不動産のポータルサイト・広告媒体について比較調査!掲載時の参考に
最終更新日:2024年03月08日
不動産ポータルサイトは、不動産会社における広告媒体のひとつです。毎日たくさんのユーザー(不動産物件などを探している人)が訪問するため、高い集客効果が期待できます。
ただし、不動産ポータルサイトも複数あるため、それぞれの媒体の特徴や掲載メリットをよく吟味した上で、広告掲載すべき適切なポータルサイト選びをすることが大切です。
この記事では、不動産ポータルサイトを活用して集客したい方向けに情報をまとめました。
さらに、
- 自社コンセプトにあった施主を集客し、平均客単価を1000万円以上アップ
- 資料請求100件中1アポから資料請求10件中8アポへ
- 100件会員登録が増えて、月に2棟が契約になっている
という実績をもつ、ユーザーから選ばれるメディア施策「ポジショニングメディア」についても紹介します。
広告媒体としての不動産ポータルサイトのメリットとは?
不動産ポータルサイトとは、わかりやすく言えば「ユーザーに物件情報を届けるための仲介サイト」です。
ユーザーが物件を探している際、不動産ポータルサイトに訪問することで各社の物件情報をまとめて検索・確認できます。
認知度が上がる
不動産ポータルサイトはしっかりSEO対策を行っており、検索上位に表示されていることが多く、たくさんのユーザーが流入してきます。
いま自社の認知度が高くなくても、サイトに掲載することでユーザーに知ってもらえるチャンスにつながります。
反響を獲得できる
不動産ポータルサイトでは、物件ページから資料請求や問い合わせといったアクションをすぐ起こせるため、反響が得られる可能性も高くなっています。
大手不動産ポータルサイト一覧
ここでは、不動産業界でも大手のポータルサイトを紹介します。知名度が高い上に来訪するユーザー数も非常に多いため、貴社の物件を効果的にPRできるメディアです。それぞれの特徴をまとめましたので、掲載する際の参考情報としてご活用ください。
suumo(スーモ)
引用元:suumo公式サイト(https://suumo.jp/)
- 運営会社:株式会社リクルート住まいカンパニー
- 展開サービス:賃貸、売買、注文住宅&土地、リフォーム
- サイトURL:https://suumo.jp/
- 掲載詳細:http://business.suumo.jp/
suumoはCMやメディアで見かける機会が多いため、最も有名な不動産ポータルサイトと言っても過言ではありません。顧客満足度調査でも1位を獲得しているため、多くのユーザーが利用しています。
掲載料金については、物件ひとつあたり月額2万円の広告枠を利用する掲載課金(定額型)があるようです。
suumo(スーモ)の広告掲載料金や集客効果を調査
LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)
引用元:LIFULL HOME’S公式サイト(https://www.homes.co.jp/)
- 運営会社:株式会社LIFULL
- 展開サービス:賃貸、売買
- サイトURL:https://www.homes.co.jp/
- 掲載詳細:https://www.homes.co.jp/businesspartner/
LIFULL HOME’Sは日本最大級の不動産ポータルサイトで、総物件数は業界トップクラスとなっています。こちらもメディアでよく紹介されているため、suumoに負けず劣らず有名です。
掲載料金については、月額1万5,000円の問い合わせ課金(成果報酬型)に加えて、掲載課金(定額型)もあります。
ホームズ(homes)の掲載料金や広告集客効果を調査
athome(アットホーム)
引用元:athome公式サイト(https://www.athome.co.jp/)
- 運営会社:アットホーム株式会社
- 展開サービス:賃貸、売買
- サイトURL:https://www.athome.co.jp/
- 掲載詳細:https://atbb.athome.jp/LP/join/
athomeも日本屈指の規模を誇る不動産ポータルサイトで、suumoやLIFULL HOME’Sと並ぶくらい有名です。加盟店・利用不動産店数は約57,000店(2020年1月時点)で、業界トップクラスとなっています。
掲載料金については、月額3万円で100件ほど掲載できる掲載課金(定額型)があるようです。
アットホーム(athome)の掲載料金や広告集客効果を調査
2000万円で建てる理想の家
引用元:2000万円で建てる理想の家公式サイト(https://www.buildinghouse-success.net/)
- 運営会社:Zenken株式会社
- 展開サービス:Webメディア制作
- サイトURL:https://www.buildinghouse-success.net/
「2000万円で建てる理想の家」は、予算2000万円で家を建てる際に参考にしたい「建物価格1500万円から2500万円」を絶対条件として注文住宅の実例を集めとしているポータルサイトです。
庭付きや吹き抜け、平屋や二世帯住宅など、さまざまなテーマの事例を窓口に、「マイホームを建てたい街」で希望に合った建築会社を探すことができます。
「2000万円の家」は、希望をあれこれ叶えようとすると、すぐに予算オーバーしてしまう価格帯です。そこで、2000万円前後の規格プランや参考プランがある建築会社を掲載し、実際に建てられた事例とともに、プランや標準仕様の内容を詳しくご紹介。
家づくりの要ともいえる予算をテーマに、パートナー探しの一助となるメディアを目指しています。
スマイティ
引用元:スマイティ公式サイト(https://sumaity.com/)
- 運営会社:株式会社カカクコム
- 展開サービス:賃貸・売買
- サイトURL:https://sumaity.com/
- 掲載詳細:https://sumaity.com/help/beginner.html
スマイティは「食べログ」や「価格.com」の運営会社が作った不動産ポータルサイトです。「住みやすい街」で条件検索できるなど、ユニークな機能が設けられています。
掲載料金については、反響課金(成果報酬型)を採用しています。
スマイティの掲載料金や広告集客効果を調査
スモッカ
引用元:スモッカ公式サイト(https://smocca.jp/)
- 運営会社:株式会社じげん
- 展開サービス:賃貸
- サイトURL:https://smocca.jp/
- 掲載詳細:https://smocca.jp/statics/business/
スモッカは賃貸物件に特化している不動産ポータルサイトです。マンションから一戸建てまで数多くの賃貸を取り扱っており、高い成約率を出しています。
掲載料金については、アクション発生時3,500円を徴収する反響課金(成果報酬型)を採用。Web経由で申し込めば、初期費用0円など特典が付きます。
スモッカの掲載料や広告集客効果を調査
Yahoo!不動産
引用元:Yahoo!不動産公式サイト(https://realestate.yahoo.co.jp/)
- 運営会社:ヤフー株式会社
- 展開サービス:賃貸・売買
- サイトURL:https://realestate.yahoo.co.jp/
- 掲載詳細:https://realestate.yahoo.co.jp/business/top
Yahoo!不動産は、あのヤフー株式会社が運営している不動産ポータルサイトです。Yahoo!の絶大なブランド力もあり、独自のユーザーを囲い込んでいます。
掲載料金は詳しく公開されていませんが、都道府県や物件数によって変わるようです。また、初期費用0円となっています。
Yahoo!不動産の広告掲載料金や集客方法について解説!
不動産ポータルサイトの契約・掲載料金などについて
不動産ポータルサイトと一口に言っても数多くの種類があり、それぞれ契約形態が異なっています。無料プランで契約できるサイトもありますが、サービスが充実しているのは当然ながら有料プランです。
ただし、有料プランはそれなりの掲載料金がかかってくるため、費用対効果を見極めた上で契約することが大切です。掲載料金のシステムを大きく分けると「定額型」と「成果報酬型」の2種類があります。
定額型の場合、サイトに物件情報を載せた時点で掲載料金が発生します。掲載料金は月額や年額など一定のペースで徴収されるため、コスト管理がしやすいです。
一方、成果報酬型はポータルサイトを通じて、何らかの成果が出ると掲載料金が発生します。逆に成果が出なければ掲載料金もかからないため、不要なコストを抑えたいならおすすめです。
成約を意識したポータルサイト選びのポイント
ポータルサイトの掲載する目的としては、最終的な成約獲得がゴールです。どんなに資料請求やお問い合わせの数が増えても、成約に繋がらなければ意味がありません。
成約率が上がるポータルサイトを選びたい際には、以下のような点を意識してみてください。
- サイトを利用するユーザーが自社ターゲットとあっているか
- 自社の「強み」を表現できる情報を掲載できるか
- サイトコンテンツが自社の「強み」とマッチするか
【必読】実は間違いだらけ!最終成果に繋がるWebマーケティングの考え方
ポータルサイトを活用すると「認知度が上がる」「反響を獲得できる」などのメリットがあるとお伝えしてきました。
ただ、ポータルサイトには同じページにたくさんの競合が掲載されているため、載せただけで安心してしまうと成果が出ないのに掲載料を払い続けるといった事態に陥ることも。
そのため、成約率が上がるポータルサイト選びに自信がない方は、別の施策も検討する必要があります。
その施策とは、
自社の商品やサービスは誰にとってナンバー1なのか
を考え、その市場を作り上げることです。
私たちが普段商品を購入するときも、無意識に何かしらの条件でナンバー1の商品を選んでいます。
家電であれば、価格が安いもの、性能がいいもの、新しいモデルのものなど、ある条件の中でナンバー1の商品を選んでいる経験は誰もがあるのではないでしょうか。
大切なのは、どんなニーズを持っているユーザーに対してのナンバー1かを明確にすることです。
- 費用を押さえたい…ビルメンテナンス費の安さナンバー1の企業
- 清掃の質で選びたい…最新清掃技術ナンバー1の企業
- スポットで利用したい…最短依頼ナンバー1の企業
このように、誰のためのどんな要望においてナンバー1なのかをブランディングして他社と差別化を図ることで、自社にマッチした顧客だけを獲得することができます。
これは、ニッチトップマーケティングという考え方に基づいた戦略となります。
ニッチトップマーケティングとは
自社の強みがあり、ニッチな市場で他の企業が追随できないシェアを独占していく戦略のこと。
ニッチとはもともと生物学用語。地球上の生物や植物は生息する環境の中でナンバー2やナンバー3になると生き残ることはできず、ナンバー1になる必要があります。
ナンバー1になり生き残るためには、生きる環境(市場)を変えたり、自分が変化したりすることでナンバー1を築く必要があり、この考えを基にしたマーケティング手法がニッチトップマーケティングです。
当メディア「キャククル」の運営元のZenken株式会社では、このニッチトップマーケティングを取り入れた「WEBマーケティング支援」で120業種以上の支援実績があります。
「自社も誰かのナンバー1になれるかな?」とお考えの際は、ぜひ一度ご相談ください。
成果に繋がるWeb戦略
ニッチトップマーケティング
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ニッチトップマーケティングの考え方を取り入れた「ポジショニングメディア」
ポジショニングメディア事例 詳細はお問い合わせください
ポジショニングメディアとは、自社ならではの「強み」を明確にし、その「強み」を必要とするユーザーとマッチングさせて、成約に繋げるためのメディアです。
市場、競合、自社といった3つのマーケティング環境を整理する3C分析をベースにしたWeb戦略次の3つのポイントを抑えることで明確になります。
ユーザーのニーズ、競合との違いを知ることで自社独自の「強み」を可視化することが可能。
「強み」をポジショニングメディアに露出させることで、その「強み」に惹かれたユーザーだけを効率的に集客することができるのです。
そうはいってもよくわかりませんよね(笑)
事例をご覧いただいた方が分かりやすいと思いますので、以下のページで自社と近い事例を探してみてください!
大人の事情で掲載しきれていない事例もありますので「うちに近い事例を見繕ってほしい」という方はお気軽にお問い合わせください。
不動産のポータルサイト・広告媒体まとめ
ポータルサイトへの掲載は、すぐにサイト上に自社情報を掲載することができ、短期間で自社認知やWebからの反響を獲得できる可能性がある方法です。
ポータルサイトなどの広告媒体を選ぶ際には、自社のターゲット層にアプローチできるか、自社の強みや特徴をしっかり掲載できるかをひとつのチェックポイントにしましょう。
そうすることで、広告出稿やポータルサイト掲載の最終的なゴールとなる契約獲得への可能性を高めることができます。
自社の「強み」を活かしたWeb集客はキャククルへ
不動産の集客を成功させ、ユーザーに選んでもらうためには、他社と何が違うのかを明らかにし、自社の「強み」を打ち出したWeb集客戦略が必要です。
これまでに、ネット広告をいろいろ試したものの、以下のような課題がある場合はキャククルにお任せください。
- 何の反響もなく、次の打開策が見えずに困っている
- 自社の強みって何?競合との違いなんて考えたことがない
- 単発的なWeb施策よりも、長期的な戦略を提案してくれるパートナーが欲しい
キャククルの運営元であるZenken株式会社には、不動産業界をはじめ、120業種以上のWeb集客実績がございます。貴社の「強み」を打ち出し、強みを必要とするユーザーを集める戦略を長期的な視点でご提案いたします
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