【3分で解説】KDDIのオウンドメディア戦略を分析
最終更新日:2022年12月21日
本記事ではKDDIが運営するオウンドメディア戦略について解説、分析しています。
また、これからオウンドメディア作って本格的に集客力を高めていきたいとお考えでしたらオウンドメディアを作る上で知っておきたいノウハウをまとめました。8,000サイト以上制作して得た知見をまとめていますのでお気軽にダウンロードください。
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KDDIのオウンドメディア「TIME&SPACE」の特徴
TIME&SPACEはKDDIが運営するデジタル版の情報マガジンとなっています。
もともとは紙媒体として2000年に誕生しており、TIME&SPACE自体は非常に長い間継続されているオウンドメディアです。
既存顧客の維持を目的としており、au、KDDI製品の使い方から新製品情報、当該製品の面白い使用方法など、ノウハウを多数掲載しています。
あわせて新規ユーザーや既存顧客の獲得も目的としており、au、KDDI製品だけに限った情報だけでなく、セキュリティ関連の情報やスマートフォンのバッテリーについてなど、製品ユーザーでなくても楽しめるコンテンツとなっています。
サイト内にはTwitterをはじめ、FacebookやLINEなどへの登録ボタンも設置されており、SNSマーケティングもうまく取り入れている事例と言えます。
特にTwitterはタイムラインのガジェットがサイドバーに埋め込まれており、ここからも新規ユーザーや潜在顧客の流入があると思われます。
「TIME&SPACE」の概要
- 運営元:KDDI株式会社
- ターゲット:au、KDDI製品を利用するユーザー
- 目的・ゴール:既存顧客の維持と新規ユーザー、潜在顧客の獲得
TIME&SPACEは既存顧客の維持を行いつつ、常に新規ユーザーや潜在顧客の獲得を目的としています。
そのためau、KDDI製品に関する情報はもとより、スマートフォンやアプリケーション、通信全般におけるノウハウを発信し続けています。
しかしながら、ページごとにCV獲得のための会員登録ボタンが設置されているわけではなく、あくまで情報提供することのみに徹するサイト構成となっています。
そのため、会員登録させようとするくどさや営業っぽさなどは感じられません。
メディアやブランドに対する信頼感も醸成
新規ユーザーと潜在顧客の獲得として、効果的と思われる施策はコンテンツに災害特集を取り入れているところです。
緊急時におけるスマートフォンの使い方や災害時に役立つアプリケーション、更には政府機関の情報なども盛り込むことにより、au、KDDIユーザーでなくてもついつい読みいってしまう内容となっています。
このようにすることで、今までau、KDDI製品を使用していなかった新規ユーザーや潜在顧客も、役立つサイトとして会員登録するようになります。
ひいては、メディアやブランドへの信頼から、携帯キャリアの乗り換えなどを考えるようになるきっかけにもつながるのです。
KDDIのオウンドメディアについて分析まとめ
自社の知見を活かしてユーザーにとって有益な情報を発信することは、既存ユーザー・新規ユーザーの双方に対して好印象を与えます。
ユーザーファーストな情報発信が信頼を生み、最終的に成約や購入へとつながっていくというのは、オウンドメディアによる集客・マーケティングの特徴です。
成果へとつながるオウンドメディアをつくるためには、目的やターゲットにあわせたキーワードの選定、コンテンツの制作、コンバージョンへの導線設計などの戦略が非常に重要になってきます。
自社ならでは、自社だからこそつくれるオウンドメディアを目指して戦略を考えてみましょう。
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