人材派遣会社が活用できる求人広告媒体とは?掲載料金・特徴を調査!
最終更新日:2021年09月23日
人材派遣会社が登録者を募集する際には、まず自社サイトなどからの登録を促しますが、うまく登録者を集められていない際には、既存の求人媒体を利用することもあるかと思います。
この記事では派遣会社が登録者を増やすためや、直近の案件の人員確保のために活用できる求人広告媒体をまとめて調査しました。ぜひ参考にしてみてください。
あわせて、中長期的な視点で安定して登録者を募集する方法として「ポジショニングメディア」という戦略も紹介しています。
こちらは自社の強みや差別化ポイントを比較しながら見せることで、自社と相性の良いターゲット求職者を狙って集める戦略となっています。
現状の施策ではうまく効果が出ていない、問い合わせからなかなか登録までつながらない、といった課題がありましたらぜひご覧ください。
※詳しくは記事の後半(クリックで記事後半へジャンプ)でお伝えさせていただきます。
転職求人の広告媒体まとめ
リクナビ派遣
引用元:リクナビ派遣(https://www.jinzai-info.net/temporary/rikunabi-haken/)
リクナビ派遣は、国内最大級の求人情報数を誇る、派遣専門の求人広告媒体です。地域・年齢・経験職種を問わず、幅広いプロフィール層の求職者が登録しています。
求人サイトとしての認知度の高さ、各種リクルートメディアや有力サイトとの連携、万全のSEO対策などにより、求人広告を幅広い求職者に閲覧してもらいやすいのが特徴です。
リクナビ派遣への求人広告掲載には、掲載期間と枠数で決められた「基本企画料金」を支払います。その他、応募効果アップを目的としたオプションの利用も可能です。
自社の採用計画や採用費用に応じた広告内容にカスタマイズできるので、高い費用対効果が期待できるでしょう。
リクナビ派遣の掲載料金
以下は関東エリアの料金になります。各エリアによって多少異なりますので、詳細は公式サイトをご確認ください。
- 5枠:70,400円
- 10枠:122,320円
- 15枠:183,480円
- 20枠:221,760円
※掲載期間4週あたりの料金(すべて税込)です。
※掲載期間が長期あるいは枠数が多いほど、割安料金になります。
リクナビ派遣の運営会社・お問い合わせ先
- 運営会社:株式会社リクルートジョブズ
- 求人掲載について:https://www.jinzai-info.net/temporary/rikunabi-haken/
とらばーゆ
引用元:とらばーゆ(https://toranet.jp/)
とらばーゆは、女性の転職活動に特化した求人広告媒体です。転職を希望している女性からの認知度が高く、大手検索エンジンでは上位表示の実績があります。また、外部有力サイトやメディアとの連携によって、多くのユーザーを獲得しているのが特徴です。
志向や勤務条件、資格の有無、ライフスタイルなど、女性目線で検索しやすい独自検索軸が設置されているのも、ユーザーから支持されている理由のひとつといえます。より具体的な条件で検索できるため、採用条件に近い人材の応募が期待できるでしょう。
全職種の求人を掲載している媒体のほか、事務・医療・ファッション・美容など、女性が多く活躍している分野に特化した媒体も展開しています。
とらばーゆの掲載料金
以下は関東エリアの料金になります。各エリアによって多少異なりますので、詳細は公式サイトをご確認ください。
- ライト:165,000円
- ベーシック:275,000円
- ベーシックフリー:495,000円
※上記は、全職種対応とらばーゆの場合です。
※掲載期間1週間あたりの料金(すべて税込)です。
※割安になる2週間掲載プランもあります。
とらばーゆの運営会社・お問い合わせ先
- 運営会社:株式会社リクルートジョブズ
- 求人掲載について:https://www.jinzai-info.net/regular/torabayu/
エン派遣
引用元:エン派遣(https://haken.en-japan.com/)
エン派遣は、人材派遣会社向けのポータルサイトです。一般派遣業許可を得ている企業のみが掲載できます。職種や派遣期間、勤務地などの基本情報だけでなく、詳細な希望条件で検索できる「こだわりINDEX」が特徴です。
様々な切り口で求人情報を検索できるようになっているため、自社の採用条件とマッチした人材に、求人広告を見つけてもらいやすいというメリットがあります。
人気のCMも展開しており知名度は抜群なので、求職者側も安心感を持ってサイトを閲覧しているので、エン派遣に掲載されているということ自体が自社の信用にもつながりやすいでしょう。
また求職者向けの、派遣のお仕事コラムやお役立ちコンテンツも展開しており、幅広くユーザーとのタッチポイントをつくっています。
エン派遣の広告掲載料金
エン派遣の求人広告掲載料金については、公式サイトでの記載が見つけられませんでした。詳細は専用フォームよりお問い合わせください。
エン派遣の運営会社・お問い合わせ先
- 運営会社:エン・ジャパン株式会社
- 求人掲載について:https://haken.en-japan.com/contact/
はたらこねっと
引用元:はたらこねっと(https://www.hatarako.net/)
はたらこねっとは、派遣をはじめ、直接雇用・人材紹介・採用代行などの雇用形態にも対応している求人広告媒体です。
掲載している派遣求人情報は15万件以上。登録者は20~40代女性が中心となっています。約70%が即戦力として活躍できる人材です。
広告掲載が24時間365日いつでも掲載・更新できるのが特徴です。曜日や時間にしばられないため、他の業務に追われていて、掲載タイミングを逃してしまうというようなリスクがありません。
広告掲載翌日から、アクセスレポートを作成してもらえるのも魅力です。案件ごとのアクセス数や応募数などを見える化できるため、今後の採用戦略の参考に役立てられます。
はたらこねっとの掲載料金
- 35,000円~
※上記は、掲載期間1週間、掲載枠数1枠の場合です。
※掲載希望エリア、掲載期間、掲載数によって料金が変わります。
はたらこねっとの運営会社・お問い合わせ先
- 運営会社:ディップ株式会社
- 求人掲載について:https://www.hatarako.net/info/salescontact/
ジョブリンク
引用元:ジョブリンク(https://www.joblink.co.jp/contact/company.php)
ジョブリンクは、事務・営業・販売・医療・介護・金融・IT・製造など、幅広い分野の職種の派遣求人情報を掲載している求人広告媒体です。
「募集をもっと効率化したい」「求人情報を広く告知したい」「タイムリーに情報掲載したい」といった、クライアントのニーズにマッチしたサービスが充実しています。
掲載を申し込むと、求人広告がパソコン・スマートフォン・モバイルサイトに同時掲載されるので、より多くの求職者にアプローチすることが可能です。クライアントが閲覧する管理画面から、いつでも情報の掲載や更新、変更ができるので、常に最新情報を発信できます。
ジョブリンクでは、エントリーしたい仕事がみつからない、今すぐではないが、条件が合えばエントリーしたいというような求職者であっても、派遣会社に仮登録しておくことが可能です。
即時的な成果はありませんが、登録者数を確保できるので、マッチする仕事が出た際には、適任人材を確実に派遣できるのがメリットといえるでしょう。
ジョブリンクの掲載料金
ジョブリンクの求人広告掲載料金について、公式サイト上での掲載が見つけられませんでした。詳細は専用フォームよりお問い合わせください。
ジョブリンクの運営会社・お問い合わせ先
- 運営会社:株式会社ジョブリンク
- 求人掲載について:https://www.joblink.co.jp/contact/company.php
インディード
引用元:Indeed 公式サイト(https://jp.indeed.com/求人広告/採用企業向けサービス)
インディードは、国内でも有数の求人検索エンジンです。求職者の認知度が高く、国内の月間訪問者数は3460万人。掲載対応している雇用形態は、派遣に限らず、正社員・契約社員・アルバイト・パートなどもカバーしています。
インディードへの求人広告掲載は、掲載料・登録料・採用報酬がすべて不要で利用できるのが大きな特徴です。掲載求人数や最短掲載期間の制限もありません。
セルフ投稿型サービスで、求人情報の投稿や更新、変更などが自由にできるため、応募状況にあわせてタイムリーな情報を発信できるのがメリットです。
求人広告掲載のステップが、アカウント開設と求人情報入力だけという手軽さも、利用者のニーズにマッチしており、多くの企業から支持されている理由といえます。
インディードの掲載料金
インディードの求人広告掲載料金は無料です。より求職者の目に留まりやすくしたい、急いで採用したい場合などを目的とした、スポンサー求人の場合は有料となります。
インディードの運営会社・お問い合わせ先
- 運営会社:Indeed Japan株式会社
- 求人掲載について:https://jp.indeed.com/求人広告/採用企業向けサービス
自社の魅力を伝えるマーケティング施策も同時に行おう
ポジショニングメディアで安定した求職者募集を実現
既存の求人サイトを利用する際は、スピード感や認知のされやすさ(見つけてもらいやすさ)の面では大きなメリットがあります。
一方で掲載期間が設けられていたり、一定のコストも当然かかってきます。
うまく応募を集めることができ、費用対効果の面もプラスになっているのであればよいですが、うまく成果につながらないことも少なくないでしょう。
そこで自社の特徴や強みを魅力に感じてくれる、相性の良い求職者を狙って集められる「ポジショニングメディア」という戦略をご紹介します。
ポジショニングとあるように、特定のニーズ・市場に対して、競合と比較をしながら自社の強みを見せることで、「〇〇といえば自社」というポジションを示すことができるメディアです。
以下はある商品を例にした、ポジショニングメディア導入のメリットです。
上のイラストのように、ユーザー(求職者)側で自身のニーズに合う会社を納得して選ぶことができるため、登録や契約への温度感が高い状態のユーザーを集めることが可能になります。
実際にポジショニングメディアを導入した企業からは「問い合わせから、具体的な打ち合わせや相談を実施する率が高まった」「登録いただくまでの時間が短くなった」という声もいただいています。
中長期的に安定して人を集める施策とはなりますが、自社のポジションを確立、つまりはブランディングも実現できる戦略です。
ご興味がありましたら、ぜひ以下のページもご覧ください。
ポジショニングメディア戦略の
特徴・事例を見る
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Zenkenでは、クライアント独自の強みや魅力を徹底的に分析した上で、成果につながる集客・マーケティング戦略をご提案しています。
現在までに120業種以上のクライアント企業を支援してまいりました。
スタッフの確保に苦労している、自社の強みがうまくつたわっていない、そのような課題やお悩みがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
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