Web制作会社の集客・広告戦略【価格競争から脱却するには】
最終更新日:2020年12月02日
Web制作会社の集客方法を考える前に!ターゲットは明確に
いきなり集客方法を考えるのはNG
「集客方法を考える」と聞くと、まずどのような方法があるかを考えたくなりませんか?しかし、大切なことはいきなり方法を考えることではありません。集客施策の効果を最大化するために、まずはターゲットを明確にすることが重要です。
ターゲットはできる限り詳細に
ターゲットはなるべく細かく設定しましょう。詳細であるほどに、集客施策を検討しやすくなります。
確実に効果を出すために、自社のポジションを明確にして集客を行う必要があることを考えた際、ターゲットは細かければ細かいほどに、どのような施策が刺さるのかを明確にすることが可能です。
そのため「20代女性」のような漠然としたターゲット像ではなく、ライフスタイルや年収、最寄り駅などを細かく設定しておく必要があります。そうしてターゲットを具体化していく中で、必要な施策が見えてくるのです。
Web制作会社の集客・広告方法とは?一般的な広告手法を見ていこう
オンラインを活用した集客・広告方法
近年の集客方法で最もメジャーなのは、オンラインを活用した集客方法ではないでしょうか。幾つかパターンを見ていきましょう。
SNSでの営業
様々なSNSがある中で、DMなどアカウントを運営する本人と容易に繋がれる時代になりました。そのため、SNSを活用した営業活動は手軽に実施することができます。
Twitterの場合相互フォローが必要ですが、Instagramの場合はフォローなくDMを送ることができるため、アカウント名さえ特定できれば実施可能です。
クラウドソーシングを活用した営業
集客はしやすいものの、価格叩きの構造が起こりやすく、値下げ競争になりやすいのがネックです。
しかし、一度掲載が始まれば、オンライン上に情報が残りやすく、案件を獲得できる可能性は高くなります。
オフラインでの集客・広告方法
電話営業
電話での営業活動を行う場合、まずはリストを作ることが大切です。手元にない場合には購入することも可能ですが、コストは発生してしまいます。自身でWebページをクロールし、リストを作っていくことも可能ではありますが、所要時間を考慮すると現実的な方法とは言い難いでしょう。
また、電話営業で新規開拓する場合、「自分が顧客だったらいきなりかかってきた電話で発注するか?」ということを考えてみてもいいかもしれません。
昔は電話営業が主流でしたが、時代の変化と共に他の方法が重宝されるようになったことを理解しておきましょう。
プレスリリース配信による集客・広告
企業としてプレスリリースを配信するという手法があります。
しかし、プレスリリースは各メディアに一斉に配信できるというメリットはあるものの、ニュース性が無ければ取り上げてもらいやすいとは言えません。
そのため文章を作成する手間などを考慮すると、かえって時間だけがかかってしまう手法となるかもじれず、そのあたりは注意しましょう。
知り合いの紹介を使った営業
ツテを辿って紹介してくれる人を探してみるというのも手です。紹介者との間に信頼関係がある場合は、発注する側も安心感を持って発注することができるでしょう。
一方で、案件はもちろん丁寧にこなす必要があるほか、何か失敗があった場合には紹介者との関係にも亀裂が入りかねません。いつも以上に気を引き締め、対応する必要があることを理解しておきましょう。
異業種交流会などに出席
イベントに参加し、直接つながりを持つというのも効果的な方法です。
中でも同業者が集まる会ではなく、要業者が集まる会に参加することで、自社を必要としてくれる人がいる確率が高くなるかもしれません。費用や時間は掛かるかもしれませんが、参加してみると良いでしょう。
Web制作会社が特に検討したい集客方法はこれ
・Googleマイビジネス
・オウンドメディア(ブログ)
・ポジショニングメディア(後述)
新規の顧客に見つけてもらうためにはWeb上での集客戦略が重要になります。
Googleマイビジネスとは?
まず公式サイトありきにはなりますが、意外と手薄なのがGoogleマイビジネスへの登録です。無料で利用できるGoogleマイビジネスは、検索した際に右側に出てくる店舗情報を指します。
こちらは登録によって成り立っており、Googleマイビジネスで御社のことを見つけて御社の公式サイトへ来てもらい、御社の特徴を紹介することに繋げることで有効活用が可能です。
オウンドメディアも効果的
また外したくないのはオウンドメディアです。
SEO対策したオウンドメディアは必須の集客戦略ですが、長期的、かつ定期的に記事を更新していかなければ効果を期待することはできず、長期的な戦略として見ておく必要があります。
即効性がある効果を持たせたいなら、SNSやリスティング広告と併用することで価値を高めていく必要があるでしょう。
ただし、オウンドメディア運営には、SEOやマーケティングの知識など多岐に渡るスキルが必要です。これらを自社の担当者でまかないながら、ターゲットに合わせたコンテンツの作成を継続的に行う必要があり、労力が掛かる作業となるでしょう。
オウンドメディア制作・運用について
これらの施策を実施しても…?
これらの施策を実施した上でも、大きな問題があります。
それは新規顧客にとって、Web制作会社というのはどれも同じように見えるということです。特化した分野が
ある会社でない限り、ユーザーにとっては区別をつけにくいでしょう。
そこで、このような他社との差別化が必要な場合、もしくは他社との競争が激しい場合には、このあと紹介するポジショニングメディアという手法を提案します。
Web制作会社はどれも同じ?集客宣伝の前にもっと大切なのは、ポジショニング
ポジショニングとは何か?
ポジショニングとは、自社の立ち位置を明確にすることです。すなわち、差別化・独自化をすることと言い換えることができるでしょう。
ポジショニングの重要性
ポジショニングをきちんと行うことで、自社の認知度を高めることができることはもちろん、オンリーワンの存在としてユーザーに思い出してもらいやすくなります。
ターゲットを明確にし、ターゲットに刺さる手法を構築することができれば、施策を実施してもうまくいきやすいのです。
ポジショニングメディアの紹介
このようなポジショニング戦略を駆使し運営するメディアを「ポジショニングメディア」と呼びます。
ポジショニングメディアはターゲットに見合った情報発信を実施しながら、ユーザーにとって認知を高めていくことを容易にするメディアです。マーケティングなどの幅広い知識が必要となるからこそ、運用難易度は高いものの、効果を期待しやすいとも言えます。
ポジショニングメディアの紹介資料
Webマーケティング戦略のひとつである、当社のWebサービス「ポジショニングメディア」について、資料にしました。すでに導入されたお客様の声や、一般的なWeb集客手法の課題もまとめています。