納骨堂・永代供養墓の集客にはweb広告施策がマスト
最終更新日:2024年03月07日
納骨堂・永代供養墓の集客にWeb広告施策が必要な理由
納骨堂や永代供養墓の顧客は、当然のことではありますが、何もせずに集まってくるわけではありません。現在数多くの永代供養墓や納骨堂がありますので、さまざまな集客施策を行って集客を図る必要があります。
しかし、コロナ禍にあって人と人との接触を避けるなど世の中が不安であふれている中、終活スタイルにも変化が訪れています。納骨堂・永代供養墓の集客方法を考える前に、潜在顧客の心理をまず考えてみましょう。
なぜ納骨堂・永代供養墓を探しているのかを考える
釈迦に説法と言われてしまうかもしれませんが、なぜその人は通常のお墓ではなく、永代供養墓や納骨堂を探しているのかを考えてみましょう。
まず、理由のひとつに挙げられるのが費用の安さです。一般的には、お墓を立てるには高額な費用がかかります。安い墓石ですと10万円ほどで購入することもできますが、ほとんどの場合100万円以上かかります。
「全優石(社団法人全国優良石材店の会)」の調査では、墓石代の全国平均は160.7万円(墓地代を除く)。コロナ禍の現在、墓石を含むお墓の高額負担を避けたい、と考えるのは自然な流れです。
また、霊園や寺院に永代使用料を支払わなければなりません。永代使用料の相場は東京都23区では160万円~200万円ほど、23区外では40万円~60万円ほど。また別途管理料の支払いをする必要もあります。
一方で永代供養の場合は基本的には墓石代はかからず、一式料金を支払えば管理費を支払う必要はありません。
納骨堂・永代供養を選ぶその他の理由
しかし、納骨党・永代供養を選ぶのは、単に費用が安いからという理由だけではありません。終活する本人と家族とでは若干の違いはありますが、主に以下のような理由が考えらます。
- 寺院に任せる方が安心
- お墓を持つ必要がない
- 自分たちで供養せずに済む
- 法事などの費用を抑えたい
- 無縁仏になる可能性が低い
- 家族に負担をかけたくない
- お墓を継いでくれる人がいない
- 宗教の違いから家族と同じお墓に入れない
- 家族の住む土地ではなく故郷に戻りたい
などが挙げられます。
コロナ禍がいつまで続くのか不透明な状況で、本人も家族も通常のお墓も含め、永代供養墓や納骨堂を併せて検討しているかもしれません。
そのうえで、その心境に寄り添うような情報発信ができているか、いま一度ホームページやパンフレット、折込のチラシなど広告を含め見直してみるべきです。
「選ぶ理由」を提供できているか
前述したとおり、顧客は単に費用が安いからというだけで納骨堂や永代供養墓を探しているわけではありません。この点を理解しておかないと、潜在顧客の心をつかむのは難しいと考えるべきです。
そのため、自分たちの寺社や納骨堂の魅力やアピールポイントを見出し、ターゲットに伝え続けていく必要があります。たとえば、
- 駅近
- 宗派を問わない
- 三密が避けられる
- バリアフリーである
- 寺社まで坂道などがない
- 駐車場が完備されている
- 寄付や年会費を支払う必要がない
などが納骨堂を選ぶ理由に挙げられますが、こういったアピールできるポイントがターゲットに伝わっているでしょうか?
顧客が納骨堂や永代供養を選ぶ理由について改めて理解し、自分たちのアピールポイントをターゲット顧客に届けて、集客につなげていきましょう。
納骨堂・永代供養墓の集客方法とは
それでは、納骨堂・永代供養墓の集客方法にはどのようなものがあるのかを見ていきましょう。
オフライン集客
まずは新聞紙面広告。新聞購読率が高いのは60歳以上のシニア層です。そのため、新聞紙面広告は、シニア層へのアプローチに効果的な集客方法といえるでしょう。生前予約したいと考えている人たちなどの集客を狙うことができます。
また、ポスティング・DM・新聞折込などチラシを使った集客を行う際は、チラシの目的を明確にすることが重要です。チラシに掲載されている情報をどのような人に届けたいのかについて考え、ターゲットを明らかにしましょう。
また、自分たちの寺社や納骨堂を利用することで得ることのできるメリットを掲載することも大切です。
そのほか、
- 電柱広告
- 駅の看板
- 電車の車内広告
- テレビや雑誌の広告
などを活用することもできます。
ここで注意していただきたいのは、ポスティングやDMなどの場合、電話などの問い合わせ先だけでなく、QRコードなどを掲載してインターネットへの導線を確保しておくことです。
いまの時代、ネット上で情報を確認するという行動が当然のことになりますので、ぜひ実行してください。
では次に、オンライン集客について解説していきましょう。
オンライン集客
ホームページ
自分たちの寺社や納骨堂の公式サイトは既に制作済みでしょうか? 新聞広告やチラシで自分たちの納骨堂の存在を多くの人たちに知ってもらうことはできますが、具体的な魅力やアピールポイントをターゲットに伝えるためには、やはりホームページが必要です。
他の広告と比較すると、ホームページはいったん制作してしまえば24時間365日宣伝することが可能なので、ある意味リーズナブルな集客方法です。
ただし、ホームページを制作して終わりではありません。そこからが戦いの始まりです。
検索結果の上位に表示させるためにも、SEOなどの専門知識をつけなければなりません。自分たちで上手く作るのは時間や手間がかかりますので、プロの業者に制作を依頼するのがおすすめです。
SNS
Facebook、LINE、TwitterなどのSNSを活用することで、集客につなげることが可能です。SNSを使った集客を行う際は、複数のSNSを使うことで相乗効果を高めることができます。
Facebookは高年齢層の利用率が高く、またLINEは10代20代の若年層だけでなく、60代のシニア層など幅広い年代に利用されています。そのためSNSで集客を図る際は、この2つを活用するのがおすすめです。
また、SNSの魅力はなんといっても拡散性が優れているところでしょう。自分たちの納骨堂やサービスの情報を効果的に拡散することができます。
したがって、ユーザーが周囲に知らせたくなるような情報を提供するのがコツです。顧客の口コミを拡散したい場合は、Twitterが最も適しています。ただし炎上にはくれぐれもご注意ください。
ポータルサイト
ポータルサイトには多くの納骨堂が掲載されているため、サイトへの訪問者が多いのが特徴です。掲載することで訪問者に自院を認知してもらうことが可能になります。
掲載先ポータルサイトを選定する際は、納骨堂に特化していることはもちろん、ユーザーにとって必要な納骨堂選びの情報が網羅されているかがポイントです。自院の特徴が表現しやすいのであればより良いでしょう。
これらを踏まえることで、冷やかしではない資料請求や問い合わせや見学会へのお申込みを獲得することができます。
納骨堂カタログ
引用元:
納骨堂カタログ(https://www.charnel-etnl.com/guide/)
「納骨堂カタログ」は納骨堂・永代供養墓に特化したポータルサイトです。地域や費用・宗派・高級さなど、ユーザーがこだわりたい項目で自分に合う納骨堂を見つけることが可能です。
ポジショニングメディア
ポジショニングメディア事例 詳細はお問い合わせください
ポジショニングメディアとは、自院と相性の良いユーザーを集客できるWebメディアです。納骨堂が持つ特徴や隠れた強みを抽出し戦略設計からメディア制作、集客に向けた運用まで行います。
このポジショニングメディアが選ばれる特徴は、自院の特徴や強みに共感したユーザーを集客できるため、成約率の高い反響を効率的に集められる点にあります。
例えば、価格勝負ではない、サービス力重視の納骨堂として打ち出す方針がでしたら、対象商圏でサービス力重視のユーザーにのみ選ばれる効率的なWeb集客が実現可能です。
ユーザーに選ばれる特徴や集客の良い仕組みが作れないというお悩みにも、弊社コンサルタントが市場分析をした上で適切なWeb集客戦略のご案内させて頂きます。
集客はオフラインからオンラインへ
ウィズコロナ時代では見学も容易ではありません。リアルイベントをオンラインイベントに転換したりするなど、オフラインでできていたことをオンラインに切り替える業態も増えてきています。
納骨堂や永代供養墓もほかの業態と同様に、集客を新聞広告やチラシなどのオフラインだけに頼るのではなく、オンライン集客に力を入れていく必要があります。
ウィズコロナ時代に勝ち残るためには、
- 動画でバーチャル見学会ができる
- 法要のシミュレーションがネット上でできる
- オンラインで見積もりを出してもらえる
といったことをオンラインで行っていくことも視野に入れてください。
この夏お盆に帰省できないお客さんが「オンライン法要」をする様子がテレビでも放送されていましたが、こうした時代の流れをつかんで集客チャンスを逃さないよう心がけるとよいでしょう。
業界内でブランドポジションを確立できる集客メディア
競合他社と差別化したい、アプローチできていない層に自社の名前をアピールしたいといった集客の課題を持っている企業はぜひ資料をご覧ください!
地域顧客を獲得するにはWeb施策が最も効率的
先ほどご紹介した折込チラシや新聞広告などのオフライン集客に効果がない、というわけではありません。
しかし、エリア戦略や特定の地域の顧客獲得にはインターネットによる集客以上に効率的な方法はないのです。
特定のエリアで永代供養墓、納骨堂の集客をしたいのであれば、「自社商圏×永代供養墓」「自社商圏×納骨堂」で Web施策を講じてください。
コロナの収束が見えない今、先ほどお伝えしたLINEやfacebookなどのSNSを運用する、対面しなくても面談ができるオンライン商談を取り入れるなど、さまざまな方法があります。このような方法を用いれば、集客に成功できる可能性は高い、と言えます。
当社のWebマーケティング戦略のひとつである「ポジショニングメディア」について、納骨堂・霊園向けのものを資料にしました。すでに導入されたお客様の声や、一般的なWeb集客手法の課題もまとめています。
納骨堂・永代供養墓の集客まとめ
これまでの広告手段からインターネットによる集客に切り替えたいと思っても、どこから着手すればよいか、途方に暮れるかもしれません。
ホームページのリニューアルが必要なのか、リスティングなどの広告用にLP(ランディングページ)作成が必要なのか、エリアキーワードの施策を優先すべきなのか。
弊社はエリア戦略を得意としているので、もしもWeb集客全般のお悩みがあるのであれば、ぜひ一度お聞かせ願いたいです。
ご相談は下記より承っております。