iPaaS製品を徹底比較!特徴や導入事例、料金を徹底リサーチ!
最終更新日:2024年10月18日
iPaaS(Integration Platform as a Service)は、企業が異なるシステムやアプリケーションをシームレスに連携させ、データの流れをスムーズにするためのサービスです。多くの企業がデジタル変革を進める中で、複雑化するIT環境を効率的に管理するため、iPaaS製品の導入が注目されています。
本記事では、各社から提供されているiPaas製品を紹介。さらに、iPaaSの基本的な機能や導入のメリット、選び方のポイントなどを詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
iPaaS製品の比較表
サービス名 | サービスの特徴 |
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【PR】OpsGuide | 低コストでスムーズに!企業の業務を理想的なフローで自動化できる ・誰でも簡単に業務フローを作成・改善 ・導入のリスクと労力を最小限に抑える! ・充実したサポートで安心運用 資料ダウンロードはコチラ >> |
BizteX Connect | 多数のSaaSやデータベースを連携。国産SaaSとの連携に強み。 |
DataSpider Cloud | 連携処理作成が特徴。豊富な連携先とThunderbus技術によるセキュアな連携を提供。 |
ActRecipe | 独自の「レシピ」によりIT担当者でなくても即日から業務自動化が可能。バックオフィス業務の自動化に強み。 |
JENKA | 直感的な操作性と低価格が特徴の国産サービス。OpenAIのGPT連携や管理者機能を標準搭載。 |
bindit | 多彩な「レシピ」テンプレートで誰でも簡単に業務自動化を開始可能。デジタル不慣れな方々の業務効率化をサポート。 |
Anyflow Embed | 自社プロダクトと他社SaaS間のAPI連携を短期間で実現する組み込み型iPaaS。最短1週間でユーザーに提供可能。 |
JOINT | ノーコードで連携アプリの開発が可能。最短1週間で相互連携の実装を実現。 |
ASTERIA Warp | 17年連続で国内シェアNo.1のデータ連携ツール。ノーコード環境で幅広いユーザーが使用可能。 |
Boomi | ローコード開発プラットフォームとしてアプリケーションやデータの統合を迅速に実行。FedRAMP認定取得。 |
Workato | ノーコード・ローコードで誰でも容易に利用可能。エンタープライズ仕様のガバナンスやセキュリティ機能を標準実装。 |
Azure Logic Apps | Microsoftが提供するiPaaS。Azure、ローカル、オンプレミスなど、どこでもデプロイして実行可能。 |
Zapier | 7,000以上のアプリを連携可能なノーコード自動化サービス。AIを活用した機能も充実。 |
Celigo | AIを活用した直感的な設計と事前構築された統合機能を提供。技術者とビジネスユーザーの両方をサポート。 |
Informatica Intelligent Data Management Cloud | マルチクラウドやハイブリッド環境での柔軟な運用が可能。 |
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OpsGuide(株式会社PORTAMENT)
\業務効率化とDX推進を同時に実現/
OpsGuideの特徴
OpsGuideは、株式会社PORTAMENTが開発した、業務フローをベースに人が行う作業を含めた全業務の可視化・自動化を行うiPaaS製品です。
ノーコードで直感的な業務フロー設計が可能で、CRM、会計、人事システムなど、さまざまなツールとの連携もスムーズに行えます。また、各業務フローの進捗をリアルタイムで確認できるため、担当者への確認作業が不要になり、業務効率が大幅に向上します。
さらに、導入に際しても手間やリスクは最小限に抑えられています。約3時間のヒアリングで、業務フローの作成や設定をその場で進めることができ、トライアル期間も最長1か月設けられています。この期間中に実際の効果を確認し、納得したうえで有償プランに移行できるため、安心して導入を検討できます。必要に応じて、業務フローの作成や設定に関するサポートも提供され、スムーズな運用開始が可能です。
OpsGuideはこんな企業におすすめ
- 業務プロセスの可視化と効率化を図りたい企業
- システム連携や自動化を推進したいが、技術的なハードルに悩む企業
- DX推進を加速させたい成長期の中小企業や大企業
\トライアル期間で効果を確認!/
OpsGuideを選ぶべき理由
【理由1】誰でも簡単に業務フローを作成・改善
OpsGuideは、誰でも簡単に業務フローを作成・改善することができます。ノーコード対応のため、専門知識がなくても直感的な操作で業務フローを構築でき、フローの修正や改善もスムーズに行えます。
ドラッグ・アンド・ドロップでタスクやシステムを組み合わせ、業務の流れを整理するだけで、フロー全体を可視化し、自動化が実現。複数のツールやシステムを一元管理できるため、業務の進捗やタスクの確認も容易です。
【理由2】導入のリスクと労力を最小限に抑える!
OpsGuideは、導入時のリスクや労力を最小限に抑える設計がされています。初回のヒアリングは約3時間で完了し、その場で業務フローの作成や設定が行えるため、迅速に導入準備を進めることが可能。さらに、最長1か月のトライアル期間が設けられており、実際に効果を確認してから有償プランへ移行できるため、安心して導入に踏み切れます。
また、OpsGuideは1タスク実行につき0.1〜15円の従量課金制を採用しており、使用量に応じた支払いができるため、無駄な支出を抑えながら、企業規模や予算に合わせた柔軟な運用が可能です。また、従業員は普段使い慣れたツールをそのまま活用できるため、新しいシステムの学習コストもほぼゼロ。低コストでスムーズに、業務全体の改善を実現できます。
【理由3】充実したサポートで安心運用
OpsGuideは、導入後も安心して運用できる充実したサポート体制を提供しています。チャットを中心にメールや電話、オンラインミーティングでのサポートを行い、現場の課題や疑問にリアルタイムで対応。継続的な最適化をサポートし、業務の停滞を防ぎます。
さらに、企業規模に応じたコンサルティングサポートも提供されています。エンタープライズ向けのプロフェッショナルコンサルティングでは、月に8回までの専任コンサルタントとのミーティングや資料作成が含まれており、業務効率化の戦略から実行までを徹底的にサポート。導入企業は、常に最新の運用方法を取り入れ、業務改善と成長を促進することができます。
\充実したサポートで導入後も安心/
OpsGuideの活用事例
営業シーンでの活用:資料請求後の営業プロセス
- SaleseforceやSlackへの入力業務を自動化。
- 架電後アポが取れたらフィールドセールスに自動連携。
- 各タスクの行動量をKPI測定可能。
引用元:OpsGuide公式HP(https://www.opsguide.cloud/)
請求書発行処理での活用
- 月末に自動で起動
- システムから情報を収集して請求書仮作成を承認フローへ
- 請求書発行システムで正式な請求書を作成してそのままメール送信
引用元:OpsGuide公式HP(https://www.opsguide.cloud/)
\低コストでスムーズに業務改善を実現/
OpsGuideの料金プラン
- 従量課金制:0.1~15円 /1タスク実行
※タスク実行内容により価格は変動します。
OpsGuideの会社概要
会社名 | 株式会社PORTAMENT(ポルタメント) |
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所在地 | 東京都渋谷区神宮前六丁目23番4号 桑野ビル2階 |
設立年 | 2022年 |
会社URL | https://www.portament.jp/ |
\いつものツールをそのまま使用!/
他にもまだある!iPaaS製品の情報まとめ
BizteX Connect
BizteX Connectの特徴
BizteX Connectは、プログラミング知識不要でサービス連携を実現する国産iPaaSです。マウス操作のみで多数のSaaS、データベース、RPAなどを簡単に連携できる点が大きな特徴です。特に国産SaaSとの連携に強みを持ち、2000社以上のユーザーに業務自動化ツールを提供してきたノウハウを活かした豊富なテンプレートを用意しています。
また、業務効率化を促進するツールとして、データ管理の一元化や部門間の情報共有、業務の可視化などの課題解決をサポートします。同社製品のRPAツールとの標準連携も可能で、人の作業を含めた幅広い業務自動化を実現できます。直感的な操作パネルにより、ITスキルに関わらず誰でも簡単に利用でき、業務プロセスの改善や生産性向上に貢献します。
BizteX Connectの導入事例
BizteX Connectを導入したことで、これまでRPAで自動化していた2つの業務を1つにまとめることができました。
また、BizteX Connectを通じて、kintoneとSharePointがAPI連携されているためブラウザのUIが変更されてもシステムが止まることもありません。GoogleChromeのアップデートに関係なくデータの連携ができるので、スムーズに動作しとても助かっています。
操作もとても簡単で「やりたいことをすぐ実現できる」使いやすいサービスだと感じています。
引用元:BizteX Connect公式HP(https://service.biztex.co.jp/connect/case/nissan/)
BizteX Connectの料金
要望や予算にあわせて見積もりが可能
BizteX Connectの運営会社概要
企業名 | BizteX株式会社 |
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設立年 | 2015年 |
会社所在地 | 東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー 21F WeWork 内 |
公式HP | https://www.biztex.co.jp/ |
DataSpider Cloud
DataSpider Cloudの特徴
DataSpider Cloudは、アプレッソ社が提供する本格的なiPaaSです。2001年にリリースされたデータ連携ソフトウェア「DataSpider Servista」をベースに開発された本サービスは、クラウド時代のデータ連携ニーズに応える先進的なソリューションです。最大の特徴は、ノンプログラミングでの連携処理作成機能です。GUIでドラッグ&ドロップによるデータ処理アイコンの配置とフローを定義でき、高い開発生産性を実現します。また、kintone、Salesforce、AWS、Google、Microsoft Azureなど、豊富な連携先を持つことも大きな強みです。さらに、独自のThunderbus技術により、VPN不要でセキュアにオンプレミスシステムと連携できる点も注目に値します。日本製iPaaSならではの細やかな対応として、半角カナ、各種文字コード、西暦、和暦の変換などのデータ変換にも対応しています。
DataSpider Cloudの導入事例
公式HPに導入事例の記載はありませんでした。
DataSpider Cloudの料金
公式HPに料金の記載はありませんでした。
DataSpider Cloudの運営会社概要
企業名 | 株式会社セゾンテクノロジー |
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設立年 | 1970年 |
会社所在地 | 東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR 19F |
公式HP | https://www.saison-technology.com/ |
ActRecipe
ActRecipeの特徴
ActRecipeは、クラウド上でSaaSを連携し、業務の自動化を実現するiPaaSです。独自の「レシピ」というマイクロSaaSを提供し、IT担当者でなくても即日から業務を自動化できることが大きな特徴です。
SaaSの連携だけでなく、SaaSデータのバックアップや異なるSaaSへのデータ移行にも活用できるため、SaaS運用に関わる様々な業務時間を削減します。バックオフィス業務の自動化に強みを持ち、企業のニーズや条件を満たす多彩な「レシピ」を用意しています。また、ActRecipeによって連携しているSaaSに起因する問題も調査・対応する手厚いサポートを提供しています。
ActRecipeの導入事例
公式HPに導入事例の記載はありませんでした。
ActRecipeの料金
- Freeプラン:0円(100種類を超えるFreeレシピの利用可能)
- SmartHRメールアラートプラン:15,000円 / 月
- Standardプラン:50,000円〜 / 月
- Professionalプラン:要お問い合わせ
ActRecipeの運営会社概要
企業名 | アクトレシピ株式会社 |
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設立年 | 2013年 |
会社所在地 | 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー18F |
公式HP | https://corp.actrecipe.com/ |
JENKA
JENKAの特徴
JENKAは、バラバラに存在するSaaSやアプリケーションを簡単につなげて業務を自動化するiPaaSです。直感的な操作性と低価格が特徴の国産サービスで、OpenAIのGPT連携や管理者機能を標準搭載しています。プログラミング技術や専門知識不要のノーコードでAPI連携が可能なため、業務担当者でも運用できる点が大きな魅力です。テンプレート機能を活用すれば、わずか10〜15分でワークフローを作成できます。JENKAを導入することで、業務の自動化によるコスト削減、生産性向上、人的ミスの防止、さらには顧客サービスの向上などが期待できます。
JENKAの導入事例
公式HPに導入事例の記載はありませんでした。
JENKAの料金
- フリープラン:0円で利用可能
- スタンダードプラン:初期費用110,000円、月額費用55,000円
JENKAの運営会社概要
企業名 | スターティアレイズ株式会社 |
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設立年 | 2017年 |
会社所在地 | 東京都新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリス19階 |
公式HP | https://www.startiaraise.co.jp/company/companyprofile.html |
bindit
binditの特徴
binditは、日々の業務をノーコード・ノンプログラミングで自動化できるバックオフィスDXツールです。多彩な「レシピ」と呼ばれる業務フローのテンプレートを選ぶだけで、誰でも簡単に業務の自動化を開始できます。binditの特長は、専門知識がなくても使えるシンプルなUIと、業務に合わせたオリジナルフローの簡単作成機能です。さらに、ユーザー招待機能やカスタムパラメータ機能、業務効率の可視化機能など、多様な機能を備えています。800社以上の基幹システム業務自動化の経験を活かし、特にデジタルに不慣れな方々の業務効率化をサポートします。
binditの導入事例
(前略)「以前はメーリングリストや担当者個人に問い合わせのメールが届くため、人事総務部全員に共有しづらく、対応についても属人化していました。今ではGoogleフォームとメールを連携させ、かつその問い合わせをGoogleスプレッドシートで管理しています。そんな一連フローも苦労せずに作成できました。きちんと通知があることで問い合わせした人も安心でき、以前に比べてサービスレベルを向上せることに成功したのです」(後略)
引用元:bindit公式HP(https://www.bindit.jp/case/unirita-hr-nocode.html)
binditの料金
- フリープラン:0円 / 月
- ベーシックプラン:30,000円 / 月
binditの運営会社概要
企業名 | 株式会社ユニリタ |
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設立年 | 1982年 |
会社所在地 | 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟 |
公式HP | https://www.unirita.co.jp/ |
Anyflow Embed
Anyflow Embedの特徴
Anyflow Embedは、自社のプロダクトと他社のSaas間のAPI連携を短期間で行う組み込み型iPaaSです。最大の特徴は、API連携の開発期間を大幅に短縮し、最短1週間でユーザーに提供できる点です。特許出願中の連携基盤とノーコードエディターを活用することで、従来のAPI連携開発に比べて圧倒的な速度を実現しています。また、ユーザーはiPaaSの契約や複雑な設定を行う必要がなく、自社プロダクトの機能としてシームレスにAPI連携を利用できます。さらに、連携先SaaSのAPIアップデートやエラー対応などのランニングコストもAnyflow Embedが担当するため、SaaS事業者の負担を大きく軽減します。
Anyflow Embedの導入事例
(前略)Anyflowはスピード感も早く、自社リソースをあまりかけずに要件定義からリリースまでが行えるようになり、スピードアップ・工数削減にも繋がりました。
具体的には、1アプリあたりのお客様から要望をお聞きし、リリースまで半年ほどかかっていましたが、現在は2ヶ月程度まで短くなりました。(後略)
引用元:bindit公式HP(https://anyflow.jp/case/smaregi)
Anyflow Embedの料金
公式HPに料金の記載はありませんでした。
Anyflow Embedの運営会社概要
企業名 | Anyflow株式会社 |
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設立年 | 2016年 |
会社所在地 | 東京都千代田区神田神保町2丁目14-11 朝日神保町プラザ 6F |
公式HP | https://anyflow.jp/ |
JOINT
JOINTの特徴
JOINTは、成長するSaaSベンダーのための「Embedded iPaaS」です。自社プロダクトと他社システムのデータ連携を簡単に実現できる画期的なサービスとして注目を集めています。JOINTの最大の特徴は、ノーコードで連携アプリの開発が可能なことです。SaaS事業者は最短1週間で相互連携の実装を実現できます。
さらに、AI機能によるデータマッピングの半自動化や、アプリストア構築機能など、SaaS事業者の成長を加速させる多彩な機能を備えています。国内外50以上のSaaSとの連携実績を持つストラテジット社が開発したJOINTは、単なるプロダクト提供にとどまらず、API調査から仕様検討、開発、保守対応までをワンストップで提供する充実したサポート体制が整っています。
JOINTの導入事例
公式HPに導入事例の記載はありませんでした。
JOINTの料金
- 基本料金:月額50,000円〜
- Basic:連携実行回数による従量課金 10,000円 / 1万回、連携アプリ数~2 / 月
- Standard:連携実行回数による従量課金 5,000円 / 1万回、連携アプリ数~10 / 月
- Pro:連携実行回数による従量課金 1,000円 / 1万回、連携アプリ数~50 / 月
- Enterprise:要問い合わせ
JOINTの運営会社概要
企業名 | 株式会社ストラテジット |
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設立年 | 2019年 |
会社所在地 | 東京都港区芝5-31-17 PMO田町7F |
公式HP | https://www.strategit.jp/ |
ASTERIA Warp
ASTERIA Warpの特徴
ASTERIA Warpは、17年連続で国内シェアNo.1を誇るデータ連携ツールです。「誰でも、もっと」をコンセプトに、専門的な知識がなくても利用できるノーコード開発環境を提供し、様々なシステムやサービスとの連携を実現します。
主な特徴として、ノーコード環境により、開発エンジニアからプログラム未経験者まで幅広いユーザーが使用可能で、業務の自動化・効率化やデータの活用を容易に実現できます。
ASTERIA Warpは、システム間連携、データ分析、マスターデータ管理、業務自動化など、多岐にわたる用途で活用されています。特に、データドリブン経営を支える大規模なデータ分析基盤の構築や、複数システムを疎結合するデータ連携基盤の実現など、企業のDX推進に大きく貢献しています。
ASTERIA Warpの導入事例
当社ではASTERIA Warpの導入後、計147本の連携処理を実装・運用してきました。現在、開発を担当しているのは、もともと人材派遣事業に携わっていた担当者です。プログラミングは未経験でしたが、現在は1つの連携処理を1~2日程度といったスピード感で、実装できるようになっています。ASTERIA Warpはドキュメント類も非常に充実していて、新たな仕組みを実現するためのコンポーネントも容易に見つけ出すことができ、随時発生する連携ニーズにも俊敏に対応していける点が大きな魅力です。
引用元:ASTERIA Warp公式HP(https://www.asteria.com/jp/warp/case/w_spool/)
ASTERIA Warpの料金
- ASTERIA Warp Core: 月額33,000円〜(基本機能をパッケージ化)
- ASTERIA Warp Core+: 月額66,000円〜(基本機能+データベース連携)
- ASTERIA Warp Core++: 月額132,000円〜(基本機能+データベース連携+リアルタイム連携)
- ASTERIA Warp Standard: 別途お問い合わせ(データ連携ミドルウェアのデファクトスタンダード)
- ASTERIA Warp Enterprise: 別途お問い合わせ(大規模データ連携基盤向け)
ASTERIA Warpの運営会社概要
企業名 | アステリア株式会社 |
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設立年 | 1998年 |
会社所在地 | 東京都渋谷区広尾1丁目1番39号 恵比寿プライムスクエアタワー19F |
公式HP | https://jp.asteria.com/ |
Boomi
Boomiの特徴
Boomiは、主にローコード開発プラットフォームとして、ユーザーがプログラミングの知識をほとんど必要とせずに、アプリケーションやデータの統合を迅速に実行できるように設計されています。また、API管理やイベント駆動アーキテクチャの機能も備えています。
主な特徴には、シームレスな接続性、デジタル加速、自己管理プラットフォームがあります。複雑なシステム間の統合を簡素化し、クラウド、オンプレミス、エッジにまたがるハイブリッド展開を可能にします。
セキュリティ面では、FedRAMP認定を取得しており、エンタープライズグレードのセキュリティを提供しています。さらに、直感的なローコードインターフェースと事前構築された統合により、開発スピードを向上させ、市場投入までの時間を短縮することができます。
Boomiの導入事例
統合プロジェクトは、同社の経営陣の期待を上回る成果を上げました。これは、複雑さにもかかわらず、予定通りに完了した迅速なデジタル変革でした。Boomi 統合と API 管理により、Dropbox は次のことを達成できました。
・クラウドアプリケーションのオンボーディングを数週間または数か月から数日に短縮
・サイロ化されたアプリケーションからデータを解放してワークフローを合理化
・中央データ ウェアハウスとデータ視覚化ダッシュボードへのセルフサービス アクセスを通じて、従業員データの詳細な分析探索をサポートします。(日本語訳)
参照元:Boomi公式HP(https://boomi.com/customer/dropbox/)
Boomiの料金
公式HPに料金の記載はありませんでした。
Boomiの運営会社概要
企業名 | Boomi, L.P. |
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設立年 | 2000年 |
会社所在地 | 記載なし |
公式HP | https://boomi.com/ |
Workato
Workatoの特徴
Workatoは、組織全体の統合とワークフローを自動化する単一プラットフォームです。このサービスは、スタックした作業を統合し、業務を効率化することで、煩雑な作業を減らし、業務に集中できるようサポートします。
Workatoの最大の特徴は、ノーコード・ローコードのプラットフォームであることです。コーディング経験がなくても、誰でも容易に利用できます。直感的なUI/UXで、現場の「こんな自動化がほしい」というニーズを、思った通りに簡単に実現できます。さらに、エンタープライズ仕様のガバナンスやセキュリティ機能が標準実装されているため、大規模な組織でも安心して導入できます。
Workatoの導入事例
公式HPに導入事例の記載はありませんでした。
Workatoの料金
- 年間ライセンス費用
- 稼働レシピ数に応じた費用
Workatoの運営会社概要
企業名 | Workato, Inc. |
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設立年 | 2013年 |
会社所在地 | 記載なし |
公式HP | https://www.workato.com |
Azure Logic Apps
Azure Logic Appsの特徴
Azure Logic Appsは、Microsoftが提供するiPaaSです。コンテナー化されたランタイム上に構築されており、ビジネスクリティカルなワークフローをどこでも自動化できる柔軟性が特徴です。このサービスの大きな強みは、Azure、ローカル、オンプレミスなど、どこでもロジックアプリケーションをデプロイして実行できる点です。
また、Visual Studio Codeを使用して、Windows、MacOS、Linuxでの開発、デバッグ、テストが可能で、開発環境を選びません。さらに、プライベートエンドポイントや簡素化された仮想ネットワークアクセスにより、セキュリティ面でも優れています。Azure Logic Appsは、コードを書くことなく複雑なワークフローを作成でき、生産性の向上に貢献します。また、SaaSやクラウドベースのコネクタの豊富なエコシステムを活用できる点も、多くの企業にとって魅力的な特徴といえるでしょう。
Azure Logic Appsの導入事例
(前略)2023 年 10 月には、データ カタログとそのフロント画面の提供がスタート。経理系、人事系、建設系といった業務カテゴリーごとに 10 のコレクションが作成され、その分析と利活用には Power BI が利用されています。また前述の「Data ポータル」では教育コンテンツを大幅に拡充。Microsoft PowerPoint を活用したコンテンツは富士通、動画コンテンツはジールが参画して制作されています。
「最初から Azure を採用していたおかげで、マイクロソフトが提供する多岐にわたるテクノロジーを、高い親和性の下で活用できるようになりました」と関口 氏。PaaS を活用しているため安定性も高く、アクセスが集中してもリソースが不足してスローダウンすることはないと言います。(後略)
参照元:Azure Logic Apps公式HP(https://customers.microsoft.com/ja-jp/story/1745107278530377181-taisei-azure-data-factory-professional-services-ja-japan)
Azure Logic Appsの料金
- 初期費用なし
- 解約手数料不要
- 必要な分だけ支払い(従量課金制)
- 分単位の課金
Azure Logic Appsの運営会社概要
企業名 | Microsoft Corporation |
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設立年 | 1975年 |
会社所在地 | One Microsoft Way, Redmond, Washington 98052-6399, United States |
公式HP | https://www.microsoft.com |
Zapier
Zapierの特徴
Zapierは、ノーコードで業務を自動化できるサービスです。7,000以上のアプリを連携させ、複雑なワークフローを簡単に構築できるのが最大の特徴です。企業規模に関わらず、開発者やITチケットなしで自動化を実現できるため、業務の効率化とコスト削減に大きく貢献します。
AIを活用した機能も充実しており、チャットボットの作成やAIアシスタントの構築も可能です。さらに、豊富なテンプレートライブラリーを提供しているため、初心者でも短時間で自動化を始められます。セキュリティ面でも、SOC 2(Type II)やGDPR準拠など、高い基準を満たしており、企業での利用も安心です。
Zapierの導入事例
公式HPに導入事例の記載はありませんでした。
Zapierの料金
- 無料プラン(機能制限あり)
- 有料プラン(詳細な料金は公式サイトで確認が必要)
- エンタープライズプラン(カスタマイズされた価格設定)
Zapierの運営会社概要
企業名 | Zapier, Inc. |
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設立年 | 2011年 |
会社所在地 | サンフランシスコ、カリフォルニア州(リモートワーク中心の企業) |
公式HP | https://zapier.com/ |
Celigo
Celigoの特徴
Celigoは、ビジネスプロセスの統合、自動化、最適化を実現する先進的なiPaaSです。直感的な設計、AI機能、事前構築された統合機能を備え、技術者だけでなくビジネスユーザーも含めたチーム全体が生産性向上と成長促進に参加できるようサポートします。
Celigoの特徴は、ミッションクリティカルなプロセスを大規模に自動化する強力な機能とセキュリティを提供しつつ、データ品質を最適化し、チームが適切なタイミングで正しいデータを適切な場所で利用できるようにすることです。また、数百の事前構築されたコネクター、統合機能、完全な統合アプリケーションを提供し、一般的な統合や自動化を迅速に実装できるため、導入時間と労力を大幅に削減できます。
Celigoの料金
公式HPに料金の記載はありませんでした。
Celigoの運営会社概要
企業名 | Celigo, Inc. |
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設立年 | 記載なし |
会社所在地 | 3 Lagoon Dr. Suite 130, Redwood City, CA 94065 |
公式HP | https://www.celigo.com/ |
Informatica Intelligent Data Management Cloud
Informatica Intelligent Data Management Cloudの特徴
Informatica Intelligent Data Management Cloud(IDMC)は、AIを活用した包括的なデータ管理プラットフォームです。IDMCは、企業のデータ管理ニーズを一元化し、ビジネス成果の向上を実現します。このプラットフォームの特徴として、マルチクラウドやハイブリッド環境での柔軟な運用が可能であり、既存のシステムとの相互運用性も高いです。AIパワードの統合データ管理クラウドとして、業界最高水準の機能を提供し、イノベーションの推進をサポートします。
さらに、エラスティックでサーバーレスなコンピューティングにより、拡張性の向上とパフォーマンスの最適化を実現。柔軟で予測可能な価格設定により、組織が使用した分だけ支払うコスト効率の良いモデルを採用しています。AIコパイロット機能によるタスクの自動化や、CLAIREと呼ばれるAI自動化エンジンの活用も特筆すべき点です。
Informatica Intelligent Data Management Cloudの導入事例
公式HPに導入事例の記載はありませんでした。
Informatica Intelligent Data Management Cloudの料金
公式HPに料金の記載はありませんでした。
Informatica Intelligent Data Management Cloudの運営会社概要
企業名 | Informatica LLC |
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設立年 | 1993年 |
会社所在地 | 2100 Seaport Blvd, Redwood City, CA 94063, United States |
公式HP | https://www.informatica.com/ |
iPaaS製品とは?
iPaaSとは、クラウドベースの統合プラットフォームサービスのことを指します。このサービスは、異なるシステム、アプリケーション、データソース間の接続や統合を容易にし、効率的なデータ流通と業務プロセスの自動化を実現します。従来のオンプレミス型の統合ツールとは異なり、iPaaSはクラウド上で提供されるため、導入や運用の負担が軽減され、柔軟なスケーリングが可能となります。
iPaaS製品の重要性
iPaaSの重要性は、ビジネスのDX化が進む中でますます高まっています。企業がクラウドサービス、SaaS(Software as a Service)アプリケーション、オンプレミスシステムを併用する ハイブリット環境が一般的となる中、これらをシームレスに統合する必要性が増しているのです。iPaaSは、このような複雑な IT環境下でも、迅速かつ効果的な統合を可能にし、業務効率の向上やイノベーションの促進に貢献します。
今後、AIや機械学習、IoTなどの新技術との統合が進むことで、iPaaSの機能はさらに進化すると予想されます。企業は、このトレンドを把握し、自社のデジタル戦略にiPaaSをどのように位置付けるかを検討することが重要となるでしょう。
iPaaSの主な特徴と利点
クラウドベースの統合
クラウドベースの統合は、iPaaSの最も基本的な特徴です。オンプレミスのハードウェアやソフトウェアの設置が不要となり、迅速な導入が可能になります。また、インターネット接続があればどこからでもシステム管理や監視が行えるため、運用の柔軟性が大幅に向上します。さらに、プラットフォームの更新やメンテナンスがベンダーによって自動的に行われるため、常に最新の機能やセキュリティパッチを利用できるという利点があります。
ノーコード / ローコード開発
ノーコード / ローコード開発環境の提供も、iPaaSの重要な特徴です。多くのiPaaS製品は、ビジュアルインターフェースを通じて統合フローの作成や管理を可能にしています。この機能により技術的な専門知識がなくても、ユーザーが簡単に統合作業を行えるようになります。ドラッグ&ドロップのインターフェースにより、複雑な統合も短時間で実現でき、開発コストの削減にもつながります。
スケーラビリティと柔軟性
スケーラビリティと柔軟性も、iPaaSの重要な利点です。ビジネスの成長や変化に合わせて、必要なリソースを柔軟に調整することができます。使用量に応じた課金モデルにより、コスト効率も向上します。クラウドの特性を活かした高い処理能力により、大量のデータやトランザクションを効率的に処理することが可能です。さらに、グローバルに分散したデータセンターを活用することで、世界各地での高速な統合も実現できます。
iPaaS製品の主な用途
データ統合
iPaaSの最も基本的かつ重要な用途の一つがデータ統合です。異なるソースから生成されるデータを一元管理し、整合性を保ちながら必要な場所に配信する機能を提供します。例えば、CRMシステム、ERPシステム、マーケティングツールなど、複数のシステムで管理されている顧客データを統合し、360度の顧客ビューを作成することが可能。データの重複を防ぎ、意思決定の精度を向上させることができます。
アプリケーション統合
企業が利用するアプリケーションの数は年々増加しており、これらを効率的に連携させることが課題となっています。iPaaSは、クラウドアプリケーション、オンプレミスシステム、レガシーシステムなど、異なる環境で動作するアプリケーション間の統合を実現します。例えば、eコマースプラットフォームと在庫管理システムを連携させ、リアルタイムの在庫更新を可能にしたり、人事システムと経費精算システムを統合して従業員データの一元管理を行ったりすることができます。
ビジネスプロセスの自動化
iPaaSは、複数のシステムやアプリケーションにまたがるビジネスプロセスの自動化を支援します。例えば、新規顧客の獲得プロセスにおいて、リード情報をマーケティング自動化ツールからCRMシステムに自動で転送し、さらに契約管理システムと連携させて契約書の自動生成を行うといった一連の流れを構築できます。手作業によるデータ入力や転記のミスを減らし、プロセス全体の効率と正確性を向上させることが可能です。
API管理
多くのiPaaS製品は、API(Application Programming Interface)の作成、公開、管理機能を提供しています。企業は内部システムやデータを安全に外部パートナーや開発者に公開し、新しいサービスやアプリケーションの開発を促進することができます。また、APIのバージョン管理、セキュリティ制御、使用量の監視なども一元的に行えるため、効率的なAPI戦略の実施が可能になります。
リアルタイムデータ処理
IoT(Internet of Things)デバイスの普及や、ビジネスのデジタル化に伴い、リアルタイムデータの処理と活用の重要性が高まっています。iPaaSは、センサーデータやトランザクションデータなどのストリーミングデータをリアルタイムで処理し、必要なシステムに配信する機能を提供します。即時の意思決定や迅速な対応が求められる場面での活用が可能になります。
iPaaS製品を選ぶ際のポイント
セキュリティとコンプライアンス
iPaaSを通じてデータが流通するため、セキュリティは最重要課題の一つです。導入を検討するiPaaS製品が、暗号化、アクセス制御、監査ログなどの適切なセキュリティ機能を提供しているか確認しましょう。また、GDPR、CCPA、PCI DSSなど、業界や地域特有のデータ保護規制に準拠しているかも重要なポイントです。さらに、マルチテナント環境でのデータ分離や、クラウドプロバイダのセキュリティ認証(SOC 2、ISO 27001など)も確認が必要です。
既存システムとの統合
企業の多くは、レガシーシステムやオンプレミスアプリケーションを使用しています。選択するiPaaS製品が、これらの既存システムと適切に連携できるか評価することが重要です。特に、業界特有の専門システムやカスタム開発されたアプリケーションとの統合能力は注意深く検証する必要があります。また、将来的な拡張性を考慮し、新しいシステムやクラウドサービスとの統合も容易に行えるかどうかも重要な判断基準となります。
コストと投資対効果(ROI)
iPaaSの導入には初期投資とランニングコストが発生します。サブスクリプション料金、データ転送量に応じた課金、追加機能のライセンス費用などを総合的に評価し、長期的なコスト見積もりを行う必要があります。同時に、iPaaS導入によって得られる効果(業務効率化、エラー削減、新サービス創出など)を定量化し、投資対効果を算出することが重要です。また、従来型の統合ソリューションと比較した場合のコスト削減効果も考慮に入れるべきでしょう。
技術サポートと学習曲線
iPaaSの効果的な活用には、技術的な知識とスキルが必要です。製品ベンダーが提供するトレーニングプログラム、ドキュメント、技術サポートの質と量を評価しましょう。また、社内のIT部門や開発者がiPaaSを習得し、効果的に活用するまでの学習曲線も考慮に入れる必要があります。ーコード / ローコードの機能を提供し、技術者以外のビジネスユーザーでも利用可能な製品を選択することで、この学習曲線を緩やかにすることができます。
拡張性と性能
ビジネスの成長に伴い、統合するデータ量やトランザクション数も増加します。選択するiPaaS製品が、このような成長に対応できる拡張性を持っているか確認することが重要です。また、大量のデータを処理する際の性能や、リアルタイム処理の能力なども評価のポイントとなります。特に、ピーク時のデータ処理能力や、地理的に分散したシステム間の統合における遅延などは、実際の業務に大きな影響を与える可能性があるため、慎重に検討する必要があります。
まとめ
iPaaS製品は、ビジネス環境のデジタル化が加速する中で注目を集め、市場は急速に成長しており、今後さらなる需要の拡大が見込まれています。効果的なiPaaSの活用と持続的な価値創出を目指すためには、事前の綿密な調査と段階的な導入計画が不可欠です。自社のニーズに合っているか、効果に見合った料金プランなのか、など複数の業者をしっかりと比較し、自社にあったをiPaaS製品選ぶようにしてください。
本記事は、2024年10月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。