個人情報の取り扱い自体を業績を左右しかねない昨今、Pマークの取得は企業規模の大小にかかわらず多くの企業が関心を寄せているテーマとなるでしょう。
Pマークは各企業が自社で取得することも可能ですが、かなり専門的で煩雑な準備が必要です。Pマーク取得までの早さや取得後の運用支援など、各社サービス内容に特徴があります。ここでは、Pマーク取得のサポ-トで実績のある東京のコンサルティング17社を紹介。取得を目指す企業の担当者様はぜひ参考にしてください。
東京のPマーク取得支援コンサル会社の一覧表
東京でPマーク取得のサポートを行っているコンサルティング会社の中から、実績のある代表的な会社をピックアップして特徴・費用目安を比較しています。
会社名 | サービスの特徴 |
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認証パートナー |
サポート実績8000社以上!月額4万円~で信頼性の高いコンサルティングを提供
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ISOMA |
資料作成も含めた手間のかかる業務を専任コンサルタントがトータルで代行!
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100%合格保証付き!企業目線でPマーク取得を徹底サポート |
ISOプロ
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IsoPらぼ |
低価格・スピード・作業支援の三拍子揃ったPマーク認証サポート
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イーポート |
認証取得率を高めるテンプレートを使用して書類作成 |
スリープロサポート |
テンプレート型、早期取得型、価格重視型など様々なニーズに合わせたパッケージを提供 |
エムテクノコンサルティング |
Pマーク固有の書類のみを作成することにより、作業量を最小限に抑えられる |
ユーピーエフ |
現役の認定機関調査員による取得サポート。訪問回数も無制限 |
エイチケー・アソシエーツ |
取得後に運用担当者の教育支援をサポートしてもらえるプランもあり |
バルク |
最短期間でのPマーク取得を得意とするコンサルティング会社 |
ZAT |
WEBページ制作やシステム開発などもお願いできる会社 |
大塚商会 |
従業員100名以内と100人超でそれぞれ違うサービスプランを提案 |
ワークストラスト |
クライアントの負担軽減を重視するコンサルティング姿勢 |
LRM |
相談回数や訪問回数、電話回数はすべて制限なし!ニーズに合わせた支援を実施 |
フォーバルテレコム |
従業員への教育支援を含めたフルサポートが可能 |
コンプライアンス・マネジメント |
Pマーク取得に特化した専門コンサルティング会社 |
オプティマ・ソリューションズ |
取得だけではなく従業員への浸透も重視する会社 |
ISOサポート |
短期期間での取得にも対応!過去に20日で申請→4ヶ月で取得の実績あり |
Pマークコンサルティングとは?

Pマークコンサルティングとは、Pマーク(プライバシーマーク)の認証取得に関する様々な支援を行うコンサルティングサービスのこと。一般にコンサルティングと言うと「相談」に対応したり「助言」を行ったりするイメージがありますが、Pマークコンサルティングの場合、相談や助言のほかにも、依頼企業が希望すれば申請書類の作成代行や認証リハーサル、Pマーク取得後の運用・更新サポート、個人情報保護に関する従業員への研修・教育など、非常に幅広いサービスを提供しています。
具体的な支援内容はコンサルティング会社や契約内容により異なりますが、主に現況調査・内部監査、安全管理措置等の実施、規定類の整備、個人情報の特定、リスク分析、従業員への研修・教育、審査申請など。どのPマークコンサルティング会社でも、基本的には業界を問わずに支援サービスを提供しています。
Pマークの認証取得は、コンサルティング会社のサポートを受ける限り、決して難しいものではありません。そのため、取得そのものを目指すよりも、取得後の運用や従業員への浸透などのほうが大切。コンサルティング会社を選ぶ時には、取得後のアフターサポートがしっかりしたところを選ぶことも大切です。
Pマーク取得コンサルティングを受けるメリット

Pマーク取得コンサルティングを受ければ、ほぼ確実にPマークを取得できます。取得する主なメリットを3点ほど確認しましょう。
社内情報の漏洩リスクが低下する
会社全体で個人情報の保護に関する意識を高め、かつ従業員一人ひとりにその重要性を理解させなければPマークは取得できません。逆に言えば、Pマークの取得を目指すことで、従業員一人ひとりに個人情報保護に向けた意識が高まります。結果として、個人情報はもちろんのこと、社内情報の漏洩リスクも低下するでしょう。
顧客・見込み客からの信頼が向上する
普段からインターネットを使用したショッピング等を行っている方にとって、自分の個人情報の漏洩は常に不安材料の1つ。少しでも安心してショッピングやサービスを利用するため、Pマークを取得しているかどうかをチェックしているユーザーも少なくありません。既存の顧客はもちろんのこと、見込み客からの信頼獲得にもつながる材料として、Pマークの取得は大変有効です。
ビジネスチャンスが拡大する
BtoBにおいても、個人情報の取り扱いが不透明な相手企業とは安心して取引ができません。自治体が行う入札案件においても、Pマーク取得が参加条件とされるケースも増えています。 今やPマークは、ビジネスチャンスを拡大するための最低条件になりつつあります。
失敗しないPマークコンサルティングの選び方

契約前に担当コンサルタントに直接会う
Pマークの取得支援を契約すると、取得にいたるまでの数か月間、特定のコンサルタントとのお付き合いが続きます。場合によっては、認証取得後の運用でもお世話になる可能性があるでしょう。 長いお付き合いになる可能性があるコンサルタントなので、信頼できる人かどうか、契約前に直接会って確かめることが大事。2~3ほど専門的な質問を用意して、直接ぶつけてみても良いでしょう。 なお、契約前にコンサルタントと面会させてくれない会社は、サービスの質に自信がない会社かもしれないのでご注意ください。
しっかりとプラン内容と料金を確認する
提案されたプランの内容にしっかりと目を通し、内容に過不足がないかをくまなくチェックしましょう。 Pマークに対する自社のニーズを細かく明確にし、そのプランの中で全てのニーズに対応してくれるかどうかを確認します。プランから漏れてオプションとなる項目があれば、必ずオプション料金も確認して費用総額を明らかにしましょう。
書類のフォーマットを確認する
Pマーク取得に必要な規定については、各コンサルティング会社がオリジナルのフォーマットを用意しています。契約に際しては、事前にフォーマットも全て確認させてもらいましょう。 フォーマットが30ページほどの会社もあれば、数百ページほどの会社もありますが、一般的にはページ数が少ないほど良いとされています。フォーマットを閲覧させてもらえない場合には、全部で何ページあるかだけでも確認しておきましょう。
Pマークコンサルティングのまとめ

個人情報保護に対する姿勢は、つまるところビジネスチャンスに直結します。今やビジネスチャンス拡大のためには、Pマーク取得が必須になりつつあると言っても過言ではありません。 しかしながら、Pマークの取得にいたる手続きや準備は大変煩雑なので、企業が単独で取得プロセスを踏むことは困難と言わざるを得ません。信頼できるPマークコンサルティング会社を見つけ、取得はもちろん、その後の運用・更新までお世話になれれば理想的でしょう。当ページが、御社のPマーク取得のお役に建てれば幸いです。
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- 本記事は、2023年10月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。