工務店に集客イベントをおすすめする理由と開催するメリット

工務店に集客イベントをおすすめする理由と開催するメリット
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この記事では、工務店の集客イベントにスポットを当て、具体的なイベント内容や開催するメリットなどについて説明していきます。

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工務店が新規顧客を獲得するためには、いかに多くの見込み客を集められるかが大切です。

集客に有効なマーケティング手法に地域を巻き込んだイベントがありますが、どのようなイベントを企画すると良いのでしょうか。

ここでは、工務店のイベントによる集客手法とそれぞれのメリット、イベントを成功させるためのポイントを紹介していきます。

イベント集客の前に重要となるWeb施策についても解説しているので、ぜひご一読ください。

工務店の集客イベントを8つピックアップ

ではここで、8つのタイプの集客イベントを紹介していきましょう。

お祭りイベント

お祭りイベント
工務店の認知度を高めつつ、良い印象を持ってもらうのに効果的なのが地域に密着したお祭りイベントです。

来場者のプレゼント企画や抽選会、食べ物の屋台などを設置して、地域の人が家族で集まって楽しめる時間を演出します。

ローカルで人気の芸人や歌手などを呼んで、ちょっとしたショーを開催するのも効果的。

潜在顧客に対し認知度を高めることで、住宅関連のトラブルや何らかのニーズが起こったときに自社を思い出してもらいやすくなります。

ここで注意したいのが、イベントに訪れた人との関係性の構築を重視して、あくまでも「お祭り」をメインにすること。

受注の要素を強調せず、相談ブースを設ける程度にしておくとより良い印象を持たれます。

工作教室・DIY教室

工作教室・DIY教室
潜在顧客の育成に役立つのが、工作教室やDIY教室の開催です。

DIYに関心のあるファミリー層は多く、特に小さな子供のいるファミリー層は、工務店にとってメインターゲットとなります。

そのため、親子で参加できる教室型イベントは、顧客との距離を縮めつつ親近感を持ってもらうのに非常に効果的です。自社の技術力に関する認知度をアップし、印象を良くする効果が期待できます。

夏休みシーズンであれば、子どもの工作の宿題として活用できるイベントも良いでしょう。

自社の職人技術をアピールできるよう、工作テーマは木工系がおすすめです。

完成見学会・モデルハウス見学会

完成見学会・モデルハウス見学会
完成住宅やモデルハウスの見学会は、工務店の集客イベントとしてオーソドックスな手法のひとつです。

完成住宅やモデルハウスを見に来る顧客は、すでに「マイホームが欲しい」という購買意欲の高い状態の顕在層。そのため、競合との顧客獲得競争も激しくなります。

最近では、モデルハウスの見学だけでなく、実際にリアルなライフスタイルを感じてもらえる宿泊体験会のようなイベントも人気で、多くの工務店が取り組んでいます。

いまトレンドになりつつある宿泊体験についても説明しておきましょう。

宿泊体験

宿泊体験
完成住宅・モデルハウス見学会のように、実際に「目で見て・ふれて・感じる」といった体験を提供できるのが宿泊体験です。

実際にモデルハウスに寝泊まりしてもらうことによって、顧客の購入意欲を高めることができるでしょう。

住宅設備や設備を実際に使いながら試せるので「見るだけ」よりも魅力が伝わりますし、宿泊客は家を建てたあとの生活を想像しやすくなり、購入意欲が高まります。

見学会よりもリアルな体験でアプローチしたいと考えている場合は、宿泊体験の導入を考えてみてはいかがでしょうか。

土地探し・中古住宅の案内ツアー

ニーズはあるものの、まだ準備が整っていないターゲット層に対して活用できるのが、土地探しやリノベーションに関するツアーです。

「家を買いたいけれどまだ土地やリノベーションする中古住宅が決まっていない」という見込み客の掘り起こしができますし、土地や中古住宅を紹介できれば案件受注や成約に結びつきやすくなります。

ただし、住宅建築事業だけを行っている工務店の場合、土地や物件探しの際には不動産会社やディベロッパーなどの協力が不可欠です。

パートナーとなる企業を開拓する、その協力をしてイベントを企画する準備も必要となります。

勉強会・セミナー

勉強会・セミナー
マイホームづくりのコツに関する勉強会やセミナーも、住宅を建てたいと考えている顕在層を集客するのに有効な手段です。

住宅の性能を落とさずに建築コストを抑える方法は、「限られた予算でも、なるべく良いマイホームを建てたい」というターゲットにニーズがあります。

また、ファイナンシャルプランナーを招いた住宅ローンに関する勉強会なども有効です。「家を建てたいけれど、住宅ローンが支払えるか不安」で一歩を踏み出せない人にアドバイスができます。

無理のない範囲で住宅を建てたいと考えているターゲットにもアプローチしやすくなるでしょう。

OB会・OB訪問

自社で住宅を建てたOB(既存顧客)に声をかけ、定期的にOB会を開催したり住宅訪問したりするのは、既存客のアフターフォローにおいて効果的です。

顧客と良好な関係性を構築し、継続的なつながりを持っておくことによって顧客満足度が向上。将来的なリフォームやリノベーションなど、アフターマーケットにつながる可能性を高めます。

リフォーム相談

リフォーム相談
リフォーム相談会は、中古住宅を購入してリフォーム・リノベーションしたいと考える新規顧客に対してはもちろん、既存顧客に対してもアピールできるメリットがあります。

住人や家族の高齢化によるバリアフリー、ライフスタイルの変化によるオーダー家具といったニーズに応えられるかもしれません。

ここでも無理に売り込もうとせず、親身に相談に応じる、客観的なアドバイスを提供する姿勢を大切に、顧客との関係構築を重視しましょう。

工務店が行うイベント集客のメリット

工務店が行うイベント集客のメリット
改めて工務店がイベントを開催するメリットについて整理しておきます。

直接アプローチができる

住宅は人生の中でそう訪れない大きな買い物ですから、はじめて経験する顧客がほとんどです。

家をつくる側の話を直接聞きながら、目で見て、触れて、体験した上で比較検討したい人も多く、直接的なコミュニケーションが求められます。

イベントはこうした見込み客と対面で話をしながら、直接アプローチができる絶好の機会と言えます。

親しみを持ってもらえる

工務店のイベントにはファミリーで訪れる人が多く、イベントを楽しんでもらえれば親しみを持ってもらいやすいです。

地域に密着したイベントなら、近所の方にも良い印象を持たれるかもしれません。

認知度を高めつつ、工務店の印象をより良くする効果があります。

記憶に残りやすい

実際に来場して体験するイベントは、チラシや広告などを目にするよりも格段に強い印象として顧客の記憶に残ります。

たとえ直近では受注や成約にはつながらなかったとしても、ニーズが顕在化した際に、自社を思い出してくれるかもしれません。

イベントが記憶に残り、自社の魅力が伝わることによって、顧客の掘り起こしにもつながります。

工務店のイベント集客で気をつけたいポイント

最後に、イベントを開催する際に気をつけたいポイントも確認しておきましょう。

定期的に開催する

イベント開催は、ある程度の費用や時間がかかります。ランダムにイベントを開催してしまうと、準備に時間やリソースを要してしまい、効率的ではありません。
告知期間によっては、集客に偏りが起きてしまう可能性もあるでしょう。

不定期でイベントを連発するのではなく、定期的に開催することで安定した集客のためのスケジューリングや準備を行えます。

また、イベントの開催は、チラシや新聞折り込みなどで告知するだけでなく、公式サイトでも告知することが大切です。

チラシを目にしていないターゲットや検索からのユーザーにも情報が届くよう、オフラインと連動して記載するようにしましょう。

顧客情報を整理できるようにする

イベントでは、新規の見込み客獲得と既存見込み客との接触の両方を目的に集客できます。

一般的に住宅のような高額な商材は、顧客の検討期間が長い傾向にあります。

見込み客の接触回数や頻度のほか、好感触のあったイベントはどれか、ニーズは何かなど、顧客それぞれの情報がわかるように整理しておきましょう。

情報をしっかりと整理しておくことでイベント後の営業や追客がしやすくなりますし、適切なアプローチ方法を見つけやすくなります。

工務店の集客イベントまとめ

工務店の集客イベントまとめ
工務店のイベント集客は、顕在層、潜在層の両方に認知度を高めてもらえるほか、自社に良い印象を持ってもらえる、記憶してもらえるメリットがあります。

また、既存顧客との良好な関係性を構築したり維持したりするにも効果的です。

ただし、漠然とイベントを行わないよう、目的設定や顧客情報の整理も意識しながら実施しましょう。

それぞれのイベントの成功ラインを定めて、目的に合ったイベントを企画してみてください。

イベントの受け皿にWeb施策が必須

人々のネットリテラシーが高まり、住宅のような大きな買い物でも、最初の検討段階ではWebで検索をして比較検討することが当たり前となりました。

工務店のイベントは地域に密着していることが多いため、ターゲットによって住みたいエリアが異なるとうまく集客できないなど、どうしても物理的な制約があります。

Webで検索された際に自社の魅力や強みが伝わるようになっていれば、地域にとらわれず商圏を広げられる可能性があることから、今後よりWeb集客の重要性は高まっていくでしょう。

自社のWeb集客についても、ぜひこの機会に見直してみてください。

工務店Web施策の実績が豊富なZenken

キャククルを運営するZenkenでは、これまでに工務店を含む120業種を超えるクライアントのWebマーケティングを支援してまいりました。

8,000件以上のWebサイト運用実績もあり、ユーザーや競合の分析、戦略策定といった部分から、コンテンツ制作・Webメディア制作やその運用もワンストップで対応可能です。

とくに地域密着型工務店やハウスビルダーの顧客が多く、コンテンツマーケティングを中心としたWeb施策を多数手掛けてきています。

培ってきましたコンテンツSEOのノウハウによって、商圏となる特定のエリア内から、さらに貴社と相性の良いユーザーだけを集客できる施策を得意としています。

ホームページやポータルサイト掲載、リスティング広告といった既存の手法ではうまく集客ができていない、といった場合は、ぜひZenkenまでご相談ください。

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