Pマークの取得にあたり、専門のコンサルティング会社のサポートを受けることは一般的。ただし、同じPマーク取得のコンサルティング会社とは言え、実績や料金、取得後のサポート体制などに違いがあることは否めません。Pマーク取得のサポートを受ける際には、各コンサルティング会社の特徴をよく比較した上で、自社のニーズにマッチしているかどうかを十分に吟味する必要があります。
ここでは、大阪の会社に対応している主なPマーク取得コンサルティング会社9社を紹介しています。いずれも実績のある会社ですが特徴は異なるので、しっかりと比較して自社に最適な業者を選ぶようにしましょう。
Pマーク取得コンサルティング会社早見表
大阪を営業エリアとしてPマーク取得を支援している主なコンサルティング会社をご紹介しています。各社の詳しい特徴は当ページ内で後述していますが、ここではまず特徴・費用などの概要を簡単に比較してみましょう。
会社名 | サービスの特徴 |
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認証パートナー |
Pマーク取得支援歴24年!月額4万円で依頼できる、実績全国ナンバー1のコンサルティング会社
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スリープロサポート |
自社にニーズに合った複数プランから選べる |
コージャル |
取得支援や社員教育など幅広いサービスを提供 |
ユーピーエフ |
現役のPマーク審査員が各種サポートを提供 |
アンカー・アンド・カンパニー |
運用・更新に向けた取り組みを重視するコンサル会社 |
LRM |
依頼企業の目的に応じた柔軟なサービスを提供 |
泉谷総合事務所 |
約1年間にわたる細やかで手厚いサポート |
アズポート |
Pマークの自社取得・自社更新を希望する企業にもサポート可能 |
エフアンドエム |
クライアントの状況に応じてプラン以外のサービスにも柔軟に対応 |
Pマークコンサルティングとは?

Pマークコンサルティングとは、個人情報保護に関連する非常に重要な認証でもある「プライバシーマーク」の取得を支援するコンサルティングのこと。Pマークを企業が自力で取得することは可能ですが、取得には高度な専門知識が必要で、かつ準備に手間もかかることから、一般的にはコンサルティング会社の力を借りてPマークを取得することになります。
Pマークコンサルティング会社が行っている主なサポート内容は、現況調査や内部監査、安全管理措置等の実施、規定類の整備、個人情報の特定、リスク分析、従業員への研修・教育、審査申請、各種書類作成、Pマーク取得後の運用・更新サポートなど。依頼企業のニーズにより、フルサポートではなく一部のサポートのみを受けることも可能です。
なおPマークは、取得することだけではなく、その後の運用や従業員への浸透、更新に向けた取り組みなども非常に重要。コンサルティング会社を選ぶときには、取得後のサポートが手厚いかどうかもチェックしておくようおすすめします。
Pマーク取得コンサルティングを受けるメリット

Pマーク取得コンサルティングを受けることで、ほぼ確実にPマークを取得可能です。Pマークを取得すれば、主に次のようなメリットが期待できます。
情報漏洩リスクが低下する
Pマーク取得に向けて様々な準備を進める過程の中で、経営者や従業員の中に、個人情報保護に対する意識が浸透していきます。結果として、個人情報だけではなく、社内の大事な情報についても安易に漏洩しない社内体質が出来上がっていくことでしょう。
顧客からの信頼アップにつながる
主にインターネット経由の購買において、多くのユーザーは自分の個人情報漏洩リスクを不安に感じています。安心してショッピングをするため、Pマークの有無を確認している顧客や見込み客も少なくありません。
Pマークを取得していること自体、ネットショッピングをする顧客にとって大きな安心材料。信頼アップから売上アップにつながる可能性もあります。
ビジネスチャンスが拡大する
今やBtoBでは、いかに良質の商品・サービスを提供していたとしても、個人情報保護に疎い企業との取引はハイリスクと判断される傾向があります。また、自治体が行う入札事業においても、Pマークの取得が参加条件の1つにされていることもあります。
自社の商品・サービスの品質に見合った売上を確保するため、Pマーク取得は必須になりつつあると考えたほうが良いでしょう。
失敗しないPマークコンサルティングの選び方

プラン内容と料金を確認する
自社のニーズに対し過不足のないプラン内容であるかどうか、契約前にしっかりと確認しましょう。
プラン内容を吟味するためには、事前に自社がコンサルティング会社へ求めるニーズを明確化させることが大事。ニーズを的確に伝え、コンサルティング会社から最適なプランを提案してもらいましょう。
コンサルティング会社によっては大事な項目がオプションとなっていることもありますが、その場合、オプション料金も含めた総額費用を確認することも忘れないようにしましょう。
担当コンサルタントと直接会って話す
仮に契約した場合の担当コンサルタントに直接会い、信頼できる相手かどうか確認しましょう。
コンサルタントとの付き合いは、取得までの数か月だけではなく、取得後の運用・更新も含めた数年間にわたることもあります。ストレスなく長い付き合いをするためには、経験豊富で信頼できるコンサルタントとの出会いが大切です。
書類のフォーマットの枚数を確認する
Pマーク取得の規定に関するフォーマットは、コンサルティング会社により内容も量も異なります。
相手が実績あるコンサルティング会社ならば、どのようなフォーマットでも問題はありませんが、一般的には枚数が少なければ少ないほど良いフォーマットと言われるため、あまり膨大な量でないかどうかを確認しておくようおすすめします。ちなみに、フォーマットが少ない会社なら30ページほど、多い会社なら数百ページに及ぶことがあります。
Pマークコンサルティングのまとめ

Pマーク取得の直接的な目的は個人情報保護ですが、個人情報保護に対する姿勢が企業の業績に直結する時代だからこそ、Pマーク取得は重要な営業活動の一環とも言えます。
また、Pマークは取得だけではなく運用・更新が重要でもあるため、Pマークコンサルティングを選ぶときには、長期的に信頼できる実績豊富なコンサルティング会社を選ぶことが大切。当ページでご紹介した情報が御社のお役に立つならば幸いです。
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- 本記事は、2023年10月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。