ISO14001の取得コンサルティングサービスを利用することによって、手間を抑えながらISO認証を確実に取得できます。取得できなかった場合に料金を返金するシステムを採用している会社が多く、リスクが少ない点が特徴です。
ただ、取得までかかる時間や料金体系、対応している支援内容は企業によって異なります。コンサルサービスの導入効果を高めるには、自社にあった企業の選定が必要です。下記では、ISO14001の取得をサポートするコンサルティングサービスを目的別に紹介しています。ぜひサービス選択の参考にしてみてください。
ISO14001取得コンサルティング
【スピード重視】
【コスト重視】
【専門性重視】
会社名 | サービスの特徴 |
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スリーエーコンサルティング【認証パートナー】 |
ISO14001認証率100%!ISO認証支援実績数全国ナンバーワンのコンサル会社
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NSSスマートコンサルティング【ISOプロ】 |
顧客ニーズにあった規格・費用感の審査機関を、比較検討して提案してくれる!
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TMTユニバーサル |
製造業に特化!現場目線のISO構築で生産性向上も目指すなら
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IsoPらぼ |
低価格・スピード・作業支援の三拍子揃ったISO認証サポート
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NTTテクノクロス |
ISO14001審査員資格を持つコンサルが対応 |
ISOコム |
マネジメントシステムの構築やスリム化を実施 |
テクノソフト |
20年以上の支援実績!数多くの企業を支援 |
スリープロサポート |
完全サポート型のプログラム!初めてでも安心の認証取得 |
帝国データバンクネットコミュニケーション |
「できるだけ早く」「できるだけ負担なく」取得したいなら |
ISO14001取得コンサルに関するよくある質問
ISO14001とは?
ISO14001は、環境マネジメントの国際規格であり、企業における活動や製品・サービスが環境にどのような影響(リスク)を与えるかを分析・管理し、環境負荷を低減するための仕組みを構築することを目的としています。
ここでは、各企業が環境に関する方針や目的、目標などを設定した上で、環境を考慮した取り組みを実施していきます。ただし、ルールに沿った運用をしていても、問題が発生することがあります。その際には構築したプロセスを見直し、改善してさらに環境リスクを低減できる仕組みにしていきます。
このように、問題点を改善するための仕組みを「環境マネジメントシステム」と呼びます。合わせて、環境に関連する法令などへの対応が求められている、という点もISO14001の特徴といえます。
「環境」というと森や空気、海などのことをイメージする方が多いかもしれませんが、ここでは自然環境のみを指すのではなく、企業と関係を持つ取引先や自治体、従業員、お客様といった企業を取り巻く環境全てを指している点がポイントとなってきます。
以上からISO14001においては、企業を取り巻く全ての環境に与える影響について分析していくことが求められているといえます。
ISO14001の取得までの流れとは?
ISO14001取得のための計画を立てる
まずはISO取得のための計画を立てます。その中では管理者と推進メンバーの選定や、取得までの期限、認証範囲を決定します。さらに、取得にあたりコンサル会社のサポートを受けるのかどうかの決定や審査機関の選定を行います。
環境マネジメントシステム(EMS)を構築する
企画要求事項に沿ってルール作りを行い、マニュアルなどへの文書化をします。さらに、環境側面などの環境マネジメントシステムの運用に必要な帳票類の準備を行います。
ISO14001を運用する
上記で構築した環境マネジメントシステムの運用を行います。ここでは、実際の業務においてマニュアルに沿った活動の組み込みを行います。その中で発生した問題点を解決することでマニュアルをより良いものに改定し、スムーズに運用ができているかといった確認を行います。
審査
審査は文書審査が行われる一次審査、実際の運用状況を審査する二次審査に分かれています。二次審査では一次審査でチェックされた内容をもとにして実際の運用を確認したり、実際の現場で運用状況の確認を実施します。
二次審査が終了して審査で出た不適合も解決した場合には、審査会にて認証に値するかが判断され、問題がなければ認証という流れとなります。
取得完了
審査会を通過すると認定証が届き、ISO14001の取得が完了します。
ISO14001の認証取得手続きはどのように行えばよいでしょうか?
ISO14001の認証を取得するには、企業の規模に関わらず、ISO認証機関による審査を受ける必要があります。
この審査に備えるための準備として、JISQ14001に記載されている要件を満たすための文書や記録の作成が必要です。こうした文書や記録は、紙媒体である必要はありません。近年、ペーパーレス化やネットシステムの普及により、データ媒体での対応も可能です。
ISO14001の審査を受けるのに必要な資料類
ISO14001取得の際に準備する代表的な資料類は以下となります。
- 環境方針: 環境に対する方針を示すもの
- 環境目標: 環境に対する目標
- 環境側面: 組織の活動の中で環境への影響があるものを洗い出したもの
- 順守義務・順守評価: 守らなければならない法律・条例・規則とそれを評価したもの
- 緊急事態への取り組み: 非日常的に発生する可能性のある環境側面(緊急事態)への取り組みを検討しておくもの
まとめ
ISO14001の取得は、環境への取り組みを対外的に示す有効な手段です。しかし、規格への理解や運用体制の構築には専門的な知識が求められます。
コンサルティング会社を活用することで、認証取得までの工程をスムーズに進めることができ、自社の負担軽減にもつながります。会社によってスピードやコスト、専門性など、それぞれに強みがあります。自社の目的や状況に合わせて最適なパートナーを選ぶことが、成功への第一歩です。
- 免責事項
- 本記事は、2023年9月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。