インバウンドCTIの導入費用は?システム比較に口コミ評判、導入事例も紹介
最終更新日:2023年10月31日
インバウンドCTIの導入でコールセンター業務を効率化!各社のシステム比較も
コールセンター運営やインバウンドセールスを手掛ける企業が導入すべきシステムが、インバウンドCTIです。これは、顧客から着信があった際に相手の情報をリアルタイムで画面に表示させたり、通話内容を自動で録音したりできるシステムをさします。
ここでいうインバウンドの意味は、電話の着信です。発信することが多い業務では、アウトバウンドCTIというシステムが役立ちます。
この記事では、さまざまな企業が提供するインバウンドCTIを取り上げ、それぞれの特徴をまとめました。顧客の問い合わせ対応やコールセンター業務の効率化、コスト削減を検討する際の参考にしてください。
主なインバウンドCTI一覧表
インバウンドCTIを提供する企業はたくさんあります。各社が提供するシステムはそれぞれ独自の特徴を持っているため、自社の業務にはどのシステムが合うか比較しながら選びましょう。
以下の表では主なインバウンドCTIを12個まとめました。それぞれの特徴も記載していますので、参考にしてください。
画像をクリックすると、資料ダウンロードページに移動します。
システム名 | サービスの特徴 |
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【PR】AmeyoJ | ・パソコンやインターネット回線など基本設備さえあればすぐに導入可能 ・CRMを標準搭載、IVRはカスタマイズ性が高く顧客からの評判も上々 ・通話料金は秒課金。フリーダイヤル受電にかかる通信料を抑えられる 資料ダウンロードはコチラ >> |
楽天コネクト Speed | 1ヵ月単位から契約でき、繁忙期のオペレーター増員にも柔軟に対応可能 |
BlueBean | オペレーター画面のカスタマイズ性が高く業務効率アップを図れる |
OSORA | 各種ビジネスツールと連携可能で社内での情報共有やデータ管理が容易 |
UNIVOICE ACCS | 充実のレポート機能で業務の現状分析と改善が捗る |
CT-e1/SaaS | DXソリューションとの連携による高度な音声認識機能を有する |
ビズリンククラウドCTI | 既存設備を流用しつつ、回線の知識に長けたプロが導入をサポート |
BIZTELコールセンター | 24時間365時間対応の電話サポートで予期せぬトラブル発生時も安心 |
TIS CTI Cloud | 事業規模の大小や複数拠点・分散拠点など各種状況に柔軟に対応可能 |
MediaCalls | シンプルな管理画面で初めてのCTI導入でも直感的な操作ができる |
COLLABOS PHONE | 問い合わせからシステム導入まで最短3週間。急務で導入したい企業に |
カイクラ | 自動の通話録音機能あり。AIにより文字起こしも対応でき業務負荷が下がる |
【PR】インバウンドもアウトバウンドも対応!リーズナブルな秒課金で通話コストも削減
通信サービスのLIPSE(リプス)が提供するCTI『AmeyoJ(アメヨジェイ)』の強みは、インバウンドとアウトバウンド両方の機能を網羅して提供している点です。
お問い合わせ対応やコールセンター業務にはインバウンドCTIが役立ちますが、同時にアウトバウンド業務も行っている企業は少なくありません。AmeyoJならどちらにも対応可能なので、電話を使用する業務全般の効率化やコストカットが叶います。
さらに、クラウドタイプのシステムなので導入にかかる手間や料金を抑えられるのもメリットです。
また、LIPSEは通信キャリアを母体に持つため、インフラに関して多くの知識とノウハウを持っています。安全・安心のセキュリティ担保しているため、余計な心配をせず目の前の業務に集中することが可能です。
AmeyoJ
ここではAmeyoJの特徴、選ばれる理由と、どんな企業におすすめなのかを理由とともにまとめました。導入に至った企業の事例と口コミ評判も取り上げますので、参考にしてください。
AmeyoJの特徴
現場のニーズに合わせてカスタマイズできるのが強み!トラブル時のサポート体制もばっちり
どんなに優れたシステムでも、利用者にとって使い勝手のいいものでないと宝の持ち腐れになってしまうものです。AmeyoJはカスタマイズ性が高いため、業務内容や利用者にとって使いやすいシステムづくりが叶います。
また、CTIシステムはもちろんデータセンターから電話回線まで、AmeyoJを提供する株式会社アイ・ピー・エス・プロが提供。トラブル時の原因究明から解決まで一括で対処できるのが強みです。
さらに、業務に使用する電話番号は必要な数だけ提供可能。「小さなコールセンターなので電話番号はひとつでいい」「複数ある拠点ごとに電話番号を付与したい」といったさまざまな要望にも柔軟に応えてもらえます。
AmeyoJはこんな企業におすすめ
- インバウンドにもアウトバウンドにも対応したCTIシステムを導入したい
- 業務規模や状況に合わせて利用できる自由度の高いシステムを探している
- インフラの知識を持つ安心・安全な企業にCTIシステムの導入を任せたい
AmeyoJを選ぶべき理由
【理由1】必要な設備はたった3つ!思い立ったらすぐ導入可能
AmeyoJの導入に必要なのは、パソコンとUSBヘッドセット、そしてインターネット回線のみです。たったこれだけの設備だけで導入できるのは、クラウドタイプのCTIシステムならでは。
オンプレミスタイプのCTIシステム導入にはサーバーの設置が必要になり、導入コストは高くなりやすく、また導入にかかる手間や時間も多くなります。できるだけ速く、安くCTIシステムを導入したいときこそAmeyoJの導入がおすすめです。
【理由2】顧客管理機能を標準搭載。業務フローに合わせたカスタムもできる
AmeyoJオールインワンには、CRM(顧客関係管理)機能が標準搭載されています。顧客からの問い合わせ履歴の管理や、対応内容の記録ができるため、社内での情報共有に便利です。
また、AmeyoJのCRMはカスタマイズ性に富んでおり、業務フローに合わせた最適化が叶います。既存のCRMとの連携も可能なので、すでにほかのCRMを使っている場合にも難なく導入が可能。
さらにIVR(音声自動応答システム)のカスタマイズも可能で、その柔軟性は導入企業からの評判も上々です。
- 問い合わせに応じてIVRから顧客のスマートフォンにSMSを発信する
- 混雑により電話を受けられないときにWeb問い合わせフォームへ誘導する
- Webと電話それぞれで受けた問い合わせ内容をCRMで連携し、紐付ける
このように自在な仕様変更ができるため、日々の業務をより効率よく進められるようになります。
【理由3】通話料金は秒単位で課金。フリーダイヤルにかかるコストを削減!
AmeyoJオールインワンの通話料金は、秒単位で加算されていく仕組みです。一般的に携帯電話では1分ごとに、固定電話では3分ごとに通話料金が課金されます。
要するに2分15秒の電話をした場合、携帯電話と固定電話では、それぞれ3分間の通話をしたのと同じの通話料金がかかってしまうわけです。
AmeyoJでは2分15分きっかりの通話料金しかかからないため、コストダウンが叶います。また、フリーダイヤルでの発信による通話料負担額を抑えられるのもメリットです。
AmeyoJの主な機能
- コールセンター管理…キュー設定、ACD(着信分配方法)設定など、コールセンター業務に必要な設定を管理できる機能
- KPIレポート…スタッフごと、コールセンターごとの応対状況や情報を集約し、統計データとして表示する機能
- 電待ち呼…問い合わせの電話をかけてきた顧客の順番を管理する機能。ガイダンスやチャットサービスとの連携も可
- 全通話録音…通話内容の録音、再生やダウンロードができる機能
- ウィスパリング(ささやき)… 問い合わせ対応中のスタッフに対して、管理者が音声でアドバイスできる機能
- IVR…問い合わせの内容に応じて、適した着信先へ振り分ける機能
- リスト登録機能…保有している電話番号のリストをシステム上に登録できる機能
- オートコール機能…登録済リストに対して、同時一斉発信やクリック発信ができる機能
- PBX機能一覧…代表電話発信、通話モニタリング、不在応答、保留、転送などの各種機能
- 管理機能一覧…案件管理、スタッフ管理、稼働状況の管理などの各種管理機能
- CRM連携…各種CRMやSFAサービスとの連携により、着信ポップアップや通話履歴連携ができる機能
- シートビュー…オペレーターの状況を座席レイアウト形式で把握できる機能
- 着信ルーティング…あらかじめ指定した番号や番号帯からの着信に応じてコールフローを作成できる機能
- SMS対応…音声自動応答システムを経由し、顧客にSMSメッセージを発信できる機能
- 音声テキスト変換…通話内容の音声をテキストに変換し、コールセンター内で共有できる機能
AmeyoJの導入事例
以前はコールセンターシステムなどを導入していませんでした。問合せ窓口にかかってくる電話がオフィスで一斉に鳴り響き、電話に出られる人から順に対応していました。AmeyoJを導入してからは、まずIVRでの自動応答があった後に優先順位に沿ったオペレーターに着信が分配されるようになりました。これにより話中でつながらないことも解決し、オペレーターの負荷も圧倒的に軽減されました。引用元:AmeyoJ公式HP(https://lipse.jp/categ-ameyoj/adoptioncase5/)
コミュニケーターにとって働きやすい職場を整えることは私達にとって重要なポイントとなります。以前は、ヘッドセットも好きなものが使えませんでしたが、AmeyoはPC経由で操作が行えるのでUSB接続のヘッドセットが使えるため選択の幅が広がりました。音質が向上したことと、自分にフィットしたものを選べるため、耳に対する負荷が改善されました。引用元:AmeyoJ公式HP(https://lipse.jp/categ-ameyoj/adoptioncase3/)
要件などを記録・共有するためにCRM機能は必須でした。AmeyoJを選んだ理由として、必要なCRM機能が標準で装備されていることは大きかったと思います。引用元:AmeyoJ公式HP(https://lipse.jp/categ-ameyoj/adoptioncase2/)
AmeyoJの料金プラン
AmeyoJ初期費用
- 初期セットアップ費用:330,000円
- CRM開発費用:110,000円
- ソフトフォン Zoiper Biz Classic:5,500円
電話回線初期費用
- 回線工事費:11,000円
- 番号登録料:1,100円
- SIPトランク利用料(23chごと) :11,000円
AmeyoJ月額費用
- AmeyoJ OPライセンス:16,500円
- AmeyoJ SVライセンス:19,800円
- AmeyoJ CRM利用料:5,500円
- シートビューワー利用料:11,000円
- ウォールボード利用料:22,000円
電話回線月額費用
- チャネル利用料:1,320円
- ダイヤルイン番号基本料:110円
- 0120番号利用料:2,200円
- 特定番号通知利用料(0120番号通知機能):110円
- ユニバーサルサービス料(1番号ごと):2円
- リレーサービス料(1番号ごと):1円
- SIPトランク利用料(23chごと):11,000円
AmeyoJの運営会社概要
会社名 | 株式会社アイ・ピー・エス・プロ |
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設立 | 2022年7月1日 |
会社所在地 | 東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座タワー8F |
資本金 | 300,000,000円 |
公式サイトURL | https://lipse.jp/ |
他にもまだある!コールセンター業務を効率化するインバウンドCTI
楽天コネクト Speed
楽天コネクト Speedの特徴
契約期間は1ヵ月から。繁忙期のスタッフ増減にも柔軟に対応
楽天コネクト Speedは1ヵ月単位で契約できるため、繁忙期のオペレーター増員に伴う座席増設を柔軟に行うことが可能です。普段は3席のところ繁忙期には5席に、閑散期には2席に、といった増減ができるためコストの最適化が叶います。
さらに初期費用、保守・管理費用はかかりません。導入時の席数は2席から始められるため、試しにコールセンターを導入したいという企業にも向いています。
楽天コネクト Speedの主な機能
- 外線発着信機能…クリックコール、ダイヤルイン、自動音声応答に着信の分配などの各種機能
- 保留/転送機能…問い合わせ対応中の保留や、あらかじめ設定した着信先へ転送する機能
- 内線機能…コールハンティングやコールウェイティングができる機能
- HUD(クライアントソフトウェア)機能…電話会議や1対1のチャット、通話モニタリング、通話中の割り込みができる機能
- レポート機能…発着信の履歴や指定条件に応じたデータを抽出できる機能
- 全通話録音…すべての通話の録音と条件検索、再生やダウンロードができるオプション
- リンクサーバ…異なるテナントをリンクさせ、一括で管理したり内線通話を可能にしたりできるオプション
楽天コネクト Speedの料金プラン
楽天コネクト Speed初期費用
※Basicライセンス5席契約の場合
- IP電話サービス(050)番号発行手数料:550円
- フリーボイス(0120)初期工事費用:550円
- RecTEL2 有償版ソフトフォン:41,250円
※CallCenterライセンス5席契約の場合
- IP電話サービス(050)番号発行手数料:550円
- フリーボイス(0120)初期工事費用:550円
- RecTEL2 有償版ソフトフォン:41,250円
楽天コネクト Speed月額費用
※Basicライセンス5席契約の場合
- IP電話サービス(050)月額利用料:418円
- フリーボイスサービス(0120)月額利用料:880円
- Basicライセンス:11,000円
- 全通話録音オプション:8,250円
※CallCenterライセンス5席契約の場合
- IP電話サービス(050)月額利用料:418円
- フリーボイスサービス(0120)月額利用料:880円
- CallCenterライセンス:52250円
- 全通話録音オプション:8,250円
楽天コネクト Speedの運営会社概要
会社名 | 楽天コミュニケーションズ株式会社 |
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設立 | 2000年3月13日 |
会社所在地 | 東京都世田谷区玉川一丁目14番1号 楽天クリムゾンハウス |
資本金 | サイトに記載なし |
公式サイトURL | https://comm.rakuten.co.jp/ |
BlueBean
BlueBeanの特徴
業務内容に合わせてオペレーター画面を見やすくカスタマイズ!
BlueBeanのオペレーター画面に表示させる項目は管理者が自由に作成でき、画面の設計変更に費用はかかりません。業務内容に変更があればオペレーター画面もそのつど自ら作り直せるため、業務の効率化を図れます。
14日間無料で試せるデモ環境を提供しているため、仕様や使い方を試してから導入できるのもうれしいポイントです。
BlueBeanの主な機能
- 作業グループACD機能(スキルベースルーティング)…待機しているオペレーターへ着信を自動振り分けできる機能
- 待ち呼、放棄呼モニタ…待ち呼と放棄呼の件数、顧客情報をオペレーター画面で確認できる機能
- IVR機能(自動音声)…着信に対して自動音声による案内を設定できる機能
- スマホ内線化…スマホを内線電話機として設定し、外出先からもオフィスの固定電話番号で発着信できるようにする機能
- 顧客情報ポップアップ…着信時に顧客情報をポップアップさせる機能
- 内線通話機能…オペレーター間で内線通話や転送を行えるようにする機能
- 留守番電話(ボイスメール)…留守番電話に録音された音声を指定したメールアドレスへ送信できる機能
- 通話転送時の顧客情報転送…通話転送時に顧客情報も合わせて転送する機能
BlueBeanの料金プラン
BlueBeanの初期費用
- 1ライセンス:5,500円
- ディスク容量(100GB):11,000円
- ディスク容量(250GB):11,000円
BlueBeanの月額費用
- 1ライセンス:5,500円
- ディスク容量(100GB):11,000円
- ディスク容量(250GB):22,000円
BlueBeanの設備費用
- IP電話機:14,300円/台
- IP電話機用ヘッドセット:6,820円/台
- USBヘッドセット:6,600円/台
BlueBeanの運営会社概要
会社名 | 株式会社ソフツー |
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設立 | 2008年7月8日 |
会社所在地 | 東京都中央区東日本橋1-1-7 京王東日本橋ビル |
資本金 | 20,000,000円 |
公式サイトURL | https://www.softsu.co.jp |
OSORA
OSORAの特徴
さまざまなビジネスツールとの連携により情報共有がスムーズに!
OSORAの強みは、既存の顧客管理ツールや、ChatWorkにSlack、LINEなど各種チャットツールとの連携が可能なところ。使い慣れたツールを引き続き利用できるため、社内での情報共有やデータ管理がスムーズにできます。
カスタマイズ性や拡張性にも優れており、業務内容やコールセンターの規模に合わせてシステムを最適化することが可能です。
OSORAの主な機能
- 全通話録音・履歴…通話音声の録音や、過去の音声の検索、ダウンロードができる機能
- アナウンス設定…対応時間外の問い合わせに対して自動音声アナウンスや対応時間の設定ができる機能
- ポップアップ…着信時に顧客リストから情報をポップアップさせる機能
- モニタリングささやき画面…管理者がオペレーターの稼働状況を視覚的に把握するための機能
OSORAの料金プラン
OSORAの初期費用
- システム導入費用:110,000円~
OSORAの月額費用
- 基本料金:11,000円/URL
- 端末料金:1,100円/台
※上記に加えて回線料金、通話料金がかかります。
OSORAの運営会社概要
会社名 | 株式会社Scene Live |
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設立 | 2011年4月1日 |
会社所在地 | 大阪府大阪市中央区備後町3-4-1 備後町山口玄ビル9F |
資本金 | 13,000,000円 |
公式サイトURL | https://corp.scene-live.com/ |
UNIVOICE ACCS
UNIVOICE ACCSの特徴
現状の業務把握に役立つレポートが充実!業務の見直し・改善も叶う
UNIVOICE ACCSはレポート機能が充実しています。リアルタイムに問い合わせ数や通話時間、オペレーターの稼働状況を見られるほか、各種情報を日別・週別・月別に確認できるヒストリカルレポートも完備。業務の現状把握をしたいときに便利です。
また、オペレーターの通話をモニタリングできる機能もあるため、コールセンターの課題把握や業務の見直しに活用することができます。
UNIVOICE ACCSの主な機能
- IVR機能…一時応対を音声ガイダンスにより行い、オペレーターへ適切に割り振るための機能
- CTI機能…ディスプレイ上で顧客情報の確認、データ検索、通話音声の録音ができる機能
- ACD機能…あらかじめ設定したルールにのっとり、業務をオペレーターへ自動分配する機能
UNIVOICE ACCSの料金プラン
UNIVOICE ACCSの月額費用
- 1オペレーターライセンス:12,000円
- 1SVライセンス:18,000円
- AWS利用料:20,000円
※税不明
UNIVOICE ACCSの運営会社概要
会社名 | トラムシステム株式会社 |
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設立 | 2008年6月 |
会社所在地 | 愛知県名古屋市名東区新宿2-25 |
資本金 | 30,000,000円 |
公式サイトURL | https://tramsystem.co.jp/ |
CT-e1/SaaS
CT-e1/SaaSの特徴
最先端のデジタル技術を用いた高度な音声認識機能で業務を効率化
CT-e1/SaaSはさまざまなDXソリューションと連携可能です。問い合わせ音声をテキスト化や、会話解析・感情解析ができるほか、簡単な質問に対する応答をロボットができるよう設定できる機能も持っています。
また、AIを活用したFAQエンジンにも対応。問い合わせ内容に対する回答をFAQからリアルタイムに調べ、顧客へスムーズに応対できる環境づくりに役立てることが可能です。
CT-e1/SaaSの主な機能
- ACD(分配)…問い合わせがあった際、手が空いているオペレーターへ自動的に振り分ける機能
- 待ち呼(コールキューイング)…オペレーターの稼働状況に合わせて問い合わせの対応順序を管理する機能
- 優先着信機能(Myユーザー)… あらかじめ登録した番号から着信があった際、特定のオペレーターへ分配できる機能
- CRM連携…画面上に顧客情報をポップアップさせたり、画面をクリックするだけで通話を開始できたりする機能
- IVR連携…自社システムとCT-e1/SaaSをデータ連携させる機能
- モバイル版クライアント…モバイル端末でCTIアプリを利用できる機能
- 稼働状態モニタリング…オペレーターの稼働状況や待ち呼状況をリアルタイムで表示する機能
CT-e1/SaaSの料金プラン
CT-e1/SaaSの初期費用
- 初期導入設定費:300,000円~
CT-e1/SaaSの月額費用
- 外線ライセンス:5,000円
- シートライセンス:5,000円
- 管理者ライセンス:5,000円
※税不明
CT-e1/SaaSの運営会社概要
会社名 | 株式会社コムデザイン |
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設立 | 2000年1月12日 |
会社所在地 | 東京都千代田区平河町2-7-5 砂防会館本館3F |
資本金 | 76,200,800円 |
公式サイトURL | https://comdesign.co.jp/ |
ビズリンククラウドCTI
ビズリンククラウドCTIの特徴
既存設備の流用で初期コストをカット。導入はプロに任せて安心!
ビズリンククラウドCTIの魅力は、現在使用しているPBX(構内交換機)やビジネスフォンをそのまま利用できる点です。新しい設備を購入したり、配線を交換したりすることなくCTIを導入できるため、初期費用を抑えられます。
また、設備の導入は豊富な実績を持つNTTグループの専門家がサポート。既存設備との連携も考慮しながら導入してもらえるため、安心して任せることができます。
ビズリンククラウドCTIの主な機能
- ACD機能…問い合わせをオペレーターへ均等に分配したり、番号に応じて特定のオペレーターへつないだりする機能
- IVR機能…音声ガイダンスによる案内を経て、適切なオペレーターへつなぐための機能
- SMS送信機能…問い合わせ状況に応じて、発信者へSMSを送信する機能
- 通話録音機能…通話内容を録音する機能。問い合わせ応対の音声を聞き直したいときや、応対の品質向上に役立つ
- モニタリング機能…管理者がオペレーターの稼働状況や回線状況を一元管理できる機能
ビズリンククラウドCTIの料金プラン
サイトに記載なし
ビズリンククラウドCTIの運営会社概要
会社名 | エヌ・ティ・ティ・ビズリンク株式会社 |
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設立 | 2001年7月 |
会社所在地 | 東京都文京区小石川1-4-1 住友不動産後楽園ビル |
資本金 | 100,000,000円 |
公式サイトURL | https://www.nttbiz.com/ |
BIZTELコールセンター
BIZTELコールセンターの特徴
高品質のインフラを提供。万が一のトラブルは24時間365日体制でサポート
BIZTELコールセンターを運営するBIZTELは、2006年よりクラウドPBXの提供を開始した先駆者です。
6年連続でシェアNo.1の実績を持ち、導入社数は2,000社以上。インフラは独自で開発、運用、構築し、安定した環境を提供し続けています。
さらに24時間365時間対応の電話サポートを完備しており、予期せぬトラブルが発生した際にすぐ問い合わせできるのも安心できるポイント。不足の事態に陥ったときすぐに相談できる窓口があれば、業務の手を止める時間を最短に留められます。
BIZTELコールセンターの主な機能
- コールセンター管理…コールセンターの基本情報や着信設定、発着信履歴などをブラウザで管理できる機能
- 稼働状況モニタリング…通話数や着信数、応答率などコールセンターの稼働状況をリアルタイムで確認できる機能
- 統計レポート…コールセンターやオペレーターに関するレポートをワンクリックで生成する機能
- ダッシュボード…応答率や着信数など各種情報を、分析しやすくグラフや表で表示できる機能
- CRM連携…CRMとの連携による顧客データの一元管理や通話履歴管理など、業務効率化に役立つ機能
BIZTELコールセンターの料金プラン
BIZTELコールセンターの初期費用
- 座席課金:55,000円/席
- ライト:220,000円
- スタンダード30:495,000円
- スタンダード50:935,000円
- スタンダード70:1,375,000円
- スタンダード90:1,815,000円
- スタンダード110:2,255,000円
- スタンダード130:2,695,000円
BIZTELコールセンターの月額費用
- 座席課金:16,500円/席
- ライト:89,100円
- スタンダード30:154,000円
- スタンダード50:385,000円
- スタンダード70:550,000円
- スタンダード90:715,000円
- スタンダード110:880,000円
- スタンダード130:1,045,000円
BIZTELコールセンターの運営会社概要
会社名 | 株式会社リンク |
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設立 | 1987年11月 |
会社所在地 | 東京都港区北青山 2-14-4 アーガイル青山14F |
資本金 | 10,000,000円 |
公式サイトURL | https://www.link.co.jp/ |
TIS CTI Cloud
TIS CTI Cloudの特徴
小規模コールセンターや複数拠点にも柔軟に対応できる自由度の高さ
TIS CTI Cloudは利用する場所も電話設備も自由に選ぶことができます。導入により複数の拠点を統合したり、分散した拠点を一括で管理できるようになったりと、コールセンターの状況に合わせて自由に構成できるのが強みです。
導入にあたっては既存の電話環境をそのまま利用できるため、初期コストを抑えることができます。さらに、CTIのデータ保管と管理を行うデータセンターのレベルは安心のTier4なので、セキュリティ面も安心です。
TIS CTI Cloudの主な機能
- 全通話録音機能…通話内容をすべて録音する機能
- 電話制御機能…特定のオペレーターに電話が集中しないよう、複数間で問い合わせを分配する機能
- 状態管理機能…オペレーターの待機、離席、ログアウト状況などを管理できる機能
- 回線状態管理機能…回線の状態や待ち呼の状況、利用回線番号などを確認できる機能
- オペレータ情報設定…オペレーターの基本情報や、パスワードの設定・変更・有効期限を確認できる機能
TIS CTI Cloudの料金プラン
TIS CTI Cloudの初期費用
- 初期導入設定費:500,000円~/テナント
TIS CTI Cloudの月額費用
- シートライセンス:6,000円/id
- 回線ライセンス:6,000円/回線
- 管理者ライセンス:6,000円/id
- 追加ユーザライセンス:500円/id
※税不明
TIS CTI Cloudの運営会社概要
会社名 | TIS株式会社 |
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設立 | 2008年4月1日 |
会社所在地 | 東京都新宿区西新宿8-17-1 |
資本金 | 10,000,000,000円 |
公式サイトURL | https://www.tis.co.jp/ |
MediaCalls
MediaCallsの特徴
CTI初心者にも分かりやすい操作画面で業務効率が格段にアップ
MediaCallsは、使いやすさと分かりやすさを重視して作られたCTIです。業務上の作業はもちろん、画面の編集や各種設定変更も直感的に操作可能で、業務負担を軽減することができます。
また、オペレーターそれぞれの成績をリアルタイムで確認できるレポート機能も完備。オペレーターの実力やスキルをひと目で確認することが可能です。人材を適切に指導できる材料になるため、コールセンター業務の品質向上にも役立ちます。
MediaCallsの主な機能
- Web管理画面…コールセンター運用に必要な設定はWeb画面上で完結。ほとんどの操作手順はたった3ステップ
- ACD機能(自動振り分け)…オペレーターのスキルや稼働状況に合わせて問い合わせを最適に振り分ける機能
- スキルルーティング…あらかじめオペレーターのスキルを設定しておくことで、顧客の要求に合う適任のオペレーターと直接つなげるようにする機能
- CTI機能…CTI上でオペレーターのステータス変更や電話機の操作を行うための機能
- プレゼンス管理…エージェントのステータス状況(電話受付可能、離席中、ログアウトなど)を管理できる機能
MediaCallsの料金プラン
MediaCallsの月額費用
- MediaCalls 基本使用料:55,000円
- MediaCalls シートライセンス:1,650円/ユーザー
- MediaCalls エージェントライセンス:2,200円/ユーザー
※別途、初期費用がかかります。
MediaCallsの運営会社概要
会社名 | メディアリンク株式会社 |
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設立 | 2009年7月31日 |
会社所在地 | 東京都港区芝5-31-17 PMO田町5F |
資本金 | 100,000,000円 |
公式サイトURL | https://www.medialink-ml.co.jp/ |
COLLABOS PHONE
COLLABOS PHONEの特徴
最短3週間でシステム導入が完了。手続きはExcel提出だけで簡単
COLLABOS PHONEは申し込みから最短3週間で導入できるインバウンドCTIです。申し込み手続きも簡単で、必要情報をExcelに記入して提出するだけ。急いでコールセンターの環境を整えなければならないときの強い味方になってくれます。
コールセンター業務に欠かせない機能は標準搭載されており、導入後、すぐに実務に活用することが可能です。業務内容に合わせてCTI機能の追加などさまざまなカスタマイズができるため、使い勝手のいいシステムを探している方におすすめです。
COLLABOS PHONEの主な機能
- 発信/応答/切断/保留…電話の発信、応答、切断や保留など電話としての基本機能は画面上で操作可能
- コーチング…問い合わせ対応中のオペレーターに管理者が指示できる機能
- 転送…着信を外線や内線へ転送する機能
- プレゼンス…オペレーターの稼働状況を確認できる機能
- 会議…最大5人が同時に通話しながら電話会議ができる機能
COLLABOS PHONEの料金プラン
- 初期導入費用:200,000円
- 月額費用:4,000円/ch
※税不明
COLLABOS PHONEの運営会社概要
会社名 | 株式会社コラボス |
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設立 | 2001年10月26日 |
会社所在地 | 東京都千代田区三番町8-1 三番町東急ビル8F |
資本金 | 324,854,000円 |
公式サイトURL | https://www.collabos.com/ |
カイクラ
カイクラの特徴
AIによる自動文字起こしで業務負荷軽減。顧客リストは独自カスタム可
カイクラはAIを搭載しており、問い合わせの音声を自動で文字起こしする機能が備わっています。あらかじめキーワードを設定しておくと、そのワードを含む問い合わせがあった際にアラートを出してくれる機能も。
顧客情報の登録項目は自由にカスタマイズが可能で、業務内容に応じた独自の項目を30個まで追加することが可能です。食品業界なら顧客のアレルギー情報を、不動産業界なら部屋番号などの入力により、顧客管理が容易になります。
カイクラの主な機能
- 顧客情報管理…顧客の情報を登録・管理できる機能
- 着信時ポップアップ…着信時に顧客情報を画面上にポップアップで表示させる機能
- 顧客対応メモ…問い合わせがあった顧客に対し、どのような対応をしたかメモを残せる機能
- 通話自動録音…通話内容を音声とテキストで保存する機能
- 通話内容の自動文字起こし…問い合わせ音声をもとにAIが自動で文字起こしをする機能
- 分析レポート…曜日別、時間別の着信量のグラフや、発着信の多い顧客ランキングを確認できる機能
カイクラの料金プラン
- 初期費用:199,100円~
- 月額費用:34,100円~
カイクラの運営会社概要
会社名 | 株式会社シンカ |
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設立 | 2014年1月8日 |
会社所在地 | 東京都千代田区神田錦町3-3 竹橋3-3ビル6F |
資本金 | 511,625,205円 |
公式サイトURL | https://www.thinca.co.jp/ |
インバウンドCTIとは
CTIとは
電話・FAX・コンピューターを統合させたシステムのことをCTI(Computer Telephony Integration)と言います。
顧客データと電話をシステムで連携させることで、電話番号から顧客の過去の対応履歴を参照する、顧客リストをもとに自動発信するなど、電話応対業務をサポートしてくれます。
CTIはその機能からコールセンターでのお問い合わせ対応や営業活動などの業務を中心に導入が進んでいるシステムです。
インバウンドCTIとアウトバウンドCTIの違い
CTIには「インバウンド型」と「アウトバウンド型」の2タイプがあります。
利用目的や必要な機能によって導入すべきタイプが異なるため、タイプ別でそれぞれについて解説します。
インバウンドCTIの利用目的
オペレーターの負担軽減や、顧客満足度の向上が主な利用目的です。
そのため多くの着信に効率よく対応するための機能が揃っています。
インバウンドCTIの主な機能
ポップアップ機能
顧客管理システムと連携して、着信と同時に画面上に顧客情報をポップアップできる機能です。
購買履歴やこれまでの対応履歴など顧客に関する様々な情報を瞬時に把握して電話対応できるため、オペレーターによる対応品質の均一化、顧客満足度の向上などの効果が見込めます。
ACD(Automatic Call Distribution:着信呼自動分配装置)機能
顧客管理システムと連携して、着信と同時に画面上に顧客情報をポップアップできる機能です。
購買履歴やこれまでの対応履歴など顧客に関する様々な情報を瞬時に把握して電話対応できるため、オペレーターによる対応品質の均一化、顧客満足度の向上などの効果が見込めます。
IVR(Interactive Voice Response:自動音声応答)機能
顧客からの着信に自動で応答・案内をする自動音声応答機能のこと。
簡単な問い合わせであれば自動で回答してくれるため、応対が短時間で済むことも。回線混雑時や営業時間外などのすぐに折返しができない状況に、設定することで取りこぼしを防げます。
アウトバウンドCTIの利用目的
オペレーターが効率的に発信して顧客獲得することが主な目的です。
そのため発信業務を効率化するための様々な機能が搭載されています。
アウトバウンドCTIの主な機能
ワンクリック発信機能
顧客リストから電話番号を選択すると、ワンクリックで発信できる機能。
電話番号の手入力が不要になるため、入力ミスを防げてオペーレーターの操作負担軽減にも繋がります。
オートコール機能
登録リストをもとに応答するまで1件ずつ自動で発信する機能。
顧客に電話が繋がり次第、オペレーターが対応するためオペレーターの発信作業を省略できて、大幅な業務効率化に繋がります。
プレディクティブコール機能
登録リストの連絡先に一斉発信を行うシステムのこと。
応答があった場合はオペレーターへ接続して、応答がなかった場合には自動的に折り返し発信を行うため、効率的に発信業務を行えます。
架電業務はシステムにしてくれるので、オペレーターは会話に集中できるのもポイントです。
リスト管理機能
発信リストを社内で共有・管理できて、オペレーターごとに振り分ける機能。
発信を避けたい連絡先をリストから外すこともでき、クレーム対策に有効です。
クラウド型のCTIとオンプレミス型のCTIの違い
CTIには、導入コストが抑えられるクラウド型と社内ネットワーク環境で運用できるオンプレミス型の2種類の形態があります。
クラウド型のCTIのメリット
1.導入後すぐ使えて、導入コストが抑えられる
クラウド型のCTIはすでにあるネットワーク環境を利用するため、サーバなどを準備する必要がありません。そのため最短翌日から利用できる製品もあり、オンプレミス型と比べて導入費用と運用費用が抑えられるところが魅力的です。
2.インターネット上でどこでも利用可能
クラウドサーバーを利用すれば、社内だけでなく、外出先からも利用できます。クラウド型のCTIはインターネット接続ができる端末があれば、利用できるため在宅ワークなどもスムーズに対応できるでしょう。
3.メンテナンスしなくて良い
障害が発生した場合は、ベンダーが遠隔操作で障害対応してくれます。また、サーバーなどの機器の管理やネットワークの管理をベンダーに任せられるため、自社でメンテナンスせずに済み、メンテナンスのためのエンジニアを雇う必要もありません。
オンプレミス型のCTIメリット
1.月額費用が抑えられる
導入費用はクラウド型と比較すると高いですが、導入後の月額費用は電話料金だけになります。そのため月のランニングコストは抑えられる可能性が高まります。
2.機能のカスタマイズがしやすい
オンプレミス型のCTIシステムはすべて自社内で構築・運用するため、必要な機能を自由にカスタマイズできます。現場の声をシステムに反映できるため、自社に合った形でコールシステムを運用できるでしょう。
3.セキュリティが強固
オンプレミス型は、インターネット回線を介する必要がないため、外部ネットワークへの情報漏洩やクラッキングなどのリスクが軽減されます。CTIは顧客情報を扱うシステムのため、漏洩リスクが低いというのは大きなメリットでしょう。
このようにクラウド型CTIシステムにはメリットとデメリットがあるため、それぞれの特徴をよく把握して自社に合ったCTIを導入することが大切です。
インバウンドCTIのまとめ
コールセンターの業務負荷軽減や効率化を図りたいなら、インバウンドCTIの導入がおすすめです。インバウンドCTIを提供している企業はたくさんあります。
導入を検討するにあたっては各社が提供するシステムの特徴や強み、料金を比較しながら選ぶ必要があります。自社の業務改善に必要なのはどんな機能か、なにを重視するかよく考えてから最適なシステムを選びましょう。
どのシステムを選べばいいか迷ったときは、本記事で紹介した各システムの情報をぜひ参考にしてください。
本記事は、2023年10月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。