職場でのメンタルヘルスケアサービスは、不調を悪化させないための二次予防と、不調になってしまう前に対策する一次予防に役立ちます。心の不調を早めに発見できれば、早期対処することもかのうになります。
この記事では、メンタルヘルスケアサービスを取り扱う企業の特徴や選ぶべき理由、導入事例などと併せて、メリット・デメリット、選び方などについても解説しています。メンタルヘルスケアサービス導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
メンタルヘルスケアサービスの一覧表
会社名 | サービスの特徴 |
---|---|
コンケア |
従業員のコンディションを継続的にトラッキング・分析するなら
|
ハピネスパートナーズ |
従業員の健康管理を一元化!クラウドで簡単、安心のハピネスパートナーズ
|
総合心理教育研究所 |
約50年に渡るメンタルヘルス研究の実績!アフターケアまでワンストップ対応 |
Smart相談室 |
「健康維持・成長促進」をバックアップするサービス |
Myempathy |
「こころの健康」を守るAIツールでメンタル不調者を早期発見・早期対応 |
メンタルヘルスさくらさん |
一人ひとりの心をケアして悩みを解決、従業員と組織の生産性を向上 |
リロクラブ |
従業員のメンタルヘルスを理想的な状態に保って人材の定着率を高める |
メンタルヘルスケアサービスとは?
メンタルヘルスケアとは、全ての人が、健康にいきいきと働けるような気配りとサポートをすること、および、そのような活動をスムーズに実践できるような仕組みを作り、実践することと定義されています。
メンタルヘルスケアサービスは、不調時のケア、悪化させないための二次予防はもちろんのこと、不調になってしまう前に、一人ひとりのストレス状態に気づき、組織として対策を行う一次予防を大事にしています。
メンタルヘルスケアサービスを利用してメンタルヘルスケアを実践すれば、働く従業員自身が、ストレスに気付くためのノウハウを得られたり、メンタルヘルスにおける不調を早期発見できたりするようになります。その上で早期対処を行うことで、悪化させることがないよう対策を講じることが重要です。
メンタルヘルスケアサービスを利用するメリット
従業員の生産性向上につなげられる
メンタルヘルスケアを実施することで、一人ひとりの従業員の不調を早期発見することができますので、早期に対処することが可能となります。そうすることで、業務を行う上でモチベーションを向上できるなどの効果が期待できます。
トラブルやハラスメントを抑制できる
メンタルヘルスケアサービスを利用すれば、ストレスや不調を早期発見し、早期に適切な対応やサポートができます。そのため、トラブルやハラスメントを抑制しやすくなるといえます。 経営理念や経営方針に、メンタルヘルス対策に取り組んでいることを明記しておけば、それを見る人に周知可能。全社でハラスメント防止に取り組む姿勢をアピールすることで、経営層と従業員間の信頼関係構築にもつながります。
採用力を強化できる
メンタルヘルスケアを実施することに積極的に取り組んでいるという労働環境は、従業員をはじめ、これから働きたいと考えている人にとっても魅力的。休職や離職防止ツールと併用して、メンタルヘルスケアサービスを利用することも、採用力の強化につなげられます。
メンタルヘルスケアサービスに関するよくある質問
Q1. メンタルヘルスケアサービスの費用相場は?
メンタルヘルスケアサービスにおけるストレスチェックとは、従業員一人ひとりののストレス度合いを把握する調査のこと。事業者が費用を負担するもので、費用相場は1名あたり300~600円程度です。基本利用料などの別途費用がかかることも覚えておいてください。
Q2. メンタルヘルスケアサービスを選ぶときの注意点は?
メンタルヘルスケアサービスには、「ストレスチェック業務の効率化に特化・実施後のフォロー業務に強みがある・メンタルヘルス以外の健康状態もトータルで管理できる」という3つのタイプがあります。
効率的かつ低コストで実施・運用したい場合は、ストレスチェック業務の効率化に特化したタイプがおすすめです。実施後のフォロー業務に強みがあるタイプは、ストレスチェックに精通したコンサルタントのきめ細やかなサポートが受けられるなど、専門知識に基づいたサービスを受けることができます。
メンタルヘルスケアだけでなく、健康状態もトータルで管理したい場合は、ストレスチェックをはじめ、産業医の選定、健康診断まで網羅的にカバーできるタイプを選びましょう。
メンタルヘルスケアサービスの導入を考えている方は、本ページに掲載している「メンタルヘルスケアサービスの早見表」をご覧ください。
メンタルヘルスケアサービスのまとめ
メンタルヘルスケアサービスは、不調時のケアをはじめ、悪化させないための二次予防と、不調になってしまう前に気づいて組織として対策する一次予防を大事にするサービス。従業員自身がストレスに気付くためのノウハウを得られるだけでなく、心の不調を早期発見・早期対処可能です。
メンタルヘルスケアサービスを利用すれば、従業員の生産性向上につなげられたり、トラブルやハラスメントを抑制できたり、採用力を強化できたりするメリットがあります。
メンタルヘルスケアサービスを利用・導入する際は、メリット・デメリットをしっかりと確認するとともに、選び方についても理解しておいてください。
- 免責事項
- 本記事は、2023年12月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。