ホームページ・自社Webサイトにコンテンツマーケティングを導入し見込み顧客を獲得する方法
最終更新日:2024年04月16日
コンテンツマーケティングとは、ユーザーにとって有益な情報をホームページのコンテンツとして伝え続けることで、自社の製品・サービスを購入してくれる見込み顧客を獲得する施策です。
人を介さず、インターネット上で新規開拓する企業が急増する昨今、このコンテンツマーケティングを導入するケースが増えています。この記事では、自社のホームページでコンテンツマーケティングを導入する方法を解説しています。
また、導入を検討しても、どのように進めたら良いのか分からない方のために、120以上の業界で7,600件以上のホームページ運用ノウハウを凝縮したコンテンツマーケティング支援についても紹介します。貴社の今後のマーケティング活動にもご活用下さい。
ホームページにはコンテンツを追加できるようにしておくべき
ホームページを制作する際は、コンテンツを追加できるように意識して制作するのがポイントです。定期的にコンテンツの追加や更新をすることで、閲覧するユーザーに対して、「このホームページは、手間をかけて大切に運営されている」といった印象が与えられます。
直近の更新が数年前で止まっているホームページを見たら、あなたはどう思うでしょう。「運営者は無関心で放置しているのだろうか…」と感じるのではないでしょうか。更新性のないホームページは、ユーザーの心も離れてしまうものです。
また、コンテンツを更新することで、CV率が上がる効果も期待できます。SEO対策においても長く放置するよりも、定期的な更新が効果的です。
製品やサービスの内容や価格が変わった場合も、忘れることなく更新しておきましょう。古い情報のままでは、購入者との間でトラブルが生じる可能性も考えられます。
ホームページにコンテンツマーケティングを導入する方法
既に運営しているホームページがあるのなら、コンテンツマーケティングを導入しましょう。そもそもコンテンツとは、「内容」という意味ですが、ホームページにおいては、記事、動画、音声のほか、商品やサービスに関する質問に自動回答するチャットボットなどがあります。ここでは、各コンテンツの導入方法について解説いたします。
記事コンテンツ
記事コンテンツは定期的に更新しやすく、コンテンツマーケティングの中でも特に導入ケースが多いコンテンツです。ユーザーにとって魅力的な情報を定期的に配信しましょう。
記事コンテンツでコンテンツマーケティングを導入する場合、CMS(Contents Management System)の活用が必要です。CMSとは、ホームページの更新に必要なHTMLやCSSの書き換えを簡単に行うためのシステム。
代表例としてWordPress(ワードプレス)などがあり、CMSを用意すれば専門的な知識がなくても誰でも手軽に記事更新が可能です。
動画コンテンツ
動画を活用したコンテンツマーケティングでは、ソースを編集して動画を埋め込む形になります。動画はテキストや静止画と比較して、伝えられる情報が多いのが魅力です。SNSなどを使った拡散力にも優れており、ユーザーを魅了する動画を作ることができれば、大きな反響も期待できます。
動画では音の力も活用してユーザーに訴えかけられます。特に利用されているのは、企業イメージアップを目指すブランディング動画や、製品・サービスについて紹介する動画です。またリード育成の目的でHow To動画を公開している企業もあります。
Windows 10であれば、動画の編集に使えるソフトが標準で使えますし、他にも無料の動画編集ツールなどがあるので、活用してみてはいかがでしょうか。
静止画やテキストに比べるとファイルサイズが大きいですが、YouTubeを活用して動画をアップロードし、ホームページ内に埋め込む形もあります。
事前にYouTubeのアカウントを作成してチャンネルを作っておく必要がありますが、動画のアップロード自体はそれほど難しいものではありません。
音声コンテンツ
音声コンテンツは、時間がない方でも何か作業をしながら耳から情報を仕入れられるため、忙しい方に注目されています。電車やバスでの移動中に音声コンテンツを聞いている方が多いようです。ホームページに埋め込む際は、audioタグを使い、ソースを編集する形になります。
チャットボットの場合
チャットボットとは「チャット」と「ボット」を組み合わせた言葉であり、自動会話プログラムです。近年は担当者が不在の時間に寄せられた質問などに対し、自動返信を行うツールとして取り入れる企業が増えました。
テンプレートに沿って返答するタイプのほか、トレーニングによって人間オペレーターに近い形で返信できるものもあります。まずはどのような目的でどういったチャットボットを導入するのか明確に定め、適したツールを選ぶことが重要です。
なおホームページにチャットボットを埋め込む際には、ソースの編集が必要です。直接HTMLに書き込む方法だけではなく、Googleタグマネージャーを活用した方法があります。
ホームページにコンテンツを実装する際のポイント
実際にコンテンツを実装しようと考えた際には、どのようなことに注意すれば良いのでしょうか。おさえておきたいポイントを4つ解説します。
- コンテンツはユーザー目線で作る
- スマホ・タブレットにも表示対応する
- コンテンツに独自性をもたせる
- シェア用のボタンを設置する
コンテンツはユーザー目線で作る
ホームページで行うコンテンツマーケティングで重要なのは、ユーザー目線で作ることです。コンテンツをどこに設置するのかについても、ユーザー目線で考えるようにしましょう。ユーザー目線になることにより、どこにどういったコンテンツを設置すると効果的なのかが見えてきます。
コンテンツの設置場所が不適切であった場合、閲覧しているユーザーがストレスに感じてしまう可能性が高いです。他のホームページに移動されてしまう大きな原因の一つといえます。
アクセスログの分析を行い、離脱率や直帰率が高いページがあれば、コンテンツの設置場所や内容が不適切な可能性を疑ってみましょう。
スマホ・タブレットにも表示対応する
コンテンツを制作する場合、スマホやタブレットからでもストレスなく閲覧できるようにしましょう。近年はパソコンだけでなく、スマホやタブレットでホームページを閲覧する方も増えてきました。
手軽で身近な端末ということもあり、パソコンよりもスマホ・タブレットを閲覧している時間のほうが長い方も多くいます。
最低限の対策として、スマホからでも見やすい表示を意識することが欠かせません。スマホやタブレットからでは表示されない項目があったり、直感的な操作が難しかったりする場合はページ離脱につながってしまう可能性があるため、注意が必要です。
コンテンツに独自性をもたせる
コンテンツを制作する際は、独自性をもたせるようにしましょう。どこのホームページにも掲載されているようなありがちなコンテンツを作っても、ユーザーからはなかなか評価されません。
他のホームページにはないような独自性の高いコンテンツを作ることにより、たくさんの興味を引くことができます。特にGoogleは独自性のあるコンテンツを高く評価しているため、SEO対策にもつながる方法です。
独自性と言われてもなかなか難しい部分があります。ですが他のホームページには掲載されていない一次情報や、自分の考えを織り交ぜて作成するコンテンツなどは独自性の高いコンテンツといえるはずです。
ありきたりなコンテンツではなく、さまざまな工夫が求められます。
シェア用のボタンを設置する
ぜひ行っておきたいのが、SNSシェアボタンの設置です。TwitterやFacebookなどのSNSでシェアされることにより、多くの方にコンテンツを見てもらえるようになります。
魅力的なコンテンツを作っても、閲覧してもらえなければ意味がありません。手軽にコンテンツをシェアできるようなシェアボタンを設置し、多くの方に閲覧してもらうための対策を講じておきましょう。
もちろんシェアしたいと思えるような内容のコンテンツを制作することも重要です。コンテンツの批判などで拡散されると逆効果になる点にも注意が必要です。
本記事のまとめ
ホームページにコンテンツマーケティングを導入したいと考えている方のため、ホームページに取り入れる方法について解説しました。実装する際のポイントもチェックし、効果的な形で取り入れていきましょう。あらかじめどういった形でコンテンツマーケティングを行っていくのか、慎重に検討が必要です。
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