ものづくり(製造業)のマッチングサイトを徹底リサーチ!
最終更新日:2024年07月17日
コロナの影響で営業活動が停滞する中、24時間365日、自社製品をアピールする場としてマッチングサイトに注目が集まっています。この記事では、ものづくり(製造業)におけるマッチングサイト事例を解説。さらに、貴社製品の魅力を欲しがるユーザーだけを集めるWeb集客施策も紹介します。
ものづくり(製造業)のマッチングサイトまとめ
MAKERS LINK
画像引用元:MAKERS LINK公式サイト(https://maker-s.link/)
ものづくりに関わる人々を繋ぐコミュニティサイト
MAKERS LINKはものづくりのサポートや、コミュニティの運営、そしてイベント事業などを手掛けているコミュニティです。合同会社メイカーズリンクにより運営されています。
2013年にFACEBOOKでグループを作り、今では製造業で働く人たちをはじめ、クリエイター・デザイナー・クリエイティブな趣味を持つ人たちなど、1,800人もの人たちが参加する大きなグループとなっています(2020年10月現在)(※1)。
MAKERS LINKの公式サイトでは、ユーザーは業者を自分で検索することができます。キーワード検索の際、エリアや専門分野などで探すことが可能。また、プレス・レーザー加工・グラフィックデザイン・機械設計など30種類以上のカテゴリからも検索することができます。
また、「モノマド」を活用することで、無料で業者を探すことが可能です。業者の方達は、このモノマドに登録することで、迅速に、確度の高い顧客の獲得を目指せます。
※1 参考元:FACEBOOK 「ものづくりコミュニティ MAKERS LINK」(https://www.facebook.com/groups/makerslink/ )
PLANET AIDeA
画像引用元:PLANET AIDeA公式サイト(http://planet-aidea.com/)
技術探索者と技術提供者とのマッチングを最大化
PLANET AIDeAは、新しいテクノロジーを実際に社会で使用するため、AIのサポートによりナビゲートし、マッチングする「デライトものづくりAIネットワークプラットフォーム」です。Webマーケティング事業・技術ライティング事業・モノマド事業などを手掛ける、テクノポート株式会社により運営されています。
PLANET AIDeAは、個人や企業、また政府研究機関などさまざまなプレイヤーが登録されており、テクノロジーを提供する人と、テクノロジーを必要としている人たちをマッチングしてくれます。
自社の新たな技術を、企業や政府研究機関の技術者たちに直接売り込むことは、なかなか難しいです。しかし、PLANET AIDeAを利用することで、自分たちの技術を必要としている人たちと出会うことができます。
また、自社に眠っている技術や特許に関する情報を、PLANET AIDeAを用いて発信することで、眠っていた技術を必要とする技術者や研究者と、つながる可能性もあります。
minsaku(みんさく/みんなの施策広場)
画像引用元:minsaku公式サイト(https://minsaku.com/concept/)
ものづくりに関わる人と未来を繋ぐWebメディア
minsakuは、ものづくりに携わる人たちに対して、さまざまな役立つ情報を配信するメディアとして誕生しました。運営会社は、ナノテクノロジー・ソリューションやアナリティカル・ソリューションなどの事業を手掛ける、日立ハイテクです。
minsakuは、材料・計測・加工などに関する知識を、研究開発者をターゲットにして発信しています。ユーザーは、「試作の基本」・「金属の材料」・「3Dプリンター」など20種類以上のカテゴリやキーワード検索で、必要としている情報を検索することが可能。
minsakuに自社の製品や技術に関する情報を掲載することで、自社の公式サイトのアクセス数や、問い合わせ・引き合い数の増加を期待することが可能です。また、自社の技術やサービスを、より多くの人たちに知ってもらうことができます。
Linkers(リンカーズ)
画像引用元:Linkers公式サイト(https://linkers.net/)
ものづくりの現場課題を解決するマッチングサイト
2019年の内閣府によるオープンイノベーション大賞の、優良事例に選出したこともあるビジネスマッチングサイト「Linkers」。技術パートナーの探索・グローバル先端技術調査・技術や製品の顧客開拓などの事業を展開する、リンカーズ株式会社により運営されています。
Linkersには、大阪ガスやYAMAHAといった大手企業を含む350社以上の企業が発注者として登録しています(※2)。マッチング率にこだわって運営されているサイトで、およそ2か月でのマッチングを目指すことが可能です。
Linkersの魅力は、受注したい候補者は、登録から契約まで無料で利用できるところです。受注までの流れとしましては、
- ①発注者側からの質問に答え
- ②面談へと進み
- ③受注
となっており、ただ質問に答えるだけで、商談機会を獲得することが可能です。
※2 参考元: Linkers公式サイト( https://linkers.net/ )
アペルザカタログ
画像引用元:アペルザカタログ公式サイト(https://www.aperza.com/catalog/)
あらたな出会いを「カタログ」で生み出すポータルサイト
アペルザカタログは、ものづくり・製造業の総合ポータルサイト「アペルザ」の一部です。運営会社によると、アペルザカタログは約10万人のエンジニアに利用されています。
メディアの名前通り、自社製品のカタログ(またはそれ以外のダウンロード資料)を掲載することができます。カタログを掲載できるカテゴリーは「電子・半導体」から「設備・消耗品・その他」まで、合計9つとなっています。なお、そのカテゴリー内にはさらに「抵抗器」「光学部品」「放電ギャップ」など、下層カテゴリーが設けられています。下層カテゴリーに特化したカタログを作って掲載することで、自社製品と相性の良い顧客とのマッチングが可能です。
また、アペルザカタログには各地のリアル展示会と連動している「展示会特集」もあります。特集に自社製品を掲載すれば、自社製品の露出度を一時期工場させることもできます。
掲載料金は公式サイトに公開されていませんが、料金が発生する掲載期間の前には無料のトライアル期間があります。詳しくは運営会社へお問い合わせください。
エミダス
画像引用元:エミダス公式サイト(https://ja.nc-net.or.jp/)
会社名や技術、製品から工場が検索できるポータルサイト
エミダスは株式会社NCネットワークが運営している、総合的な工場検索サイトです。月間ページビュー約600万、登録企業数約17,000事業所で最大級の工場マッチングサイトです。
サイトに掲載できる内容は、会員プランによって変動します。無料プランでは会社情報の掲載に加えて、自社の製品・技術に関する情報を最大8点公開できます。エミダス・プロライトプラン(初期費用:5.5万円、月額費用:1.1万円)を選ぶと公開できる技術・製品情報が最大50点になり、どれだけのユーザーが自社ページを見ていることがわかる「アクセス解析」も可能となります。
なお、エミダス・プロプラン(初期費用:33万円、月額費用:5.5万円)だと製品・技術情報を最大3000点掲載できます。また、アクセス解析に加え多言語対応やパンフレット・工場動画の掲載といったベネフィットも付いてきます。(エミダスは日本語以外に英語、タイ語、ベトナム語、中国語、韓国語とドイツ語も対応したています)
※料金の情報は2022年3月時点のものです。
ものつく(ファッショングッズのOEMマッチング)
画像引用元:ものつく公式サイト(https://www.mono-tsuku.com/)
ものづくり(服飾雑貨)の総合プラットフォーム
ものつくは、個人や法人など、あらゆる人たちがネット上でサービスの受注や発注を行うことのできる、マッチングプラットフォーム。革製品などの商品企画や販売事業、ワインの輸入や販売などの事業を行っている、株式会社ナダヤにより運営されています。
ものつくに掲載されている商品カテゴリは、以下のとおりです。
- バッグ(ビジネスバッグ・ハンドバッグ・ボディバッグなど)
- 財布(長財布・二つ折り財布・マネークリップなど)
- その他(名刺入れ・ベルト・帽子など)
ものつくに掲載する際は、まずは作ることのできる製品の形や納期などを登録。その後、製品の画像や参考価格などを登録して、ポートフォリオを作成します。
依頼者から連絡が来たら取引をスタートさせ、場合によってはサンプルを作成。見積もりと仕様が合えば、受注につながるといった流れです。
報酬を仮払いしてもらえますので、支払ってもらえるか否かの心配をする必要がありません。
モノマド
画像引用元:モノマド公式サイト(https://mono-mado.com/)
製造業経験者が自社を発注者に紹介するマッチングサイト
モノマドは、専門家がメーカーとサプライヤーを繋げる、加工工場に特化したマッチングサイトです。サイトはメーカー向けサプライヤー事業やサプライヤー企業向けコンサルティング事業を行うCOSMO ALPHA株式会社と、製造業向けWebマーケティング会社テクノポート株式会社で共同で運営されています。
サービスを利用すると、自社情報がモノマドの加工工場データベース(非公開)に追加されます。発注者企業から工場紹介の依頼があった場合、モノマドが発注者のニーズに合う向上を提案します。このプロセスで条件の合うユーザーとマッチングしてもらい、自社から動かなくても受注を獲得する仕組みとなっています。
なお、モノマドは発注者との価格・納期交渉も代行してもらえるのもメリットの1つです。自社に営業対応ができる写真が少ない場合は、モノマドへの掲載で営業リソースを補填できます。
掲載料金や料金が発生する仕組みについての記載は公式サイトにありませんでしが。詳細については運営会社にお問い合わせください。
BENTEN
画像引用元:BENTEN公式サイト(https://bentenmarket.com/)
化粧品ビジネスマッチングサイト
BENTENは、化粧品メーカーと発注者をつなぐ、化粧品ビジネスマッチングサイトです。ITサポート事業や海外事業などを手掛ける、ヒョウタン商事により運営されています。
BENTENにて化粧品企業を検索する際、キーワード検索にて探し出すことが可能です。サイトでは、600社以上の広告デザイン会社・メーカー・原料商社などの情報が紹介されています(※3)。
登録されている企業は日本の企業だけではなく、韓国・台湾・シンガポールなどの海外の企業も含まれています。
BENTENに自社の製品情報を掲載することで、受注につながるだけでなく、自分たちの製品や会社の紹介、イベント告知などを行うことも可能です。
※3 参考元:中日新聞(https://www.chunichi.co.jp/article/86519 )
イプロスものづくり
画像引用元:イプロスものづくり公式サイト(https://www.ipros.jp/)
のづくり分野の製品・サービス・情報が詰まったデータベースサイト
イプロスものづくりは、閲覧会員数120万人以上、出展企業数4万社以上を誇る(2020年10月時点)(※4)BtoBデータベースサイトです。運営会社であるイプロスは、企業間取引におけるマーケティング支援や、販売促進などの事業を手掛けている企業です。
イプロスものづくりには、
- 電子部品・モジュール
- 製造・加工機械
- 画像処理
- 設計・生産支援
- IT・ネットワーク
- 業務支援サービス
などに関する製品がおよそ30万件掲載されています。分類カテゴリや、企業の製品・業種・地域などから検索することができますので、かなり多くの製品が登録されていますが、簡単に検索することが可能です。
※4 参考元:ものづくり公式サイト(https://www.ipros.jp/)
J-GoodTech(ジェグテック)
画像引用元:J-GoodTech公式サイト(https://jgoodtech.jp/pub/ja/)
中小企業・大企業・海外の企業を繋ぐビジネスマッチングサイト
J-GoodTechは、経済産業省所管の独立行政法人 中小企業基盤整備機構により運営されています。
登録企業は製造業・卸売業・サービス業などさまざま。ユーザーは、企業の検索やコーディネーターへの相談などの各種サービスを無料で利用することができます。
J-GoodTechに登録すると、技術・サービス・製品に関する情報や画像などを掲載してもらえます。また、自社ページを無料で英語に翻訳してもらうことが可能。海外における企業との、ビジネスチャンスの獲得につながります。
自社製品を求めるユーザーだけを集客するマッチングサイトもある
ビジネスマッチングサイトは、直接営業をかけなくても、サイト上で新たな販路拡大が狙えるメリットがあるため、多数の企業が登録しています。
サイトに登録する場合は、各サイトの規定ルール(広告サイズ・画像数・文字数・情報内容)に準じた掲載となります。
当然ですが、競合他社も同じように広告費を支払っていますので、基本的には同じ広告サイズでの掲載になります。
その中から「この会社と取引しよう」と、すぐに選ばれるのは容易ではなく、競合他社との違いが分かるよほどの「強み」がない限り、社名は知られても、貴社の製品に関心を持ち選ばれる可能性は必ずしも高いとは言えません。
そこで、マッチングサイトに掲載するのも一つの手ですが、競合にはない自社の強みを伝え、その強みを必要とするユーザーだけを集客するWebメディアを活用する方法もあります。
それが、ポジショニングメディアです。
Web集客施策「ポジショニングメディア」とは?
詳細についてはお問い合わせください
ユーザーが求める製品に特化した専門メディア
ポジショニングメディアとは、「貴社の製品を購入したい」という意欲が高いユーザーだけを集客する、ユーザーが求める製品に特化した専門メディアです。
現状、製造業のWeb集客方法には、ビジネスマッチングサイトや、ポータルサイト等があります。アクセス数が非常に多く、多くのユーザーが閲覧しますので、自社製品を認知させる効果的な手段です。
しかし、だからといって、今すぐメーカーへ購入の問い合わせをするわけではなく、あくまでも、購入前の「情報収集」の手段として閲覧するユーザーが多く存在するのも事実です。
貴社製品に興味があるユーザーだけを集客
一方、ポジショニングメディアは、例えば、「3Dプリンター」「レーザー加工機」「ロボットアーム」など、ユーザー(企業)が求めている「製品」をテーマにしたWebメディアを独自に開設し、その製品に興味があるユーザーだけを集客します。
例え、製品知識があまりないユーザーでも、適切な製品、製造するメーカーを簡単に探し、どの製品を導入すべきか判断することができます。
また、掲載する企業にとっても、自社製品の「特徴」や「強み」をしっかりと理解してもらいながら、認知度向上や資料請求をはじめ、成約率の高いリードの獲得が可能です。
このように、自社製品の導入意欲が高いリードが獲得できることで、競合との価格競争に巻き込まれずに、成約率や受注単価の高い成約が実現できます。
ポジショニングメディアは、すでに120以上の業界で導入されています。製造業のお客様もいらっしゃり、「自社製品の良さを理解してくれる問い合わせが増えた」「受注単価は2.5~5倍も伸びた」などのお声を頂いております。
その他の体験談も、一部ご紹介します。
ポジショニングメディアを導入した企業様の声
今までは営業電話でしかアポが取れませんでしたが、ポジショニングメディアを始めてから電話やサイトからのお問い合わせが毎日続くようになりました。
しかし、営業戦略の要であるテレアポを辞めるわけにはいきませんのでまだまだ続けてはいます。しかしそこで驚いたのがアポ後の営業がとても楽になったと現場からの声でした。
話を聞くと、お客様は我々と会う前にどうやら投資商品やその評判などを調べているようで、その証拠にポジショニングメディアに書いていることを会う時点で知っていることが多いとのこと。
しかもそのメディア上では我々の強みを伝えられているので、何よりも成約に繋がりやすいと営業が非常に喜んでいます。
Webからの反響の質がかなり改善されたので、営業が問い合わせに即対応するようになりました。
以下では、ポジショニングメディアの導入事例を多数紹介しています。(製造業市場での事例もございます)ご興味のある方は、こちらをご覧ください。
ポジショニングメディアに関して、今すぐ無料で資料ダウンロードしたいという方は、こちらからどうぞ。
製造業のマッチングサイト選びでお悩みならZenkenへ
あらゆるWeb広告に出稿したものの反響が得られず、次に打つべき手が見つからず困っている企業様は少なくありません。それは、貴社製品の魅力がユーザーに適切に届いていない可能性があります。
Zenkenでは、貴社製品の魅力と、それを求めるユーザーとをマッチングさせるべく、市場調査、ターゲッティング、競合調査、貴社のポジショニング設計を行い、必要とするユーザーだけを集客するポジショニングメディア戦略をご提案しています。
現在、製造業のマッチングサイトを検討しているものの、どの媒体を活用すれば良いのかお悩みでしたらZenkenにご相談ください。