オウンドメディアのタイトルを決めるポイントを解説
最終更新日:2024年02月27日
オウンドメディアを立ち上げるとき、どのようなタイトル(名前)をつけるのが良いのかが分からず、悩んでいる方はいませんか。読まれるメディア、ユーザーの集まりやすいメディアを作る際には、SEOでのキーワードやタイトルの長さ(文字数)に対する配慮などの配慮が必要です。
ここでは、オウンドメディアのタイトルを決める際のポイント、タイトルを決めるまでのフローを分かりやすく解説しています。ユーザーが思わず読みたくなるタイトルの参考に、ぜひお役立てください。
また、オウンドメディアを作って本格的に集客したい方向けに、8,000サイト以上を制作して得たノウハウをまとめた「オウンドメディアの教科書」をご用意しました。ご興味がございましたら今後のオウンドメディア作りにお役立てください。
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オウンドメディアのタイトル・名前を決める際のポイント
オウンドメディアは、ユーザーを集客することによって、自社のブランディングや認知度の向上につなげるためのメディアです。そのため、サイト名を決める際には、
- ユーザーに検索されやすいか
- 覚えやすいか
などを意識しなければいけません。オウンドメディアのタイトル・名前を決める際には、以下のポイントに注意して考えていきましょう。
タイトル・名前は覚えやすいか?
ユーザーに、直接サイト名で検索をしてもらうことがオウンドメディアの理想であり、最終的に目指したい形です。
タイトルで検索してもらうまでになると、業界内や特定の市場での認知度も高くなっています。ユーザーは「この悩みを解決するために、あのメディアを見てみよう」と認識できていて、ファンになりつつあると言える状態です。
よって、タイトルは覚えやすさを意識するべきです。2~3回、目にすれば覚えられるくらいの名前を考えましょう。
サイトのタイトルで、何かの言葉をもじった造語を採用するケースも多いですが、言葉そのものが難しい、特定の分野を連想しにくい言葉だと2、3度目にしただけではユーザーが覚えられません。
造語にするにしても、どこか耳なじみのある、響きの良い言葉を考えてみてください。
SEO対策で上位表示させたいキーワードか
響きの良い、親しみやすいタイトルだけにこだわっていては、SEOの効果を得にくくなってしまいます。SEO対策で、上位表示させたいキーワードも含めるようにしましょう。
シンプルなタイトルにするため、タイトルそのものにキーワードを入れたくない場合にも、副題に含まれているだけで検索されやすくなります。主題でキーワードを目立たせたくない場合は、副題のほうに含めるようにしてください。
商標登録上問題はないか?
サイト名の候補を考えていくつか絞り込んだら、その言葉が商標登録されていないかを必ずチェックしてください。
すでに登録されている名称をサイト名につけてしまうと、後々トラブルになる可能性もありますし、リリース・運用からしばらく経ったあとに気づいても、後戻りができません。
特許情報を検索できるプラットフォームなどで事前に確認をして、問題がなければサイト名として確定できます。
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120業界・8,000サイト以上の実績があるキャククルのオウンドメディア。
認知度向上、他社との差別化、従来と異なるターゲットにアプローチしたいなど、様々な目的で制作することができます。詳しくは以下のページでご確認ください。
オウンドメディアのタイトル・名前を決めるまでの流れ
次に、オウンドメディアのタイトルを決めるまでの具体的な流れを解説していきます。
サイトテーマを決める
まずは、オウンドメディアの目的に合わせてサイトテーマを決めましょう。
サイトテーマはオウンドメディアの基礎にあたるため、名称を考える前には決まっていることが多いですが、あらためてどのようなサイトにしたいか、自社の伝えたいことは何かを確認し、それに合った名前を考えていきます。
ペルソナを決める
ペルソナとは、メインターゲットとなるユーザーの人物像を設定することです。年齢や性別、職業などの基本的な属性のほか、趣味や考え方、ライフスタイルなど、その人物像のパーソナルな部分まで仮定していきます。
例えば、20代女性と50代の男性では、年代や性別だけでなく、ライフスタイルや興味をひく対象も違ってくるものです。オウンドメディアのペルソナに「響く」タイトルを考えるために、なるべく細かなペルソナを設定してください。
SEOで対策したいキーワードを選定する
オウンドメディアのテーマとペルソナが決まったら、それをもとに「検索されそうなキーワード」を想定し、それをタイトルに含めましょう。
- 「20代 女性 結婚」
- 「40代女性 子育て」
- 「50代男性 趣味」
など、具体的なキーワードになっているほどユーザーに検索されやすくなります。
関連記事:オウンドメディアとは?8,000サイト制作実績から見えた成果の出る作り方
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タイトル・名前付けの参考になるオウンドメディア事例
ここからは、覚えやすいタイトルのオウンドメディア事例を紹介していきます。どんなユーザーをターゲットにしているか、どんな情報を発信しているかを、タイトルと照らし合わせて参考にしてみてください。
サイボウズ式
クラウドを使ったグループウェアや業務改善サービスを手がける、株式会社サイボウズのオウンドメディアです。サイトの主な目的は採用と企業ブランディング。ユーザーを集めるために、チームで働く大切さや自分らしい働き方、キャリアアップした人のインタビューなどの記事コンテンツを発信しています。
アマノ食堂
フリーズドライの味噌汁やどんぶりものなど、主にレトルト食品の開発・販売を行うアマノフーズが運用しているオウンドメディアです。
タイトルから、食品メーカーであるアマノフーズが手掛ける点、食にまつわるコンテンツを発信している点が想像でき、ユーザーに分かりやすいタイトルとなっています。
また、サイトターゲットを30~40代に設定。料理はもちろん、旬の食材や食器類、道具などに専門性の高いコンテンツを設け、狙い通り30代のユーザーを多く獲得しています。
北欧、暮らしの道具店
株式会社クラシコムが運営する「北欧、暮らしの道具店」は、サイトタイトルから想像できる通り、北欧の雑貨や道具などを扱うメディアです。
当初は北欧食器の専門店としてECサイトが設立されましたが、取り扱う商品を拡大するにあたりオウンドメディア化。
身の回りの道具にふれながら、おしゃれなコーディネートや暮らしのヒントとなるコンテンツ記事も発信されています。
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トラック王国
中古トラックの販売や買取を行うトラック王国。設立当初は流入が少なかったものの、SEOに本格的に取り組むことで、5ヶ月後には流入数6.8倍にまでアップしました。
サイトタイトルから、トラックに専門性が高く、品数や種類が豊富に紹介されているオウンドメディアとうかがえます。
音と、暮らす。
「音と、暮らす。」は、防音室のある暮らしを提案することで、音響や防音施工についてユーザーの理解を深めているメディアです。「防音室」というキーワードを副題に含めることで、主題の短文が活きるサイトタイトルとなっています。
また、主題のタイトルをあえて短い言葉にすることでコンテンツ内容の興味・関心を集め、ユーザーをクリックへ誘導する効果をもたらしています。
オウンドメディアの記事タイトル・名前の付け方
オウンドメディアは、サイト名だけでなく、それぞれのページがユーザーに読まれるために、サイトに掲載する記事のタイトルも重要です。ここからは、オウンドメディアの記事タイトルについて解説します。
記事タイトル・名前とは
記事タイトルとは、オウンドメディアで発信するコンテンツ内の各記事のタイトルです。記事タイトルでユーザーの興味を引くことができれば、クリックされてアクセス数が上がります。タイトルに設定したキーワードによっては、検索順位に影響を与えます。
記事タイトルの重要性
いくらオウンドメディアで専門性の高い記事を作成しても、ユーザーは興味をひかれないと記事を読んでくれません。
SEOやキーワードを工夫して検索順位を上位に持ってきたとしても、クリックされずに見過ごされてしまいます。アクセスが増えないと目指す成果も得られないため、記事のタイトル付けは非常に注意して取り組みたいところです。
記事タイトル・名前を付ける際のコツ
検索結果で表示されるタイトルの文字数は限られています。できるだけ短く、簡潔なタイトルを付けるように意識しましょう。
また、SEO対策で検索上位を狙いたいと思ったキーワードは、タイトルへ確実に入れるようにしてください。タイトルの前半に入れるとより効果が高くなります。狙うキーワードは、なるべくタイトルの前半に持ってくるようにしましょう。
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オウンドメディアは戦略こそ最も重要
サイトタイトルや記事のタイトルによって、アクセス数や検索順位に変化が起きるオウンドメディア。タイトルにこだわることももちろん重要ですが、それ以上に
「どの市場」の「誰に」「何を」伝えるか
といった戦略も重要です。ユーザーに質の高い情報を届け、そしてそのユーザーにファンになってもらうためには、オウンドメディアの設計段階から計画的に進めていく必要があります。
本サイト「キャククル」を運営するZenkenは、オウンドメディアの制作実績が豊富です。オウンドメディアのキーワード設定やメディア戦略立案、メディア制作・運用・改善まで、ワンストップで対応いたします。
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