ブライダル・婚礼システム（ウエディングシステム）事業会社7社を徹底比較してみた！

ブライダル・婚礼システム事業会社7選

早速ですが、ブライダル・婚礼システム事業者を7社紹介していきます。

PIEM（パイエム）株式会社

画像引用元：PIEM株式会社「ONE-Wシステム」公式サイト（https://www.piem.jp/）

サービスの特徴

PIEM株式会社が提供する「ONE-Wシステム」は、招待者リストアップ・席次表など、時間がかかる作業をオンライン上で準備できるシステムです。紙の書類でやり取りしないので紛失リスクも減らせます。

さらに、新郎新婦がすき間時間を使って作業できる設計なので、効率よく作業が進められます。招待者リストアップ字形チェック機能など新郎新婦にも結婚式場にも便利な基本機能が搭載されている点が魅力です。

バンケット・スケジュール表示までWebで完結

ONE-Wシステムは、配席機能を搭載し、手書き作成の手間を省いています。修正もオンライン上で簡単にできるため、顧客もプランナーも情報を共有しやすくなります。

バンケット指示書の表示やスケジュールの共有もWeb上で完結するので、伝え漏れや認識のずれなどを防ぐことが可能です。

サービスの料金

初期費用

• システム設定費55,000円（税込）／1式場
• システム導入費275,000円（税込）／1式場

運営費用

• システム利用料11,000円（税込）／1挙式
• 各種オプション 応相談

サービスの実績

全国約500の式場に導入、年間約4.5万組（2019年度実績）
※参照元：PIEM公式HP｜導入事例（https://www.piem.jp/introduction/）

企業概要

株式会社データマックス

画像引用元：式会社データマックス「Strategy-Suppli」公式サイト（https://www.mybridal.jp/）

サービスの特徴

株式会社データマックスが提供する「Strategy-Suppli」は、ブライダル情報処理においてビジネスモデル特許を取得している婚礼・宴会システムです。

婚礼管理から商品管理、経営分析に至るまで幅広く活用できます。仕入れ業者とのやり取りもオンライン上でできるため、発注・受注管理が容易になり、発注ミスの低減にもつながるでしょう。

顧客がオンライン上で席次表・料理・引き出物などを選択可

Strategy-Suppliは、顧客がオンライン上で席次表・料理・引き出物などを選択できます。顧客との打ち合わせ回数・時間削減につながり、業務負担の軽減が図れます。

修正ややり直しも直ぐに反映され、集計作業も自動なので必要ありません。顧客がつくった発注書を業者に直接送れるようになっているため、伝達漏れや発注ミスを防ぐことができます。

サービスの料金

公式HPに記載はありませんでした。

サービスの実績

東京神楽坂、静岡、東京亀戸の結婚式場に導入実績あり

企業概要

株式会社メイクィット

画像引用元：株式会社メイクィット「ES」公式サイト（https://www.es-se.jp/）

サービスの特徴

株式会社メイクィットが提供する「ES」は、総合業務支援クラウドサービス。手入力や情報共有の手間を削減し、プランナーの業務負担を軽減させます。

成約率向上のために、顧客管理・マーケティング分析・入金業務に関する機能を一元的に提供しています。予算実績やカテゴリ別の売上管理もでき、データを可視化させることで、社員のやる気を引き出すことも可能です。

予約・スケジュール調整を一元管理しミスを防ぐ

ESは、会場予約台帳機能とスケジュール管理機能を搭載しています。一元管理をすることで、ダブルブッキングをなくしてくれます。

素早い提案で契約機会の損失を防いでくれるのも特徴のひとつ。キャンセル率の自動計算機能も搭載されており、市場の動向や企業の課題を掴むためにデータを有効活用できます。

サービスの料金

• 初期導入費用：275万円（税込）
• Br(ブライダル) ：77,000〜110,000円（税込）／1会場
• Gp(パーティー)：55,000〜88,000円（税込）／1会場
• Dr(ドレス)：55,000円（税込）／1会場
• Et(エステ)：38,500円（税込）／1会場
• Fl(フラワー)：55,000円（税込）／1会場
• Dn(ダイニング)：22,000円（税込）／1会場

サービスの実績

公式HPに記載はありませんでした。

企業概要

株式会社ジェーシーエス

画像引用元：株式会社ジェーシーエス公式サイト（https://www.jcs-net.co.jp/）

サービスの特徴

株式会社ジェーシーエスが提供する「Wedding Planner NT」は、婚礼業務管理システムで、企業に合わせてカスタマイズを提案。

システム構築から行い、業務負担軽減のためのソリューションを提供します。システム導入時に導入企業に合わせた提案をしてくれるなど、コンサルティングを実施しているのがジェーシーエスの特徴です。

企業の課題を分析し、原因を取り除くためのシステム設計を得意としています。

パートナー企業や顧客との情報共有が簡単に

Wedding Planner NTは、写真・衣装・美容関連のパートナー企業や、顧客と情報共有ができるシステムです。婚礼業務の管理だけでなく、パートナー企業との受発注管理まで行えるため、発注漏れや伝達ミスを防ぐことができます。

また、請求書や注文書などの発行まで簡単に行えるようになり、停滞期間の削減が図れます。

サービスの料金

公式HPに記載はありませんでした。

サービスの実績

公式HPに記載はありませんでした。

企業概要

ワークシステム株式会社

画像引用元：ワークシステム株式会社公式サイト（https://www.worksystem.co.jp/）

サービスの特徴

ワークシステム株式会社の「Cackle婚礼宴会・衣裳システム」は、作業のリスト化機能を搭載。履歴を確認できるため、急な変更にもすぐに対応できるようになっています。

情報の抜け漏れを減らすことができるので、サービスの質向上につながります。また、入力した見積書は発注データと連動するので、発注書を別途作成する手間も省けます。

操作の履歴を残せるのでセキュリティ対策になる

Cackle婚礼宴会・衣裳システムは、操作の履歴を残すことが可能です。どの端末で何の作業を行ったか可視化できるので、不正を未然に防ぐことができます。

また、顧客と企業側で意見の食い違いが起こった際も履歴を確認できるため、無用なトラブルを避けられるでしょう。操作ミスによるトラブルが生じた際でも原因が特定できるので、ケアレスミスを減らすことができます。

サービスの料金

公式HPに記載はありませんでした。

サービスの実績

公式HPに記載はありませんでした。

企業概要

株式会社AnalySys.

画像引用元：株式会社AnalySys.公式サイト（https://analysys.co.jp/）

サービスの特徴

株式会社AnalySys.が提供する「Phorbs」は、クラウド型の婚礼宴会業務システムです。自社サーバーの設置が不要で、Mac・WindowsPCの両方に対応しています。

今後は、モバイル端末にも対応予定とのことです。また、毎月1回リクエストのあった新機能を実装しており、つねに機能の改善を図っています。

発注書が自動作成で業務負担を軽減

Phorbsは、見積もり内容から、自動的に発注書が作成されます。また、発注先のパートナーに伝達事項がある際は、一度の登録だけで共有できる仕組み。

メッセージのやり取りも可能で、急な変更にも柔軟に対応できます。また、顧客・プランナー・パートナー企業で情報共有ができるため、伝達漏れなどのリスクにも備えられます。

低コストで導入できる点も魅力です。

サービスの料金

ライト：7万円
スタンダード：10万円
サプライヤー：無料
※すべて税不明。別途初期費用がかかります。

サービスの実績

公式HPに記載はありませんでした。

企業概要

株式会社プレソル

画像引用元：株式会社プレソル公式サイト（https://presol.co.jp/）

サービスの特徴

株式会社プレソルが提供する婚礼業務基幹システム「PreSol Bridal」は、支援HPなどから問い合わせや予約がされると、自動的にシステムに顧客情報が紐づけされます。

登録された顧客に対して、フォローアップができているかどうかも確認でき、接触漏れをなくせます。さらに顧客接点を増やせるため、来館や成約につなげることができます。

また、スケジュールを可視化できるので、受発注ミスを防ぎ、業務効率の改善も期待できます。

自動集計機能で課題を分析

「PreSol Bridal」は、成約率や売上の自動集計機能を搭載。科目・担当者・商品別に集計し、企業が持つ課題を多角的に分析することができます。

作成したスケジュールは、iPhone・iPadのスケジュール機能と連動できるので、いつでも顧客の予定を確認できます。端末を持っていれば、勤務場所によらず必要な時に欲しいデータを手に入れられる利便性が魅力です。

サービスの料金

公式HPに記載はありませんでした。

サービスの実績

公式HPに記載はありませんでした。

企業概要

ブライダル市場の市場動向

ブライダル市場はコロナ禍の影響を色濃く受けており、2020年は2兆円の規模を下回る事態に陥りました。

しかし2021年には人々がニューノーマルな生活様式に順応し始め、挙式披露宴が徐々に行われるように。2022年の年初には感染が拡大し、再び挙式披露宴を控える傾向にありましたが、秋以降の予約は増加傾向にあり、市場には回復の兆しが見えています。

長くコロナ禍で人々が挙式披露宴を再び考えるようになった今だからこそ、より効率よく契約を取るためにブライダル・婚礼システムの導入を検討すべきときかもしれません。

ブライダル事業の総合的なDX化を推し進めておけば、不測の事態でキャンセルや日程変更が相次いだ際にも、スケジュール調整に迅速に対応できるようになります。結果的に販売機会のロスを減らし、業績低下を防ぐことにもつながります。

※参照元：株式会社 矢野経済研究所｜ブライダル市場に関する調査を実施（2022年）（https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2964#:~:text=1.市場概況,が回復に転じた。）

ブライダル・婚礼システムを導入すべき理由とは

アナログ業務の多い業界だからこそ、ブライダル・婚礼システムの導入は有効な手段です。リアルイベントでのサービス提供自体はDX化できませんが、挙式の準備段階ではそれが可能です。

たとえばデジタル化できる書類管理や受発注、スケジュール管理、参列者の管理などは、基幹業務システムを導入して対応できます。

デジタル化することで、それまで人の手が必要だった作業を自動化できたり、効率化できたりします。そしてなによりヒューマンエラーを減らすことができます。

面倒な確認作業などスタッフの負担が減れば、そのぶん新郎新婦やその家族などへのサービス提供に時間がさけるようになります。その結果、スタッフの負担を軽減しながら、顧客満足度を上げていくことができるのです。

ブライダル・婚礼システムを導入するメリット

ブライダル・婚約システムを導入すると、全社（全関係者）で顧客の状況を逐次把握できるメリットがあります。

各ウェディングプランナーが顧客を管理していく体制である場合、プランナーの確認漏れなどミスが発生した際に、他の従業員が気づけない状況が生じてしまいます。

進捗状況を全関係者が把握できるようになれば、連絡漏れやダブルブッキングなどのトラブルも避けられます。

業務の効率化で人材不足を補える

ブライダル・婚約システムは、働き方の多様化の実現に役立ちます。デジタル化を推し進めると、各事業所まで足を運ばなくても遠方から業務が行えるようになります。

勤務時間や働く場所の制限で働けなかった人材を雇用できるため、人手不足の解消にもつながります。また、過去のデータが蓄積されていくので、中途採用の社員にも共有しやすく、社員が自主的に学ぶ機会も提供できます。

ブライダル・婚礼システムを選ぶ際のポイント

顧客管理や営業管理システムは多数ありますが、業界ごとに必要な機能が異なるため、ブライダル業界に特化しているシステムを採用しましょう。

さらに、ブライダル業界を熟知した会社が開発したシステムには業務に必要な機能が標準搭載されているので、使い勝手がいいはずです。いわゆる、かゆい所に手が届くシステムということ。

もし、現在も導入している既存システムがある場合は、連携が取れるかどうかも重要なポイントです。連携が図れて、かつ導入・運用コストを低減でき、企業に合った機能が搭載されているシステムを選ぶことをおすすめします。

ブライダル・婚礼システム事業会社まとめ

ブライダル・婚礼システムは、リアルなイベントを提供するウェディング業界にとって、業務効率化に欠かせない存在。リスクに備えるためにも、顧客の一元管理は急務です。

社会情勢の変化に左右されつつも、ウィズコロナの流れに乗り損ねないようにするためのDX化を急がねばなりません。

店舗などオフラインの集客だけでなく、オンライン上での集客に本腰を入れ、どうすれば自社のサービスを新郎新婦にアピールできるかも考えていくようにしましょう。

Web集客であれば、直接働きかけられない遠方に住んでいるターゲットも集客できます。新郎新婦がその結婚式場で式を挙げたいと思うだけの魅力や強みをWeb上で発信できれば、住んでいるエリアは関係ないのです。

Web集客の実施をあわせて検討している企業は、ぜひキャククルまでお問合せください。120業種・8,000サイト以上のWebマーケティング実績に基づき、貴社に最適なWeb施策をご提案させていただきます。

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