セミナー集客ができない!参加者が集まらない原因・解決法を解説
最終更新日:2021年05月10日
「キャパの大きな会場を用意したのに、参加者が集まらなかった…」「セミナーを何度か開催したけど、いつも目標の人数が集まらない…」といったようにセミナービジネスに携わる方にとって、人が集まらないのは契約や見込み客と出会う機会をも逸する死活問題です。
セミナーでうまく集客するには、いくつかのコツがあります。ここでは、セミナーがうまくいかない理由を解説しながら、セミナー集客を成功させるポイントについてまとめました。
正しい方法をおさえて集客し、うまくゴールへとつなげてみてください。
セミナー集客がうまくいかない理由
セミナーで集客できない理由として考えられる要因は、大きく分けて4つあります。開催したセミナー、または開催しようとしているセミナーが当てはまっていないか、チェックしてみましょう。
ターゲットが明確ではない
開催するセミナーをどんな人に向けて行うのか、明確にしておきましょう。そもそもセミナーには、何らかの悩みを解決したい、情報を得たいという人たちが集まります。
求めている情報を「得られる見込みがない」と思われてしまっては、当然のように人は集まりません。また、ターゲットがあいまいな状態でセミナー開催に踏み切ってしまうと、セミナーの告知方法や価格設定など、次のステップでもつまづいてしまいます。
ターゲットのほしいと思っているニーズを理解して年齢や性別を想定し、それに適切な告知媒体を選ぶ、時間帯や曜日を選ぶなど、ターゲットが集まりやすい環境をつくっていくことが大切です。
セミナー内容がターゲットに沿っていない
ターゲットを明確に定めていても、セミナー内容がターゲットニーズに沿っていない場合は集客につながりません。開催しようとしているセミナー内容が、ターゲットにとって知りたい情報かを見直してみましょう。
想定したターゲット層に「ここに足を運べば、自分の悩みが解決するかもしれない」「良い情報を得られるかもしれない」と思われるよう、ターゲットのベネフィットを意識してコンセプトを立て直す必要があります。
しっかりと告知できていない
ターゲットが明確でセミナー内容が正しかったとしても集客につながらない場合、告知方法やアプローチ方法を誤っている可能性があります。
例えばターゲット層が主にSNSで情報を収集しているのに、ホームページやダイレクトメールだけで告知していては集客効果を得られません。セミナーごとに、どの方法で告知すべきか、ターゲットがよく見る媒体に告知できているかを見直しましょう。
人数や価格設定の見誤り
何人を招いて、どのくらいの会場キャパでセミナーを開くのか、価格設定や参加想定人数を見誤ってしまうと人はなかなか集まらないでしょう。「セミナー内容に相当する=ターゲットが納得しそうな」参加費かを検証する必要があります。ターゲットが現実的に支払える価格に調整しましょう。
また、告知した割合をもとに参加人数を予測し、それに合わせたキャパの会場をセッティングしなくてはいけません。人数が少ないのに会場が広すぎてしまっては、セミナーを開催するだけで赤字につながってしまいます。セミナーの参加人数に合わせた会場を探しましょう。
セミナー集客を成功させるポイント
集客のための改善ポイントが分かったら、次はより集客につなげるためのポイントについて学んでいきます。コツをおさえて集客率を上げていきましょう。
ターゲットをとことん絞る
誰に参加してもらいたいのか、誰にメリットがあるセミナーなのかを伝えるために、ターゲットをとことん絞り込むと効果的です。
例えば「収入を上げたい女性」に向けたセミナーだったとしましょう。収入を上げたいと考えている女性は会社員や主婦、転職したい人など、年齢や職業、働く背景や生活環境がさまざまです。ひと口に「女性」といっても細かく絞り込めていないと、ターゲット層がバラついてしまいます。メリットの伝え方もそれぞれで異なってくるため、なるべく絞り込んでおくことが大切です。
- 家事や育児の合間にできる収入アップ…主婦向け
- 副業で休日を使って収入アップ…会社員向け
など、コンセプトやメッセージを伝えやすくするためにも、ターゲットをなるべく細かく設定しておきましょう。
ターゲットにあった媒体で告知する
チラシ広告やホームページでの広告、SNSなど、ターゲットに合わせて告知する媒体を選ぶと効果的です。ターゲットがデジタル世代ならオンライン広告、ネットリテラシーによってはオフライン広告に力を入れるなど、リーチしやすそうな媒体を選びましょう。
オンラインとオフラインの両方で告知をするなら、誌面やチラシにQRコードを添付するなど、組み合わせて活用するのもおすすめです。
セミナー集客に活用できる方法
セミナー集客に使える告知方法についてご紹介します。ターゲットが普段どんな媒体を好んで利用しているかをリサーチしてから活用してみてください。
ホームページ
ホームページ上でセミナーの開催日や内容について周知をしておくとホームページに訪れているユーザーがセミナーに参加をしてくれることがあります。
また、どんなセミナーなのかを過去の事例を踏まえてしっかり書きあげたページを作ることで、その近隣でセミナーについて検索をしているユーザーを集客することができます。
Facebookはビジネスのつながりで利用しているユーザーも多く、ビジネス向けのセミナーで取り入れやすいSNSです。実名登録を取り入れているため、信頼性が高い媒体とも言えます。
タイムライン上に広告を表示するFacebook広告なら、広告を表示する人を設定できる「ターゲティング機能」がついているため、ターゲットに合った告知をしやすいでしょう。そのほか、企業向けのアカウントを作成すれば、ユーザーにフォローしてもらったり投稿を見てもらったりできます。新規参加者に一度フォローしてもらえば、2回目以降のセミナー告知をしやすくなります。
新規顧客にも読まれる可能性があるSNSがTwitterです。Twitterにはタイムラインや検索結果に掲載できる「Twitter広告」と自社(団体)アカウントで告知する方法があります。タイムライン上の広告では、ツイートのエンゲージメントを増やすことで新規顧客を獲得できる可能性があります。
セミナー告知サイト
全国各地のさまざまなセミナー情報を検索できる専門性の高いポータルサイトに掲載すれば、「何か良いセミナーがないか」と探している人に対して告知できます。より親和性の高い人を集客できる可能性があるため、活用する価値はあるでしょう。
ポータルサイトは無料で利用できるもの、会員料を支払うもの、サイトを経由して申込が発生すると料金が発生するものなど、媒体によって料金体系がさまざまです。ポータルサイトの規模やPV数、費用対効果の高さを考慮しながら掲載を検討する必要があります。
ポジショニングメディア
ポジショニングメディア事例 詳細はお問い合わせください
ポジショニングメディアとは自社と競合の強み、そしてユーザーが豊富に持つ悩みを照らし合わせた上で、当たるべき市場に対して獲得すべきユーザーを効率的に集客ができる施策です。
一般的なWeb集客施策とは違い、親和性の高いユーザーになぜこの企業のセミナーを聞く必要があるのかまで納得をさせることができます。
そのため、自社の価値を理解してセミナーの申し込みなどを行ってくれるため、セミナー後の受注までがとてもスムーズという特徴があります。
セミナーの集客はもちろん、その後の受注に至るまでを改善できる親和性高いユーザーを集客して営業効率も改善したいというニーズがあれば、検討しておきたい施策です。
ポジショニングメディアについて
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LINE公式アカウント
国内で圧倒的なユーザー数を持つLINE。生活の一部になっていて手放せない、開かない日はない、という人もいるほど人気のSNSです。開封率が高いため、リーチする可能性を高められるでしょう。ビジネス向けのLINE公式アカウントを作成すると、友達登録をしている人にメッセージ形式で情報を届けられます。
ただし、LINE公式アカウントが「友達」として個人とつながるには、QRコードから登録してもらうか、LINE内でアカウントを検索してもらう必要があります。存在を知ってもらわない限り登録にはつながりにくいため、新規獲得には向いていません。どちらかというと、リピーターに告知をしたいときに有効です。
前述したセミナー集客施策を組み合わせておくと、自社に興味があり友達登録してくれたユーザーに向けてセミナー誘致から面談の周知をするための種まきにつながります。
ターゲットの絞り込みと告知媒体の選び方が大切
セミナーで集客するには、ターゲットの選定とそのターゲットにあった広告手法や媒体でPRする必要があります。セミナーの「強み」や「差別化ポイント」をターゲットに解りやすく伝えることで、参加者はそのセミナーに参加するメリットやベネフィットを感じやすくなり、集客につなげていけるのです。
セミナー集客や広告施策にお悩みの方は、ぜひZenkenまでご相談ください。さまざまな広告支援、集客実績をもとに最適な戦略をご提案いたします。