訪問看護向けオンコール代行サービスを比較!口コミや費用、導入事例について徹底リサーチ
最終更新日:2024年10月31日
訪問看護向けのオンコール代行サービスの役割とおすすめサービスを紹介!
いつ緊急連絡が入るか分からないオンコール当番中の医師や看護師は自宅待機となるケースが多いため、忙しい医療従事者の業務負担を軽減するためにオンコール業務を専門に行う代行サービスを提供している会社も増えてきています。
この記事では訪問看護向けのオンコール代行サービスについて調べてみました。おすすめの代行サービスの特徴や費用、口コミ、会社情報などを詳しくまとめております。導入を検討している際はぜひご活用ください。
訪問看護向けオンコール代行サービスの一覧表
キャククルが厳選した訪問看護向けオンコール代行サービスを一覧表にしてまとめました。サービスによって特徴が異なるため、サービスを利用する際は自院に適したものを選ぶことが大切です。各サービスの主な特徴を掲載しているので、導入を検討するときの参考にしてください。
会社名 | サービスの特徴 |
---|---|
メディカルサポート | 継続率99%!有資格者による柔軟なオンコール代行なら |
ファストドクター往診代行サービス | 首都圏内の医療機関と緊密に連携!時間外救急の総合プラットフォーム |
理晏株式会社ナイトドクター | 夜間や休日に医師が訪問!幅広い年齢層に対応可能な緊急往診サービス |
24ナース | 最短当日から利用可能!4種類のプランでオンコールのお悩みを解決できる |
メディカルサポート
メディカルサポートはこんな病院におすすめ
- 365日24時間体制の在宅医療や往診に力を入れたい
- 夜間や休日のオンコール対応スタッフを確保するのが難しい
- 医療関連の有資格者による専門性の高いサポートを希望している
メディカルサポートを選ぶべき理由
【理由1】医療サポート実績10年以上!有資格スタッフが24時間常駐
医療サポート事業で10年以上の実績を持っているメディカルサポートは、看護師や介護士、ケアマネージャー、ヘルパー等の資格を持ったスタッフが一年を通して24時間体制で常住。有資格者がオペレーターとなって対応しているため、的確な指示を行うことが可能です。
緊急を要する患者なのか要件を適切に振り分け、オペレータが迅速に判断。医師や看護師に連絡を行う際も患者の容態や症状を詳しく伝達してくれるので、内容を再度確認する必要もなく、スピーディーに初動対応が行える訪問看護向けオンコール代行サービスです。
【理由2】患者の詳細なデータベースを構築!電子カルテの共有実績もあり安心
同社では患者一人ひとりの病歴や診断・処方箋内容、検査結果などの患者情報をデータベース化しています。これにより患者の状態をはじめ、治療における症状の経過や結果を正確に把握しやすくなります。
担当医師が直接対応できない場合も、登録データを元にその時の容態に合わせて訪問看護などの医療サービスを提供。迅速かつ適切な処置が行えるように努めています。
対応した医師が電子カルテに診察内容を入力したあと、メディカルサポートが電子カルテに記載された内容を確認・報告してくれます。情報の共有もしっかり行えます。医療機関や介護施設と電子カルテを共有した実績もあるため、信頼性の高さも強みとなっています。
【理由3】バックアップセンターによる緊急時の回線も確保しコール数の増加にも対応可能
「急いで確認したいのになかなか繋がらない」「繋がっても待機時間が長く、すぐに対応してもらえない」といったことが起きないように、メディカルサポートでは数多くのコールに対応するために十分な回線を確保しています。
同社は緊急時に備えバックアップセンターを設置しており、災害や障害が発生した場合でも通常時と変わらないオンコール代行サービスが提供できる独自の体制を整えています。
予期せぬさまざまなアクシデントに備え、オペレーターの確保や有事の際の対策を講じているので安心して利用することができます。
メディカルサポートの特徴
満足度96%!有資格者が緊急コールの一次対応を代行してくれるから安心
メディカルサポートは、在宅医療のための往診や看取りなどを行うクリニック向けのオンコール代行サービスです。メディカルサポートは、いつでも安定したサービスを提供できるように、医療や介護資格を保有しているスタッフが一年中24時間体制を構築しています。
クリニックごとの休診日や夜間・早朝といった診療時間外に合わせたサポートが可能です。
オンコール代行サービスの提供を開始してから、これまでに導入したクリニックの契約継続率は99%。医療や介護の専門知識を持ったコールスタッフが行う質の高いサポートは、多く病院やクリニックから高い支持を得ていることが分かります。
また、サービスを導入することで非常勤医師の確保を行う必要がなくなり、オンコールに対応する医師や看護師の募集コストや待機経費の削減も実現できます。複数患者から看取りや往診依頼があった場合に、同時対応も可能になります。
メディカルサポートの導入事例
公式HPに記載がありませんでした。
メディカルサポートの料金プラン
公式HPに記載がありませんでした。
メディカルサポートの運営会社概要
企業名 | 株式会社あんしんサポート |
---|---|
所在地 | 福岡県福岡市城南区飯倉1-6-25 |
創立年 | 2017年 |
公式サイトURL | https://ms.anshin-support.co.jp/ |
ファストドクター往診代行サービス
ファストドクター往診代行サービスの特徴
ファストドクター往診代行サービスは、日本全国の連携医療機関に所属している救急や内科、小児科、整形外科など総勢3,500名以上の医師・非常勤医師が在籍しています。東京都や大阪府などの各自治体や国立大学といった産学官の連携実績も豊富です。
経験豊富な医師が対応するので、患者の重症度に基づき治療の優先度を決定して選別しています。訪問診療は最短15分ほどで医師が到着。医師が80種類以上の薬と処置セットを持参して対応しています。「病院への搬送が必要」と判断した場合には、近隣の総合病院への搬送連携を行っているので安心です。
ファストドクター往診代行サービスの導入事例
私の代わりにオンコールを受けてくれて、必ず患者さんのところへ行ってくれるのはすごく安心できました。当院で夜勤が可能な医師は私1人でしたので、もし私がCOVID-19に感染したり、万が一のことがあったら夜間は訪問できないという不安が絶えずありました。このプレッシャーから解放されたのは大きいですし、時間が空いた分は他の仕事に注力できるようになりました。これまで後回しになっていた部分を着手できるようになったのも大変ありがたいです。引用元:ファストドクター公式HP(https://www.fastdoctor.co.jp/news/20230829)
ファストドクターとの連携は、「最高の医療サービス」を提供するために不可欠。
日中はかかりつけの先生が、夜間・休日はファストドクターが担当することで、切れ目のない医療を提供できる環境が整いました。入居者さまのお一人お一人に、より良い医療を提供していければと思います。参照元:ファストドクター公式HP(https://www.fastdoctor.co.jp/news/20230829)
ファストドクターとの連携は、「最高の医療サービス」を提供するために不可欠。日中はかかりつけの先生が、夜間・休日はファストドクターが担当することで、切れ目のない医療を提供できる環境が整いました。入居者さまのお一人お一人に、より良い医療を提供していければと思います。引用元:ファストドクター公式HP(https://oncall.fastdoctor.jp/)
当院では在宅医療も行っており、日中は私が、夜間・休日はファストドクターが診る24 時間体制ですが、医療側にとっても負担が少ない形で、持続的に患者さまへ安心を提供できることが大切です。患者さまやご家族の助けになりたいからこそ、そのためのサポートをファストドクターにお願いしています引用元:ファストドクター公式HP(https://oncall.fastdoctor.jp/)
ファストドクター往診代行サービスの料金プラン
- 平日19:00~22:00:7,400円~11,000円前後(税不明)
- 休日10:00~22:00:7,400円~11,000円前後(税不明)
- 休日平日・休日22:00-翌6:00:11,600円~15,000円前後(税不明)
ファストドクター往診代行サービスの運営会社概要
企業名 | ファストドクター株式会社 |
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所在地 | 東京都港区芝4丁目5-10 EDGE芝四丁目ビル3F |
創立年 | 2016年 |
公式サイトURL | https://www.fastdoctor.co.jp/ |
理晏株式会社ナイトドクター
ナイトドクターの特徴
ナイトドクターは、小さなお子様から高齢者まで幅広い方を対象とした往診サービスを提供しています。地域の医療機関、医療従事者と連携することで年中無休で救急相談に対応。数々のメディアにも取り上げられており、2020年度の夜間休日往診実績は34,000件以上という豊富な実績を持っているサービスです。
クリニックや施設ごとのニーズに応じて、サービス内容はカスタマイズすることが可能。自宅への往診はもちろん、医師が直接薬を処方してくれるので、利用者は処方箋をもらうために調剤薬局や病院に行く必要がありません。
女性医師も多数在籍しているところもポイント。一人暮らしの女性でも安心して診療が受けられるようにしています。重症な場合は精密検査や処置が行える救急病院へ搬送。利用者の症状や容態に合わせて柔軟に対応しています。
ナイトドクターの導入事例
公式HPに記載がありませんでした。
ナイトドクターの料金プラン
公式HPに記載がありませんでした。
ナイトドクターの運営会社概要
企業名 | 理晏株式会社 |
---|---|
所在地 | 東京都港区赤坂2-10-1 |
創立年 | 公式HPに記載がありませんでした |
公式サイトURL | https://piq.jp/lp/ |
24ナース
24ナースの特徴
24ナースは、訪問看護ステーションや介護施設のオンコールをサポート。電話はもちろん、エリアによっては訪問診療にも対応しています。多様化している医療現場の要望に応えるために、土日対応のみや電話対応のみのプランなど全部で4種類のサービスプランを用意。スポット的に利用したいという場合にもおすすめです。
訪問看護とリハビリテーションサービスを提供している企業が運営しているので、自社で培ってきた看護・介護サービスを提供してきた知見と経験をオンコール代行に活かし、きめ細やかなサービスを提供しています。
サービスの利用は、最短で契約当日からスタートすることが可能。オンコール代行サービスを初めて利用する方でも、安心してお任せすることができます。
24ナースの料金プラン
HPに記載がありませんでした。
24ナースの運営会社概要
企業名 | 株式会社ヘルスウェルコネクト |
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所在地 | 東京都江戸川区春江町2-38-2 |
創立年 | HPに記載がありませんでした |
公式サイトURL | https://hwc-casa.com/ |
訪問看護向けオンコール代行サービスとは?
オンコールとは、患者の急病や突発的な病状の変化に即座に対応できるように、診療が終わった後や休診日などに医師や看護師たちが病院や病院の近くで待機していることを言います。
いつ必要になるか分からない状態のまま待機し続けなければならないため、医療従事者にとって心身ともに大きな負担がかかる業務です。
そこで、近年オンコールを専門に対応してくれる代行サービスが注目されています。オンコールの一次対応を任せることによって、重要度や緊急性の高い要件のみを担当スタッフに連絡。代行業者側で要件の状況把握や優先レベルの切り分けを行ってくれるので、医師や看護師の業務負担を大きく削減できます。
訪問看護向けオンコール代行サービスを利用するメリット
導入を検討中の方のために、訪問看護向けオンコール代行サービスの優れている点と懸念されるリスクについてまとめました。
訪問看護向けオンコール代行サービスのメリット
医療スタッフの心理的な負担やプレッシャーを軽減できる
医療従事者は呼び出しがあれば、いつでも駆け付けなければなりません。しかし、オンコール対応を代行してもらうことで、本当に必要な患者の対応に専念することができます。医師や看護師は診療後や休診日に休息を取ったり、自己研鑽に費やす時間が増えるため、業務の効率性もアップします。
日中の業務に集中しやすくなる
夜勤がない医師や看護師でも、常に緊張感をもって対応しなければならないオンコール対応があることで、日常の業務に支障が出る可能性もあります。オンコールを代行業者に任せることで日中の業務にもゆとりが生まれ、集中力を保ったまま勤務に臨めるようになります。
訪問看護向けオンコール代行サービスのデメリット
外部に委託することに不安を感じる
自分が担当している患者からのオンコールを代行してもらうことに抵抗を感じてしまう医療スタッフもいるかもしれません。しかし、代行業者によっては、オンコールの対応を医療従事者が請け負っているところもあります。
オンコールの委託を検討中の方は、サービス内容をよく確認することがポイント。安心して任せられる業者を見極めることが大切です。
訪問看護向けオンコール代行サービスに関するよくある質問
訪問看護向けオンコール代行サービスの費用相場は?
オンコール代行サービスの料金は、料金形態によってさまざま。ベースとなる月額料金にコール数や入所者・患者数に応じた課金システムを採用していたり、小規模な施設向けのサービスであれば通話無制限プランなどを設けているところもあります。
目安としては、基本となる月額料金は50,000~100,000円程度。従量課金制となっている代行業者では、1コールあたり2,000~3,000円ほどが相場となっています。他に、初期費用として数万円かかるところもあるので、見積もりを取って事前によく確認しておくことをおすすめします。
コール対応をしているスタッフが医師や看護師であるなど、提供しているサービス内容がオンコール代行サービス業者ごとに異なるので、費用相場に大きな差が出ています。
訪問看護向けオンコール代行サービスを選ぶときの注意点は?
訪問看護でオンコール代行サービスを利用するにあたり、注意しなければならないことが2つあります。
まず1つ目は、緊急時の対応を希望する方に対して、介護保険では「緊急時訪問看護加算」、医療保険では「24時間対応体制加算」という算定保険上の加算をしなければならないという点です。都道府県に届出を提出しなければならないため、事業所がオンコールを行える体制が整っているかチェックしておくと安心です。
2つ目は、大事な患者の診療を任せることもあるため、サービス内容を詳細に把握しておくということ。代行サービスの対応時間や在籍しているスタッフが保有している資格状況、受電後の情報共有のやり方などをよく確認しておくことがポイントです。
訪問看護向けオンコール代行サービスのまとめ
実際に訪問看護向けオンコール代行サービスを導入した事例などを見ると、医療従事者の身体的かつ精神的な負担を軽減することができると一定の評価を得ています。サービスによっていろいろな特長があるため、それぞれの病院や施設に適したものを導入することが大事。
オンコール業務のマニュアルを整備して、導入するメリットを明確にしておくとスムーズに運用しやすくなります。
24時間体制で患者を受け入れている医療機関では、オンコール代行サービスを上手く活用していくことで医師や看護師は本業に専念しやすくなります。また、業務の効率化にも寄与するため、導入のご検討をおすすめします。
本記事は、2023年12月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。