インバウンドコール業務は、顧客満足度や売上アップに直結する大切な業務の1つ。クレーム対応であれば、お客様からの問い合わせ内容を正確かつしっかりと受け止め、柔軟な対応が必要になります。
即日導入が可能な代行会社、電話・メール対応以外にも受注処理を委託できる代行会社など、各社で代行内容はさまざま。この記事では、インバウンドコールセンターを代行している企業16社の特徴や導入事例、料金プランについて紹介します。運用開始から運営まで、自社の課題を解決してくれるインバウンドコールセンター代行会社を探しましょう。
インバウンドコールセンター代行の一覧表
ここでは、各社が提供するインバウンドコールセンター代行企業を一覧で紹介しています。
自社のニーズを満たすものを選んでこそ、期待通りの効果を得られます。企業それぞれが持つ強みや料金プランを比較して、自社に適したシステムを見つけてください。
会社名 | サービスの特徴 |
---|---|
ニッセン |
40年以上のコンタクトセンター運営実績が武器の高品質なコールセンター代行
|
バディネット |
24時間365日、有人での高品質なコールセンター代行サービスを提供
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ドゥファイン |
立ち上げまで最短2日!スピードと品質を両立した即戦力
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NTTマーケティングアクトProCX |
全国40拠点・8,500席のキャパシティ!大量コールが必要な業務も柔軟に対応 |
マーケティングアソシエーション |
正社員オペレーターが幅広い業務を高品質で対応 |
スリーコール |
最短即日対応&困りごとに柔軟に対応するコールセンター代行会社 |
CENTRIC |
音声感情解析ソリューション導入でコミュニケーションを可視化 |
キューアンドエー |
クライアント企業の成長につながるIT化・DX化を促進 |
セントラル・アイ |
24時間営業のコールセンターをローコストで提供 |
トランスコスモス |
業務内容にあった強みを持つセンターを選定できる |
りらいあコミュニケーションズ |
外国語、3者間通話など多様なニーズに対応 |
ウィルオブ・ワーク |
業界・職種特化型サービスを提供 |
オフィスジャパン |
長期・短期、小規模・大規模問わずニーズに合わせたサービス提供 |
ネオキャリア |
オーダーメイドプランを、コストを抑えて提供 |
ネオキャリア |
オーダーメイドプランを、コストを抑えて提供 |
ベルシステム24ホールディングス |
SNSアクティブサポートにも対応 |
日本トータルテレマーケティング株式会社 |
問題点を明確にし、予算とニーズに合ったサービスを提案 |
電話代行サービス |
月間50件の小規模運用からも対応 |
インバウンド・アウトバウンドコールセンターの違いとは?
インバウンドコールセンターは受電業務がメインで、掛かってきた問い合わせなどに対応する受け身の業務を行っています。一方のアウトバウンドコールセンターでは、架電業務が主流。営業電話をするなど自発的な発信の業務を行う窓口といえるでしょう。
また、前者の目的は「顧客満足度の向上」であり、自社のお客様に対しての対応がほとんどです。業務例としては、カスタマーサポート、テクニカルサポート、注文受付、インバウンドセールスなどがあげられます。
後者の目的は「既存顧客への営業や、新規顧客開拓」で、見込み顧客など、今後顧客になりうる相手に向けての対応が中心です。テレマーケティング、電話調査、テレアポなどが対応業務です。
インバウンドコールセンター代行のメリット
メリットは大きく分けて、自社業務に集中できることと、高品質な対応を実現できる2点があげられます。
特にインバウンドコールは個別対応となるため、手間と時間を要します。それをインバウンドコールセンター代行に依頼することで、本来の業務に集中することができるでしょう。
また、企業の顔ともいえるコールセンターの対応を、的確で高い対応品質で請け負ってくれることで、顧客満足度の向上やリピートにつながりやすくなります。
さらに、自社でインバウンドコールセンターを設立したり、スタッフ育成をしたりするよりも、結果コスト削減につながる可能性もあるでしょう。
インバウンドコールセンター代行のデメリット
デメリットとしては、セキュリティ面のトラブルやマニュアルを超えた柔軟な対応がしづらい点があげられます。
お客様の個人情報を取り扱うため、情報漏洩の漏洩が起こると、お客様に迷惑をかけるだけでなく、信用低下や損害賠償のリスクがあることを知っておかないといけません。また、マニュアルに載っていない質問やサポートについては、対応できない可能があるでしょう。事前に、線引きやフォロー体制を打ち合わせておくことが大切です。
さらに、ニーズによっては初期費用や追加費用を求められる可能性があるため、事前に対応範囲を確認することをおすすめします。
インバウンドコールセンター代行の選び方
インバウンドコールセンター代行を選ぶ際は、対応業種や実績、オペレーターの質、費用感を考えましょう。
専門領域や自社と同様の業務での対応に長けているかといったことの確認は必須です。また、オペレーターの質や在籍しているスタッフの経験値の高さは、クレーム対応などにおいて非常に重要となってくるため、確認しておきたいものです。
さらに、費用対効果を考えるにあたって、初期費用・月額費用・研修教育費用など、対応件数など細かな条件を確認し、適性費用かどうかを判断することが大切でしょう。そのためには、土日祝日も対応を頼みたいなど、自社の要望を明確化した上で、見積もりを依頼することをおすすめします。
インバウンドコールセンター代行のまとめ
インバウンドコールセンター代行は顧客満足度の向上やリピーター獲得にあたって非常に重要な業務を請け負ってくれるありがたいサービスです。
「電話対応に割く時間がなく、本来の業務に集中したい」 「高品質な対応ができるオペレーターに任せたい」 「顧客満足度をアップさせたい」 という希望を叶えるための打開策として非常に有効な対策になります。
ただし、得意分野やサービス内容やサービスの質、費用などは、代行会社によって変わってくるでしょう。自社のニーズに合った業者に依頼できなくては、悩みを解決できないばかりか、費用だけがかさむといったことになりかねません。
そのため、依頼する前には、自社の問題点や課題、インバウンドコールセンター代行を依頼する目的を明確にし、企業ごとのサービスの違いや費用などについてよく比較することが大切です。
自社のニーズに合ったインバウンドコールセンター代行を利用するために、ぜひ、記事の内容をお役立てください。
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- 本記事は、2023年10月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。