種類別に解説!美容室のSNS集客
最終更新日:2020年03月02日
美容室はSNSで集客をする
近年美容室で一般的になってきているのは、SNSを通した集客です。
Instagramをはじめとしたツールが発展していることはもちろん、多くのカリスマ美容師と呼ばれる存在が、Instagram等で大きな存在感を放っていることも普及の理由と言えます。SNSでの集客には、どのようなメリットがあるのでしょうか。
Instagramで集客
スタンダードな手法になってきているのが、美容師自身のInstagramのアカウントで集客するという手法です。Instagramは美容師にとって便利な機能が盛りだくさんです。写真はもちろんのこと、動画を含めて最大10枚まで投稿できる機能は、自身のスタイリングをアピールするためにちょうどいい枚数です。
BeforeとAfterを比較する動画や写真、Afterの状態を前からだけではなく、左右や後ろなどを含めても十分な枚数と言えます。ストーリー機能は急なキャンセルなどに有効です。「このあと枠が空いてしまいました」というストーリーを上げると、そこで何か反応があるかもしれません。
Instagramの場合、顧客が美容師に直接DM(ダイレクトメッセージ)を送付することができます。電話で美容室に連絡をするのは、場所や時間を考慮しなくてはならず負荷が掛かりますが、DMであればそのようなことを気にする必要はありません。
DM送付にあたり顧客は美容師をフォローしなくてはならないため、ファンを1人獲得できたも同然のような形になります。
Instagramでのいいね!数やフォロー数は、顧客にとってひとつの安心感になりますし、何よりInstagramそのものが、美容師のスタイルブックとなっています。そのため、自身の希望のスタイルをイメージしやすい点は、美容師にとっても、顧客にとっても、まさにwin-winの関係性だと言えるでしょう。
さらに、InstagramライブやIGTVなどで、カットやカラーの様子を配信することが可能です。美容師自身も動画で配信されることで、顧客は実際に店舗に訪れた際のイメージを持ちやすく、足を運びやすくなるのです。
LINE公式アカウントで集客
SNSでの集客において、LINE公式アカウントはとても便利です。
美容師自身が、自身のLINEアカウントでつながることは不可能ではありませんが、プライベートとの区別を付けたいでしょうし、顧客側も、むやみに美容師とプライベートな距離を近づけたくないと思っている人もいるかもしれません。そんな時に、顧客とのちょうどいい距離感をつくることができるのがLINE公式アカウントです。
LINE公式アカウントはビジネス向けのLINEで、送信相手をグループ化しなくても、一斉送信などを行うことが可能です。メールに例えるなら、宛先をBccにして顧客へ情報を一斉に送信するイメージです。
例えば、月初めに自身の出勤予定をLINE公式アカウントで送信するという手法があります。
これにより顧客は「あ、今月の美容室の予約をまだしていなかったな。予約しなくちゃ」という心境になったり、「この日に行こうとしてたけど、担当の人は休みなんだ。じゃあスケジュールを調整しよう」と言うように、今月の予定の中で美容室にいつ行くか、ということを組み立てやすくなります。メールと異なり、通知したくない場合は通常のLINE同様非通知にもできますし、顧客側にもメリットがある仕組みです。
顧客は通常のLINE同様、美容師宛にメッセージを送信することが可能です。例えば、ポータルサイト上では時間表示の都合上埋まっているように見えている予定が、実は少しだけ空いているということもあり得ます。
その場合、美容師との直接の連絡手段を確保することで、「前髪だけ切ってほしい」「トリートメントだけしてほしい」など、個人の希望に沿った要望に応えやすくなるのです。
通常のLINEを送るような気持ちでメッセージ送信ができるため、美容師側にも大きな負担となりません。コミュニケーションツールのひとつとして、検討してみてください。