ナイキのプロモーション戦略について徹底調査!

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ナイキのプロモーション戦略のポイント

ナイキは、スポーツウェアやシューズで広く知られているブランドです。これまでさまざまなCM・雑誌・公共施設で見かける広告を多く作っています。

ナイキは「Just Do It.」という標語を掲げ、プロスポーツ選手・芸能人・大学のアスリートなどを広告に採用しています。

今では世界中の誰にでも知られるスポーツブランドとなったナイキが、どのようなプロモーション戦略を行ってきたのか、詳しく紹介します。スポンサーやTwitterなどを使って上手に集客をしたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

スポンサー活動によるコラボレーション

ナイキは、2015年6月よりアディダスに代わってNBAの公式サプライヤーとなり、8年間の提携契約を結んでいます。実は、そこで初めてスポーツの公式戦にてナイキのロゴが入ったユニフォームが着られるようになりました。

そして、これをきっかけとしてナイキのロゴが入ったユニフォームの人気が、バスケットボール選手を中心に高まったのです。

他にも、元バスケットボール選手のマイケル・ジョーダンや元陸上競技選手のカール・ルイスなど、数々の有名アスリートやスポーツチームとコラボレーションを行っています。

プレミアを付ける販売手法

ナイキは「あえて売らないプロモーション」をすることで、プレミアを付ける販売手法を行っています。

例えば、絶大な人気を誇るナイキの代表作ともいえるジョーダンシューズの場合を見てみましょう。人気シリーズの新作であれば、1万足の在庫を作れば1万足すべて完売するはずです。しかし、ナイキはあえて千足しか作りません。

なぜこんなことをするのか、それは「どうしてもこのシューズが欲しい」という欲求を駆り立てるためです。

千足しか販売しないことで、買いたかったけど買えなかった人が「次こそは絶対に買いたい!」という気持ちになります。欲求に掻き立てられて、次の新作を買うことに必死になるでしょう。

このようなプレミアを付ける販売手法をすることで、人々の欲求は常に満たされず、結果としてナイキというブランドに価値がつくのです。

メッセージ性の強い広告

ナイキは企業スローガンである「Just Do It.」を軸としながら、その時代の背景に合わせてメッセージ性の強い広告を発信しています。

スポーツウェアはトレンドに左右されやすいからこそ、メッセージ性の強い広告を打ち出すことで、トレンドに左右されずブランドに対して共感を持つ根強いファンを取り込むことに成功しているのです。

Twitterの活用

2019年上半期において、Twitterのスポーツブランド部門・動画再生回数トップ10のうちの7本をナイキが占めていました。ナイキはTwitterを活用してメッセージ性の高い動画を投稿することで、「バズる」という好循環を自らで作り出したのです。

その結果、より多くの人に届けることができる。独自のブランド戦略が構築されています。

ナイキのプロモーション戦略のまとめ

ナイキのプロモーション戦略のまとめ
ナイキは、メッセージ性が強い広告を打ち出したり、プレミアを付けた販売手法をしたりすることによって、多くのファンを惹きつけています。

またプロスポーツ選手・スポーツチームとのコラボレーションをすることで、世界中の誰にも知られるようなスポーツブランドになりました。

ターゲットとしたい相手に、きちんとフィットしたプロモーションができているかをこまめに検証・実践することは、プロモーション戦略には欠かせません。

以下のページでは、プロモーション戦略に関しての詳しい概要・特徴を紹介しています。プロモーション戦略の導入を検討している方は、参考にしてみてください。

プロモーション戦略の立て方とは?
事例も交えて解説

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