【住宅会社のWebマーケティング戦略】集客・受注アップのWeb活用ノウハウ
最終更新日:2023年09月25日
この記事では、住宅会社でWebマーケティングを導入する際の注意点や成功させる秘訣、マーケティング手法などをまとめて紹介します。時代に適したマーケティング方法を活用して、自社の売り上げアップにつなげましょう。
「今までやってきた方法以外で集客の仕方を探している」「これからWebマーケティングを始めようと思っているが何をすればいいかわからない」「業界内で独自のポジションを確立したい」と考えている企業の担当者に向けて、この記事ではポジショニングをベースとしたキャククルのWebマーケティング施策「ポジショニングメディア」についても紹介しています。
- 自社コンセプトにマッチした見込み顧客が増え、契約単価が1000万円向上した
- 商材の強みや特徴を理解した上で反響に至るため、価格競争から脱却し受注単価が2.5倍になった
- 数ある競合から自社に興味を持ってもらえるようになり、反響獲得後から契約までの期間を3分の1に短縮できた
といった成果があるWeb施策についてご興味のある方は、以下で詳しく解説しております。ぜひご確認ください。
住宅会社に適したWebマーケティング術
顧客に「この住宅会社に依頼したい」と思ってもらい、契約まで結びつけるのがマーケティングの基本。Webマーケティングの場合は、インターネット上で集客し販売促進を目指します。
ただしWeb上で集客する手段は、一つではありません。Webサイトの運営やソーシャルメディアによる発信、ネット広告の打ち出しなど多岐に渡ります。
しかし単にWebメディアを活用したり、広告を大量に打ったりすれば良いわけではありません。それぞれの利用方法を間違えると、思うような集客効果を得られないばかりか予算を無駄にしてしまう恐れも。
ではどうすればWebマーケティングで集客できるようになるのか、詳しく見ていきましょう。
自社のWeb資源を見直す
Webマーケティングを実施する上で「何から始めたらよいのか分からない…」という担当者は、自社のWeb資源を確認してみてください。
すでにWebサイトやSNSで発信をしているなら、アクセス解析ツールを利用して
- 訪問者の特徴や傾向
- 人気のページ
- 注文に繋がったコンバージョン率
などを調べると良いでしょう。
また3C分析を用いて、ターゲットの絞り込みや競合他社との比較、自社の強みを明確にするのも重要。しっかりと戦略を練れば、Webサイトで訴求力のあるコンテンツを作成したり、自社の認知度を上げたりするのに効果的です。
SEO施策で上位表示させる
Webサイトのコンテンツ制作に力を入れても、検索エンジンで上位に表示されなければアクセスを伸ばすのに限界があります。一般的にユーザーは検索した後、1ページ目からクリニックしていくからです。
SEO施策をするなら、検索されやすく自社の強みと一致するキーワードを選びましょう。例えば住宅会社なら、以下のキーワードがヒットしやすいはずです。
- エリア名+家
- エリア名+注文住宅
- エリア名+工務店
またキーワードの選定に役立つGoogleキーワードプランナーやGoodKeyword(グッドキーワード)などのツールもあるので、適宜利用してみてください。
SNSを活用する
SNSはユーザー同士で繋がって、コミュニティを形成できるサービス。SNSを経由して店舗やサービスを探す顧客も増えているため、自社の魅力を発信するツールとして利用できるでしょう。
画像や動画を通して、住宅の外観や内装を伝えることができます。拡散力のあるSNSを活用して、自社サイトへのアクセスアップに繋げましょう。
Instagramを活用するなら、フォトジェニックな写真や動画で訴えかけるのが大切。特に住宅会社の施工事例を紹介する上で、視覚的な情報はとても重要だと言えます。なぜなら住宅会社を探している依頼主は、建築物のデザインを見て決定する場合も多いからです。
利用者の特徴を踏まえて、20〜40代の女性を意識した発信を心掛けると良いでしょう。
短文(ツイート)で知られる、Twitter。拡散力の高い媒体なのでターゲットを明確にして共感を得やすい情報を届けることが運用のコツです。
さらに同じ住宅会社の競合他社を分析し、「いいね」や「リツイート」の多いつぶやきをリサーチ。イメージアップや認知度の向上に繋がるつぶやきを研究してみてください。
Web広告を打ち出す
「展示会やモデルハウスへの申し込みを増やしたい」「紙媒体での反応が弱い」そんなときに役立つのが、Web広告。ただしWeb広告にもいくつか種類があるので、ここでは3種類を取り上げていきます。
リスティング広告
リスティング広告は検索エンジンで検索されたワードと、関連性の高い広告を表示する「検索連動型広告」を指します。出稿や運用にコストを要するものの、短期間で特定のターゲットにアプローチできるのが特徴です。
アドネットワーク広告
Webサイトやブログ、SNSなど複数の媒体で一つのネットワークを作り、それらにまとめて広告を配信する仕組みをアドネットワーク広告と呼びます。一度に多くのメディアに向けて広告を出稿できるため、手間がかからず効率的です。
ネイティブ広告(インフィード広告)
ニュースサイトや口コミをまとめたポータルサイトなどで、検索結果や記事一覧に挿入される広告。コンテンツを邪魔しない自然なかたちで挿入されるので、サイトの閲覧者にストレスを与えにくい広告です。基本的に広告内に「PR」「広告」と付けられています。
失敗から学ぶ!住宅会社のWebマーケティング戦略の立て方
「Web制作会社に言われるがまま公式サイトを作ったが、期待したほどの効果はなく制作費を無駄にしてしまった…」
「ネット広告を打って集客を試みたが、公式サイトへのアクセスを増やせても問い合わせには繋がらなかった…」
しっかりとした戦略を立てなければ、上記のような失敗をしてしまう恐れがあります。
単に多くの媒体を利用したからといって、成功するとは限りません。
Webマーケティング戦略で集客し、問い合わせの増加や契約率アップを目指すなら次の5つのポイントを押さえましょう。
目的を決める
目的を定めるのは、もっとも重要だといっても過言ではありません。なぜWebで集客するのか、多くの場合は「公式サイトからの問い合わせ数を増やす」「問い合わせから申し込みになるように誘導する」などの目的があるはずです。
そのため、最終目標である「問い合わせ」や「申し込み」の獲得に導けるよう潜在顧客へアピールするという意識を持ちましょう。
ターゲティングする
具体的にターゲット像を決めると、より具体的な戦略を立てられます。
例えば、
- 30~40代
- 子育て世帯
- 平屋住まいを希望している
といったターゲットを設定すれば、希望やライフスタイルに合うような施工事例の紹介がしやすくなるでしょう。
利用する媒体を選ぶ
目的やターゲットが決まったら、発信するのに適した媒体を選択してください。Webサイトやブログ、SNSはそれぞれ特徴があり、ユーザー層や発信方法が異なります。
自社の魅力を届けやすく、ターゲットに見られやすい媒体を選ぶのが最適。もしSNSを活用するのであれば、写真でPRできて20〜40代のユーザーを多く持つInstagramと住宅会社の相性が良いようです。
効果検証する
Webマーケティングは常に効果を検証し、どのように施策の改善を図るか見極めます。
- 公式サイトへのアクセス数
- アクセスの多かったページ
- 問い合わせの数
- 契約に繋がった数
など、解析ツールを使って検証してみてください。
問い合わせや受注などのコンバージョン率がアップした場合は、ページ内で紹介した内容をより充実させてさらなる向上を目指すことができます。反対にアクセス自体が悪いページは、サイト設計を見直す必要があると考えられるでしょう。
継続する
思うような結果が出なかったからといって、簡単に手を引いてはいけません。会社の経営と同じで、Webマーケティングもすぐに効果を発揮するとは限らないからです。
施策を実施→効果検証→改善を繰り返し、ターゲットの反応を見ながらあらゆる方法を試してみましょう。
コンテンツマーケティング
コンテンツマーケティングは読者にとって価値のある情報を発信し、集客や問い合わせ、受注に繋げるマーケティングの手法です。
具体的な目的は、3つあります。
- 価値のあるコンテンツの制作
- 見込み客を顧客に育てる
- 商品や会社のファンを獲得する
住宅会社のコンテンツマーケティングでは、以下の2つをチェックしてみてください。
ポータルサイトへ登録
自社サイトのみでは、どうしてもアプローチできる層が偏ってしまうもの。顧客を増やしたければ、より多くのユーザーに発信していく必要があります。
SUUMOやHOMESなどの大手ポータルサイトに登録すれば、検索上位に上がりやすく認知度を上げるのに効果的です。
「平屋」や「自然素材の家」など特定のジャンルに特化したポータルサイトもあり、自社の強みを活かしつつ明確なニーズを持った見込み客にPRも可能。
自社の特色を引き立たせるコンテンツ制作を心掛け、画像付きで施工事例を紹介したり、お客様の声を載せたりすると注目度が高まりやすくなるでしょう。
ポジショニングメディアによる差別化
ポジショニングメディアは自社の魅力と、親和性の高いユーザーを集客できるWebマーケティング戦略の一つ。
住宅市場におけるポジショニングメディアとは、あるエリア内で注文住宅を建てたいというユーザーに対して、土地相場や住環境、ハウスメーカー・ビルダー情報などをまとめ、コンテンツマーケティングを仕掛けます。
市場内のユーザーを流入させた上で、競合と比較をしながら自社の強み・差別化ポイントを表現することで、ユーザー自身が「自分にあっている住宅会社はここだ!」と納得して選ぶことができます。
(例)ユーザーがサービスを探すとき
情報が多すぎて、結局どの会社に依頼したらよいかわからず、自社サービスが埋もれてしまいます。
キャククルの集客メディアなら・・・
業界でのポジションを築き上げ、「〇〇なら貴社」というブランディングができます。
なぜこの会社を選ぶべきかを納得した営業がしやすいユーザーを集められるため、売上に繋がりやすいのも大きな特徴です。
実際にポジショニングメディアを導入した企業からは
- 数ある競合から自社に興味を持ってもらい契約までのリードタイムが3分の1に短縮できた
- 自社の商品・サービスを理解してくれる検討者が増えて商談率が8割以上になった
- 自社商材と費用感の合う検討者が増え、受注単価が2.5倍に増えた
といった成果を実感している声もいただいています。
ポジショニングメディアについては以下ページにもまとめています。
売上につながる反響を獲得したい、効率的な集客がしたいという場合はぜひご覧ください。
ポジショニングメディア戦略の
特徴・事例を見る
集客から受注へと導くには、自社の強みとユーザーのニーズが合致しているかが肝心です。見込み客の獲得から問い合わせ、契約までスムーズに勧められるようにポジショニングメディア制作も検討してみてください。
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