うようになり、写真データを事務所に持ち帰ってパソコンに取り込むという作業はゼロになりました。現場のスキマ時間を使って処理できるようになったため、写真分類のために生じていた残業もなくなりました。作業負担が軽減されただけではありません。時間に余裕が生まれるようになったので、品質管理や安全管理のさらなる徹底など、顧客満足の向上につながる業務に充てられる時間が増えました。

引用元:ミライ工事アプリ公式サイト (リンク)

ミライ工事アプリの会社概要

会社名 株式会社ミライ工事
所在地 東京都
URL https://www.miraikoji.com/

Photoruction

カスタマイズ性に優れた工事用黒板アプリ

リリースからこれまでに300,000件を超えるプロジェクトで導入された実績を誇るPhotoruction。現場写真はもちろん、工程表、検査結果、図面、BIM(ルディング インフォメーション モデリング)といった、建築業の現場で必要な書類をすべて記録・共有することが出来るツールです。

そんなPhotoructionの大きな特徴の一つが、カスタマイズ性の高さ。それぞれの会社のニーズや規模にあわせて、ツールの仕様や機能を一からカスタマイズすることができます。

Photoructionの料金プラン

  • 導入費用:0円
  • 月額料金:公式HPに記載がありませんでした

Photoructionの導入事例

独自のデータベースをPhotoructionで運用しています

現場では日々の作業での引き継ぎ、例えば、写真を撮らないといけないところをあらかじめピンをたてチェックし、同僚にやっていないところを引き継いでやってもらうなどの連携にとても役に立っています。リアルタイムで情報が共有できるので、効率よく業務引き継ぎができています。 また、当社が独自で構築した建物のカルテのデータベースをPhotoructionに移行しているのですが、問題なく稼働しています。Photoructionは拡張性があるのと、利用する側もPhotoruction一つで統一できるのはとても良いという意見が出ています。竣工後に保管しておかないといけない書類などもPhotoructionを活用しています。

引用元:Photoruction公式サイト (https://www.photoruction.com/archives/case/kokune)

Photoructionの会社概要

会社名 株式会社フォトラクション
所在地 東京都品川区西五反田7-9-5 SGテラス4階
URL https://www.photoruction.com/

電子小黒板 PhotoManager

電子小黒板機能に特化したツール

電子小黒板 PhotoManagerは、電子小黒板としての機能に特化したシンプルな設計の工事用黒板アプリです。チャット機能やデータの共有機能などはありませんが、BoxやDropbox、Google Driveといった外部のクラウドとの連携機能やJ-COMSIAによる改ざん検知機能など、工事用黒板アプリとして最低限の機能を持っており、また、株式会社ワイズが手掛けるPhotoManagerと併用すれば、写真台帳の管理も簡単操作で行うことが出来ます。

電子小黒板 PhotoManagerの料金プラン

  • 導入費用:無料

電子小黒板 PhotoManagerの導入事例

導入事例

電子小黒板PhotoManagerの導入事例は見つかりませんでした。

電子小黒板 PhotoManagerの会社概要

会社名 株式会社ワイズ
所在地 長野県長野市三輪1丁目8番14号
URL https://www.wise.co.jp/quickproject/pmm/

工事写真

基本機能は無料で使える工事用黒板アプリ

特許取得済みの独自の写真自動仕分け機能を搭載した工事写真。国土交通省のNETIS(新技術情報提供システム)に登録されている工事用黒板アプリです。

写真の撮影機能、電子小黒板の作成機能、写真の整理機能といった最低限の機能しか搭載していないかわりに、基本機能は無料で使うことができ、クラウド上で保存したい画像の数・日数に応じてチケットを購入するという料金システムとなっています。

チケットは30日なら1GBで200円、5Gで300円、10Gと500円という非常にリーズナブルな金額になっており、コストパフォーマンスに優れたツールをお探しの方にはピッタリです。

工事写真の料金プラン

  • 導入費用:0円
  • チケット(30日):1G 200円、5G 300円、10G 400円、25G 800円、50G 1,400円、100G 2,300円

※税不明

工事写真の会社概要

会社名 株式会社Booth
所在地 兵庫県川西市久代3−29−26
URL https://www.booth-web.com/app/kojishashin/

現場DEカメラLITE/PRO

iOSのみ対応の電子小黒板に特化したツール

現場DEカメラLITE/PROは、iOSのみ対応の工事用黒板アプリです。電子小黒板に特化した設計となっており、写真の解像度の設定機能や「現場編集長CALSMASTER」と「PHOTOMASTER Plus」との併用による撮影リストの作成機能などが利用できます。

現場DEカメラにはLITEとPROの2つがあります。無料のLiteでは基本的な機能のみが利用でき、PROでは基本的な機能に加え、

  • 公共工事の電子納品に対応
  • 黒板への図面貼り付け
  • 半透明黒板
  • フラッシュ制御

などが使用できます。

現場DEカメラLITE/PROの料金プラン

  • PRO:3,000円

※税抜

現場DEカメラLITE/PROの会社概要

会社名 ダットジャパン株式会社
所在地 北海道札幌市中央区南3条西5-1-1ノルベサ5階
URL https://www.genba21.com/genbadecamera/

どこでも写真管理Plus

EX-TREND武蔵との強力な連携機能

どこでも写真管理Plusは、測量計算、CAD、写真・資料管理、品質管理、電子納品といった建設業のあらゆる業務を支援するオールインワンパッケージ「EX-TREND武蔵」と連携するスマートフォンアプリです。電子小黒板の作成と現場写真の撮影を行うことができ、AndroidとiOSの両方に対応しています。

すでにEX-TREND武蔵を導入している企業や、EX-TREND武蔵を導入する予定があるという企業にはおすすめのツールです。

どこでも写真管理Plusの導入事例

毎日の写真管理の仕事がたいへん効率化し、助かっています

たとえば現場で採ったデータをすぐSIMAとして吐き出し、武蔵に読込ませて図面へ反映させ、さらにその図面をFIELD-TERRACEに表示して測設も……一連の作業がとてもスムーズで、現場のカーナビみたいな感覚で使えます。まさに日々の業務で使いやすい「日々使い」なんです。その意味では写真管理業務に使用している「どこでも写真管理Plus」も「日々使い」ツールですね。これも操作はきわめて簡単ですが、毎日の写真管理の仕事がたいへん効率化されて、助かっています。

引用元:どこでも写真管理Plus公式サイト (https://const.fukuicompu.co.jp/constmag/info/133)

どこでも写真管理Plusの会社概要

会社名 福井コンピュータ株式会社
所在地 福井県坂井市丸岡町磯部福庄5-6
URL https://const.fukuicompu.co.jp/user/products/dokoshaplus/manual.html

sitebox

土木工事での現場写真撮影のための工事用黒板アプリ

sitebox (サイトボックス)は、土木工事での現場写真撮影のための工事用黒板アプリです。電子小黒板の作成機能や撮影写真の自動振分、J-COMSIAによる改ざん検知機能といった工事用黒板アプリとして基本的な機能に加え、写真のレイヤー化・レイヤーごとの注釈設定、コンクリート受け入れ試験・圧縮強度試験・出来形測定結果の記録など、土木工事での施工管理業務を効率化するための機能が数多く搭載されています。

また、株式会社建設システムが手掛けるクラウドデキスパートシリーズ(写管屋クラウド、出来形管理クラウド、品質管理クラウド)と連携させることができるのも、sitebox (サイトボックス)の特徴の一つです。

sitebox (サイトボックス)の導入事例

業務効率が改善し、働き方改革にもつながった

「SiteBox」の導入により、悩みの種であった工事写真の整理が大幅に削減できた。また現場で実測値や試験値を入力することで、出来形管理表や品質管理表を作成するための入力が不要になり、働き方改革につながった。

引用元:sitebox (サイトボックス)公式サイト (https://www.kentem.jp/casestudy/sitebox01/)

siteboxの会社概要

会社名 株式会社建設システム
所在地 静岡県富士市石坂312-1
URL https://www.kentem.jp/product-service/sitebox/

工事用黒板アプリとは?

工事用黒板アプリとは、現場写真の撮影で使われている黒板を電子化した「電子小黒板」を利用するためのアプリです。

木製の黒板を使う場合には、黒板をそれぞれの現場に持ち運び、工事名や工種、施工状況、写真の撮影日、立会者といった情報をチョークで書き込み、撮影した写真をバインダーやファイルで保存する…といった手間がかかりますが、工事用黒板アプリを導入すれば、こうした作業が一切必要なくなります。

2017年に国土交通省の直轄工事で使用されて以来、工事用黒板アプリは、

  • 現場管理者の負担を軽減
  • 人的エラーのリスクを軽減

といった目的で、全国で導入が進んでいます。

工事用黒板アプリを導入するメリットとは?

工事用黒板アプリを導入することで得られるメリットとしては、主に以下の3つがあります。

大量の写真でも簡単に整理・管理できる

木製の黒板を使用する場合、現場写真は1枚ずつバインダーやファイルで管理しなければなりません。写真の枚数が増えれば管理は煩雑になりますし、また、大量の写真を補完するための場所も必要となります。

工事用黒板アプリなら、現場写真をデジタルデータとして管理することができます。そのため、大量の写真でも簡単に整理することができ、また、検索機能を使えば、昔の写真をすぐに見つけることが出来ます。

作業工程・時間の短縮

木製の黒板を使う場合、黒板を準備し、必要な情報を書き込み、写真を撮影する…という手順で現場写真の撮影を行いますが、工事用黒板アプリなら、必要な情報をスマートフォンやタブレットに入力し黒板を作成すれば、あとは写真を撮影するだけです。

また、あらかじめフォーマットを用意しておけば、黒板の作成もあっという今です。

現場写真の撮影に必要な人員の数が減る

木製の黒板で現場写真を撮影する場合、黒板を持つ人と写真を撮影する人とで最低2名の作業者必要です。

しかし、工事用黒板アプリなら、必要なのは写真を撮影する人のみ。現場撮影の作業効率がよくなるのはもちろん、足場が安定しない現場など、2名での撮影が難しい現場でも写真を撮影することが出来ます。

工事用黒板アプリの種類と選び方

工事用黒板アプリの種類

工事用黒板アプリには、主に以下の3種類があります。

業務全体のDX化をサポートするモデル

電子小黒板機能に加えて、台帳・報告書作成やスケジュール管理、図面作成、検査業務の管理といった機能を搭載したモデルです。さまざまな業務をまとめてDX化したい会社や、既存のDX化支援システムからの乗り換えを検討している企業にはおすすめのタイプです。

電子小黒板機能にデータ共有機能がついたモデル

撮影した写真を社員間で共有するための機能が充実したモデルです。社員同士の連絡のチャンネルを一本化したいという場合や、現場で「やった・やってない」のトラブルを予防するために、写真およびメッセージの送受信の履歴を残したい場合にはおすすめです。

電子小黒板機能に特化したモデル

必要最低限の機能を省き、電子小黒板に特化したモデルです。

このモデルに分類されるアプリは比較的安価なものが多いため、予算の限りがあるという場合や、そもそも多機能なツールは必要ないという場合におすすめのタイプです。

工事用黒板アプリの選び方

上記のように、工事用黒板アプリには大きく分けて3つの種類があり、一般的に、機能が多くなればなるほどアプリの導入費用や利用料金も高くなる傾向にあります。

「多機能のアプリの方がいいだろうと思って導入したが、実際には使わない機能ばかりだった」というアプリや、「機能が足りず、不便さを感じてほとんど使わなかった」というアプリのために余計なコストを掛けるのは避けたいもの。工事用黒板アプリを選ぶにあたっては、「業務に本当に必要な機能」を明確にしつつ、機能の過不足がないものを選ぶようにしましょう。

工事用黒板アプリの導入に関するよくある質問

Q1. 無料で利用できるアンドロイド対応の工事用黒板アプリは?

ほとんどの工事用黒板アプリはアンドロイド搭載端末に標準対応しています。また、多くのアプリで無料体験版、および、機能が制限された無料プランが用意されており、まずは機能を試してみたいという場合にも、気兼ねなくダウンロード・インストールすることが出来ます。

なお、上記の早見表で挙げたアプリのうち、Androidに対応し、かつ、無料プラン(体験版も含む)が用意されているアプリは、

  • KANNA
  • 蔵衛門クラウド
  • ミライ工事アプリ
  • Photoruction
  • 電子小黒板PhotoManager
  • 現場ポケット
  • sitebox (サイトボックス)

となります。

Q2. 工事用黒板アプリの相場は?

工事用黒板アプリは、買い切り版とクラウド版で相場が異なり、また、クラウド版の場合、クラウド上に保存できる写真の枚数や同時に利用できるアカウントの数ごとに料金が変わるというケースがほとんどです。

したがって、一概に相場を示すのは難しいものの、料金・費用の幅としては、

・初期費用:無料〜数十万円 ・月額利用料金(クラウド版の場合):無料〜数万円

となり、その他、オプション費用がかかるケースもあります。

工事用黒板アプリの導入を考えている方は、本ページに掲載している「工事用黒板アプリの早見表」をご覧ください。

まとめ

工事用黒板アプリには、アプリごとに、建築業の業務をまるごとDX化してくれるもの、データの共有機能が充実しているもの、特定での用途に特化したものなど、さまざまな特徴があります。条件に合うアプリはみつかりましたでしょうか?

なお、多くのアプリは無料で利用できるトライアル版を用意しています。気になるアプリが見つかった場合、気軽に機能を試すつもりで、トライアル版をダウンロードしてみると良いでしょう。

免責事項
本記事は、2024年4月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。