【工場向けの展示会出展まとめ】出展メリットや特徴を調査
最終更新日:2023年06月22日
工場向けの展示会に出展を考えている方に向けて、工場向けの展示会の紹介をしています。また、オンライン展示会も併せて紹介するので、展示会への出展を商談や受注につなげるための参考にしてください。
展示会の特徴
工場向けの展示会と言っても様々な種類があり、今回紹介するものを分けるとスマートファクトリーを目指す工場向けの展示会とそれ以外の工場向け展示会の2つのタイプがあります。その違いを簡単に説明すると次の通りになります。
- スマートファクトリーを目指す工場向けの展示会…工場のスマート化のための製品や技術を紹介する展示会。
- それ以外の工場向け展示会…特定の工場を紹介したり、特定の業界の工場に必要な製品を展示する展示会。
スマートファクトリーを目指す工場向けの展示会事例
工場設備・備品展
工場向けの設備や機器が多く集まる展示会。出展対象の製品は省エネ製品、メンテナンス製品、安全・防災製品などがあります。
RX Japan株式会社が主催するものづくりワールドの構成展示会の一つです。年に3回にわたり、名古屋、東京、大阪の3大都市で開催されるため、出展することで日本全国の企業にアピールできるでしょう。
来場者は製造業界の人がほとんどで、その中から工場管理や保守・メンテナンス、製造・生産などの分野の方が多く来場します。
開催予定:東京 2022年3月16日(水)~18日(金)
2022年6月22日(水)~24日(金)
2023年6月21日(水)~23日(金)
名古屋 2022年4月13日(水)~15日(金)
2023年4月12日(水)~14日(金)
大阪 2022年10月5日(水)~ 7日(金)
2022年10月4日(水)~ 6日(金)
スマート工場EXPO
スマート工場EXPOとは工場の自動化を推進するために、AI、IoT、ロボットなどの最新技術を持つ製品が出展する展示会です。
東京ビックサイトで開催される東京展、ボートメッセなごやで開催される名古屋店、幕張メッセで開催される秋展に加えてオンラインでの開催もあるので、出展機会が多くあります。
開催回数が年に4回もあるので、出展することで製造業の技術者、関係者と商談や技術相談を行えるでしょう。
次回開催:秋展 2022年8月31日(水)~9月2日(金)
名古屋 2022年10月26日(水)~10月28日(金)
オンライン2022年11月30日(水)~12月2日(金)
東京 2022年10月26日(水)~10月28日(金)
“つながる工場”推進展
工場の効率化・最適化のために課題を解決できるIoTツールやソリューションを持つ企業が集まる展示会です。
約千社の企業の出展、二万人の来客数が予定されており、新規顧客の獲得、最新技術の情報収集にはもってこいの展示会といえるでしょう。
展示会はオンラインでも開催されているので、オフラインでの出店が難しい企業様はぜひ、オンラインでの出店も検討してみてはいかがでしょうか。
開催予定:オフライン 2022年7月20日(水)~7月22日(金)
オンライン 2022年7月25日(月)~7月29日(金)
工場イノベーション EXPOONLINE
スマートファクトリーを目指す工場向けの最新技術やサービスが集まる展示会です。IoTシステム、AI・ビックデータ、FA、工場設備など工場のスマート化には欠かせない技術や製品が集まります。
展示会自体がオンラインの展示会で、フォームに出展情報を入力、編集するだけで簡単に出展できるのが魅力です。
また、展示会出展も無料で行えるので、費用をかけずに新規顧客の獲得が期待できます。
開催予定:2022年12月15日(水)~12月17日(金)
スマートファクトリーjapan 2022
スマートファクトリーjapanはスマートファクトリーを実現するための製品やシステムが集まります。具体的には、工場向け情報管理システムや製造設備、その他の製造に関わる製品や技術が展示されます。
来場者の約7割が新規顧客で、出展の成果として約4割が商談の成功や新規顧客の獲得に結び付いています。
展示会の情報はHPのみならず、新聞紙面や雑誌、電子版など様々な媒体で発信され、2021年度の開催時には2万人以上の来場者数を記録しました。
開催予定:2022年10月19日(水)~10月21日(金)
生産管理システム・工場見える化展
「生産管理システム・工場見える化展」は、株式会社エボルトが主催する展示会です。製造現場での生産管理を改善し、工場の「見える化」を進めるための製品やサービスが多く展示されています。
製造現場において「業務の情報」や「モノの情報」を、データとして一元管理するためのソリューションが紹介されています。工場の効率化を進めたい企業であれば、有益な情報を大量に集められるでしょう。
生産管理はニーズが多様化し、複雑さを増しているため、改善する方法として「生産管理システム・工場見える化展」を検討している企業が多くなっています。
生産管理に役立つ製品やサービスを提供する企業であれば、出展をすれば反響が取れるでしょう。
設計製造・AI・IoT・DX バーチャルオンライン展示会
「設計製造・AI・IoT・DX バーチャルオンライン展示会」は、株式会社VOSTが主催する展示会です。VOSTは次世代技術についてのコンサルティングサービスを提供する企業であり、展示会の内容も次世代技術が中心です。
展示方法には工夫がこらされており、バーチャル空間で展示会場を自由に歩き回りながら、資料を手に取ったり、担当者と商談をしたりできます。リアルの展示会のような感覚をオンラインで味わえる、とてもユニークな展示会です。
設計製造、AI、IoT、DXといったテーマに取り組む企業であれば、「設計製造・AI・IoT・DX バーチャルオンライン展示会」は非常に相性が良いです。次世代技術に触れる機会としても活用できるので、出展を検討してみましょう。
スマートファクトリーEXPO 2022
スマートファクトリーEXPO 2022は、アイティメディア株式会社が主催する展示会です。製造業に特化した展示会なので、工場向けの製品やサービスを出展したい企業には活用しやすいでしょう。
スマートファクトリーEXPO 2022は「ITmedia Virtual EXPO」というは最新技術をチェックする展示会の1展示会として、多くの企業に活用されています。「メカ設定」「組み込み開発&エレクトロニクス・AI」など、専門分野ごとのEXPOに分かれて出展するため、出展企業は自社がターゲットとする顧客に接触しやすい点が特長です。
スマート工場EXPOオンライン
「スマート工場EXPOオンライン」は、RX Japan株式会社が主催する展示会です。リアルタイムで双方向にコミュニケーションする点が、「スマート工場EXPOオンライン」ならではの特徴です。
リアルの展示会のように、訪れた人とその場で話ができるため、スムーズに商談につなげられます。展示会を確実に売上アップにつなげたい企業にとって、活用しやすいオンライン展示会だと言えるでしょう。
出展対象製品は「IoTソリューション」「生産管理システム」など多様です。リアルタイムなコミュニケーションに魅力を感じるのであれば、出展を検討してみると良いでしょう。
それ以外の工場向け展示会事例
町工場見本市
町工場見本市はその名の通り、葛飾区周辺の町工場(中小企業)のための展示会です。製造業を中心に機械・機器、金属加工、ゴム・プラスチックなどの製造に携わる中小企業が出展しています。
展示会には、企業だけではなく官公庁や金融機関の方々も集まり、商談が活発に行われています。
会期中にはワークショップや無料のセミナーが行われており、出展企業がプレゼンテーションを行い自社製品の魅力を紹介することもできます。
食品工場長DIGITAL展示会
食品工場長DIGITAL展示会は食品工業向けの製品や技術を展示するインターネット上の展示会です。
原料処理や食品加工などの食品業界には必要な製品からエンジニアリング・ロボット・IoTなどの工場のDX化に必要な製品など12の項目から様々な製品を紹介しています。
食品業界の製品ではなくても出展の機会があるかもしれません。
展示会に出展しなくとも食品工場長DIGITAL展示会のように、自社の製品を専門的に紹介自社メディアを独自に開設することが可能です。展示会に出展した経験はあるものの、
- 「単なる資料請求だけで終わった…」
- 「追客しても次の商談まで繋がらない…」
という経験をされたことのある企業様は、自社専門のメディア「ポジショニングメディア」を作成してみてはいかがでしょうか。
ポジショニングメディア
詳細についてはお問い合わせください
ポジショニングメディアとは、自社の強みや立場を明確にした上で自社と親和性の高い見込み客を集める集客手法です。競合と差別化しつつ、「この点にこだわる人は自社がベスト」という認識を持ってもらうことが可能です。
ポジショニングメディアを通して獲得したリードは、すでに他社との比較したうえで問合せのアクションを起こしているため、自社に合った見込み客を集めやすく、売上にも直結しやすいのがメリットです。
ターゲット層へのアプローチがうまくいかず、自社の魅力を十分にわかってもらえない、競合が多く差別化ができていない、といった悩みがある企業に有効な施策といえます。
下記ページではポジショニングメディアについてより詳しくまとめています。ポジショニングメディアの導入にご興味のある企業様は是非ご参照ください。
展示会出展は費用対効果が悪いと感じたらWeb集客という手も
今回は工場向けの展示会について紹介させていただきました。展示会出展の費用対効果はROIや商談数、リード数、受注数などを指標にすることで測定できます。満足のいく費用対効果が得られているのか、検討してみましょう。
キャククルを運営するZenkenでは、オウンドメディアやポジショニングメディアの導入アドバイスを行っています。もしメディア運営に興味があれば、お気軽にご相談ください。
単にWeb上で自社の製品や技術情報について紹介するだけでなく、他社には真似できない自社にしかない強みを明確にしておくことで、見つけてもらいやすくなるでしょう。
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