アフィリエイト広告の失敗例・デメリット【事前にチェック】

アフィリエイト広告の失敗例・デメリット【事前にチェック】
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アフィリエイト広告のメリットとデメリット

インターネット広告の一種であるアフィリエイト広告。Webサイトやブログにある広告がクリックされ、広告主サイトで商品やサービスの購入、会員登録などが行われた際、利益が発生するシステムのことで、「成果報酬型広告」とも呼ばれます。

そんなアフィリエイト広告を活用し、売上拡大や集客につなげたいと考えている方も多いのではないでしょうか。そこでここでは、アフィリエイト広告のメリットとデメリットをお伝えします。

まずはデメリットについて見ていきましょう。

デメリット(1)手間や時間がかかってしまう

アフィリエイト広告を利用する場合、掲載サイトや成果報酬の確定などの承認作業を行わなければなりません。

掲載サイトのチェックを行うことで、自社製品に合わないメディアへの掲載や、自社のブランドイメージを損なうことを回避することができます。しかし、手動で承認作業を行う場合は、ほとんど毎日作業を行う必要があり、非常に手間です。

また、アフィリエイト広告では、数多くのアフィリエイターや、強力なアフィリエイターに自社の広告を選んでもらう必要があります。そのため、アフィリエイト広告を開始し、すぐに成果が出るとは限らず、時間がかかってしまうことも。

デメリット(2)自社商品で競合他社と差別化する必要がある

商品の広告をただ掲載するだけでは、アフィリエイターにとっての利益は発生しません。そのため、アフィリエイターは多くの人に興味を持ってもらえる、利益につながりそうな広告を探しています。

したがって、競合他社の商品やサービスと差別化を図り、他社の商品と比べてより魅力的で売れそうだと思ってもらう必要があります。

その他、誇大広告になり、商品やサービスに対するイメージの悪化につながる恐れや、長期間アフィリエイト広告を出稿し続けていると、出稿当初のように新規顧客を獲得することができなくなることもデメリットとして挙げられます。

当然ですがデメリットだらけではありません。簡単にメリットも見ていきましょう。

メリット(1)最小限の費用でスタートできる

アフィリエイト広告では、無駄な費用が発生しにくく、最小限のコストで始めることができます。最初に必要なものを準備すれば、後は簡単に運用し続けることが可能です。

また、費用対効果が高く、基本的にはリスクも低いです。商品の購入や会員登録といった成果が出ない限り利益が発生しないので、他の広告手法よりも、顧客の獲得単価を抑えて運用できる可能性があります。広告主が成果報酬額を決めることができるので、想定外の費用が発生することもありません。

手数料や利用料などはASP(アフィリエイト会社)によって異なりますが、成果に対する利益を算出しやすく、導入しやすい広告といえます。

メリット(2)自社製品やサービスの認知度アップにつながる

アフィリエイト広告を用いることで、自社製品やサービスに関する認知度拡大を図ることができます。

アフィリエイト広告を出稿すると、ネット上に少しずつ自社の商品情報を掲載するサイトが増えていき、認知度を向上させることが可能です。その結果、Googleなどの検索エンジンで自社製品やサービスが検索され、集客につなげることができます。

また、運よく強力なアフィリエイターにPRしてもらえれば、多くの人たちに自社製品を知ってもらうことができ、すぐに売上アップにつながることも。このように、アフィリエイト広告を出稿することで、幅広いプロモーションを実現することができます。

アフィリエイト広告の失敗例

失敗して悩む男性
残念ながら、アフィリエイト広告を出稿しても成果が上がらず、失敗してしまうこともあります。一体どういった理由でアフィリエイト広告が失敗してしまうのかを以下で見ていきましょう。

ASP担当者と上手く連携できない

ASP業界は人手不足な所が多く、担当者一人につき、多くて500社の社数を抱えている場合もあります。したがって、ASP担当者と連絡が取れなかったり、案件になかなか取り掛かってくれないことも。その結果、メディア掲載が進まず、収益を上げることができません。

忙しいASP担当者に動いてもらうためには、「この案件なら利益が出そう」「この案件は稼ぎやすい」と思ってもらう必要があります。そのためにはASPにすべてを任せるのではなく、

  • CRM部分や商品力の強化
  • ランディングページのCVRを上げる
  • 必要な情報をASPへ共有
  • 迅速で丁寧な対応を心掛ける

といったことを行ってください。そして相手の立場に立ち、「この人と一緒に仕事したい!」そう思ってもらえるように努力することが大切です。

アフィリエイターに対する報酬額を上げ過ぎて利益が残らない

アフィリエイト広告は、高単価だと成果が上がり、利益が発生するという訳ではありません。アフィリエイターに自社製品をPRしてもらうために、報酬額を上げ過ぎると、たとえ購買数が多くても利益があまり残らないこともあります。

企業としてしっかり利益を出すために、広告主側は各新規顧客のLTV(購入単価)を上げる努力をしなければなりません。

アフィリエイト広告には、他の広告手法にはない多くのメリットがあります。アフィリエイトマーケティングを上手く活用して利益を出すためには、ASPに任せっきりにせず、商品力の強化やLTVを上げるなど、さまざまなことに取り組む必要があるのです。

また、アフィリエイト広告を自社で運用するのではなく、効率的に成果が出せるアフィリエイト運用代行会社に依頼するのも手です。
もしはじめてアフィリエイト広告の運用を検討しているなら外注することも視野に入れておくとよいでしょう。

アフィリエイト運用代行会社を選ぶ

自社商品の強みを明確にすることが重要

アフィリエイト広告のデメリットの一つが、競合の商品と差別化を図ること、そしてアフィリエイトマーケティングで失敗しないためには、商品力を上げる必要があるとお伝えしました。

商品の差別化を図り、商品力や商品の価値を高めるためには、まず、自社商品やサービスの強みを明確にする必要があります。自社が打ち出す強みを明確にすることは、アフィリエイト広告だけでなく、他の広告施策でも重要なことです。

自社商品の強みを明確にするために、バリュープロポジションを見つけ出す必要があります。

バリュープロポジションとは?

バリュープロポジションとは、顧客が自社の商品やサービスを選ぶ理由のことです。
言い換えると、

  • ユーザーが求めていて
  • 競合が提供できていない
  • 自社だけが提供できる強み

のことです。

バリュープロポジションのイメージ図

バリュープロポジションを見つけるるには、ターゲットユーザー、市場、競合など様々な分析や、自社製品やサービスの特徴や機能を徹底的に洗い出すことが必要です。

時間がかかる作業ではありますが、バリュープロポジションを確立できれば攻め方が明確になります。つまり、広告戦略がやりやすくなり、アフィリエイターも動きやすくなるのです。

バリュープロポジションを軸とした広告戦略

上述の通り、市場の中での貴社のバリュープロポジションをわかりやすく伝えることを、広告戦略の軸にすることが非常に重要です。

Zenkenでは各種の分析から戦略提案、サイトの制作・運用まで対応。中でもバリュープロポジションを中心に、貴社商品を魅力に感じるユーザーを集め、購買意欲の高い顧客を送客することができる、ポジショニングメディアの制作を得意としています。

その他にも、貴社に最適なマーケティング戦略のご提案が可能ですので、どのように集客すべきか迷っているという方も、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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