オウンドメディアとポータルサイトの違いについて解説

オウンドメディアとポータルサイトの違いについて解説
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Webでのマーケティング施策として検討されるオウンドメディアとポータルサイト。Webメディアを活用する点では共通していますが、それぞれに特徴やメリットがあります。

この記事ではオウンドメディアとポータルサイトの違いについて、主に集客の観点から解説していきます。

また、オウンドメディアを作って本格的に集客したい方向けに、8,000サイト以上を制作して得たノウハウをまとめた「オウンドメディアの教科書」をご用意しました。ご興味がございましたら今後のオウンドメディア作りにお役立てください。

企画から制作・運用まで全部わかる「オウンドメディアの教科書」

オウンドメディアの教科書

オウンドメディアの運用メリットや、企画から制作・運用までのステップについて紹介します。集客だけでない「売上」まで繋げるオウンドメディアもご案内します。

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オウンドメディアとは

オウンドメディア=Owned Media」とは自社で保有し、運用するメディアの総称です。Webサイトやブログなどのデジタル媒体はもちろん、カタログやパンフレット、広報誌などの紙媒体も広い意味ではオウンドメディアに含まれます。

中でも、現在ではWeb上のメディアを指すことが一般的になっています。

オウンドメディアはトリプルメディアのひとつ

オウンドメディアを含むトリプルメディアの図表

オウンドメディアはトリプルメディアと呼ばれるフレームワークのうちのひとつを形成しています。

トリプルメディアは3つのメディア(媒体)から構成されており、オウンドメディアの他に「ペイドメディア=Paid media」「アーンドメディア=Earned media」という2つのメディアがあります。

ペイドメディア=Paid media

ペイドメディアは広告費を払って出稿させてもらう形式のメディアです。テレビやラジオ、新聞などのマス広告からインターネット上に配信されるWeb広告まで多くの手段があります。

アーンドメディア=Earned media

アーンドメディアはユーザー起点となるTwitterやFacebook、InstagramなどのSNS(ソーシャルメディア)のことを指します。

キャククルが手がけるオウンドメディアとは?

キャククルのオウンドメディアサイトのキャプチャ画像

120業界・8,000サイト以上の実績があるキャククルのオウンドメディア。
認知度向上、他社との差別化、従来と異なるターゲットにアプローチしたいなど、様々な目的で制作することができます。詳しくは以下のページでご確認ください。

制作事例を見てみる

ポータルサイトとは?

ポータルサイトとは?

ポータルサイトとは、直訳すると入り口となるサイトのことを指します。例えばブラウザを起動して最初の入り口となる「google」や「yahoo」、「bing」のようなWebサイトが、わかりやすい代表例です。

ポータルサイトにはいくつかの種類があり、「SUUMO」や「食べログ」、「価格.com」など特定の情報を発信しているサイトも、ポータルサイトに含まれます。集客やマーケティングの観点ではこちらのサイトのほうが馴染みがあるのではないでしょうか?

主に以下のようにポータルサイトが分類されます。

  • 総合型ポータルサイト
  • 専門型ポータルサイト
  • 地域型ポータルサイト
  • 口コミ型ポータルサイト
  • 社内ポータルサイト

総合型ポータルサイト

総合型ポータルサイトではニュースや経済情報、ショッピングなどあらゆる情報を掲載し、ユーザーへ検索機能を提供しています。代表的なサイトは「yahoo」や「楽天」、「livedoor」などが挙げられます。

専門型ポータルサイト

不動産やIT、グルメなどある特定のジャンルに特化した専門サイトを指します。「SUUMO」や「ITmedia」、「食べログ」などが挙げられます。

地域型ポータルサイト

県や市など、特定地域のみの情報を掲載します。主に地元民へ向けての配信となりますが、観光者向けの情報も掲載することにより地域の活性化を図る狙いもあります。例えば「箱根全山」や「枚方つーしん」、「北海道人」などがあります。

口コミ型ポータルサイト

ユーザーによる口コミが主な情報源として掲載されるサイトです。企業側でコントロールができないため、信用がある情報としてユーザーから参考にされています。「食べログ」や「価格.com」、「エキテン」などが一例です。

社内ポータルサイト

社内に分散された様々な情報に素早くアクセスできるように、一ヶ所に入り口を集約したサイトを指します。いわゆるイントラネット的な役割を果たす一方、会員向けに社内風景や商品・サービス情報なども掲載したり、配信したりします。

「ZEBRA」や「ほけんの窓口」、「J:COM」などで導入実績が確認できます。

キャククルが手がけるオウンドメディアとは?

キャククルのオウンドメディアサイトのキャプチャ画像

120業界・8,000サイト以上の実績があるキャククルのオウンドメディア。
認知度向上、他社との差別化、従来と異なるターゲットにアプローチしたいなど、様々な目的で制作することができます。詳しくは以下のページでご確認ください。

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オウンドメディアとポータルサイトの違い

オウンドメディアとポータルサイトの違い

オウンドメディアとポータルサイトの違いにはどのような要素が挙げられるのでしょうか。以下ではその違いについて解説いたします。

オウンドメディアの特徴・メリット

オウンドメディアは以下のような特徴やメリットがあります。

  • 自社商材への集客、ブランディング、売上アップなど柔軟に運用可能
  • 情報発信によるコンテンツマーケティングで潜在顧客を獲得できる
  • 自社運用型のため自由度が高い

自社商材への集客、ブランディング、売上アップなど柔軟に運用可能

オウンドメディアは制作する目的にあわせて設計やデザイン、テーマの統一などが可能です。

集客のためのマーケティング施策としてはもちろん、テーマを絞ることによるブランディング、自社の強みをより魅力的に見せることで売上アップを図るなど、さまざまな形で活用できます

情報発信によるコンテンツマーケティングで潜在顧客を獲得できる

オウンドメディアの中でコンテンツ(情報)を発信していくことで、自社や商品を知らない潜在的なユーザーにアプローチが可能です。

情報発信によるマーケティングをコンテンツマーケティングといいますが、オウンドメディアは情報を更新していく土台としてよく活用されています。

ユーザーにとって役立つ情報を発信すれば、自社の信頼性も高まり、購入や申し込みを後押しできます。

自社運用型のため自由度が高い

オウンドメディアは自社でのコントロールができるメディアです。無料ブログやSNSのように提供者側の制限を受けることなく運用ができるため、自由度が非常に高く、自社のやりたいことを実現させやすくなります。

ポータルサイトの特徴・メリット

一方のポータルサイトは以下のような特徴やメリットがあります。

  • 情報が網羅されているためSEOが強い
  • 顕在的なユーザーに対して認知度アップが狙える
  • 運用自体は他社なので自社の工数がかからない

情報が網羅されているためSEOが強い

特定のテーマに特化したポータルサイトの場合、商品情報や企業情報が集まっているため、情報を求めるユーザーのまさに入り口となるサイトです。

有益な情報が網羅されていることでユーザーも集まり、検索エンジンからも評価を受けやすくなり、関連キーワードで検索上位表示されるようになります。

顕在的なユーザーに対して認知度アップが狙える

オウンドメディアの特徴では潜在的なユーザー獲得がしやすい、というお話をしましたが、ポータルサイトの場合は顕在的なユーザーに対しての認知度アップが期待できます。

ポータルサイトを訪れているユーザは、すでに特定の商品やサービスを比較検討している段階。つまりあとはどれを買うか(どこに依頼するか)を決める段階にあるということです。

ポータルサイトに掲載することで、このようにニーズが顕在化している、すぐに購入や成約につながるユーザーに対して自社を知ってもらう機会をつくることができます。

運用自体は他社なので自社の工数がかからない

既存のポータルサイトへの情報掲載をする場合は、ポータルサイトの運用を他社が行っているため、自社での工数はかからず手間もありません。

その分、掲載費用や手数料はかかってしまいますが、コンテンツ制作やSEO、マーケティングのノウハウなどがなくてもWebからの集客ができる点はメリットです。

キャククルが手がけるオウンドメディアとは?

キャククルのオウンドメディアサイトのキャプチャ画像

120業界・8,000サイト以上の実績があるキャククルのオウンドメディア。
認知度向上、他社との差別化、従来と異なるターゲットにアプローチしたいなど、様々な目的で制作することができます。詳しくは以下のページでご確認ください。

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ポータルサイトを自社で運営するという手段も

ポータルサイトを自社で運営するという手段も

これまでは主に他社で運用しているポータルサイトについて解説してきましたが、ポータルサイト自体は自社で運用することもできます。

その場合、自社ポータルサイトの位置づけとしては「オウンドメディア」というくくりに入ります。ポータルサイトを自社運営すれば、掲載枠や広告枠を売って、マネタイズすることも可能です。

また自社商材も掲載すれば、他社運用のポータルサイトと同様のメリットも期待できます。

テーマ特化の専門サイトによる集客戦略

ポータルサイトと近しい、特定の業界や商材に特化した専門サイトをつくり、自社の強みと相性の良いニーズを持つ見込み客だけを集めるWeb集客戦略があります。

それが「ポジショニングメディア戦略」です。

ポジショニングメディアとは、商材やサービスの情報を網羅した上で、自社ならではの強み、つまりは市場における自社のポジションを明確にすることで、差別化と集客を実現するWeb集客施策になります。

当メディア「キャククル」を運営するZenkenでは、これまで120業種以上のクライアントのWeb集客を支援。通じて8,000件以上のメディア制作実績がございます。

比較検討段階のユーザーはもちろん、コンテンツSEOによって自社を認知していないユーザーの集客も実現。貴社の強みをわかった上で問い合わせてくれる、成約に近い見込み客を獲得可能です。

ご興味がございましたら、ぜひこちらの資料もご覧ください!

ポジショニングメディアの
制作事例はこちら

この記事のまとめ

オウンドメディアとポータルサイトでは使用目的や用途が異なり、その効果も違ったものになります。

ポータルサイトへの掲載や広告出稿は手軽に行える集客方法ですが、長期的に自社ならではの集客経路をつくるには、自社運営のオウンドメディアを持つことも重要です。

自社の課題感や目的を整理して、どういった集客手法がベストかぜひ検討してみてください。

また「自社ならどんなWeb集客戦略や施策が考えられるだろう」とお悩みの方や、現状の集客がうまくいっていないという方は、ぜひお気軽にキャククルまでご相談ください!

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