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CDPツールおすすめ10選を比較!料金や導入事例を紹介

最終更新日:2025年02月06日

CDPツールは、顧客データを収集分析しマーケティングに活かすためのツールです。Webサイトやアプリなど、さまざまな場所に顧客データが散らばり管理できない企業にとって大変便利なサービス。しかし、「どのツールが自社に最適かどうか判断できない」と悩んでいませんか?CDPツールを上手に活用することで、顧客情報を詳しく把握し、最適なマーケティング施策を練りたいものです。

本記事では、CDPツールの口コミ、評判を比較して紹介いたします。自社にとっての最適なツール探しにぜひお役立てください。

目次

CDPツールの一覧表

以下の早見表では、顧客データを収集し統合・分析できるCDPツールを紹介しています。一つ一つのツールの特徴を比較してまとめていますので、自社に適したツールを見つける手助けになれば幸いです。

会社名 サービスの特徴

Omni Data Bank(オムニデータバンク)

散らばったデータを統合管理!シンプルな機能で低価格を実現

  • 散らばったデータを統合管理
  • さまざまなメディアと接続が可能
  • シンプル機能で低価格を実現

カスタマーリングス

生成AIを活用した顧客プロフィール機能やメール件名の自動生成機能が搭載

Adobe Real-Time CDP

特許取得済みのデータガバナンスツールを活用した効率的なデータ管理が可能

goline CDP

ELT機能付きで複数のソースからデータを抽出し変換・統合が可能

b→dash

SQLを使用せずにノーコードでデータの取得、統合、抽出、活用が可能

Flipdesk Data Union

カゴ落ち防止やカート内商品リマインドなど、EC向けの機能が充実

Treasure Data CDP

オフラインデータも収集できる実装済みの連携コネクタが活用できる

Tealium AudienceStream CDP

特許技術ビジタースイッチングがデータを自動的に繋ぎ合わせる

Rtoaster insight+

直感的で使いやすいUIで、データの可視化や分析をノーコード・ローコードで簡単に処理可能

INTEGRAL-CORE

顧客の行動や興味関心といった顧客データをリアルタイムで収集・処理可能

散らばったデータを統合管理!シンプルな機能で低価格を実現

Omni Data Bank(オムニデータバンク)

Omni Data Bank(オムニデータバンク)
引用元: Omni Data Bank(オムニデータバンク)公式サイト(https://omnidatabank.jp/)

Omni Data Bank(オムニデータバンク)の概要

Omni Data Bankは、広告運用で必要な顧客データをだけを運用・管理するマーケティングプラットツールです。「ユーザーがサイトを訪問し、CVを獲得した後の情報を追跡できない」「ポータルサイトからの予約で来店された場合のデータリストを制作できない」といった悩みを全て自動で解決!データを集めて、分析して、送るの機能のみに特化しているため、ご業界でも低価格な料金プランを実現しています。

Omni Data Bankの主な機能

  • データの統合管理…メールやCRM、コールトラッキングツールやといった様々なシステムと簡単に接続ができデータを統合
  • 多数のメディアと連携可能…Google、Facebook、Instagram、Twitterといった主なメディアと接続可能
  • 細かい解析とフラグ付け…独自のトラッキング、コールトラッキングを駆使し、ユーザーのフラグ付けが可能

Omni Data Bank(オムニデータバンク)
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Omni Data Bank(オムニデータバンク)を選ぶべき理由

散らばったデータを統合管理

Omni Data Bankは、コールトラッキングツールCRMメールフォームなど様々なマーケティングシステムと簡単に接続でき、分散しがちな顧客データを統合管理。オンラインだけでなく、オフラインでの顧客データも管理できるため、より詳細な顧客像が把握が可能になります。

企業が縦割り組織の場合、MAツールやWebサイト、システムごとにデータが蓄積してしまい、正確な顧客像を把握しにくいのですが、Omni Data Bankを活用すればあらゆるシステムやツールのデータを統合管理できます。

さまざまなメディアと接続が可能

GoogleFacebookInstagramYahoo!などさまざまなメディアとの接続も可能で、自社が持つデータをもとにプラットフォームが持っている情報を探しにいくことが可能。名前や電話番号、メールアドレスを照合し、一致するユーザーを探し当て、配信対象にすることができます。

Cookieとは異なり、ユーザーが登録情報を変えなければ、継続的な接触が図れます。あらゆるメディアと接続ですることで、重要な資産(一致した配信対象)が獲得でき、マーケティング活動に活用できます。

シンプル機能で低価格を実現

CDPツールは、高機能でありながら複雑化しており、コストがかかってしまうのが心配ですが、Omni Data Bankではマーケティングに必要な必要最低限の機能を厳選し低価格のプランを提供。

ミニマムプランでは、100件の送信で初期費用50,000円で月額10,000円という業界でも最安値プランを実現。データを集めて分析して、送信する、シンプル機能に特化されており、コスト面が導入の障壁だった企業も費用を抑えながら自社のマーケティングを加速させることができます。

Omni Data Bankの利用シーン

利用シーン(1)ポータルサイト利用しているサービス

ユーザーがサイトを訪問し、CVを獲得しても、離脱後の追跡ができないため、顧客へのインターネット上の再アプローチができず、自社の顧客リストも作成できません。
Omni Data Bank を活用すれば、転送先を設定するだけでポータルサイトなどから届くメールからAIが自動的に必要情報を発見し取集。メールからの蓄積データを元に、一度サービスを利用したユーザーに効率よくアプローチすることができます。

利用シーン(2)化粧品メーカー・コスメブランド

指名検索の広告文の出し分けを行うことで、アップセルやクロスセルを検索広告で実施できます。既存顧客がブランド名で検索した際に、再購入を促す広告を設定します。

利用シーン(3)期間をおいての再来訪の誘致

一度アクセスがあったユーザーに対して、何かアプローチできる方法はないかを考えている場合、Omni Data Bankなら、期間を置いた再来訪を促す広告配信ができます。長期的なアプローチが必要な広告でも、同期間に配信したいユーザーの配信リストがあれば、任意のタイミングでのアプローチが可能です。

Call Data Bankの料金プラン

  • ミニマムプラン(100件送信):初期費用50,000円/月額10,000円
  • スタンダードプラン(1,000件送信):初期費用100,000円/月額80,000円
  • ビッグプラン(2,000件送信):初期費用200,000円/月額150,000円 ※税不明

Omni Data Bank(オムニデータバンク)の会社概要

会社名 株式会社ログラフ
所在地 東京都新宿区百人町1丁目23-22 寿宝ビル2階
URL https://omnidatabank.jp/

カスタマーリングス

生成AIを活用した顧客プロフィール機能やメール件名の自動生成機能が搭載

継続率が99.1%と高い数字を出している、カスタマーリングスは、ECやBtoCサービスの売上向上に貢献しているCRM/MAツールです。収集したデータを分析し、顧客を深掘りすることで仮説を検証。

その結果、顧客に適した施策を実施し、施策に反応したターゲットををその場で分析することで嗜好やエリアを把握できます。

また、顧客の感情や行動の変化を把握し、複数のデータと比較することで、顧客理解へと繋げられます。さらに顧客データを活用し、それぞれに合わせたタイミングでの配信を実現。顧客が必要としているタイミングで情報発信し、プラスとなるよう働きかけています。一部の機能には生成AIも組み込まれており、業務を効率化しながらより高い顧客満足度につながるUXを構築できます。

またWebサイトを閲覧した顧客に対して、ポップアップを表示させることが可能。カスタマーリングス上で作成でき、表示設定や効果検証まで可能としていることが特徴です。また効果検証では、ABテストを実施可能。顧客の反応を見て、どの施策が効果的であるかを確認できます。

カスタマーリングスの導入事例

お客さまの継続状況、LTVを可視化

定期便をご契約されたお客さまのその後の継続状況、LTVを可視化できるようになった点は大きかったです。導入後は、流入経路別・商品別・定期コース別にダッシュボードで継続状況を確認し、そのデータを参考にして継続状況の違いや課題を分析するようになりました。

引用元:公式HP導入事例(https://www.customer-rings.com/case/euglena.html)

カスタマーリングスの料金プラン

初期費用と設定支援費用+プランに応じた月額料金

カスタマーリングスの会社概要

会社名 株式会社プラスアルファ・コンサルティング
所在地 東京都港区東新橋一丁目9番2号 汐留住友ビル25階
URL https://www.customer-rings.com/

Adobe Real-Time CDP

特許取得済みのデータガバナンスツールを活用した効率的なデータ管理が可能

Adobe Real-Time CDPは、自社内に散らばっていた顧客データを統合し、顧客体験向上に活用することができる次世代のCDPツールです。マーケティング部門では、個人や企業の分析結果を構築し、詳しい顧客の隠れた心理を獲得できます。そのため、IT部門に頼ることなく一貫性のある顧客体験を演出可能です。

またストリーミングデータを活用し、個人や企業のデータをシステムと統合し、かつチーム内で共有することができます。その結果、チーム力を向上させることができ、情報源やチャネルを問わずデータの収集・管理の簡潔化を図れます。

加えてAIとデータサイエンスを導入することで、高度なセグメント化やターゲティングの実現に繋げられます。

さらに特許取得済みのデータガバナンスツールを活用していることが特徴で、データのラベル付けも行うことができます。非公開・公開とデータを振り分けることもできるため、効率的にデータを管理可能となります。

Adobe Real-Time CDPは、唯一企業が運用ポリシーやアクセスポリシーを設定できることができるCDPツールとなっています。データの不正利用を阻止したり、違反の原因を追及することが可能。

また複数の出典元からストリーミングデータを収集し、オプトアウト情報をリアルタイムで更新できます。そのため、判断ミスによる損失を防げます。

Adobe Real-Time CDPの導入事例

初期費用と設定支援費用+プランに応じた月額料金

カスタマーリングスの導入事例

部署が一丸となってコンテンツが作れるように

ファン向けのコンテンツを担当する各部署が1つにまとまり、一丸となって共通の目標に向かうことができるようになりました。

引用元:公式HP導入事例(https://business.adobe.com/jp/customer-success-stories/orix-baseball-club-case-study.html)

Adobe Real-Time CDPの会社概要

会社名 アドビ株式会社
所在地 東京都品川区大崎 1丁目11番2号ゲートシティ大崎 イーストタワー
URL https://business.adobe.com/jp/products/real-time-customer-data-platform/RTCDP.html

goline CDP

ELT機能付きで複数のソースからデータを抽出し変換・統合が可能

goline CDPは、複雑になってしまうデータ処理と顧客データを効果的に活用するために必要なCDPツールです。顧客データを網羅的に獲得し、データの統合、プロファイルの作成を実施。ELT機能付きであることが特徴で、複数のソースからデータを抽出し変換し、統合することが可能です。

その結果、異なる形式のデータやソースからのデータを一括して統合できるため、一貫性や正確性を向上に繋げられ、マーケティングや顧客体験の向上を図れます。

またELT機能が搭載されていることで、不正確であったり重複したりしているデータを排除し、データ品質の向上できます。さらに大量のデータを処理する能力にも長けており、拡張性があるツールとなっています。

そのため企業の成長や変化に柔軟に対応でき、データの処理効率性を維持することが可能。様々なデータ形式やデータソースからの統合もできることが強みとなっています。

さらにgoline CDPを提供しているデジマール株式会社では、導入する会社に対して様々な価値を提供しています。例えば広告アカウントにユーザーを招待し、デジマール株式会社が行っている広告運用の透明性や信頼性を高めることに努めています。

加えて社内のデザイナーが協力し、バナー広告を制作。自社のブランドイメージを最大限に高めるサービスを提供しています。

goline CDPの会社概要

会社名 デジマール株式会社
所在地 東京都品川区西五反田3ー16ー12
URL https://digimarl.com/service/solution/golinecdp/

b→dash

SQLを使用せずにノーコードでデータの取得、統合、抽出、活用が可能

b→dashは、SQLを使用せずにノーコードでデータの取得、統合、抽出、活用ができるCDPツールです。使いやすさ、初期設定の容易さでNo.1を誇っており、操作が簡単であることが特徴です。

SQLでのデータ構築を必要とせず、全て画面操作のみで完結することが可能。エンジニアスキルを持っていなくても、データ準備を容易に行えるため、工数を削減し業務負担を軽減できます。

またMAだけでなく、BIやWeb接客といった機能がAII in oneに搭載されているため、b→dash一つを導入すればデータマーケティングを実現できます。複数のツールを導入する必要がなくなり、コストの削減を図れます。

さらに、b→dashはサポート体制が充実していることが大きな強みです。カスタマーサクセス担当が行う、初期構築や早期成果創出を実現させるサポートによってツールの導入から、施策・分析の実施を約1〜3ヶ月で実施可能です。

b→dashの料金プラン

初期費用:50万円(税不明)

b→dashの会社概要

会社名 株式会社データX
所在地 東京都新宿区西新宿7-20-1
URL https://bdash-marketing.com/

Flipdesk Data Union

カゴ落ち防止やカート内商品リマインドなど、EC向けの機能が充実

Flipdesk Data Unionは、サイトに訪問したユーザーに合った催促と接客を行い、CV率を向上させるツールです。顧客データをもとに、趣味趣向を把握し、適切な情報発信を行うことが可能です。

サイトの運営者の意図を汲み取り、ユーザーのニーズの最適な形で結びつけることで、顧客体験の向上させ、売上・広告の効果を最大限引き出します。例えばサイトに初めて訪れたユーザーには、おすすめ商品を提示し、サイトからの離脱を防ぎます。

また「カゴ落ち」をしっかりと防ぐ機能があり、カート内商品をリマインドで通知。その結果、買い忘れを防ぎ、購入を促すことができます。さらにキャンペーンの対象商品を閲覧しているユーザーには、特典内容を告知します。キャンペーン自体を認識してもらい、購入意欲を高めています。

そしてFlipdesk Data Unionには、多種多様な機能が充実していることが特徴です。ターゲティング・レポートだけでなく、A/Bテストを実施することが可能で、より効果的な施策を練ることができます。

Flipdesk Data Unionの導入事例

思いもしなかった機能の使い方などでやりたいことを実現してくれる瞬発力

非常に満足しています。こちらが「こういうことがやりたいです」と伝えるだけで、思いもしなかった機能の使い方などでやりたいことを実現していただける瞬発力は、さすがデジタルマーケティングのプロフェッショナルだと思います。ご提案いただけるシナリオの数も豊富で、こちらとしてもマーケティング知識やノウハウが吸収できるのはありがたいと感じています。

引用元:公式HP導入事例(https://flipdesk.jp/case/20230510-24013/)

Flipdesk Data Unionの料金プラン

月額利用料金:50,000円(税抜)
初期費用:50,000円(税抜)

Flipdesk Data Unionの会社概要

会社名 株式会社マテリアルデジタル
所在地 東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル35階
URL https://flipdesk.jp/service/dataunion/

Treasure Data CDP

オフラインデータも収集できる実装済みの連携コネクタが活用できる

顧客理解・顧客体験の最適化を図れるCDPツールであるTreasure Data CDPは、株式会社トレジャーデータが提供しています。データの収集・統合・分析の機能があり、最適な施策実行のために必要な機能が搭載。

実装済みの連携コネクタを使用することで、オンラインだけでなく、オフラインにまでわたるデータを収集可能です。Treasure Data CDPのデータ基盤はセキュリティが高く、柔軟な拡張性を持っていることが特徴で、高度な分散処理やスキーマレスのデータ処理を実行できます。

またシステムの種類を問わず全てのデータベースとの連携が可能で、企業が所持しているデータを統合し、より深い顧客理解を実現させ、優れた顧客体験を提供することに繋げられます。

さらに顧客データ活用のエキスパートが在籍し、豊富な経験と知識を駆使して自社の事業拡大に力添えします。そのため、CDPツールを初めて導入する方でも安心することができます。

Treasure Data CDPの導入事例

思いもしなかった機能の使い方などでやりたいことを実現してくれる瞬発力

まず注力したのは、既存のデジタル広告の運用最適化。Treasure Data CDP上のデータを見ながら、施策をアップデートして最適化している。施策の最適化を進めた結果、直近では以前と比較して20%以上の費用対効果改善を達成しているのだという。

引用元:公式HP導入事例(https://plazma.treasuredata.co.jp/case-study-panasonic-01/

Treasure Data CDPの会社概要

会社名 トレジャーデータ株式会社
所在地 東京都千代田区内幸町2-1-6 日比谷パークフロント 19F
URL https://www.treasuredata.co.jp/

Tealium AudienceStream CDP

特許技術ビジタースイッチングがデータを自動的に繋ぎ合わせる

Tealium AudienceStream CDPは、顧客データを一元管理し、リアルタイムでのオーディエンスエンゲージメントを強化できるツールです。精度が高く、実用的な顧客プロファイルを構築できる特許取得済みの技術を搭載。

取得したデータを用いて、顧客価値やエンゲージメントインサイト、マイルストーンを設定できます。またデータを活用して顧客の行動をより詳細に分析することが可能。1300以上のシステムやサービスとの連携を図ることにより、将来の拡張性をサポートしています。

さらに顧客がサイトを閲覧した際に、基盤となる新しいプロファイルを作成しています。分析結果内でIDが一致することで、Tealiumの特許技術ビジタースイッチングが自動的にIDとプロファイルを繋ぎ合わせてリアルタイムで情報を更新します。

その結果、様々なチャネルを超えて、顧客の全体像を把握することが可能となっています。加えてデータプライバシー保護を積極的に実施していることが特徴の一つ。セキュリティおよび、プライバシー認証を取得しています。

Tealium AudienceStream CDPの会社概要

会社名 Tealium
所在地 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 39F
URL https://tealium.com/ja/audiencestream/

Rtoaster insight+

直感的で使いやすいUIで、データの可視化や分析をノーコード・ローコードで簡単に処理可能

株式会社ブレインパッドが提供しているRtoaster insight+は、データの収集から統合、アクションまで管理できるCDPツールです。直感的で使いやすいUIで、データの可視化や分析をノーコード・ローコードで簡単に処理可能。情報を一元管理できるようになるため、マーケティングの効率化が期待できます。

Rtoaster insight+の導入事例

接客アクションが新たな施策へと繋がりやすくなった

従来は施策のアイデアがあっても、前述のようにそれを実行に移すまでの設計や社内ディレクションに多大な時間と手間がかかっていました。それが手数を増やせない原因になっていました。その点、Rtoasterの場合は簡単な操作でコンテンツの出し分けやWeb上での接客アクション、A/Bテストなどの施策を試すことができます。施策回数を重ねるほど、過去の事例を応用するかたちで新たな施策に結びつけやすくもなりました。

引用元:株式会社ブレインパッド公式HP導入事例(https://www.brainpad.co.jp/rtoaster/case/doclasse/)

Rtoaster insight+の会社概要

会社名 株式会社ブレインパッド
所在地 東京都港区六本木三丁目1番1号 六本木ティーキューブ
URL https://www.brainpad.co.jp/

INTEGRAL-CORE

顧客の行動や興味関心といった顧客データをリアルタイムで収集・処理可能

株式会社EVERRISEが提供しているINTEGRAL-COREは、ノーコードで顧客データを統合できるCDPツールです。顧客の行動や興味関心といった顧客データをリアルタイムで収集・処理できるのが特徴。 さらに独自機能である「SCV(シングル・カスタマー・ビュー)」機能により、顧客データを安全に重複なくプロファイル化することができます。

INTEGRAL-COREの導入事例

国産のCDPでセキュリティ面で安心

名寄せがきちんとできることや、統合の対象となるデータや連携するツールが後から増えたり変わったりする際に柔軟に対応可能か、という視点でツールを探しており、INTEGRAL-COREはその部分をクリアしていました。

それに加えて、国産のCDPでセキュリティ面で安心できるということ、管理画面が使いやすそうだったということが決め手になりました。

引用元:株式会社EVERRISE公式HP導入事例(https://www.ever-rise.co.jp/dx-blog/case-keycoffee/)

INTEGRAL-COREの会社概要

会社名 株式会社EVERRISE
所在地 東京都港区六本木6-8-10 STEP六本木5F
URL https://www.ever-rise.co.jp/

CDPツールとは?

CDPツールとは、顧客属性や行動データの収集、統合、かつ分析を実施できるプラットフォームです。CDPとは「Customer Data Platform」の略称であり、顧客の名刺や問い合わせフォームから入手した

  • 氏名
  • メールアドレス
  • 電話番号
  • 企業名

などの属性を収集できることが特徴です。また、氏名や電話番号だけでなく、嗜好や行動履歴を収集できることが強みで、電子メールやアプリ、Webサイトから顧客の行動履歴を取得し、全体像を把握することができます。

CDPツールを活用することで、顧客それぞれに応じて、効率よくアプローチすることが可能となります。例えばマーケティング部門では、顧客別に新企画を立案でき、カスタマーサービス部門では、それぞれに最も適したサポートを行えます。

またCDPツールとよく似ている、DMPというプラットフォームがありますが、CDPとはデータの収集方法が異なっていることが特徴です。

DMPは外部サイトから獲得した匿名データを使用するため、CDPよりも正確でない可能性があります。しかしCDPのデータは。自社が集めたデータを用いるため、正確かつ詳細に顧客情報を獲得することができます。

CDPツールの主な機能

CDPの主な機能は、「データの収集」「統合」「分析」の3つです。

データの収集

データ収集機能では、顧客の好みや属性、行動履歴を集めることができます。氏名や性別といった基本的なデータだけではなく、顧客がWebサイトやアプリを閲覧した際にどのような行動を行ったかを把握できることが特徴です。

また、購入品や買い物かごの中身まで、詳しく把握することができ、実店舗に来店して購入した商品をPOSデータと連携して集められます。

データ統合

データ統合機能では、様々な場所から収集したデータを、顧客IDと紐づけることでデータを一つに統合することができます。顧客の行動履歴や嗜好データをまとめてしまうことで、ニーズをより正確に把握できるようになります。

データ分析

データ分析機能では、収集し統合されたデータをもとに、顧客が一体どんなサービスや商品に関心を持っているかを分析することが可能である機能です。そのためそれぞれに適した商品やサービスを紹介でき、購入へと促すことが可能です。

CDPツールのメリット

CDPツールのメリット

データ分析・施策の検証を効率化できる

CDPツールを活用すると、データ分析や施策、検証といった業務を効率よく行うことができます。手作業で全て行うとなると、かかる時間は計り知れません。

CDPツールを導入することで、データ分析を数分で終了させ、分析結果を参考に次の施策考案へと進むことができます。より短い期間やサイクルでPDCAを回すことができるため、施策の改善を図ることが可能となります。

顧客に適した施策を考案可能

それぞれの顧客に適した施策を考案できることも、CDPツールを導入する上でのメリットの一つです。顧客情報を統合し、好みや関心事を的確に把握することが可能。その結果、顧客に最適な情報発信が可能となります。

また、リアルタイム処理に長けたCDPを活用すれば、顧客の行動に合わせたクーポンを発行することもでき、顧客に寄り添った施策を実施できます。

社内でデータを共有することができる

顧客のデータを一括で管理できるため、社内で分析結果を共有することが可能です。その結果、社内での業務効率化を図ることができ、かつ業務改善を行えます。例えば小売業であれば、顧客が興味を持っている商品と関連した商品の購入を促すことにも繋げられます。

CDPツールのデメリット

CDPツールのデメリット

最適なツールを選定することが難しい

CDPツールは仕組みが複雑であり、自社にとって最適なツールかどうかを一概に判断することが難しくなっています。

また会社ごとに、CDPツールの活用目的は異なり、実際に使用してみて、感覚を掴むことが必要となります。そのため導入する際には、事前のサポートを利用し、自社に本当に適したツールかどうかを確認することが重要です。

個人情報の漏えいリスクがある

もう一つのデメリットは、顧客の属性だけでなく、購入履歴、好み、閲覧サイトなどの個人情報が漏えいする可能性があることです。

CDPツールはクラウド環境で動作が可能で、外出先でデータを閲覧し編集することができてしまうため、もし万が一スマホやPCを忘れてしまった場合に顧客の個人情報が漏えいしてしまったら、企業の信頼を落としてしまうばかりか、経営の危機に陥りかねません。

そのため、社員に対してのセキュリティー教育をこまめに実施し、厳重に個人情報を守るための施策を行う必要があります。

CDPツールの選定ポイント

CDPツールの選定ポイント

費用対効果を確認する

CDPツールは機能が充実しているものを選ぶと、比較的高額になってしまうことがあります。また導入してすぐに結果が出るというものではないため、長期的なスパンで運用していくことを視野に入れておかなければいけません。短くても1年以上を見越して、費用対効果を検討することが大切です。

導入するにあたっての目的を明確化する

導入するツールを選定する際には、機能を比較するだけでなく自社がCDPツールを用いて行いたい目的を明確化させることがポイントです。その目的を達成できる機能があることと、将来必要になるであろう機能が搭載されているツールを選択することをおすすめします。

サポート体制が充実しているかを確認する

CDPツールは使いこなすことが難しくなっており、充実したサポート体制があるかどうかを確認することはとても大切なポイントと言えます。導入後に使用方法でわからないことがあったり、トラブルが発生したりした際に、迅速にサポートしてくれるかどうかを確認することがとても大切です。

既存システムとの連携の可否

CDPツールは、自社のデータを1つのIDに統合するため、多数のシステムとの連携が必要となります。オンラインだけでなく、オフラインのあらゆるデータを統合するので、顧客のデータを整理している既存システムとうまく連携させられるツールを選ぶことが重要です。

CDPツール導入の際によくある質問

CDPツール導入の際によくある質問

Q1.CDPツールの導入メリットを教えて下さい

CDPツールを導入するにあたって得られるメリットは、顧客の属性だけでなく、年齢、嗜好、行動履歴までを収集し、統合・分析することができるため、それぞれに応じた施策を練ることが可能となることです。

また社内で情報を共有し合えるため、一つの商品を買い物かごにいれている顧客に対して、関連商品をおすすめする施策を練ることが可能。その結果、顧客に寄り添った施策を行うことができ、売上向上へと繋げられます。

Q2.CDPツールの選び方を教えてください

CDPツールを選ぶ際は、自社の目的を明確化し、その目的を達成できるだけでなく、将来のために拡張性があるかどうかを確認することが大切です。

また、比較的活用することが難しいツールであるため、サポート体制が充実しているかを確認することも重要です。

導入後に手厚いサポート体制が整っていると、何かトラブルがあった際に、助けを求めることができるからです。詳しくは「CDPツールがひと目で分かる早見表」をご覧ください。

CDPツールまとめ

CDPツールは、顧客の属性や性別、嗜好、行動履歴のデータを収集し、あらゆるデータと統合することで、分析できるツールです。

しかし導入する際には、サポート体制が充実しているか、自社の目的を達成してくれる機能が搭載されているかどうかを確認することが大切です。

加えて、将来に向けた拡張性があることをチェックすることも重要なポイントです。本記事によって、自社にとって最適なCDPツールを見つける手助けができれば幸いです。

免責事項
本記事は、2023年8月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。