データセンターの集客向け広告媒体・マーケティング戦略とは
最終更新日:2022年12月21日
この記事ではデータセンター事業での集客を考えた際に活用できる、広告媒体やマーケティング戦略のポイントなどをまとめています。
データセンターの新規顧客開拓や集客力強化の参考に、ぜひご覧ください。
記事内では具体的な集客戦略として「ポジショニングメディア」というマーケティング施策もご紹介しています。
自社の強みを魅力に感じてくれる顧客を狙って集客ができ、「商談率8割以上」「契約までの時間が1/3に」「受注単価が2.5倍」といった実績もある施策になっています。
反響からの成約率にもこだわった集客を行っていきたいという際には、ぜひこちらの施策もあわせてご覧ください。
データセンター業界向けの広告媒体
ここからは、データセンター業界向けの広告媒体について紹介していきます。
国内のデータセンターサービスの市場は、IDCの調査によると2021年には前年比11.6%増加し、1兆7,341億円まで拡大すると予想されています。
参照元:IDC(https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prJPJ48272821)
さらに、2025年までには、市場規模は2兆7,987億円までに成長すると見られており、今後新規参入する事業者がどんどん増えていくと考えて良いでしょう。
新規参入者が増えるほど価格競争も激化すると予想されるため、今のうちに集客施策を講じて盤石な体制を整えておく必要があります。下記のような集客施策の実施も視野に入れておくことが大切です。
クラウド&データセンター完全ガイド
引用元:インプレスブックス公式サイト(https://book.impress.co.jp/books/1120102057)
クラウド&データセンター完全ガイドは、ITインフラ専門誌です。読者はデータセンターやクラウドサービスの構築・運用・販売を行う事業者で、定期購読している読者も多い雑誌となります。
データセンターやクラウドサービスの利用を検討している読者の主な目的としては、メールシステム・Webシステム・基幹系システム・情報系・ファイルサーバー・ストレージ・バックアップサーバーの利用です。
また、読者がサービスの選定で重要視している点は、コスト・セキュリティ・信頼性・耐災害性・運用サポート・拡張性・通信速度となっています。
自社のデータセンターサービスが読者層や選定基準に合致している場合は、広告掲載により集客効果が期待できるでしょう。
キーマンズネット
引用元:キーマンズネット公式サイト(https://kn.itmedia.co.jp/)
キーマンズネットは、BtoB向けのIT製品やサービスを扱った総合情報サイトです。IT初心者から上級者向けまで、幅広い製品・サービスを紹介しています。サイト内は22のカテゴリーに分類されており、選定方法・事例・製品情報・ホワイトペーパーを掲載できます。
サービスの運用実績が15年以上あり、読者会員数は約100万人にも上ります。多くの企業に認知してもらう効果が期待でき、読者会員がコンテンツをダウンロードしたリード数においては、年間15万以上と実績が豊富です。
保証件数に到達すると広告が終了するため、予算に応じたリード獲得を狙えるでしょう。
アイミツ
引用元:アイミツ公式サイト(https://imitsu.jp/)
アイミツは、受発注メディアの運営と、ビジネスマッチングを行っているサービスです。受発注メディアはIT関連も商品も扱っており、月間約170万PVを誇ります。検索エンジンでも上位表示されている認知度の高いサイトです。
リード獲得として多いのは中小企業の決裁者で、従業員100名以上の大企業や上場企業からも仕事の発注があります。予算の規模としては100万円未満・500万円未満・1,000万円未満の3タイプが過半数を占めますが、中には5,000万円超え・1億円超えのビックプロジェクトも扱っているのが特徴です。
1社に1人のサポーターがついて、アポイントメントから受注まで相談に乗ってくれるため、集客施策に自信がない企業も一貫して任せることができるでしょう。
ITトレンド
引用元:ITトレンド公式サイト(https://it-trend.jp/)
ITトレンドは、法人向けのIT製品比較サイトです。2021年10月時点で掲載製品が2,141件、取り扱いカテゴリーは263種類にも上ります。また、ユーザーに最も支持されたIT製品を毎週ランキング形式で発表しているため、上位に食い込めば更なる集客効果を期待できます。
広告掲載に関しては完全成果報酬型で、問い合わせがあるまでは無料で利用が可能。ITトレンドは会員以外もサイトの閲覧・資料請求・問い合わせができるため、問い合わせまでのハードルが低く、幅広い層からの反響が期待できます。
自社に魅力を感じてくれるユーザーを獲得できる戦略
上記のような資料請求・問い合わせ型の情報サイトは、幅広い層を集客する際に活用しやすい媒体です。
しかし情報収集段階から比較検討段階まで様々なフェーズの見込み客がおり、問い合わせがあっても商談や成約につながらなかったり、契約までに時間がかかってしまう場合があります。
そこで成約率の高いお問い合わせをいただくための戦略として、「ポジショニングメディア」をご紹介します。
ポータルサイトで情報収集している顧客は、そこで知った企業名などで検索をかける可能性が高いです。その際に自社の強みや差別化ポイントを知ってもらうためのWebメディアを用意しておくことで、問い合わせへの後押しができます。
ポジショニングメディアとは
ポジショニングメディアとはその名の通り、市場内における自社のポジション(立ち位置)を伝えるメディアです。
具体的には、競合する企業の情報などと比較をしながら自社ならではの強みを伝え、その価値を認知してもらいます。
そうすることで「〇〇といえば自社」というポジションを示すことができ、顧客側は「ニーズにあう企業はここだ」と納得して選ぶことができます。
このように納得感を持って自社を選んでくれた顧客は、自社の強みや価値を認知してくれているため、商談率や成約率が高まる傾向にあります。
実際にポジショニングメディアを導入した企業では、「お問い合わせからの商談率が8割を超えた」「成約までのリードタイムが1/3に短縮した」といった成果を実感する声もいただいています。自社サービスに興味がない人に一から説明するよりも、好感触を得られるため、営業コストの削減も期待できます。
また費用の安さで選ばれていないため、顧客にとって最適な自社のベストプランを提案しやすくなり、「受注単価が2.5倍になった」といった実績もある戦略です。
反響はあるが成約につながっていない、競合が強く苦戦している、といった場合には、状況を打開するマーケティング戦略として、ぜひポジショニングメディアも検討してみてください。
データセンター集客の広告・マーケティング戦略でお悩みなら
Zenkenではクライアントならではの強みを徹底的に分析し、その強みを軸とした集客・マーケティング戦略のご提案を得意としています。
現在までに120業種を超える、様々な業界のクライアント企業を支援してまいりました。
培ってきたノウハウと、各種分析から戦略提案・Webメディアの制作運用までワンストップで対応可能な体制を活かし、貴社に最適なマーケティング戦略を提案・実行いたします。
集客施策やマーケティング戦略でお悩みや課題感があれば、ぜひお気軽にご相談ください。
他にも読まれている記事
同じカテゴリーの他の記事はまだございません