iPhone修理業の集客方法・マーケティング広告戦略を紹介!
最終更新日:2022年12月08日
iPhone修理・スマホ修理の市場状況を踏まえる
日本でのiPhone人気は非常に高く、シェア率は50%を前後しています。近年のiPhoneは高価になってきている背景もあり、第二次産業ともいえるiPhone修理業者の数は急激に増加しています。アップルストアや携帯キャリア以外にも修理をしてもらえる店があることが周知されてきているため、これからも勢いを増していくことでしょう。
iPhone修理業界の市場規模は?
iPhoneの出張修理を行っているi+Remakerの調査によると、iPhone修理の市場規模は2014年時点で約874億円となります。世代ごとに共通パーツで修理できるiPhoneは、機種が豊富なAndroidと比べてかなり参入しやすく、部品の在庫管理が容易という背景もあり、これからも拡大を続けていくことが予想されています。新規事業として立ち上げやすいiPhone修理は、今後も店舗を持たず出張修理専門店も増えていますので、好立地に出店する資金力がなくても始めやすいビジネスとして注目を浴びています。
iPhone修理サービスのシェア状況
iPhoneの修理では画面割れや水没などの故障は保証対象外となります。しかし、iPhone修理業者では正規修理代金を安く提供しているため、利用者が年々増加してきています。
MM総研が行った調査では、スマートフォンユーザーのうち、故障経験があり修理サービスを利用したことがある人は約7割に及びました。その中でもキャリアやアップル社ではない第三修理業者で修理したユーザーは全体の2.6%にとどまりました。
しかし、今後は格安SIMのシェア拡大にともない、キャリアで修理する人は減るために第三修理業者を選択する人が増えると予想できます。第三修理業者は「端末をすぐに修理してくれる」「料金が安い」などといった声が上がっています。キャリアやアップルで修理をする時代から、第三修理業者で修理をする時代へと変化してきており、第三修理業者の店舗数は年々増加してきています。そして、これから競合も増えていくことが予想されます。
iPhone修理・スマホ修理の集客・広告方法
iPhone修理店舗を立ち上げた場合、これからは競合店舗との競争が激しくなってきます。そのため、生き残るためには集客が必要になるでしょう。集客方法にはさまざまありますのでご紹介します。
アナログ集客・広告方法
ネットを使わないアナログの集客方法をご紹介します。年齢層の高い人や、若年層でもスマートフォンなどの機械に弱い人には効果的です。また、そもそもスマートフォンが故障してしまった場合、インターネット環境がないときの情報収集はアナログになります。したがって、チラシや看板で集客をしていればユーザーに思い出してもらい来店、というケースにつながる可能性が高くなります。
チラシ・ポスティング
チラシやポスティングも集客方法のひとつです。今時チラシなんて効果があるのか?と思われるかもしれませんが、実はまだまだ安定した効果があります。GISポスティングという、商圏データや地理情報データを使ったポスティング手法で高齢者世帯が多い地域をリサーチし、その地域に集中してチラシをポスティングすることで効果的な集客ができます。そのため、配布枚数を抑えながらクオリティの高いチラシを作成し、チラシの反応率を上げて費用対効果の高い集客を目指しましょう。
看板、ブラックボード
店舗の看板やブラックボード(黒板)は店の前を通り過ぎる人に向けての集客です。ブラックボードには、看板には書いていない内容を書くことが重要です。また、装飾を付けたり動くものをつけたりして通行人の興味を持ってもらえるように工夫しましょう。看板には店の名前を大きく書き、iPhone修理をしているお店とすぐにわかるようにしましょう。
インターネットによる集客・広告方法
アナログ集客もまだまだ効果がありますが、現在ではWeb集客が主流になっています。Web集客を活用することで、ターゲットを絞り込んで集客することができます。チラシやポスターではターゲットを絞り込んだ集客が難しいですが、Web集客を活用することで修理をしたい見込みユーザーに検索エンジンやSNSから見つけてもらうことができます。
ホームページやブログ
ホームページやブログを開設して集客をすることは有効です。すぐに検索から修理料金や営業時間などが分かるのが強みです。また、SEO対策もしっかりと行いましょう。検索キーワードが入力されたときに自分のサイトが上位表示されるようにする対策のことをSEO(Search Engine Optimization)と言います。自分でやれば特別な費用が掛かるわけではないため、低コストで実施できる集客方法です。
また、GoogleMaps最適化であるMEO対策も、SEO対策と合わせて導入しておくとインターネット検索において有利に働くため導入しておきましょう。まだまだ導入が進んでおらず、競合性が低いため従来のSEO対策と比べてコストパフォーマンスに優れているので是非実施されることをおすすめします。MEO対策の情報はまだまだ少なく、悪質な業者・ユーザーから悪意のある口コミや低評価が目につきやすいです。だからこそMEO対策を導入することで実店舗を守るという効果があります。SEO対策やリスティング広告を行っている店舗は多いかもしれませんが、MEO対策まで実施している店舗は少ないはずです。特にMEO対策では口コミが重要になりますので、MEO対策を意識した実店舗を運営することを心がけてみましょう。
ポータルサイトへの情報掲載
ポータルサイトは、あるサービスやそのサービスを提供している企業に関する情報をまとめて紹介しているWebサイトです。ポータルサイトは自社で制作・運用するのではなく、外部の企業が運営しているものに自社の情報を載せることが一般的です。
外部の企業が運営しているサイトに情報掲載することで、サイト運用の手間が省けられるのが大きなメリット。運営会社に掲載したい情報を渡し、掲載料を支払うだけで、すぐに取り入れられるマーケティング施策です。なお、情報掲載の効果を高めるには、アクセス数やサイトを見るユーザーの属性・ニーズを考慮してポータルサイトを選ぶことが重要です。
ここではiPhone修理に特化しているポータルサイトの一例として、「iPhone修理大全」を紹介いたします。
「iPhone修理大全」は、「非正規店の修理で失敗したくない人のためのiPhone修理ポータルサイト」がコンセプトに、安く、データを消さずにiPhoneを修理できる業者を紹介します。
検索結果に、アップル公式(1位)と選定条件なく非正規修理店を羅列したまとめサイトが乱立している中で、ユーザーは、「各社の強みの違いがわからない」「悪徳業者ではないか」「失敗しないか」など不安を持っています。明確な選定条件を設けた当サイトに掲載する店舗は、総務省登録修理店かつiPhone修理に強いことを明確にアピールでき、信頼獲得に繋げられます。
Google広告の出稿
Google広告で「iPhone修理×広島駅」「iPhone×画面修理×栄駅」と言った形で、Googleでキーワード検索をされたとき、またその地域内でiPhone修理がしたいと検索をしたユーザーに対して、検索結果画面上で広告出稿をすることができます。
但し、Google広告ポリシー内で2018年10月に更新された内容より、iPhone修理というキーワードを用いた出稿が難しくなりました。
先日お伝えしましたように、このほど Google はその他の制限付きビジネスに関するポリシーを更新し、コンシューマー向けハードウェアやソフトウェアの商品とサービスに対するテクニカル サポートを第三者プロバイダが宣伝することを禁止いたします。
このポリシーによって宣伝が禁止されるサービスには、第三者プロバイダによるリモート、オンライン、およびオフラインでのテクニカル サポート(トラブルシューティング、アカウントやパスワードのサポート、ソフトウェアの設定など)が含まれます。
引用元: その他の制限付きビジネスに関するポリシーの更新(2018 年 10 月) – Google 広告ポリシー ヘルプ
上記のテクニカルサポート関連に関するGoogle広告が打ちにくくなっている以上、自社SEO対策、後述するポジショニングメディアなどを用いることで、安全に検索結果上での自社占有率を上げ、安定的なWeb集客に結び付けることが大切になってきます。
SNSによる集客
SNSはFacebookやTwitter、Instagramなど、世界中で多くのユーザーが自然に見ることができるため、自社の魅力を知ってもらうのに最適です。写真を使ってiPhone修理のビフォーアフターをアップすると修理のイメージがつきやすいはずです。不特定多数の人に見てもらえるため、広告の拡散が見込めます。ただし、広告内容によっては思わぬ形で炎上してしまったり、運用には専門の知識が必要な点に注意しましょう。SNSにはさまざまな種類があり、それぞれ違った特徴を持っているため、SNS媒体に最適な発信方法で店舗をアピールしましょう。
アフィリエイト出稿
アフィリエイト広告は成果報酬型の広告のため、商品購入や会員登録などの成果につながらなかったユーザーに対しては費用が掛かりません。したがって、高い費用対効果が期待でき、インターネット広告の中では欠かせないものとなっています。
低予算で始められるためリスクが低く、アフィリエイト広告はタグ設置や素材入手だけで始められるため2週間以内で開始できるため、すぐに始められます。しかし、アフィリエイト広告はSEO対策と同じように開始してすぐに効果が出るものではなく、修理費用の安さなどの強みがなければアフィリエイトで売り上げを出すには厳しいといったデメリットもあります。
ポジショニングメディア
ポジショニングメディア事例 詳細はお問い合わせください
地域に特化したポジショニングメディアはWeb集客の中でも非常に重要です。
特定商圏内にて各iPhone修理店舗の特徴をはじめとして、修理料金、営業時間などを徹底的にまとめたサイトです。
まとめサイトは素早く的確な情報収集をしたいユーザー心理に適っている為、クリックされる確率も高いのが特徴。
地域に根差したポジショニングメディアを展開するため、修理ユーザーの商圏に合わせた強力なエリアマーケティング施策として使うことができます。
自社の強みとユーザーニーズに合わせた情報発信を行うことから、例えばこの地域でiPhone修理をするなら自社、特に「早く修理をしたい」なら自社であるといったブランディングをすることができます。
その為、競合性が高い店舗数の多い地域であっても自分の店舗を選んでもらえる仕組み作りを行えます。
iPhone修理市場ポジショニングメディアの集客事例
正直リスティングより安くつきました。
Webからの問い合わせフォーム予約130件、電話予約100件と大量に取れ、修理予約数が限界超えるレベルで集客できました。
また、ポジショニングメディアはCPA500円とリスティングCPA900円に対し、約半分で取れていて非常に驚いています。
おかげさまで店舗も2店舗増やす事ができました。
修理検討ユーザーが検索するならまずは辿り着くような設計になっていることから、地域内でiPhone修理をするならまずはウチだと啓蒙できています。
自社に合ったiPhone修理ユーザーの集客・広告方法を模索しよう
このように、集客・広告方法にはアナログ、インターネットでもさまざまありますが、ユーザー心理に立って適切な広告アプローチをしていくことが大事です。とりあえず全部に手を付けてみることはあまりおすすめできません。
Zenkenでは、これまで地域や専門分野に特化したポジショニングメディアを7000サイト以上運営し、あらゆるジャンルのクライアント様の売り上げ拡大に貢献してきました。自社の強みや競合状況によって有効なマーケティング戦略は変わってきます。
「競合他社と差別化がしたい」「地域ナンバーワンを目指している」のであればぜひ一度ご相談下さい。