バーチャルオフィスツールを徹底比較!各社の特徴や機能、費用、事例、口コミ評判を紹介
最終更新日:2024年07月24日
バーチャルオフィスツールとは、仮想空間上に構築するオフィスのことです。
それぞれの動向やステータスをリアルタイムで共有できるため、まるで実際のオフィスで働いているような環境を構築できる点がメリットだといえます。バーチャルオフィスツールを利用すれば気軽な相談やミーティングがおこなえるので、コミュニケーションの活性化が達成できるでしょう。
この記事では、各社が提供するバーチャルオフィスツールの特徴や料金などを比較した内容をまとめました。ツール導入を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
バーチャルオフィスツール早見表
ここでは、各社が提供するバーチャルオフィスツールをまとめて紹介します。各ツールの特徴と料金が分かる早見表を作成しましたので、自社に適したツール選びにご活用ください。
ツール名(会社名) | ツールの特徴 |
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FAMoffice(富士ソフト株式会社) | 1フロア最大150人収納できるバーチャルオフィスツール |
RISA(株式会社MS-Japan) | ゲーム感覚で同僚と話したりチームメンバーの状況をひと目で把握できたりする |
oVice(oVice株式会社) | Web上で操作するアバターの距離に応じて相手の声の大きさが変化する |
Kumospace(Kumospace, inc.) | チームビルディング向けのゲームが搭載されている |
Gather(Gather presence) | オフィス以外にもグラウンドやダンジョンなどのテンプレートがある |
TEEMYCO(TEMMYCO) | 家具が配置できるだけでなくカラーを変えたりロゴを挿入できたりできる |
Remo(リモ・ジャパン合同会社) | セミナーや自由にユーザーが移動できる展示会などをオンラインで開催できる |
NeWork(NTTコミュニケーションズ株式会社) | プロジェクトや業務ごとに仮想の会話スペースである「バブル」を作れる |
VOICHAT(VOICHAT株式会社) | 必要に応じて相手のルームに入ればすぐに会話ができる |
LIVEWORK(株式会社ライブリンクス) | PCカメラで自動撮影された写真が一定間隔で共有される |
SoWork(SoWork) | AIがSoWorkで話した内容を文字起こしして要約してくれる |
仮想オフィスサービス(株式会社日立ソリューションズ・クリエイト) | 今日の一言コメントや気持ちアイコンが機能がある |
Remotty(株式会社ソニックガーデン) | PCのカメラで自動撮影された写真が2分間隔で共有される |
Spatial Chat(SpatialChat, Ltd.) | ビデオ通話や画面共有といった基本機能だけでなくオフィス上に画像を表示することができ |
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Oasis(オアシス)
Oasisを選ぶべき理由
【理由1】スマートフォンやタブレットでもアクセス可能!使いやすさが抜群
バーチャルオフィスツールの中には、パソコンにしか対応していないものもあります。これにより利用場面が限られ、導入したツールがあまり使われないリスクもあります。
Oasisはスマートフォンとタブレット型端末にも対応しているため、いつでも・どこでも気軽に仕事仲間と繋がれます。わざわざパソコンを立ち上げなくても移動中・外出時のちょっとした話や始業前の「朝活」に参加できるので、より強いコミュニケーションの活性化が見込めます。
【理由2】リアルオフィスに近いコミュニケーションスタイルの再現が可能
リモートワークをしていると「ちょっと話して確認したいけど、話したい相手は今どういう状況なのかわかりづらい」というジレンマを感じがちです。Oasisなら、このジレンマをすっきり解消できます。
バーチャルオフィス上のアイコンからワンクリックでトーク申請ができるため、実際のオフィスにいるときの声がけの再現が可能です。「ちょっといいですか?」という感覚で会話が可能かどうかを確認し、気兼ねなくコミュニケーションが取れます。
個別で話したい場合は1on1相談、複数名で話したい場合は通常のトーク申請と、目的に合わせた利用もできます。また、チャットワークとスラックへの通知連携も設定可能なため、会話を見逃すこともなくなります。
【理由3】ステータス表示でオンとオフでメリハリをつけられる
Oasisでは、ミーティング中・離席中・休憩中など、ステータス表示を通じて空いたの状況を簡単に確認できます。これにより、リモートワークのコミュニケーションミスを簡単に予防できます。子供の送り迎えや、両親の介護などがあっても安心です。
Oasisの特徴
Oasisは、リモートワークとハイブリッドワークの両方に対応しているバーチャルオフィスツールです。ユーザーはオンライン上のオフィスフロアで集い、テーブルを行き来することでコミュニケーションが取れます。スマートフォンやタブレットにも対応しているため、どこでも簡単に利用できます。
話したい相手を自分の席へ簡単に呼べる
Oasisは話したい相手を自分の席へ簡単に呼べるので、フロア内を探したり相手の近くへ移動する手間が不要です。また忙しい時は断ることもできるため、安心して会話を始められます。急に話しかけられる心配がなく、断ることもできるため心理的安全性が高いまま会話できます。
また話したい相手が会議中や外出中などの際には、メッセージを送ることができます。グループを作成し複数メンバーに送ることも可能です。
出社状況や業務状態をひと目で共有できる
Oasisは、テレワークなど複数拠点で働く場合でも、同じバーチャルオフィスに集まり出社状況や業務状態をひと目で共有できる機能を搭載しています。
まず「タイムライン機能」という、好きな言葉を吹き出しで表示できる機能があります。今の気持ちや状態を共有したり、業務連絡として利用することも可能。「リアクション機能」では、絵文字を活用したリアクションで最も簡単に今の気持ちを相手に伝えられます。
柔軟性の高い導入オプション
Oasisではクライアントの様々なニーズに応えるべく、同時接続プラン(定額課金モデル)の他にID数課金プラン(ユーザー単位従業課金モデル)も選べるようになっています。福祉事業者様向けのお得な料金プランもあります。また、短期間だけリモート環境を用意したい企業向けには初期費用無料の「単発プラン」(2週間限定のサービス提供)も利用可能です。
豊富なオプションの中から自社に合ったプランを選んで導入できるので、バーチャルオフィスツールを無駄なく利用できます。
Oasisの導入事例(口コミ)
面倒な作業がなくなり、拠点間のコミュニケーションが円滑に!(経営・システムコンサルティング)
[Oasisを導入して良かった点は] やはり拠点間のコミュニケーションが円滑にとれるようになったことです。面倒なURLの発行をする必要がなく気軽に話しかけやすいことと、画面共有を使った資料共有も出来るので普通にmtgにも使えています。
引用元:WEL-KIDS公式HP(https://www.remote-oasis.jp/usecase-ideaconsulting)
リアルの会場に近い、能動的な利用感に感心(総務事務)
複数の会話を同じフロア内で同時並行して行うことが出来るので、実際のリアルな会場に近いです。他のビデオ会議ツールですと、別でURLを用意したりと管理者の負担が大きいです。その点、Oasisは会員が能動的に会話に参加できる点が優れています。また他にも、休みの日にふらっとOasisへ入って用意されているコンテンツを見ている方や偶発的に出会った人と少し世間話をしたりと、憩いの場所としても活用されています。
引用元:Oasis公式HP(https://www.remote-oasis.jp/usecase-mincowa)
導入でユーザーの自主性UPを実現!(障がい者在宅就労支援)
導入して驚いたのは、利用者に自主性が生まれてきていることです。これまで時間を守ることが難しい利用者も中にはいらっしゃいましたが、時間を守ってくれるようになりました。また、夜に一人でOasisに入室される利用者の方もいて、その人にとって安心できるオアシスになっているのかもしれません。トーク申請を出してすぐに会話が出来るOasisだから実現したと思いますね。
引用元:Oasis公式HP(https://www.remote-oasis.jp/usecase-fortunehouse)
Oasisの料金プラン
同時接続プラン ※継続プラン
初期費用:33,000円
月額料金:
- 30人 18,000円
- 50人 25,000円
- 100人 50,000円
- 200人 100,000円
同時接続プラン ※単発プラン
初期費用:無料
月額料金:
- 50人 15,000円
- 100人 30,000円
- 200人 60,000円
Oasisの運営会社概要
企業名 | 株式会社フロンティアコンサルティング |
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設立年 | 2007年2月 |
所在地 | 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル1F |
URL | https://www.frontierconsul.net/ |
その他のバーチャルオフィスツール
FAMoffice(富士ソフト株式会社)
画像引用元:FAMoffice公式サイト(https://www.famoffice.jp/)
FAMofficeの特徴
オフィスにいるのと同じように気軽なコミュニケーションを実現
FAMofficeでは、オフィスにいるのと同じように気軽なコミュニケーションを実現する仮想オフィス空間が実現されています。
オフィスで行われていた「ちょっとした相談」「雑談」「声掛け」や、一緒に働いているという「一体感」をバーチャル空間上で再現しました。
社員はアバターとしてFAMofficeに出社し、会議中や外出中・電話中・離席中・食事中などのステータスや、好きな言葉を「つぶやき」として表示させることもできます。
フロアにいるメンバーのステータスをオフィスを俯瞰する形で表示するので、どのメンバーがどういう状況なのかが一目でわかります。
話しかけたい相手にアバターを重ねるだけでビデオ通話を始められ、オフィスでの気軽なコミュニケーションを再現。
また、空いている会議室の席にアバターを座らせることでビデオ会議を開始するといった使い方もできます。
FAMofficeの料金プラン
初期費用 100,000円
月額料金 30,000円〜
(税不明)
FAMofficeの会社概要
会社名 | 富士ソフト株式会社 |
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会社所在地 | 神奈川県横浜市中区桜木町1-1 |
会社設立 | 1970年(昭和45年)5月15日 |
公式HPのURL | https://www.fsi.co.jp/index.html |
RISA(株式会社MS-Japan)
画像引用元:RISA公式サイト(https://www.risa.ne.jp/)
RISAの特徴
メンバーがアバターで仮想空間に出社するスタイル
メンバーがアバターで仮想空間に出社するスタイルのバーチャルオフィスツールです。
各アバター上に「声かけOK」「離席中」などのステータスを表示します。更に「資料作成中」「MTG中」「昼休憩中」などの一言表示機能も持っています。
会議や1on1といった機密性の高いコミュニケーションシーンで活用できる「エリアロック機能」や、RISAに本登録しなくても名前を入力するだけで簡単にゲストとしてログインできる「ゲスト招待機能」など、状況に応じて柔軟な使い分けが可能です。
最大4人で同時画面共有ができます。
また、会計業界向けのフリープランを提供しています。会計事務所業界所属の上、管理部門・士業の専門サイトManegy(マネジー)に会員登録すれば、同時接続数無制限・複数フロアを無料で利用可能です。
RISAの料金プラン
スモールプラン 月/3,000円
ベーシックプラン 月/5,000円
マネジープラン 無料 ※会計事務所のお客様
(税不明)
RISAの会社概要
会社名 | 株式会社MS-Japan |
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会社所在地 | 東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム4F |
会社設立 | 1990年4月 |
公式HPのURL | https://company.jmsc.co.jp/index.html |
oVice(oVice株式会社)
画像引用元:oVice公式サイト(https://www.ovice.com/ja)
oViceの特徴
様々な目的で利用できるバーチャルオフィスツール
リモートワークの常駐場所や、オンラインイベント会場、オンライン授業、ユーザーコミュニティの場など、様々な目的で利用できるバーチャルオフィスツールです。
自分のアバターに近いアバターの声は大きく、遠いアバターの声は小さくなります。現実空間で会話しているかのような感覚を味わうことができるのが特徴です。ほかの人に聞かれたくない会話をしたい場合は、鍵付きの会議室に入って会話ができます。
複数のフロアを組み合わせて「ビル」としての利用もでき、30階建てのバーチャルビルで数百人が勤務するといった導入事例もあります。導入実績は4,000社以上です。
oViceの料金プラン
Entry ¥6,650〜 / 月
Team ¥816 / 月
など
(税不明)
oViceの会社概要
会社名 | oVice株式会社 |
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会社所在地 | 石川県七尾市本府中町エ113B |
会社設立 | 2020年 2月 |
公式HPのURL | https://www.ovice.com/ja |
Kumospace(Kumospace, inc.)
画像引用元:Kumospace公式サイト(https://www.kumospace.com/)
Kumospaceの特徴
チームビルディング向けのゲームを搭載
Kumospaceは英語ベースの仮想オフィスツールとなっています。
メンバー同士の声かけ機能やWEB会議システム機能など基本の機能だけでなく、チームビルディング向けのゲームを搭載しています。
俯瞰型のフロアには、会議室や執務スペースだけでなく、DJブースまであるのも特徴的です。リアルなオフィスを再現しつつ、遊び心もたっぷりのバーチャルオフィスツールといえるでしょう。
また、チームメンバーが活躍したことを称えたり、誕生日をお祝いする機能などがあるのも大きな特徴です。アプリのデモを予約すれば、すぐに導入可能です。
Kumospaceの料金プラン
Business $16 per month 等
(税不明)
Kumospaceの会社概要
会社名 | Kumospace, inc. |
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会社所在地 | アメリカ合衆国 |
会社設立 | 2020/01 |
公式HPのURL | https://www.kumospace.com/ |
Gather(Gather presence)
画像引用元:Gather公式サイト(https://ja.gather.town/)
Gatherの特徴
オフィステンプレートが充実している仮想オフィスツール
Gatherは、オフィステンプレートが充実している仮想オフィスツールといえます。オフィスも「工業系」「高層ビル」「中庭付き」「居心地のよい」などから選べます。
またオフィス以外にもグラウンドやダンジョンなどのテンプレートがあるため、目的に合う仮想空間を簡単に実現可能です。
そしてオフィスのオブジェクトを簡単に追加、削除、カスタマイズできます。
Gatherは、アバター同士が近づくだけで自動でビデオ会議が開始される仕組みになっています。オフィス勤務とより近い形で自然にコミュニケーションをとることが可能。
また、ブラウザから直接ログインしてすぐに利用を開始できますし、アプリケーションのダウンロード不要で利用できます。
さらに、レトロなUIも特徴です。懐かしさや遊び心を感じつつ、直観的な操作が可能です。
アバターや自分の席を好みにアレンジできるため、ワクワクしながら仕事をすることができるでしょう。
Gatherの料金プラン
Premium $5.95/ユーザー
(税不明)
Gatherの会社概要
会社名 | Gather presence |
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会社所在地 | Bellevue, Washington |
会社設立 | 2020年 |
公式HPのURL | https://ja.gather.town/ |
TEEMYCO(TEMMYCO)
画像引用元:TEEMYCO公式サイト(https://www.teemyco.com/)
TEEMYCOの特徴
リアルなオフィスの空間を再現
TEEMYCOはリアルなオフィスの空間を再現できる仮想オフィスツールとなっています。
家具の配置が楽しめるだけでなく、カラーを変えたりロゴを挿入できたりするので、企業の雰囲気を作れるでしょう。
またWebシステムが便利で、リアクション機能や複数の資料を同時共有できる機能が搭載されていることがメリットです。
TEEMYCOの料金プラン
Pay monthly $8 Per user per month
Pay yearly $6 Per user per month
(税不明)
TEEMYCOの会社概要
会社名 | TEEMYCO |
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会社所在地 | 掲載なし |
会社設立 | 掲載なし |
公式HPのURL | https://www.teemyco.com/ |
Remo(リモ・ジャパン合同会社)
画像引用元:Remo公式サイト(https://jp.remo.co/)
Remoの特徴
様々な用途・シーンで世界中で利用されている
リモート環境のオフィスだけでなく、展示会や懇親会、セミナー会場、リモート授業など、様々な用途・シーンで世界中で利用されているオンラインイベント&仮想オフィスツールです。
オフィスではホワイトボードやチャットを使ってコラボレーションしたり、状況を俯瞰的に確認した上で席移動できたり、リアルオフィスと変わらない一体感・臨場感を提供します。
イベントでは、複数の会場で最大15,000人以上の参加者に対応可能です。フロアデザインもブランドやテーマに合わせて自由にカスタマイズできます。
利用シーンに合わせた2D・3Dのスペースがテンプレートとして豊富に用意されている点も特徴といえます。
Remoの料金プラン
継続利用プラン 29,000円 /月(税込)〜
単発利用プラン 24,000円 /月(税込)〜
Remoの会社概要
会社名 | リモ・ジャパン合同会社 |
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会社所在地 | 東京都中央区日本橋兜町5番1号兜町第1平和ビル3F |
会社設立 | 2020年12月7日 |
公式HPのURL | https://jp.remo.co/ |
NeWork(NTTコミュニケーションズ株式会社)
画像引用元:NeWork公式サイト(https://www.ntt.com/business/services/voice-video/uc-conferencing/nework.html)
NeWorkの特徴
リアルより気軽に話しかけられる
「リアルより気軽に話しかけられる」をコンセプトにしたオンラインコミュニケーションサービスです。
ユーザーは状況に応じて「ウェルカム(いつでも会話OK)」「フラット(話しかけるのは可)」「ゾーン(集中時間・声かけNG)」の3つのモードを選択できます。
各メンバーの状態が可視化され、今話しかけて良いかどうかが一目でわかるため、気軽に話しかけやすくなるでしょう。
会議に参加せずに会話の内容を知りたい場合には、ルームの外側から中の会話を聞くことができる「聞き耳」参加機能が便利です。
また、オンライン展示会やグループワークの会場としても利用されています。
NTTグループが開発から運営まで手掛けており、個人情報データはすべて国内で管理されています。多要素認証も搭載されており、セキュリティ面でも安心です。
NeWorkの料金プラン
Team50 最大50人での利用とゲスト招待が可能なプラン
27,500円/月(税込)
等
NeWorkの会社概要
会社名 | エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 |
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会社所在地 | 東京都千代田区大手町2-3-1 大手町プレイスウエストタワー |
会社設立 | 平成11年7月1日 |
公式HPのURL | https://www.ntt.com/index.html |
VOICHAT(VOICHAT株式会社)
画像引用元:VOICHAT公式サイト(https://voichat.com/)
VOICHAT
リモートワークファーストのバーチャルオフィスツール
VOICHATは、リモートワークファーストのバーチャルオフィスツールです。PC作業を邪魔しないミニマム設計で、デスクトップ上に付箋をつけるように小さく配置可能です。
瞬時に通話・ステータス更新でき、ルームに入るだけでカメラOFFで即会話を開始します。
1分で終わる会話や簡易ディスカッション、相談などをスムーズに行うことで、物理的に離れた社員同士の「ちょうどいいコミュニケーション」を促進できるでしょう。
「離席中」「会議中」「電話中」など、メンバーの状況を可視化できるステータス表示機能も搭載しています。
「ゾーン」を選択すれば声が届かない環境で集中時間の確保も可能です。打ち合わせの調整にかかる時間やストレスを削減しながら、社内のカルチャーや一体感の創出を実現します。
VOICHATの料金プラン
ビジネスプラン 550円/月
(税込)
VOICHATの会社概要
会社名 | VOICHAT株式会社 |
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会社所在地 | 掲載なし |
会社設立 | 掲載なし |
公式HPのURL | https://voichat.com/ |
LIVEWORK(株式会社ライブリンクス)
画像引用元:LIVEWORK公式サイト(https://livelynx.co.jp/)
LIVEWORKの特徴
PCのカメラで一定間隔ごとに撮影した映像を一覧表示
LIVEWORKは、PCのカメラで一定間隔ごとに撮影した映像を一覧表示する「ワーカービュー機能」を備えたバーチャルオフィスツールです。
希望のメンバーに対して、オフィスで話しかけるようなイメージで気軽に通話ができる「インスタントトーク機能」のほか、共同作業や会議に便利な画面共有機能などチーム作業に役立つ機能が豊富に揃っています。
部署、チーム、プロジェクト、さらにラウンジのような仮想ルームを任意で作成でき、仮想ルーム単位でワーカービューやインスタントトーク、画面共有や資料共有などが可能です。
プレゼンス機能も充実しており、PCのカメラの映像で顔認識を行い、在席状態を自動判別できます。
ファイル送信はドラッグ&ドロップの簡単な操作で行え、サーバー側にはデータを残さない仕様なので、セキュリティ面でも安心です。
LIVEWORKの料金プラン
料金プランは公式サイトに掲載されていませんでした。
LIVEWORKの会社概要
会社名 | 株式会社ライブリンクス |
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会社所在地 | 福岡県福岡市中央区舞鶴1-4-30 TM-36ビル4F |
会社設立 | 2015年4月1日 |
公式HPのURL | https://livelynx.co.jp/ |
SoWork(SoWork)
画像引用元:SoWork公式サイト(https://sowork.com/ja)
SoWorkの特徴
Soworkは、AI(ソフィアボット)が搭載されている仮想オフィスツールとなっています。
ソフィアボットは、SoWorkで話した内容を文字起こしして要約するので、議事録作成の手間から解放されるでしょう。
また、企業文化や従業員の個性を伝える機能が豊富に揃っています。オフィスをカスタマイズしたりアバターやデスクをカスタマイズできるため、どのような企業体質なのか、どのような人なのかを伝えることが可能です。
SoWorkの料金プラン
ベーシック 4.00USD/ユーザー/月
プレミアム 8.00USD/ユーザー/月
(税不明)
SoWorkの会社概要
会社名 | Sowork |
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会社所在地 | 掲載なし |
会社設立 | 掲載なし |
公式HPのURL | https://www.sowork.com/ |
仮想オフィスサービス(株式会社日立ソリューションズ・クリエイト)
画像引用元:仮想オフィスサービス公式サイト(https://www.hitachi-solutions-create.co.jp/solution/virtual_office/)
仮想オフィスサービスの特徴
リモートワークでのコミュニケーションを活性化するための仮想オフィスツール
仮想オフィスサービスは、リモートワークでのコミュニケーションを活性化するための仮想オフィスツールとなっています。
メンバーの予定を確認できる機能があるため、話しかけるタイミングがつかめます。
また、今日の一言コメントや気持ちアイコンの機能が搭載されています。
チームチャットやチーム掲示板で情報共有もできます。
仮想オフィスサービスの料金プラン
料金プランは公式サイトに掲載されていませんでした。
仮想オフィスサービスの会社概要
会社名 | 株式会社 日立ソリューションズ・クリエイト |
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会社所在地 | 東京都品川区東品川四丁目12番6号 |
会社設立 | 1976年(昭和51年)4月 |
公式HPのURL | https://www.hitachi-solutions-create.co.jp/ |
Remotty(株式会社ソニックガーデン)
画像引用元:Remotty公式サイト(https://ja.remotty.net/company)
Remottyの特徴
在席・離席中や会議参加中などがわかる仮想オフィスツール
Remottyは、2分ごとにPCのカメラで撮影された画像が共有され、在席・離席中や会議参加中などがわかる仮想オフィスツールです。
カメラを利用しない場合は、PCの使用状況などからサービスが自動でステータスを表示する機能も備えています。
外部のスケジュール管理サービス(Googleカレンダー、Office365、iCalendarなど)と連携可能なことに加え、「休憩中」「予定あり」など、自身のステータスを自由に作成して選択できるため、相互の状況把握がスムーズです。
チャット機能があり、テキストベースの手軽なコミュニケーションもできます。またメンバー同士のチャットのやり取りが仮想スペース上にタイムライン表示されることで、他メンバーがどのような話題に関心があるかなどがSNSのようにわかることも特徴です。
各メンバーの入退室ログを共有でき、勤怠管理にも利用できます。
Remottyの料金プラン
料金プランは公式サイトに掲載されていませんでした。
Remottyの会社概要
会社名 | 株式会社ソニックガーデン |
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会社所在地 | 記載なし |
会社設立 | 記載なし |
公式HPのURL | https://ja.remotty.net/ |
Spatial Chat(SpatialChat, Ltd.)
画像引用元:Spatial Chat公式サイト(https://www.spatial.chat/)
Spatial Chatの特徴
英語で使用できる仮想オフィスツール
Spatial Chatは、英語で使用できる仮想オフィスツールです。
ビデオ通話や画面共有といった基本機能はもちろん、オフィス上に画像を表示することが可能。
近い場所にいる人の声は大きく、遠い場所にいる人の声は小さくといったふうに音量が調整されるので、臨場感の高い音声チャットができます。
また、シンプルながらUIも簡単で、5人までなら完全無料で利用できることも魅力です。
Spatial Chatの料金プラン
Day Pass $3 per user per day
Core from $499 per package per year
等
(税不明)
Spatial Chatの会社概要
会社名 | SpatialChat, Ltd. |
---|---|
会社所在地 | 掲載なし |
会社設立 | 掲載なし |
公式HPのURL | https://www.spatial.chat/ |
リモートワークの現状・動向とチーム管理の変化について
ここでは、リモートワークが現状どのようになっているのか、またチーム管理のあるべき変化について述べていきます。
リモートワークの現状・動向
リモートワークが広がるにつれて、下記のような現状・動向が見られます。
- 継続・廃止の2極化が進んでいる
- 現状の実施率は4割程度
- 業種ごとにバラツキがみられる
継続・廃止の2極化が進んでいる
リモートワークは大きくわけて、次のような過程を経て会社に取り入れられてきました。
- 新型コロナ感染症が流行する前から続けている
- コロナによってリモートワークに変えた
現在では、リモートワークを実施していたがリモートワークを廃止し出社型に切り替えた会社とリモートワークを実施し続けている会社に分かれています。
リモートワークを廃止した理由としては、急なリモートワークへの対応によってデメリットの方が大きくなり、社内の統制が取りづらくなった点が想定されるでしょう。
一方、リモートワークを実施し続けている会社も存在していることから現状では2極化が進んでいると考えられます。
現状の実施率は4割程度
現状のテレワークの実施率は大企業を中心に38.4%で約4割程度にとどまっており、中小企業のみの数字をみれば33%となっています。(令和3年版 情報通信白書より)
これは、緊急事態宣言によってテレワークを実施したが中小企業ではテレワークのまま事業を継続することが難しかったという見方ができるでしょう。
ただし現在もテレワークで事業を継続している会社もあることから、テレワークという働き方が会社の経営陣に受け入れられ定着しているともいえます。
業種ごとにバラツキがみられる
リモートワークはITを中心に実施されており、一方運送や医療、建設などでは実施率が低くなっています。
医療に関してはオンライン診療などの対応も増加しつつあるものの、現状では対面での診察を望む人々が多いことからリモートワークの普及はまだ先だと予想されます。
ただし、どうしても人が管理しなければならない業務の場合はリモートワークが不可能です。したがって、業務内容と照らし合わせながら取り入れていく必要があるでしょう。
リモートワークによるチーム管理の変化
リモートワーク導入後のチーム管理の変化については、下記が挙げられます。
- 業務が可視化される
- プラットフォーム作りの必要性が高まる
- 認識をすり合わせる
業務が可視化される
テレワークを導入している職場では、各社員の仕事の進捗状況が可視化される必要があります。
業務シートを作成し、担当者や現状をこまめに記載すると効果的でしょう。業務シートを閲覧するだけで全体の状況を把握できるため、連携しやすい環境になります。
また、顧客に対する連絡もこまめに共有しないとサービスの質を低下させる原因になります。
テレワークで社員同士が離れて働く場合、より確実に情報共有を行う必要があります。たとえば顧客にメールを送る際には必ず上司をBccに入れるようにすると、確認や指導もスピーディに行えるため効果的です。
プラットフォーム作りの必要性が高まる
また、テレワークではプラットフォーム作りの必要性が高まっています。
まず業務に必要な書類やデータは一元化し、シートにまとめてわかりやすく管理する必要があります。
たとえばテレワークを行う日程、問い合わせ先の一覧、システムを利用する際のルールなどをまとめておくと便利です。
情報を一元化していると、知りたいことをすぐに確認できるため、生産性の向上にもつながるでしょう。
またテレワークを始めるときは、業務全体の流れを見直したうえでルールを決めることも重要です。
ルールが明確になると、社員同士が離れた場所で働いていても業務をスムーズに進められます。
工程を切り分けて作業できる体制がつくられるので、誰が何をすべきであるかもわかりやすくなります。
認識をすり合わせる
テレワークを導入している職場では、認識をすり合わせることも重要です。
テレワークでは、他のメンバーが個別にやり取りしている内容を知ることが難しいです。
そのため指示するポイントを役職ごとに決めておかないと、部下は同じ指示を複数の上司から何度も受ける場合があります。
業務の効率化により生産性を高めるには、そのような状況は避けるべきでしょう。
マネージャーからは連絡や共有を行う、リーダーからは具体的な数字について指示するといったルールを決めると風通しの良い環境になります。
チーム管理ツールについて
ここでは、チーム管理ツールについて見ていきましょう。
チーム管理とは何か
チーム管理とは、チームに属する個々のメンバーが能力を発揮しやすい環境を整え、チーム全体の生産性を高める手法を指します。
管理といっても、単にメンバーを管理して統率することだけを意味しているわけではありません。
チームをまとめていくにあたって、リーダーが果たすべき最も重要な課題は「目標達成」といえます。
一人では実現が難しい大きな目標を達成することが、チームの存在意義でしょう。
そこで、リーダーはいかにチーム全体の生産性を高め、目標を達成していくかを考えなくてはなりません。
この目標達成をサポートするのが、チーム管理ツールです。
チームマネジメントツールとは
チームマネジメントツールには、大きく分けてプロジェクト管理と人材マネジメントの2つがあります。
プロジェクト管理
1つ目がプロジェクト管理ツールです。
情報をリアルタイムで共有しデータの格納先を集約させ、状況を一覧化させて全体像を掴めるようにするためのツールのことです。
新しいチームでプロジェクトを推進すると、誰が何を担当しているのかが分からなくなったり、その進捗具合が見えなかったり、どこにファイルが格納されているのかが分からなくなったりすることがあります。
また、それを一元化するツールを作る工数もさけなければ、いざ導入しても抽象度がバラバラで意味を成していない場合もあります。
プロジェクト管理におけるチームマネジメントツール選びでは、管理職・マネージャーのためだけではなく、メンバーも使いやすいUI/UXになっていることがポイントです。
人材マネジメント
チームマネジメントツールの2つ目のカテゴリが、人材マネジメントツールです。
人材マネジメントは、さらに人事部向けのツールと現場向けのツールの2つに分かれています。
人事部向けには、タレントマネジメントのためのツールがあります。入退社の推移や人員配置など、組織全体の管理のために使用していきます。
部署単位でデータを得ることが多く、組織全体の変化をみることが可能です。
一方、現場向けにはピープルマネジメントのためのツールがあります。
管理職とメンバー、メンバー同士が滞りなくコミュニケーションが取れ、それがデータとして蓄積され、人事制度・目標設定との関連が見えることが従業員のエンゲージメントに繋がるツールを指します。
タレントマネジメントと比較すると、1on1や日報やフィードバックなど日常的なコミュニケーションに強いのが特徴です。
人材マネジメントのツールは人事部向けをイメージする人が多いのですが、部署単位でこそ活用できるのがピープルマネジメントのツールです。
バーチャルオフィスツールとは
ここでは、バーチャルオフィスツールとはなにかについて解説していきます。
バーチャルオフィスツールとは仮想空間上でコミュニケーションできるツール
バーチャルオフィスツールとは、仮想空間上に構築するオフィスを指します。
仮想的なオフィス環境に従業員がアバターを登場させ、仮想デスクへの着席や会議室の入室などができます。
各自の動向やステータスをリアルタイムで共有できるため、まるで実際のオフィスで働いているような環境を構築できる点が魅力の一つといえるでしょう。
バーチャルオフィスツールを利用すれば気軽な相談やミーティングがおこなえるため、コミュニケーションの活性化が実現可能です。
バーチャルオフィスとの違いについて
バーチャルオフィスツールと混同されやすいサービスとして、バーチャルオフィスがあります。バーチャルオフィスとは、物理的に実体を有しない仮想事務所のことをいいます。
企業は、登記手続きや郵便物の受取などで住所が必要です。バーチャルオフィスでは住所をレンタルできるため、物理的なオフィスがなくても利用可能です。
新宿や渋谷などの都心の一等地に住所があるバーチャルオフィスサービスも多く、社会的信用性を高められるためブランディングの強化を目的に利用する企業もあります。
メタバースオフィスとの違いについて
メタバースオフィスとは「meta」と「universe」を組み合わせた言葉で、仮想空間上に構築されたオフィスサービスを指します。
参加者がアバターを使用し、ほかの参加者とコミュニケーションが取ります。必要に応じて画面や資料を共有できるため、離れた場所で仕事をしている従業員同士がリアルタイムで業務を進めることが可能。
バーチャルオフィスツールとメタバースオフィスは、どちらもバーチャル空間でのコミュニケーションツールとなっています。同じような機能が利用できるため、現状では明確に区別されていません。
バーチャルオフィスツールを導入するメリット
バーチャルオフィスツールを導入するメリットには、何があるのでしょうか?おおよそ、下記があります。
- 気軽にコミュニケーションがとれる環境を用意できる
- リモートワークによる孤独感が解消する
- 業務状況の可視化
- 適度な緊張感が得られる
気軽にコミュニケーションがとれる環境を用意できる
バーチャルオフィスツールで、気軽にコミュニケーションがとれる環境を用意できます。
リモートワークでは、従業員同士が気軽にコミュニケーションが取りにくい点が課題として挙げられます。
バーチャルオフィスツールでは仮想のオフィス空間に常時アバターを表示できるので、従業員がどこで何をしているのかが一目で把握可能です。
一般的なチャットツールでは相手の状況を把握できないため、連絡を取るタイミングを図りにくい部分がありました。
しかしバーチャルオフィスツールでは相手の状況をリアルタイムで把握できるため、気軽にコミュニケーションが取れる環境を用意できます。
リモートワークによる孤独感が解消する
また、リモートワークによる孤独感が解消します。
リモートワークによって従業員同士のコミュニケーションが少なくなり、孤独を感じる従業員もいます。コミュニケーション不足による孤立化が加速し、中にはメンタルの不調を訴える従業員もいるかもしれません。
バーチャルオフィスツールでは仮想空間上のオフィスにアバターでリアルな状況を表示できるため、オフィスに出社したような状況を演出できます。
常に誰かとつながっている感覚で仕事をできるので、孤独感の解消が期待できるでしょう。
業務状況の可視化
バーチャルオフィスツールを使えば、業務状況の可視化がはかれます。
バーチャルオフィスツールでは「在籍中」や「離席中」、「会議中」「休憩中」などのステータスを表示させることが可能です。
リアルタイムで業務状況を把握できるため、相手の都合に合わせて連絡を取ることができ、企業側も一目で稼働状況を管理できます。
適度な緊張感が得られる
さらにバーチャルオフィスツールによって、適度な緊張感をもって仕事ができます。
自宅でのテレワークはオンとオフの切り替えが難しいため、中にはオフィスに出社するときのような緊張感を維持できない従業員もいます。
バーチャルオフィスツールでは、アバターで自分の業務状況を表示可能です。
出社するのがアバターでも出社している感覚や周囲の視線を感じる環境を作り出せるため、適度に緊張感を持って仕事をするようになります。
バーチャルオフィスツールを導入する場合、注意すべきポイント
バーチャルオフィスツールを導入する場合、注意すべきポイントとしては下記があります。
- 従業員に一定の操作スキルが必要
- 従業員にストレスを与える場合がある
- ランニングコストが発生
- PCのスペックや通信環境の見直しが発生
従業員に一定の操作スキルが必要
バーチャルオフィスツールを利用するには、従業員の側に一定の操作スキルが必要とされます。
バーチャルオフィスツールは近年登場した新しいツールのため、導入しても使いこなせない従業員がいるかもしれません。
従業員に一定の操作スキルが求められるため、慣れるまではツールの操作に集中し過ぎて一時的に生産性が低下する恐れがあることに注意が必要です。
従業員の混乱を来さないよう、事前に研修会を開いて導入目的や操作方法などを説明しておくことが重要です。
また導入後もスムーズに運用するために、操作方法を問い合わせできる窓口を設置するなど従業員をサポートする体制を整えなければなりません。
従業員にストレスを与える場合がある
バーチャルオフィスツールが従業員にストレスを与える場合があるので、注意しましょう。
バーチャルオフィスツールは、従業員一人ひとりのステータスや業務状況をリアルタイムで把握できるメリットもあります。しかし、なかにはこうした状況を「常に監視されている」と捉える従業員がいます。
従業員の精神的な負担を軽減するためには、導入の目的やメリットを説明し十分に理解を得ることが重要です。また導入後はオフラインにできる時間を設け、オンとオフのバランスを取りながら運用していくことが望ましいです。
ランニングコストが発生
バーチャルオフィスツールを導入すると、ランニングコストが発生します。
多くのバーチャルオフィスツールでは、毎月料金を支払う月額課金制を採用しています。
またユーザー数やサービス内容に応じてさまざまなプランが用意されており、なかには初期費用がかかるサービスもあるためあらかじめ確認が必要です。
料金だけでなく機能面やサポート体制などを比較の上、自社に適したサービスを選ぶことが重要です。
PCのスペックや通信環境の見直しが発生
バーチャルオフィスツールを使うにあたり、PCのスペックや通信環境の見直しが発生する場合があります。
従業員個人のPCを使用する場合、機種によってスペックが異なるためスムーズに動作しないバーチャルオフィスツールもありえます。ツールを導入する際には、必要に応じて従業員にPCやモバイルルーター貸与の検討も必要です。
また、インターネット回線の通信量に上限があるプランで契約している従業員もいるでしょう。通信制限がかかった場合、日々の仕事にも影響をおよぼすため無制限プランのモバイルルーターを貸与するなどの対策が必要になります。
ツールを導入する際には、従業員がストレスなく仕事ができる環境を作りましょう。
バーチャルオフィスツールの利用がおすすめの企業や業種
バーチャルオフィスツールの利用は、やはりテレワークに適した企業や業種がおすすめです。例えば、下記のような業種でしょう。
- IT・インターネット
- マスコミ・広告
- 金融・保険
- 弁護士・翻訳
テレワークをおこなうには、PCやスマホと接続できるインターネット環境、データを保存・共有できるクラウド、情報漏えいなどを防ぐセキュリティ対策などの条件が必要です。
これらの条件が整いやすいIT・インターネット業界、マスコミ・広告業界では、多くの企業がテレワークを導入済です。
また対面での接客、営業、販売が中心だった金融・保険業界 や不動産業界でも、Web会議ツールやチャット、電子文書決済システム、商品提案から申込手続きまでワンストップの対応を可能にする専用端末などを活用して、テレワークが可能です。
弁護士や行政書士、法務・給与などの事務業務、翻訳・通訳 といった専門的な知識や技術提供をおこなう個人作業が中心の業種もテレワークに向いています。
こうした業種で、テレワークを行っている企業にバーチャルオフィスツールを導入すると大きなメリットが得られます。
バーチャルオフィスツールのまとめ
バーチャルオフィスツールは、リモートワークで起こりがちな気軽なコミュニケーションの不足や状況が見えづらいなどの課題を解決します。
今までのリモートワークは感染症対策のためといった一時的な選択であることも多く、物理的なオフィスでのコミュニケーションを再現することがもっとも重要だと思われていました。
しかし今後は「リモートワークをずっと続ける」という選択をする人や企業も増えていくでしょう。
そのためバーチャルオフィスツールを選ぶ際には、ストレスなくずっと使い続けられること、長期的に利用できる料金設定であることがポイントになってくるでしょう。
またチームの一体感や企業文化の醸成など、組織として成長していける環境を作れるツールかどうかも大切な要素です。
サービスによって強みも機能性も異なっています。ぜひ会社にあったバーチャルオフィスツールを取り入れてみてください。
本記事は、2024年3月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。