眼科が集患するためのマーケティング・広告戦略とは？増患を実現する経営・集客方法

最終更新日：2024年04月17日

眼科の集客・売上アップのポイント

開業医の多い眼科は、内科医や外科医と比べ収入が多いといわれています。その一方で、集客をして新規顧客が常に来なければ、経営が成り立たない世界でもあります。

新規開業の場合、潜在顧客の多い立地にこだわることが第一。とりわけ、中高年層の多い地域を選ぶとよいでしょう。

なぜなら、眼鏡処方や結膜炎といった利益が少ない医療の多いとされる若年層をターゲットにするより、さまざまな目的で来院される中高年層をターゲットにするほうが効果的な売上につながるからです。

また集客力をアップさせるには、ホームページやブログなどで、対応できることや設備、実績などを紹介するのはもちろん、院長やスタッフの接客等に関する口コミ（お客様の声）などを発信することが大切です。

潜在顧客はホームページなどから情報を収集し、自分に適した眼科を探しています。自らの眼科が選ばれるためには、利用者の求める情報を数多く発信しなければいけません。

たくさんの情報を発信することができれば、潜在顧客からの信頼度が高まり、集客アップにもつながっていくことでしょう。

眼科市場を踏まえる

眼科市場は高齢化の波があり、急成長を迎えています。年を重ねることで迎える「黄斑変性症」が急増することが見受けられ、2023年には2016年の1.5倍以上の1000億円規模の市場になると、言われています。
高齢になると「老眼」「白内障」「緑内障」「眼底の変化」「視力の低下」も発生するため、早めに自院が切り込むべきジャンルを選定しながらエリアマーケティング戦略を策定していく必要があります。

レーシック・ICLニーズ上昇に合わせ、先手で集客を打つのも手

近年ではICL治療が着目されており、芸能人も積極的に取り入れていることから若者を中心に広まっています。
単価も高く、非常に満足度が高い施術であるため、これから参入しようと動き始めている眼科も増えていくことでしょう。

参入予定がある場合には、競合他院がどれだけ踏み切っているのかを確認しておきましょう。
近隣の眼科が導入をしていなければ、マーケット調査を行い、矯正市場があれば早めに参入をするべきです。

すでに参入をしている場合には、競合他院とのマーケティング状況を比較し足りないところを把握しておきましょう。
その中でも効果が薄いものは着手はせず、効果が高いものから着手をするようにしましょう。

効果がある集客手法としてアフィリエイトをやるパターンもありますが、
医療広告ガイドラインに則していないと最悪の場合自院が危険にさらされる可能性も孕んでいるため、
完璧なコントロール下における、ないしは医療従事者にアフィリエイトサイトを許可するなど慎重に行うべきです。

レーシックの広告には医療広告ガイドラインの限定解除要件記載が必須

眼科の集客・集患をアップさせる具体的な方法

それでは実際に眼科の患者を増やす具体的な方法にはどのようなものがあるか、見ていきましょう。

インターネットに注力する

これからの時代、集客や売上アップにつなげるためには、インターネットで情報を発信していくことが重要です。

眼科は、歯医者や美容整形などと比べて、ネット集客しているところはまだまだ少なく、さらに一度ホームページを作っても、うまく集客や売上につながるような活用ができていないところも多くみられます。

コツとしては、処方できるメニューや院長・スタッフの紹介、内装や設備など写真の掲載、口コミなどの情報を発信していくこと。インターネット上で行うことで、コストパフォーマンスの高い集客を実現できます。

人員	ホームページ作成会社とのやり取り1名
メリット	インターネットを活用することで、効率よく集客ができる
デメリット	ホームページの作成を依頼する際にコストがかかる

ホームページ制作の相談はこちら

ポジショニングメディアの導入

上記は弊社で手掛けた白内障手術の不安解消ポータルサイト（ポジショニングメディア）です。経験者100人へのアンケートをベースに、白内障手術を検討しているユーザーを集客しています。

白内障手術を受けるなら、まず自分の生活スタイルに合った眼内レンズを選ぶことが大切であるとして、白内障に関する基礎知識や全国の眼科クリニックをエリア別に紹介しています。

弊社が提供するメディア戦略であるこのポジショニングメディアとは、地域に根差した眼科をまとめたサイトを作り、患者のニーズに合わせて眼科を紹介していく仕組みです。

「○○エリアでレーシックやICL対応」「白内障手術に対応している」眼科の紹介といった施術ベースでの区分け紹介や、患者の持つニーズである、

眼科クリニックの特徴（強み）
治療料金
対応範囲
アクセス・診療日

といったものを網羅していき、自院に合った訴求を行うことで、自院に合った患者だけを集客することが可能です。

そのエリアでこの症状であれば、この眼科に行くべきだと啓蒙をすることで、商圏エリア内で第一想起される眼科クリニックを目指します。

自院のブランディングを行いながら集患に繋げることができるため、当然クリニックの売上アップも見込めます。

こちらで紹介した白内障手術に特化したポータルサイトに貴院の情報を掲載することも可能です。ご興味があるかたは、下記ボタンよりお問い合わせください。

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眼科の売上アップを実現するコツとポイント

プライバシーを意識した診療室に

眼科のなかには、待合室と診療室の仕切りが薄く患者や医師の声が待合室まで聞こえるような、プライバシーが筒抜けになっているところも少なくありません。

例えば、暗幕だけでなく個室にするなど、顧客のプライバシーに配慮した診療室に変えるだけで評判はアップします。

人員	工事会社とのやり取り1名
メリット	顧客が安心して利用できるリピーターにつなげやすい
デメリット	個室にするための改装費が必要