【3分で分かる】ソフトバンクのオウンドメディア戦略
最終更新日：2023年02月06日
オウンドメディアとは、自社で保有するメディアの意味で、自社商品（サービス）の認知度を高めながら優良顧客を育てていく施策のひとつです。本記事では、オウンドメディアの事例として、ソフトバンクのオウンドメディア「Future Stride（フューチャーストライド）」について、特徴や運用目的、戦略設計について紹介します。オウンドメディア導入を検討している方は、ぜひ参考にして下さい。
また、オウンドメディアを作って本格的に集客したい方向けに、8,000サイト以上を制作して得たノウハウをまとめた「オウンドメディアの教科書」をご用意しました。ご興味がございましたら今後のオウンドメディア作りにお役立てください。
企画から制作・運用まで全部わかる「オウンドメディアの教科書」
オウンドメディアの運用メリットや、企画から制作・運用までのステップについて紹介します。集客だけでない「売上」まで繋げるオウンドメディアもご案内します。
ソフトバンクのオウンドメディア「Future Stride」とは
Future Stride（フューチャーストライド）は、ソフトバンクの法人向けサービスの情報を紹介している、ソフトバンクの法人顧客に向けたオウンドメディアです。
「ビジネスの未来を発信するWEBマガジン」をコンセプトに、ロボット産業やAI技術、IoT、VRなど、革新的な技術やソリューションが記事形式で紹介されています。主なコンテンツには、
- 自動運転×地方創生
- AI×事業継続
- ロボット×ヘルスケア
など、日本や企業が抱える課題と最新技術を掛け合わせたオリジナルテーマが充実しています。テクノロジーの進化でイノベーションを起こせる未来の可能性について、著名人同士の対談コンテンツが配信されています。
また、各地で行われたソフトバンクのビジネス講演やイベントのレポートが紹介されており、ITや通信分野のビジネスに興味を持つ人にリーチしやすい内容です。
メインターゲットは、20代以上のビジネスパーソン。特に職場でDXやAI/IoTに触れることの多い人、IT企業などのソリューションサービスに携わっているなど、普段から革新的な技術に興味・関心を寄せている人がターゲットにあたります。
Future Strideの概要
| 運用元 | ソフトバンク株式会社 |
| ターゲット | 20代以上のビジネスパーソン・先進的な技術に興味や関心を持つ人 |
| 目的・ゴール | 企業ブランディング・自社グループの商材、サービスの認知度向上 |
Future Strideのコンテンツ特徴
Future Strideの記事タイトルの近くには、キーワードで絞り込めるボタンが設置されており、興味のあるキーワードやカテゴリだけをまとめて検索できるようになっています。
各記事内では、SNSツール「LINE」の有料版サービスについて概要や活用方法が紹介されていました。記事の関連情報は、オンデマンドでも配信しているとのこと。ツールデモや事例紹介のページへ誘導して、自社グループのサービスの理解を高めたい狙いもあるようです。
Future Strideは、他にもYouTube公式チャンネルやFacebookアカウントを開設しており、動画やSNSからの流入増加やリーチ拡大につなげる設計が施されていました。
オウンドメディアで事業の理解度を深める
ソフトバンクは、Webマガジンの定期的な発信によって顧客とのつながりを持ち、継続的な信頼関係を築いてファン化していくのにオウンドメディアを活用しています。
問合わせフォームなどの出口戦略は取られていないため、あくまでも業界分野の可能性やイベント・講演の紹介によって、顧客に事業の理解度を深めてもらいたい目的があるようです。
成果につながるオウンドメディアを運用するには、計画にもとづいた戦略設計と目的に合わせた戦略が重要です。本メディア「キャククル」を運営するZenkenでは、数多くのオウンドメディアを制作してまいりました。
オウンドメディアのキーワード設定やメディア戦略立案、メディア制作・運用・改善まで、ワンストップで対応いたします。
企画から制作・運用まで全部わかる「オウンドメディアの教科書」
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