結婚式場・ブライダル(ウエディング)業界のコンサルティング会社の選び方・経営課題の解決ポイント
最終更新日:2024年03月07日
結婚式場・ブライダル(ウエディング)コンサルティング会社を選ぶポイント
結婚式場・ブライダル(ウエディング)業界のコンサルティング会社は数多くあるため、漠然と見比べていても中々決めることができません。
- 解決するべき課題、および目指すゴールを明確にする
- あらかじめ使える予算を明確にしておく
- 各コンサルティング会社の強みや得意とするマーケティング戦略を確認する
まずは上記のポイントを意識しながら、各結婚式場・ブライダル業界のコンサルティング会社の情報を見ていきましょう。
結婚式場・ブライダル(ウエディング)業界のコンサルティング会社リスト
株式会社アルプラス
引用元:アルプラス(https://allplus.tokyo/minaoshi/)
売上アップにコミットし、担当者が現場に足を運んで実感したことと、いままでの集客ノウハウを掛けあわせて、結婚式場の経営をレベルアップさせる戦略を提案する、ブライダル・結婚式場専門のコンサルティング会社です。
経営ノウハウをまとめた書籍を数冊刊行しており、その経験・ノウハウを活かした披露宴の改善、SNS戦略、LINE広告、インスタ戦略など、幅広い集客戦略に対応可能。
広告費を抑えて集客率を1.5倍に上げる等、コスト削減や費用対効果も考え、相談に乗ってくれます。
クライアント企業は全国に点在、エリアを問わずに施策実施できる点が強みです。1年間の成果を開示している結婚式場もあり、その成果は公式サイトでも公開されています。
現状の課題のヒアリング・戦略提案はもちろん、経営戦略には欠かせない、人材育成や財務管理など包括的なコンサルティングが可能です。
- 所在地:東京都中央区銀座1-16-7 銀座大栄ビル5F
SoZo株式会社
引用元:SoZo inc(https://www.sozoinc.jp/)
ブライダル業界にマーケティングスペシャリストを育成することで、業界活性化を目指す、ブライダル専門のコンサルティング会社。
コンサルティングの他にWeb集客スクールも開講しており、集客課題の解決に必要な知識・ノウハウも提供しています。
Web媒体の活用や、写真を使った戦略など、様々な角度からマーケティング戦略を提案。培ってきたノウハウを活かして、クライアントにあわせた集客改善を行ってくれます。
ウエディングプランナーの次のキャリアとして、ウエディングWebプランナーという資格検定も実施しています。
- 所在地:東京都千代田区九段南2-4-11
株式会社T・T・K
引用元:T・T・K(https://www.t-t-k.net/)
1998年に設立、ブライダル事業のコンサルティングを主軸に行っている会社です。
マーケティングなどの集客コンサルティングと、成約率向上などの営業コンサルティングを行っており、戦略立案・教育研修にとどまらず代行業務も依頼することができます。
例えば広告媒体の入稿代行や、新規接客の代行など、人手が足りない業務や改善したい業務に集中した相談も可能です。
コンサルティング期間が終わって業績悪化とならないように、しっかりと自力で勝てる式場にするためスタッフ教育に重点を置いたコンサルティングをしてくれます。
- 所在地:東京都港区北青山2-7-13
株式会社ニューバリューフロンティア
引用元:New Value Frontier(http://www.newvaluefrontier.co.jp/)
自社で結婚式場を構えている、ブライダル業界のコンサルティング会社。
自社の結婚式場の運営実績を元に集客や運営の問題点を見つけ、実践的なコンサルティング提案をしてくれます。
また現場を詳しく知る会社だからこそ、接客技術の改善やルーティン作業や機械的業務の経験といったところまで手掛けており、現場の社員の負担を軽減しながら集客を実現できます。
さらには人材のマッチングなども手掛けており、幅広い分野で依頼ができるブライダル(ウエディング)コンサルティング会社です。
- 所在地:東京都渋谷区広尾1-3-18 広尾オフィスビル11F
株式会社ノバレーゼ
引用元:ノバレーゼ(https://www.novarese.co.jp/)
結婚式場の運営会社として知られるノバレーゼは、ブライダルそのものの価値向上を目指してブライダル(ウエディング)コンサルティング事業も展開しています。
結婚式場はもちろん、レストランなどを運営する実績を活かし、建築物のリノベーションや店舗デザイン、ドレスやギフトの開発など、結婚式場を利用するカップルにとって総合点が高くなるような施策を多数持ち合わせている点が特徴です。
費用は要問合せですが、自社のオリジナリティを高めたい会社にオススメのコンサルティング会社です。
- 所在地:東京都中央区銀座1-8-14 銀座YOMIKOビル4F
株式会社フォーサイトクリエイション
引用元:フォーサイトクリエイション(https://bridal-consulting.com/)
ブランディングや、それに伴うデザイン制作・Webサイト制作などのノウハウを活かして、ブライダルのコンサルティングを行っている会社です。
結婚式場・ブライダル経営について、トータルにコンサルティングできるため、課題となっている点に対して適切な解決手段や戦略を提案してくれます。
マーケティング戦略やブランディングによる差別化などを中心に、費用対効果の高い経営コンサルティングを実行。
長期安定した経営が行えるようにするため、クライアント企業のフェーズに合わせたサービスを提供し、成長スパイラルをつくれるように協力をしてくれます。
- 所在地:大阪府大阪市西区西本町1-8-2 三晃ビル305
株式会社フォーディメンション
引用元:フォーディメンション(https://4-dimensions.jp/)
ブライダルのコンサルティングを中心に、多数実績を誇るコンサルティング会社です。自社ホームページはもちろん、ゼクシィなどに掲載する際のコンサルティングも実施してくれます。
ここまで幅広く手掛けてくれる理由は、集客のために「全体を通したストーリー化」を実践することが得意なためです。会場の強みをそのまま打ち出すのではなく、利用するカップルに刺さるようなストーリーを構成することで戦略を構築していきます。
代表の森山氏はあらゆるシーンで講演などを実施していることから、まず講演を聞いた上で利用を検討してみるのも良いかもしれません。
- 所在地:東京都中央区日本橋兜町20-6 日本橋兜町ファースト4F
株式会社リクシィ(リクシィブライダルコンサルティング)
引用元:リクシィブライダルコンサルティング(https://consulting.rexit.co.jp/)
インターネット業界とブライダル業界で培ってきたノウハウで、コンサルティングを行っている会社です。
実績のあるメンバーが少数精鋭でコンサルティングを行っており、規模は小さいものの、マーケティングからITインフラ構築、人材・組織コンサルティング、新規事業立ち上げまで幅広く対応できます。
現在結婚式の在り方は多様化しており、結婚式そのものの形態や参加人数などが大きく変動しています。このような現状に即したプランを提供するため、月額5万円のライトなチャットコンサルプランも備えています。
「いきなり本格的なコンサルティングを依頼するのは費用が掛かり不安」という方は、まず相談するコンサルティング会社として認識しておくと良いでしょう。
- 所在地:東京都中央区銀座7-15-4 三島ビル6F
株式会社Licコーポレーション
引用元:Licコーポレーション(https://lic-c.jp/)
ホテルやブライダル業界の特化した人材サービスを行っている会社ですが、そのスタッフ育成のノウハウなども活かし、式場運営全般のコンサルティングも行っています。
得意とするスタッフの教育や管理、マニュアル作成、取引業者の選定などのソフト面はもちろん、戦略立案のためのマーケティング、式場設備の見直しやメンテナンスなど、プロモーションやハード面もトータルにサポート。
業界に特化している専門性と経験を強みとして、「結果を出すコンサルティング」にこだわりを持っている会社です。
- 所在地:東京都港区高輪3-4-1 高輪偕成ビル6F
結婚式場・ブライダル業界のコンサルティング会社の選び方
自社の課題とゴールを明確にしておく
自社の課題が明確でない場合、「集客できないから何とかしてほしい」というような曖昧な依頼の仕方になってしまいます。
コンサルティングは課題解決のプロなのだから、全部任せるべきだろうと考えてしまうかもしれませんが、ある程度は自社で課題の方向性や仮説は持っておきましょう。
課題解決における得意な手法はブライダル(ウエディング)コンサルティング会社によって異なるため、コンサル依頼をする会社を絞り込むためにも、まずは自社でも課題の整理を行うことをおすすめします。
その課題・仮説を含めて相談することで、どういった分析をしてくるか、課題解決に向けた戦略提案をしてくれるか等、見極めもしやすくなるでしょう。
改善したいポイントに合わせてブライダル(ウエディング)コンサルティング会社を選ぶことを意識してみてください。
予算や期間を決めておく
コンサルティングの専門性や、経営の踏み込み方、契約期間などでコンサルティング料金は変わってきます。集客改善できるまで無尽蔵に予算があるわけではないので、予算や期間を見積ってブライダル(ウエディング)コンサルティング会社を選びましょう。
例えば、結婚式場を運営している会社のコンサルティング会社、ブライダル専門のコンサルティング会社に比べ、総合コンサルティング会社はレベルが高い分料金も高額です。
どのレベルのコンサルティングが必要か、そして利用できるのか、まずは予算設定から考えておきましょう。
安価なコストで対応してくれるブライダルコンサルティング会社も
「いきなりブライダルコンサルティング会社へ依頼するのは膨大な費用が掛かり不安」という担当者向けに、手軽に相談できる「ライトプラン」を用意しているブライダルコンサルティング会社もあります。
まずは手軽な金額からコンサルティングを始めてみるのも良いかもしれません。
結婚式場・ブライダルのコンサルタントが実践する集客方法
ブライダルコンサルタントは、式場を運営している会社がコンサルティングも行う場合と、他業種の手法を持ち込んで集客する場合、コンサルティングを専門にして培ってきたノウハウを用いる場合などがあります。
ブライダルコンサルタントによる集客として、例えば以下のようなものが行われます。
Web集客の改善
インターネットでの集客は、ブライダル業界ではマストといっていいもの。しかし、ただホームページを作ったり、ポータルサイトに広告出稿しているだけでは競合他社に出し抜かれてしまいます。
ブライダル(ウエディング)コンサルティング会社では、例えば競合との関係、エリア内での競合状況などを分析しながら、予約につながる戦略を提案してくれます。SEO対策、広告の最適化など、いか戦略的・論理的に集客への道筋を示すかがコンサルの腕の見せ所です。
Web集客を強化したい場合は、ぜひ以下もチェックしてみてください。
業界内でブランドポジションを確立できる集客メディア
競合他社と差別化したい、アプローチできていない層に自社の名前をアピールしたいといった集客の課題を持っている企業はぜひ資料をご覧ください!
マーケティング・ブランド戦略
マーケティングリサーチを行い、式場のコンセプトや独自性を発見・提案、そして開発することで、他社との違いをつくり出します。
差別化を行なうことは、マーケティング戦略上は必須。コンサルティング会社の経験・ノウハウを活用することで、もしかしたらすでに持っている強みだけで差別化する方法も見出せるかもしれません。
施設のプロデュース
施設自体に魅力があるか、という点もブライダル業界では重要なポイントです。
ですがただなんとなく綺麗・雰囲気があるというだけではあと一歩。どういったブランディングを行うか、どんなストーリーに基づいて式場や施設がつくられているかといった一貫性が大切です。
経営戦略全体を見渡すブライダルコンサルティング会社だからこそ、広告・施設などにひとつ軸を置いたブランディングをしてくれます。
その上で施設で見せるべき魅力、空間プロデュース、ネーミング変更などの提案があります。
結婚式場・ブライダルのコンサルティング会社の選び方まとめ
結婚式場・ブライダルコンサルティング会社は様々な打ち手で、集客改善・経営改善に向けた戦略を提案してくれます。
ただし上述したように、会社によって得意な戦略や、コンサルティングの手法も異なってきますので、ある程度候補を決めたらしっかりと情報を確認してみましょう。
そして具体的な課題をまずは相談してみてください。可能であれば複数社に同じ内容で相談してみると、違いがわかりやすいかもしれません。
どういった戦略を提案してくれるのかを見定めて、信頼できるブライダルコンサルティング会社にコンサルをお願いしてみましょう。