ダイレクトリクルーティングサービスを比較!各サービスの特徴、口コミ評判、費用、事例を紹介
最終更新日:2024年08月28日
ダイレクトリクルーティングサービスの内容の紹介と口コミ、評判、費用、導入事例等の各企業の特徴を比較!
ダイレクトリクルーティングサービスとは、企業側から求職者に直接アクションを起こして採用を行う方法です。人材不足が深刻化する現代においては、従来の方法では優秀な人材確保が難しくなっており、企業側の積極性も求められています。
ダイレクトリクルーティングサービスは、膨大な人材データベースの中から求める人材を企業側がピックアップしてスカウトするため、優秀な人材を比較的低コストで採用することができます。
この記事では、ダイレクトリクルーティングサービスの流れやメリット・デメリット、サービス展開している各企業の特徴や料金プラン、導入事例などについてもまとめました。ぜひダイレクトサービスの導入や企業選びにご活用ください。
ダイレクトリクルーティングサービスがひと目で分かる早見表
会社名 | サービスの特徴 |
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PaceBox(ペースボックス) | 成功報酬型の料金システム |
ウォンテッドリー(Wantedly) | 役職者の採用に強い |
BIZREACH(ビズリーチ) | 202万人以上の人材データベース |
MIIDAS | フィッテング人材分析で活躍できる人材をデータ化 |
ダイレクトリクルーティングサービスまとめ
PaceBox(ペースボックス)
PaceBox(ペースボックス)の特徴
成功報酬型の料金システム
PaceBox(ペースボックス)では、「1名採用あたり50万円(税抜)」という均一価格が設定されています。一律の価格が決まっていることで採用予算の見通しを立てやすいことが特徴。比較的安価な料金のため費用対効果が高さも期待できます。
また、この料金システムには2年間の定着保証制度がついています。この制度は、PaceBox(ペースボックス)の本サービスを利用して入社した社員が入社後24か月を満たないタイミングで退職した場合が対象です。
成功報酬の50万円を25等分(2万円/月)に換算して、24か月から退職した月数を引いた残月分を返金。転職が多い現代において、安心して採用活動ができる魅力的な料金システムとなっています。
PaceBox(ペースボックス)の導入事例
繁忙期と重なる3月〜4月にプロの人事メンバーの一人として動いてくれる
新卒採用の総合支援事業を行っている株式会社カツヤクでは、取引企業からPaceBoxを紹介して欲しいという依頼があり、同時期に中途採用を検討していたこともあって、お試しでPaceBoxを利用しました。
結果的に、オファー開始から1ヶ月間という短い時間で、内定承諾(2名オファー→1名オファー承諾→1名内定承諾)を実現しました。
引用元:PaceBox(ペースボックス)(https://lp.pacebox.jp/20221200)
PaceBox(ペースボックス)の料金プラン
PaceBox(ペースボックス)には、アカウント開設費用30万円(税抜)、プラットフォーム利用料年額30万円(税抜)、成功報酬(1名採用につき)50万円(税抜)のベーシックプランがあります。
このプランには、求職者の検索・求人情報の作成・サポートチャット・検討フォルダ・非公開求人の作成・求職者へのオファー・求職者とのメッセージのやり取り・内定者管理などさまざまな採用管理が含まれています。
PaceBox(ペースボックス)の会社概要
会社名 | 株式会社pacebox |
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会社所在地 | 大阪府大阪市淀川区西中島5-11-8 セントアネックスビル3階 |
会社設立 | 2022年 |
会社URL | https://pacebox.co.jp/ |
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Eight Career Design(エイトキャリアデザイン)
Eight Career Design(エイトキャリアデザイン)の特徴
役職者の採用に強く優秀な人材へのアプローチができる
Eight Career Designの登録者には役職者層が多く、現在進行形で活躍している人材が豊富です。そのため、他のサービスではアプローチすることができなかった優秀な人材にアプローチできます。
優秀な人材だからこそ、現職が忙しく転職活動に時間がかけられないケースも多くあるため、そういった転職候補者にキャリアを意識させる仕掛けも設置。例えば、候補者がキャリアサマリを入力できるフォームや、自身の職歴に合ったおすすめの求人が推奨される機能などが挙げられます。
具体的に転職意向度の設定もでき、候補者が転職を考えるきっかけとなるため、採用チャンスが多く発生します。
また、内定承諾までの平均期間は1~2ヶ月と、人事の工数をできるだけ抑えることも可能です。
Eight Career Design(エイトキャリアデザイン)の導入事例
「いつかは転職したい」潜在層へのスカウトメールで1カ月未満の短期間採用に成功
企業や組織のマネジメントのコンサルティング企業である株式会社識学では、2021年2月に「Eight Career Design」を導入しました。元々ダイレクトリクルーティング自体は他社も活用していましたが、現職について詳しく書かれていない場合や、ぼかされている場合も多く、声をかけるためには一人ひとり丁寧に見ていく必要があり、不便さを感じていました。その点、Eight Career Designは役職の絞り込みが一発ででき、採用活動の時間短縮にもなるので大きなメリットを感じています。
引用元:Eight Career Design(エイトキャリアデザイン)(https://materials.8card.net/eight-career/stories/shikigaku/)
Eight Career Design(エイトキャリアデザイン)の料金プラン
公式サイトに料金プランの掲載はありませんでした。
Eight Career Design(エイトキャリアデザイン)の会社概要
会社名 | Sansan株式会社 |
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会社所在地 | 東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル 13F |
会社設立 | 2007年6月11日 |
会社URL | https://jp.corp-sansan.com/ |
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ウォンテッドリー(Wantedly)
ウォンテッドリー(Wantedly)の特徴
350万人以上が利用するビジネスSNSを運営
ウォンテッドリーは、転職サービスとしてだけでなく、仕事関連の情報メディア(ビジネスSNS)として350万人以上の人が登録しているサービスです。そのため、すぐの転職を考えていない、転職潜在層にも広くアプローチできます。
ウォンテッドリーでは「共感採用」という新しい視点で採用活動を進めることが大きな特徴。SNSで定期的に自社の「想い」を発信することでファンを作るという、従来の採用方法とは違ったアプローチで求める人材を確保できます。
SNSで仕事の意義や目指す未来や実際の職場の雰囲気、どんな経歴の人がどんな想いで働いているかなどの情報を幅広く発信することで、共感を得ることから採用活動をスタート。企業側からSNSという気軽な媒体で情報発信していくことで、転職潜在層が転職に興味を持つきっかけにもなります。
従来の「待ち」の方法でも満足に人材確保ができた時代とは違い、近年は企業側が求職者から選ばれるために行動することが採用活動を成功させる鍵になってきています。会社の「想い」を伝えることで差別化を図り、優秀な人材に早期接触することで、競争の激しい採用市場に立ち向かうことをサポートしている企業です。
ウォンテッドリー(Wantedly)の導入事例
ベンチャーマインドを持つ優秀な人材の採用に成功
WEBサービスを展開する株式会社マネーフォワード。実は新卒採用を開始したころは学生にはほとんど認知されていなかったため、採用に苦しんでいました。ウォンテッドリーは中途採用を行う際に既に導入しており、実際にベンチャーマインドを持つ優秀な人材を採用できた実績があったので、その効果は実感できていました。コストを抑えつつも、ベンチャーマインドのある人材にアプローチできる点が魅力に感じていて、新卒採用でも利用することにしました。
中途採用と新卒採用を1つのコストで両方利用することができるのも魅力に感じていて、作成した募集やストーリー記事などのコンテンツをも新卒と中途で共有し合うことが出来る点も、手間が省けてメリットに感じています。現在は年間30~40名の新卒採用に成功しています。
引用元:ウォンテッドリー(Wantedly)(https://www.wantedly.com/customer_stories/166)
ウォンテッドリー(Wantedly)の料金プラン
公式サイトに料金プランの掲載はありませんでした。
ウォンテッドリー(Wantedly)の会社概要
会社名 | ウォンテッドリー株式会社 |
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会社所在地 | 東京都港区白金台5-12-7 MG白金台ビル4F |
会社設立 | 2010年9月 |
会社URL | https://wantedlyinc.com/ja |
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BIZREACH(ビズリーチ)
BIZREACH(ビズリーチ)の特徴
202万人以上の人材データベースフィッテング
BIZREACH(ビズリーチ)は202万以上の人材が登録する国内最大級の人材データベースです。独自の審査を通過した優秀な人のみが登録をしているので、即戦力の人材を効率よく探すことができます。
優秀な人材を探すのに必要な職種・業種も17万パターン以上揃えており、転職潜在層も採用ターゲットにできるので、求める人材の確保に繋がりやすいサービスです。
スタートアップ企業から大企業まで、多数の企業がBIZREACHを導入しており、BIZREACH上で実際スカウトを実践した企業は24,800社を超えています。問い合わせから最短で5営業日でサービスの利用が可能になるという点も忙しい採用担当者にとって嬉しいポイントです。
BIZREACH(ビズリーチ)の導入事例
地方の中小企業に即戦力人材が2カ月で4名も入社
静岡の中小企業なので、優秀な人材の採用においては「従来の採用手法では知名度が高い企業にかなわない」と、いつも痛感していました。今回、実績のない新規事業において人材が必要だったので、BIZREACH(ビズリーチ)の導入を決めました。導入に当たって、企業が自ら求職者に企業の魅力・やりたいことを直接伝えて、直接意思疎通ができることの必要性を強く感じていました。
コンサルタントからアドバイスを頂きながら、「たった一人に、私たちのメッセージが届けばいい」という気持ちで、一言一句にこだわって求人やスカウト文を考えました。その結果、2カ月で4名の優秀な人材を採用することができ、その効果の高さを実感しています。
引用元:BIZREACH(ビズリーチ)(https://bizreach.biz/landing/ref01_base_01_pc/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_term=%E3%83%93%E3%82%BA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%81%20%E8%B2%BB%E7%94%A8%20%E6%B3%95%E4%BA%BA&trcd=1GABR0000286_NO_&gad=1&gclid=Cj0KCQjwgNanBhDUARIsAAeIcAsDHM3NAinJ5lNgd8ii5Ko1_UsOIB3UfqkHpwK9c52RfYjMjx5gjaMaAnktEALw_wcB)
BIZREACH(ビズリーチ)の料金プラン
公式サイトに料金プランの掲載はありませんでした。
BIZREACH(ビズリーチ)の会社概要
会社名 | 株式会社ビズリーチ |
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会社所在地 | 東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー12F |
会社設立 | 2007年8月 |
会社URL | https://www.bizreach.co.jp/ |
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MIIDAS(ミイダス)
MIIDAS(ミイダス)の特徴
人材分析で活躍できる人材をデータ化し活躍する人事材を特定
MIIDAS(ミイダス)は、他にはない面白いサービスとして、採用を行いたい企業の現在の社員を分析。その組織の特徴や活躍する人材を特定し、データで可視化することができるフィッティング人材分析(活躍要因診断)を行っています。この診断を社員が受験することで社内の実態を明確に把握できるのが強みです。
例えば、マネジメント能力が高い人材の特色を算出できる「マネジメント資質」、職務遂行の上で適切な能力要素を解析してくれる「パーソナリティの特徴」、上司または部下としてタイプ別に社員との相性を診断してくれる「上下関係適性」、あらかじめストレスを感じることや条件、環境を予測してくれる「ストレス要因」など、様々な項目について詳しくデータ化できます。
人材分析の結果をもとに、1,733種類の詳細な検索項目から自社にフィットする人材の検索が可能。ビジネスパーソンとしてのソフトスキルはもちろん、実際の業務に耐えられるかどうかがわかるストレス耐性や、書類や面接では見極めるのが難しい内面的な性格の特徴など、詳細なチェック項目を活用することで自社に必要な人材を検索できます。
MIIDAS(ミイダス)の導入事例
詳細な求職者情報を利用してミスマッチのない採用へ
移転に伴う事業所の面積の拡大により人員を増員したいと考えています。人手が足りていないからではなく、人材増員によりできることを増やすことが目的のため、少数精鋭の、お客様に信頼していただけるような人材を採用予定です。
企業側から求職者にスカウトを出せるという点に魅力を感じ「ミイダス」を導入しましたが、その最大の特徴は、登録者の情報が詳細であることだと思います。企業側、求職者側双方にとって、事前に多くの情報を得る事は採用・就職活動にとって重要だと感じているのでミイダスのデータ量には魅力を感じています。
参照元:MIIDAS(ミイダス)(https://corp.miidas.jp/case/industry_11/1682/)
MIIDAS(ミイダス)の料金プラン
公式サイトに料金プランの掲載はありませんでした。
MIIDAS(ミイダス)の会社概要
会社名 | ミイダス株式会社 |
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会社所在地 | 東京都港区南青山1-15-5 パーソル南青山ビル6F |
会社設立 | 2019年4月1日 |
会社URL | https://miidas.co.jp/ |
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LinkedIn(リンクトイン)
LinkedIn(リンクトイン)の特徴
全世界で9億人以上が活用!世界最大級のビジネス用SNS
LinkedInは世界で9億人以上のユーザが登録しているビジネス専用のSNSです。日本国内でも300万人以上が利用しており、大手企業から新しいベンチャー企業まで多くの企業で採用実績を持つ国内最大級のメディアへと成長しました。
LinkedInでは求人媒体のように求人広告を掲載できます。業界や業種を絞った候補者にのみ表示させられるのが他メディアと異なる点。これにより求人要件にマッチした人材を瞬時に見つけることが可能です。そのままスピード感を持って、ダイレクトにスカウトを送れます。
また、LinkedIn内で作成可能な企業ページを活用して企業の魅力を伝えることで、スカウトメール返信率や求人への応募率を向上させる効果が期待できます。
LinkedIn(リンクトイン)の導入事例
株式会社エクサウィザーズでは、導入前の課題として、企業カルチャーに合った国内外の優秀な候補者にダイレクトでアプローチできる手段を広げたいことと、国内外に向けてのAIスタートアップとしての知名度不足がありました。
LinkedIn導入の決め手は、世界中の転職市場にいる自社にマッチするであろう優秀な人財へ能動的にアプローチができる点と、グローバルな視点でも自社の知名度アップができる点です。
導入した結果、高難易度かつ優秀なソフトウェアエンジニアや海外現地拠点における優秀な人材を採用することができ、日本におけるLinkedInスタートアップランキング1位獲得によって、そのブランディング効果で優秀な候補者を採用することができました。
参照元:LinkedInの日本初のビジネスパートナー 株式会社Direct Sourcing(https://directsourcing-lab.com/linkedin/case/)
LinkedIn(リンクトイン)の料金プラン
公式サイトに料金プランの掲載はありませんでした。
LinkedIn(リンクトイン)の会社概要
会社名 | リンクトイン・ジャパン株式会社 (LinkedIn Japan) |
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会社所在地 | 東京都千代田区丸の内2-4-1丸の内ビルディング34階 |
会社設立 | 2003年5月 |
会社URL | https://www.linkedin.com/ |
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Daijob(ダイジョブ)
Daijob(ダイジョブ)の特徴
グローバル人材登録者数NO.1!累積約71万人のバイリンガル即戦力が登録
Daijob(ダイジョブ)は、累積約71万人のバイリンガル人材が登録している転職サイトです。外資系企業、グローバルに事業展開している日系企業、スタートアップ企業の採用課題を解決できるだけのデータベースを保有。Daijob(ダイジョブ)が持つグローバル人材採用のノウハウを使って、求める人材を採用することができます。
70%以上がビジネスレベル以上の英語力を保有する日本人、20%以上がビジネスレベル以上の日本語力を保有する外国人と、高い語学レベルの優秀な人材が多数登録。また、登録者の3人に1人が年収500万円以上の人材であるため、即戦力としての活躍を期待できます。
Daijob(ダイジョブ)の導入事例
訪日外国人向けに特化した観光業を展開する株式会社トラベリエンス。既に他社の転職媒体を使用していたものの日本人の応募者が少ないことが課題でした。Daijob.comからの応募者は日本の方も多くて、求人ニーズを読み込んでくれた上で志望動機もしっかり固まっているという方が多かったです。
候補者を集める際に効果的だったのは、Daijob.com側で特設して貰った『注目ポイント』ページだと思います。『社内公用語が英語』『社内メンバーの大半が外国籍』『1カ月の休み取得が可能』『少人数のため裁量権が大きい』という4つの当社の特徴を分かりやすく求職者にアピールすることができました。元大手旅行会社勤務の社員も、少数精鋭だからこそ持てる裁量権の大きさというポイントに魅力を感じて入社を決めてくれました。
参照元:Daijob(ダイジョブ)(https://hrclub.daijob.com/casestudy/4777/)
Daijob(ダイジョブ)の料金プラン
公式サイトに料金プランの掲載はありませんでした。
Daijob(ダイジョブ)の会社概要
会社名 | ヒューマングローバルタレント株式会社 |
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会社所在地 | 東京都新宿区西新宿7丁目5番25号 西新宿プライムスクエア2F |
会社設立 | 2010年7月1日 |
会社URL | https://www.daijob.com/services/ |
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doda Recruiters(デューダ リクルーターズ)
doda Recruiters(デューダ リクルーターズ)の特徴
業界や職種ごとの専任担当がつき人材担当者と伴走
doda Recruitersの採用サービスは、業界や職種ごとに専任担当制。専門性を活かした情報提供や戦略立案時のアドバイスを受けられるのが強みです。各業界の採用動向を熟知した担当者が課題・問題点の整理から、戦略の提案、実行、改善提案、フォローまで、各プロセスに沿ったアドバイスを提案しながら、採用決定まで自社の人事担当者と伴走します。
また、登録している求職者のデータベースにおいても、人材紹介や求人広告などの利用者をワンブランドに集約したことで、高い専門性と豊富なユーザー属性を保持。幅広い業界・職種の経験者が多数登録しているため、各分野の専門性を活かした即戦力人材にアプローチすることが可能です。
doda Recruiters(デューダ リクルーターズ)の導入事例
東証プライム上場の化学メーカーであるデンカ株式会社。事業内容がBtoBの取引が中心のため、転職市場での知名度を高めることが大きな課題でした。「電気分野の専門知識を持つ人材がほしい」と考えても、競合の大手電機メーカーや自動車メーカーと比較されて、なかなか応募して貰えません。また、ライフイノベーション部門は人々の暮らしに密接した事業でありながら、顧客は医療機関が中心なので一般にはあまり知られていないのが現状です。
dodaではメインの担当者だけでなく、各サービス担当も交えたチーム体制で当社の採用をサポートしてもらっています。定例ミーティングやエージェント向け説明会などの他に、1日1回は必ず会話して人間関係を築くことができているので信頼しています。
サポートの結果、さまざまなポジションで採用が進んでおり、2022年は20名を超えるハイクラス人材を迎え入れることができました。
参照元:doda Recruiters(デューダ リクルーターズ)(https://www.saiyo-doda.jp/case/12233)
doda Recruiters(デューダ リクルーターズ)の料金プラン
公式サイトに料金プランの掲載はありませんでした。
doda Recruiters(デューダ リクルーターズ)の会社概要
会社名 | パーソルキャリア株式会社 |
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会社所在地 | 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F |
会社設立 | 1989年6月15日 |
会社URL | https://www.persol-career.co.jp/ |
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openwork(オープンワーク)
openwork(オープンワーク)の特徴
低コストで優秀な人材の採用を実現
openworkでは、充実したデータベースの中から新卒、中途問わず、優秀な人材を低コストで採用できるシステムを備えています。高学歴、大手企業在籍など、優秀な潜在層・顕在層の求職者の中から自社に沿った人材を検索可能です。
採用にかかるコストは成功報酬のみ(一人当たり中途採用で80万円、新卒採用で40万円)という分かりやすい価格設定です。成功報酬以外の初期費用、月額利用料はなく、会社情報や求人の掲載、応募者管理、スカウト送信も無料となっています。
openworkはかかるコストをHPにしっかり明示しているため、コスト面での心配を払拭したうえで導入できるのが魅力です。
openwork(オープンワーク)の導入事例
ソフト開発やシステム運用を行うスタートアップ企業であるUPWARD株式会社。スタートアップ企業のため知名度が高くない中での採用活動で、多くの人員を採用したいものの、採用費をあまり多くかけられないというのが採用課題でした。
社風の良さには自信があったため、Open Workの口コミが採用成功の後ろ盾になってくれるだろうと期待があったことと、採用費の予算がそこまでない状況が導入のきっかけです。
口コミを見て興味をもってくれる求職者が多くいるので、現在は採用者の2割ほどがOpen Work経由であり、一番多い採用ルートになっています。
参照元:openwork(オープンワーク)(https://www.openwork.jp/recruiting/case/12)
openwork(オープンワーク)の料金プラン
openwork利用でかかるコストは実際に採用した際の成功報酬のみです。一人当たり中途採用の場合は80万円、新卒採用の場合は40万円。成功報酬以外の初期費用、月額利用料はかかりません。会社情報や求人の掲載、応募者管理、スカウト送信もすべて無料となっています。
openwork(オープンワーク)の会社概要
会社名 | オープンワーク株式会社 |
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会社所在地 | 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア39階 |
会社設立 | 2007年6月 |
会社URL | https://www.openwork.co.jp/ |
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ダイレクトリクルーティングとは?
ダイレクトリクルーティングは企業側から求職者に向けて何らかのモーションをかけ、人材を採用する方法です。従来は求人広告や人材紹介会社を介して、求職者からの応募を待つ採用活動が主流の採用方法でした。しかし、近年は労働人口の減少が加速しているため、良い人材を確保することが企業の課題になっています。
通常の求人広告や手数料がかかりがちな人材派遣会社への委託とは異なり、ダイレクトリクルーティングなら、企業自らが人材データベースや転職マーケットで人材のスカウトを行います。そのため、人材をピックアップした状態でアプローチでき、採用コストも比較的安く抑えることが可能。より自社に求める要件に合う求職者を採用できる点が最大のメリットだと言えます。
ダイレクトリクルーティングが注目を集めている理由
ダイレクトリクルーティングが企業に注目されている大きな要因の1つに、採用競争の激化が挙げられます。
近年、少子高齢化により市場全体の労働力が不足し、有効求人倍率も高まっています。また、キャリアの多様化による転職のスピード感も上昇。企業運営全体の視点で見た場合にも、採用活動はこれまでよりも重要な役割を担っていると言えます。
時代の流れにより、従来のような求職者が応募してくれるのを待つだけ、といういわゆる「守り」の採用活動では、対策を取っている他の企業に先を越されてしまい、理想とする人材を確保できないという事態が起こりがちです。
ダイレクトリクルーティングとは「攻め」の採用手法。激化している採用競争の中においても、求める人材と確実に接点を作り、応募のきっかけを作ることができる方法なのです。
売り手市場の中で理想とする採用を成功させるためには、すでに転職を考えている層だけではなく、これから転職を考えるかもしれない転職潜在層へのアピールも必要です。こういった転職潜在層へも直接的にアプローチができる点も大きな特徴。ある程度の経験や役職を持った人材を採用したい場合にも、有効な採用手法と言えます。
ダイレクトリクルーティングの流れ
ここでは、実際のダイレクトリクルーティングの企業側の流れについて詳しく見ていきましょう。具体的には下記の4つの工程があります。
- 求職者の情報データベースから自社の求める人材とマッチしている対象者を探す
- マッチしている対象者にスカウトメールを送る
- 対象者からの返事が来る
- 通常通り面談や選考を行い、採用の合否を決める
広告媒体や人材紹介会社などの第三者を介さずに採用活動を行うダイレクトリクルーティングにおいては、企業と求職者は直接やりとりをするのが基本です。
求職者との細かいやり取りや日程調整なども自力で行う必要があるので、まとめて人員を確保したい場合、大きな採用プロジェクトの場合は自社の社員だけで対応するのが難しいこともあります。それだけでなく、採用数は多くなくても採用活動に時間を割けない、人事部の人員が足りないといった場合もあるでしょう。
こういったケースには、今回紹介したダイレクトリクルーティングサービス会社のように、ダイレクトリクルーティング自体を代行してくれる企業もあるので、「自社の中ですべて行わなくては!」と焦る必要はありません。
今回挙げた企業の中から自社が信頼できると思う会社を選び、ぜひ依頼してみましょう。すでにダイレクトリクルーティングのノウハウを豊富に持っている企業も多いため、採用活動をアウトソーシングして総合的に成功させることを目指すことをおすすめします。
ダイレクトリクルーティングのメリット
ダイレクトリクルーティングのメリットとしては、以下の4つが挙げられます。
メリット1. 採用コストを抑えることができる
従来の採用手法である求人広告や人材紹介会社を利用する場合は、求人広告であれば求人の掲載期間や内容に応じて、人材紹介会社であれば紹介された求職者を採用した時に、それぞれ費用が発生します。ダイレクトリクルーティングは、企業が人材データベースを利用して自ら求職者のスカウトを行うので、データベースの利用料しか費用がかかりません。
メリット2. 転職潜在層にもアプローチできる
ダイレクトリクルーティングでは、自社の魅力を発信していくことで今すぐの転職や就職は考えていないという人にも採用のアプローチをかけることが可能です。
また、企業が自らスカウトするタイプの求人サイトやSNSを活用することになるので、より自社の求める人材と繋がる可能性も高いと言えます。
メリット3. 人材会社が普段推薦しない人材層から求める人材を見つけることができる
人材紹介会社は、人材を紹介することで成功報酬として利益(紹介手数料)を得ます。紹介手数料の算出方法の計算の都合上、採用決定時の年収が高ければ高いほど、その人材を紹介した人材紹介会社の利益も上がるので、高い賃金を払える企業に対して優先的に優秀な人材を紹介するという傾向があります。
一方、ダイレクトリクルーティングでは、企業が自ら求める人材をデータベースの中から探すことができるので、現在の年収に関わらず優秀な人材に出会える可能性があります。
メリット4. 自社の採用力を高めることができる
ダイレクトリクルーティングは、企業が自ら採用活動を行うため、どの取り組みが採用活動の成功につながったのかを、詳しく分析できるのも強みです。この分析結果を今後の採用に活かすことで、自社の採用力を高めていくことができます。
ダイレクトリクルーティングのデメリット
ダイレクトリクルーティングのデメリットについても、3つ紹介していきます。
デメリット1. 業務負荷が増える
ダイレクトリクルーティングサービスの主な仕組みは、個別のスカウトメールによる採用です。
そのため、スカウトメールを送る対象の選定はもちろん、スカウトメール文面の作成、その後のやり取りなど、求職者と細かいコミュニケーションを直接取る事による業務負荷は増えることになるので注意が必要です。
デメリット2. 長期的な目線が必要である
ダイレクトリクルーティングでは、転職の潜在層へアプローチできますが、今すぐの転職を考えていない求職者に対しては長期的にアプローチしていくことが大切です。
すぐ採用に繋がる面接を行おうとするのではなく、カジュアルな面談の場を設けて話すなどお互いの理解を深める時間を作り、信頼関係を築きましょう。
メリット3. ノウハウが必要である
ダイレクトリクルーティングでは、どのように求職者へアプローチを行えば、採用が成功するのかという具体的なノウハウが必要です。スカウトメールの文面も、ノウハウがあるのとないのとでは採用実績が変わってきます。
従来の採用手法のようにノウハウがないうちは、採用成功に時間がかかる可能性があることも頭に入れておく必要があります。
ダイレクトリクルーティングを始める際のポイント
ダイレクトリクルーティングを実際に始める前に知っておくべきポイントについて、ここでは特に大事な5つのポイントを紹介します。
1.採用課題の明確化
まずは、ダイレクトリクルーティングが自社に合った採用方法なのかを検討しましょう。そのために実施するのが採用課題の明確化です。
過去の採用活動の課題や現在の人事面の悩みなどを整理した上で、ダイレクトリクルーティングを実施するべきかを判断しましょう。
ここで最初に整理した課題は、ダイレクトリクルーティングを実際に進めていく中でも、大切な基準になってくるので、時間を割いて丁寧に実施することが重要です。
2.専任を決定しておく
ダイレクトリクルーティングは担当者の負担が増えやすい手法なので、専任の担当者を決めて進めていくことがおすすめです。専任を決めると、良い人材の発掘や丁寧なコミュニケーションなどの採用過程に集中することができるので、結果的に成功につながりやすくなります。
また、長期的なアプローチが必要な求職者に対しても、専任が対応を行うことが求職者の安心にもつながると言えます。
3.要件を細かく設定しすぎない
求める人材を事前に明確にするのは成功する採用において大切なポイントですが、一方で要件を細かくしすぎないこともポイントの1つです。
潜在層はプロフィールを詳細に記載していない場合も多いため、企業側が細かく要件を設定してしまうと、優秀な人材も検索のフィルタから外れてしまい、なかなかマッチする人材と出会えないことがあるからです。
4.自社でノウハウの蓄積をして、長期的にアプローチする
優秀な人材の採用へのノウハウは、ダイレクトリクルーティングを実施する中で徐々に蓄積されていきます。ダイレクトリクルーティングでの採用活動においては、すぐに結果を求めないことも大切です。
5.経営陣を含む全社に協力を仰ぐ
ダイレクトリクルーティングの効果を最大限に高めるには、経営陣を含む全社の協力が必要です。例えば、採用課題を明確にする過程でも、人事部だけで話し合うよりも、各部署のマネジメント層に話を聞いた方が具体的な課題を浮き彫りにできます。
ダイレクトリクルーティングを利用する際によくある質問
Q1.ダイレクトリクルーティングとはどのようなサービスですか?
ダイレクトリクルーティングは、企業側から求職者に向けて積極的にモーションをかける採用方法です。
近年は労働人口の減少やキャリアの多様性などの理由から、転職のスピードが上昇。従来の求人広告や人材紹介会社のような求職者からの応募を待つ採用活動では、優秀な人材、各企業は求める人材を確保することが難しくなってきています。
企業自らが人材データベースや転職マーケットで人材のスカウトができるダイレクトリクルーティングなら、採用コストも比較的安く、自社が求める人材を採用することが可能です。
Q2.ダイレクトリクルーティングのメリットを教えてください
ダイレクトリクルーティングは、人材データベースを利用して企業が求職者のスカウトを行います。そのため、データベースの利用料のみで採用活動ができるのが強みです。
今すぐの転職や就職は考えていないという人にも採用のアプローチができたり、現在の年収に関係なく、データベースの中からマッチしやすい人材と出会えたりするなど、メリットは数多くあります。
さらに、人材データベースと実際にマッチした人材の分析ができるなど、今後の採用にもノウハウを活かした効率の良い採用活動をサポートできるサービスです。
ダイレクトリクルーティングサービスの導入を考えている方は、本ページに掲載している「ダイレクトリクルーティングサービスがひと目で分かる早見表」をご覧ください。
ダイレクトリクルーティングまとめ
ここでは、最近注目の採用手法「ダイレクトリクルーティング」の特徴や、メリット・デメリット、導入の流れ等について詳しく紹介してきました。
また、ダイレクトリクルーティングサービスを展開する企業の情報もそれぞれ比較できるようにまとめました。各企業のサービスの特徴、導入例や料金システムについても記載していますので、サービス導入、企業の選別に利用してみてください。
本記事は、2023年9月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。