SaaS管理ツールとは?おすすめツールの比較と、費用相場や導入のメリット、選び方などを解説
最終更新日:2023年12月08日
SaaSを効率的に管理するツールを解説
IT・インターネットの技術革新により、クラウド上で提供されるSaaSが多々登場しています。導入の手軽さやコスト削減などSaaSがもたらすメリットは多々ありますが、導入する数が増えれば増えるほど管理には手間がかかってしまうものです。
そこで、このページでは評判の良いSaaS管理ツールをピックアップしてご紹介します。SaaS管理ツールの導入を考えている方は、自社に適したツールを選ぶためにも、ぜひご一読ください。
SaaS管理ツール9選の比較一覧表
まずは、SaaS管理ツールを提供する会社を一覧表にて紹介します。自社に合ったツール選びにお役立てください。
会社名 | サービスの特徴 | 費用 |
---|---|---|
Freshservice | 連携サービスが多数 | Starter:19$ Growth:49$ Pro:95$ Enterprise:119$ |
Bundle | 統合従業員データベースを制作 | 初期費用:無料 ※その他公式サイトに記載なし |
マネーフォワードAdmina | AIを搭載 | スタートアップ無料プラン(U50):無料 51ID以上の企業:1ID月額330円(税込) 300ID以上の企業:ヒアリングの上、提示 |
ITboard | 連携可能なツールが豊富 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
LOCKED | SSO・自動設定・台帳を一括で提供 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
Keyspider | IDaaSを補完強化 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
dxeco(デクセコ) | アンケート機能を搭載 | スタータープラン:10,000円(税不明)/月 スタンダードプラン:50,000円(税不明)/月 エンタープライズプラン:50,000円~(税不明)/月 |
YESOD | OAuth認証を採用 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
ジョーシス | 100以上のSaaSに対応 | 初期導入費用:無料 サポート費用:無料 月額費用については公式サイトに記載がありませんでした。 |
おすすめのSaaS管理ツールをもっと詳しくご紹介!
Freshservice
Freshserviceの特徴
簡単な設定方法とシンプルな操作性が特徴のIT資産管理ツールでありSaaS管理ツールの、Freshservice。
取引先との契約記録だけではなく、資産価値を評価・分析できるSaaSは、個人だけではなくチームでの管理に必要な共有機能も搭載し、SaaS管理を含めた情報システムにおけるノンコア業務の効率化をもたらします。
これまでに20,000社以上が導入しているSaaSは、iPhoneやAndroidに対応するなど、幅広いデバイスに対応してます。
Freshserviceの強み
効果を実感できるまでの時間が短い点や、ダウンタイムを最低限に抑える点、エージェント効率の向上や社員の生産性を高める点。さらには連携サービスが多い点も特徴です。
Skype for Business、Atlassian JIRA、Ticket Conversation Custmization、Asset Label DesignerやZoho Flow。さらにはHide fields based on User Roles、Slack、Skype、Zoom、Bomgar、Bomgar、Office 365 Calendar、Google calendar。
他にもGoogle Hangouts、LogMeln RescueやDropBoxにGoogle Drive、Trello、OneLogin Single Sign on and AD integrationといったシステム。
GitHub-Freshservice integration、Microsoft Power Apps、Amazon Web Services、Chrome OS device discovery、AWS CloudWatchや他にも多くのサービスとの連携が可能です。
Freshserviceの導入事例(口コミ)
公式サイトに記載がありませんでした。
Freshserviceの料金プラン
- Starter:19$
- Growth:49$
- Pro:95$
- Enterprise:119$
Freshserviceの会社概要
会社名 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
---|---|
設立 | 2010年 |
会社所在地 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
公式サイトURL | https://www.freshworks.com/jp/ |
Bundle
Bundleの特徴
BundleはSaaSアカウント管理を自動で行うツールです。利便性の高いSaaSの管理における手間を省いてくれるのにもってこいの存在です。
アカウント発行作業や棚卸し作業を自動化できます。年度初めにアカウントを大量に発行したり、組織改編時にアカウントを見直したりするにあたっての手間を省略させて効率化をもたらしてくれます。130以上のSaaSとの連携が可能です。
強みとなる機能
Bundleの強みは正社員や業務委託、アルバイトなど雇用形態を問わずにデータをインポートでき、統合従業員データベースを制作できる点です。
「新人が追加される度にSaaSのアカウントを発行する」といったアクションをオートメーションで行えます。
また、アカウントやファイルの棚卸し機能、権限管理機能、職務・部署別のグループを作成することで利用できるSaaSを指定するグループ機能、監査ログ機能など豊富な機能が搭載されています。
導入だけではなく、運用のサポートも用意されていることから、不明な点は導入前後を問わずにサポートを受けることが可能です。
このようなユーザーフレンドリーな環境が用意されている理由は、代表がかつて自分が利用していないSaaSに課金していたり、契約自動解除のトラブルを体験したりしたことで、情報システム部門やIT部門の重要性を実感したため。
過去の経験を経て、多くの人・組織にとって有益なSaaS管理ツールとしてのBundleを誕生させました。
Bundleの導入事例(口コミ)
我々はグループ会社とともにBundleを利用しており、その導入の決め手となった大きな要素は、一つのSaaSに対して複数のアカウントを登録できる点でした。私たちにはAWSで複数の契約があり、またグループ会社のアカウントも一括管理する必要があるため、この機能は必要不可欠でした。後から思えば、もっと早くBundleに出会えていればと後悔しています。引用元:Bundle公式HP|他製品からBundleへのリプレイスにより情シスの業務スピードを改善(https://bundle.jp/cases/heroz)
Bundleの料金プラン
初期費用:無料
Bundleの会社概要
会社名 | Why株式会社 |
---|---|
設立 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
会社所在地 | 東京都渋谷区松濤1-28-2 |
公式サイトURL | https://bundle.jp/ |
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マネーフォワードAdmina
マネーフォワードAdminaの特徴
マネーフォワードAdminaは、SaaSを自動で一元管理できるツールです。
社内に導入した複数のSaaSを可視化することで、セキュリティリスクの低減やクラウドサービスの無駄なコスト削減、棚卸の効率化などをはかる、いわば「SaaSの家計簿管理」を叶えるツールです。
アカウント作成・削除やシャドーITの検出、従業員IDライフサイクルマネジメント、コストマネジメント、セキュリティ対策、自動化機能などが搭載されています。
既に多くの企業で利用されているマネーフォワードAdminaは、ITreview Grid Award 2022 Spring/Summer/Fallを3期連続受賞。
BOXIL SaaS AWARD Winter 2022 SaaS管理ツール部門でも7つのNo.1を受賞しており、高い評価を獲得しています。
AIを搭載
AIは近年大きな注目を集めている技術ですが、マネーフォワードAdminaでは積極的にAIと向き合い、システムの利便性を高めるためにAIを導入しました。
2023年6月下旬から、AI機能の提供がスタート予定です。
これまでのSaaS管理のさらなる効率化を招くもので、自然な会話体のテキスト入力でも高速でデータアクセスができたり、SaaSの利用金額が検出できたりと、利便性がさらに高まります。
従来の機能でも高く評価されていたツールが、さらなる利便性を獲得しました。
マネーフォワードAdminaの導入事例(口コミ)
退職チェックリスト上で、手打ちで退職者アカウントのチェックを行っていましたが、SaaS管理ツールのAdminaの管理画面からすべて確認ができて、便利に利用できています。引用元:マネーフォワードAdmina公式HP|クラウド管理でリスク削減。SaaS管理ツール(https://i.moneyforward.com/)
マネーフォワードAdminaの料金プラン
- スタートアップ無料プラン(U50):無料
- 51ID以上の企業:1ID月額330円(税込)
- 300ID以上の企業:ヒアリングの上、提示
マネーフォワードAdminaの会社概要
会社名 | マネーフォワードi株式会社 |
---|---|
設立 | 2021年2月(事業開始) |
会社所在地 | 東京都港区芝浦3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F |
公式サイトURL | https://i.moneyforward.com/ |
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ITboard
ITboardの特徴
ITboardはソフトバンクのグループ企業が提供しているSaaS管理ツールです。社内・組織のSaaSの可視化や情報漏洩リスク対策、棚卸し作業の効率化をもたらしてくれるSaaS管理プラットフォームです。
SaaSの管理では、利用更新の稟議漏れやアカウントの削除・変更漏れ、社員が利用しているSaaSを把握できない、利用料金が把握できないなど、様々な問題に悩まされている組織が増えているのが現状です。
SaaSは利便性の高い素晴らしいシステムではありますが、管理に負担を強いられるケースが増えていることから、SaaSの運用負担を軽減することを目的としてITboardが生まれました。
それぞれの社員が利用しているSaaSの棚卸しを行うことで、契約アカウント数や利用状況を把握したり、契約更新のタイミングにてアラートを発生させることで契約の見直しを行ったりすることで、「気付いたら勝手に更新されていた」といった状況を防ぎます。
連携可能なツールが豊富
ITboardが対応しているSaaSサービスは豊富です。Google Workspace、Microsoft製品、Slack、ZOOM、Chatwork、WordPressといった知名度のあるSaaS。
それに加えて、Box、Typetalk、SmartDB®、freee、Sansan、KARTE、Zoho CRM、Senses、OneLoginまで多くのSaaSに対応しています。多くの利用者のニーズに応えてくれるSaaS管理ツールです。
ITboardの導入事例(口コミ)
公式サイトに記載がありませんでした。
ITboardの料金プラン
公式サイトに記載がありませんでした。
ITboardの会社概要
会社名 | アイティクラウド株式会社 |
---|---|
設立 | 2018年4月2日 |
会社所在地 | 東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝オフィスタワー |
公式サイトURL | https://itcrowd.co.jp/ |
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LOCKED
LOCKEDの特徴
「SaaSの運用をもっとラクに」をテーマにした、社内SaaS管理ツールです。
アカウント設定や運用の棚卸し、利用の統制などSaaSを取り巻く課題を解決するためのツールで、まとめての一元管理のために、業界初となるSSO・自動設定・台帳を一括で提供しています。
基本アカウントを設定することでまとめての自動設定が可能です。
SaaS固有の項目にも自動で対応しているだけではなく、台帳にてアカウント・ライセンスを一元管理することで、利用状況を踏まえての無駄なライセンス契約の削除によるコストカットも可能になります。
ログインルールやデバイスのチェック、二段階認証、生体認証、パスワードの定期更新やアクセスログの取得機能を搭載。SaaS管理の効率化をもたらしてくれます。
また、シングルサインオンを実現するのもLOCKEDの特徴。あらゆるシステムに1つのパスワードでログイン可能となるこちらの機能は、スマートフォンやタブレットにも対応。iOS、Androidのいずれでも利用が可能です。
多くのSaaSに対応
LOCKEDが対応しているSaaSは豊富です。Google、freee、Dropbox、ジョブカン、Slack、サイボウズ、kintone、メールワイズ、Salesforceなど多くの企業が採用しているSaaSに対応。
API連携を行うとシステム毎に独自の項目を自動で設定でき、さらに利便性が高まります。
LOCKEDの導入事例(口コミ)
公式サイトに記載がありませんでした。
LOCKEDの料金プラン
公式サイトに記載がありませんでした。
LOCKEDの会社概要
会社名 | 株式会社onetap |
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設立 | 記載なし |
会社所在地 | 東京都千代田区鍛冶町1-6-15 |
公式サイトURL | https://locked.jp/ |
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Keyspider
Keyspiderの特徴
企業のユーザーや組織、権限を統合管理できるクラウドIDカンリサービスでありSaaS管理ツールです。
日本企業が日本企業向けに開発したKeyspiderは、Saas(クラウドサービス)とオンプレミスの社内システムをID連携することで、ユーザー管理だけではなく複雑な改装組織管理や社員属性による権限管理の統合管理を実現しました。
Keyspiderは、人事異動や発令日対応、J-SOX対応、さらにはアクセス制御自動化ゼロトラスト対応など、日本企業に必要とされる管理機能を搭載したシステム。
Office 365、Salesforce、Google Workspace、BOX、コンカーや楽々清算、奉行クラウドなど多くのSaaSとの連携が可能です。
また、SaaSだけではなく認証DBや業務システム、人事システムとの連携も行えるなど日本企業にマッチした仕様です。
IDaaSを補完強化
KeyspiderはIDaaSを補完強化する点も特徴。
IDssSとはIDentity as a Serviceの頭文字から名付けられたものであり、クラウド型の統合認証サービスです。各種SaaSやオンプレミスの業務システムが混在するクラウドハイブリッド環境において、利便性やセキュリティの面から必須とされているシステムです。
ただ、IDaaSでは各システムのユーザー登録を手作業で行う必要がありました。
その点、Keyspiderであれば必要な情報のすべてを同期できることから、手入力の負担を軽減できます。
Keyspiderの導入事例(口コミ)
多くの稟議申請が当日中もしくは翌営業日までに承認完了しています。めちゃくちゃ早まりました。引用元:Keyspider公式HP|【導入事例】クラウドワークフロー「 kickflow 」×「 Keyspider 」、API連携開始(https://keyspider.co.jp/archives/972)
Keyspiderの料金プラン
公式サイトに記載がありませんでした。
Keyspiderの会社概要
会社名 | Keyspider株式会社 |
---|---|
設立 | 2019年1月 |
会社所在地 | 東京都千代田区神田佐久間町3-21-24 AKIHABARA CENTRAL SQUARE 3F |
公式サイトURL | https://keyspider.co.jp/ |
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dxeco(デクセコ)
dxeco(デクセコ)の特徴
利用しているSaaSとその契約情報を一元管理できるSaaS管理ツールです。誰がいつどのSaaSにアクセスしたのかを把握できるシステムにより、社内管理ができていないシャドーITの一覧を表示することもできます。
そうすることで、社内のSaaS利用を活性化させることを目的としています。
SaaSは利便性が高いシステムではありますが、それは「使いこなせれば」の話です。会社として契約したものの管理が面倒だったり社員から不満が出たりなどして結局は利用しなくなってしまうケースが珍しくありません。
その際、契約解除を行わずにそのまま費用だけを支払い続けているケースもあるものです。dxeco(デクセコ)は、このような状況を改善すべく、管理業務負担を軽減することでSaaSを有効に利用してもらうことを目指しています。
「見える化」が可能になることから、従業員の利用頻度を把握でき、SaaSコストの最適化をもたらします。
また、利用頻度だけではなくタスクの見える化も可能です。ヌケモレを防ぐToDoリストを作成することで、管理工数の削減が期待できます。
アンケート機能を搭載
dxeco(デクセコ)ではアンケート機能を搭載。
利用しているSaaSや使っていないSaaSをアンケートで把握することで、社内に必要なSaaSなのかを判断する材料となります。
また、利用者全員ではなく、対象のメンバーを選択してのアンケートが行えることから、利用者のSaaSの利用情報だけではなく、社員間のコミュニケーションツールとしても役立つのが利点です。
dxeco(デクセコ)の導入事例(口コミ)
「可視化」においても力を発揮しています。従業員×SaaSのマトリクスで表示されているため、誰がどのツールのアカウントを持っているか、誰にでもわかりやすいと感じています。この画面のおかげで、退職者のアカウント削除漏れをなくせています。このUIはとても気に入っていますね。
加えて、利用しているSaaSのコストが積み上げでどれくらいになっているかを可視化できたのも嬉しい効果でした。経営層にとってはコストが可視化されたことでSaaS費用の透明性が向上し、SaaS費用が適正かどうか判断できるため、安心につながっています。今まではSaaSに発生している費用を削減できるのではと議論していましたが、私たちも経営層もコストに納得感を持てています。引用元:dxeco(デクセコ)公式HP|退職者のアカウント削除業務を80%削減!
情シス担当が社内SaaSの可視化を「少しの手間で」実現できた理由とは(https://www.dxeco.io/case/dely)
dxeco(デクセコ)の料金プラン
- スタータープラン:10,000円(税不明)
- スタンダードプラン:50,000円(税不明)
- エンタープライズプラン:50,000円(税不明)~
dxeco(デクセコ)の会社概要
会社名 | 株式会社オロ |
---|---|
創業 | 1999年1月20日 |
会社所在地 | 東京都目黒区目黒3-9-1 目黒須田ビル |
公式サイトURL | https://www.oro.com/ja/ |
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YESOD
YESODの特徴
YESODは各所に散らばってしまっている人事・組織情報やアカウント情報を集約することで、SaaSの統合管理を実現するSaaS管理ツールです。
従業員のID情報と全社的なデータの一元管理プラットフォームであるYESODでは、リアルタイムでのステータス管理と正確なリファレンス検索が実行できます。
それにより、過去・現在・未来の従業員・組織情報の共有や一元化をもたらします。
また、各社固有のカスタマイズ項目の追加やスプレッドシートで点在する情報を取り込んでの一元管理、Web APIやCSVインポートでの人・組織情報登録といった機能により、必要な情報だけを必要としている人に届けることが可能。
そうしたSaaSの効率的な運用が叶うのがYESODです。
豊富な機能
YESODは、機能の豊富さもポイントの1つです
マスタ管理機能として組織図シミュレーションや従業員によるセルフ登録、カスタム属性項目や簡易レポート、マルチドメイン対応の機能を搭載。
また、統制を目的としてカスタムロールや簡易ワークフロー、外部連携を目的としてOAuth認証やWeb APIの機能を備えています。
多彩な機能は、「企業の人・組織・情報にまつわる非効率をなくす」をモットーとして掲げているからこそ。
日々進歩するテクノロジーを積極的に活用することで、人・組織・情報を正確かつ効率的に活用できるための情報基盤作りを2018年の会社設立以降、実践しています。
YESODの導入事例(口コミ)
公式サイトに記載がありませんでした。
YESODの料金プラン
公式サイトに記載がありませんでした。
YESODの会社概要
会社名 | 株式会社イエソド |
---|---|
設立 | 2018年9月13日 |
会社所在地 | 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟22F SPROUND内 |
公式サイトURL | https://yesod.co/ |
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ジョーシス
ジョーシスの特徴
SaaSだけではなく、ITデバイスまで統合管理できるクラウド型のSaaS管理ツールです。
コーポレートITのアナログ業務を自動化することで業務コスト削減をもたらすSaaSの管理統合サービスであり、業界を問わずに中小企業からスタートアップ、大企業まで幅広い導入実績を誇っています。
主な機能はSaaS・デバイスの利用状況の可視化です。利用に伴う料金までまとめて把握し、従業員データと紐づけることで管理を効率化するだけではなく、利用していない不要なアカウントの棚卸しも実践でき、無駄なITコストの可視化が可能です。
ひいては、入退社業務の効率化も期待できます。
入退社時のアカウント新規発行や削除、デバイスの購入から廃棄といった、情報資産のライフサイクルを一元管理し、定型作業を自動化させることで生産性向上をもたらします。
情シスでは把握が難しいとされているシャドーITの発見や削除もれまで自動で検知する高いセキュリティも特徴であり、頼れるツールです。
豊富な連携
ジョーシスに対応しているSaaSは100以上です。Google Workspace、kintone、Microsoft 365、サイボウズ OfficeやChatwork、LINE WORKS、Miro、Slack、Discord、Webexなどに一通り対応しています。
さらには、情報共有系のConfluence、DocBase、セキュリオ、Notion、営業・CRM系のZendeskやSalesforceとの連携も可能。
開発系のAWSやGoogle Cloud Platformにも対応しており、多方面とのツールと併せて利用できます。
ジョーシスの導入事例(口コミ)
ジョーシスを導入したことで、登録されているSaaSアカウントが可視化されるようになり、退職済みアカウントの早期発見にもつながりました。一人の従業員に対してデバイスとSaaSの両方を管理できる点も、業務効率化に有効だと感じます。やはり、従業員ごとに何のサービスを使っているかが、一目でわかるのがいいですね。引用元:ジョーシス公式HP|デバイスの在庫管理に掛かる工数を大幅に削減!従業員ごとの所有アカウントを一元化によりシャドーITを防止(https://jp.josys.com/case/sejuku)
ジョーシスの料金プラン
- 初期導入費用:無料
- サポート費用:無料
- 月額費用については公式サイトに記載がありませんでした。
ジョーシスの会社概要
会社名 | ジョーシス株式会社 |
---|---|
設立 | 2022年2月1日 |
会社所在地 | 東京都品川区上大崎2-24-9 アイケイビル1F |
公式サイトURL | https://jp.josys.com/ |
※SaaS管理ツールを手掛ける会社早見表をもう一度チェックする
SaaS管理ツールとは?
SaaS管理ツールとは、SaaSを一元管理するためのツールです。SaaSは利便性の高いシステムです。
多々登場していることから、多くのSaaSを利用している企業が珍しくありませんが、便利なものではあっても多くのSaaSを導入すると、それぞれの管理が難しくなります。
中には既に利用していないもの、あるいは利用していないアカウントがあったりしますが、それぞれのSaaSを個別にチェックしなければなりません。そのための労力が必要でした。
しかし、SaaS管理ツールがあれば、管理ツールにて多くのSaaSを一括で管理できることから、不要なSaaSや利用状況等を簡単に把握し、改善に役立てることができます。
SaaS管理ツールを利用するメリット
SaaSの状況を把握できる
SaaS管理ツールを使用することで、SaaSの「見える化」をもたらします。社員がSaaSをどのように活用しているのかということや利用頻度を把握することで、本当に必要なSaaSなのか、契約を解除しても困らないSaaSなのかの把握が可能です。
SaaSは管理ツールがなければ、それぞれの社員がSaaSをどのように使用しているのかを把握するためには社員個別に調べなければなりません。しかし、SaaS管理ツールがあればシステム上で全体の状況を把握できます。
SaaSを適正コストで運用できる
SaaS管理ツールにてSaaSの利用状況を把握することで、不要なSaaSを把握できます。
使用していないSaaSでありながらそれに気づかず、費用だけを支払い続けていると無駄なコストがかかりますが、SaaS管理ツールで使用していないことに気付いて解約すればコストカットにつながります。
また、利用状況をチェックして適正プランに移行することも可能。それにより、適切なコストでの運用が叶います。
さらなる業務効率化をもたらす
SaaS管理ツールでは、SaaSをオートメーションで行う機能があります。例えば新入社員に対して新しいIDやパスワードを一括で知らせる機能。これは、常に新規社員に利用するSaaS分のIDやパスワードを発行していた会社にとって業務効率化をもたらします。
SaaS管理ツールの選び方
SaaS管理ツールの導入を検討する際、以下のポイントを押さえることで、最適なツールを見つける手助けになります。
- ツール導入の目的に合うか
利用状況の把握ができるアカウント管理の基本的な機能から、シングルサインオンや2要素認証などまで実現できるセキュリティ対策に強みを持つツールなどの特性があります。自社の目的に合うツールか確認しましょう。 - 自社のセキュリティ要件を満たしているか
ビジネスデータの保護は最優先事項です。SaaS管理ツールがどれだけ堅牢なセキュリティ機能を提供しているかチェックしてください。二要素認証やIPアドレス制限、セキュリティルール設定などを確認し、安全性を確保しましょう。 - 管理できるSaaS数はどのくらいか
サービスやプランごとに管理できるSaaSの数が異なります。今後導入する可能性もふまえて、現在利用しているSaaSの数に対応可能なSaaS管理ツールを選択しましょう。 - カスタマーサポート
問題発生時に頼りになるカスタマーサポートは導入後の安心感を左右します。検討中のツールが提供するサポート体制や対応速度について確認しましょう。
これらのポイントを踏まえ、検討者向けに最適なSaaS管理ツールを選択することで、スムーズな導入と効果的な業務遂行が期待できます。
SaaS管理ツールの浸透と市場の実態
総務省の令和3年通信利用動向調査によるとSaaSを利用する企業の割合は70.4%に上り、約7割(※)の企業がSaaSを利用していることがわかります。多くの企業がクラウドベースのソリューションを取り入れ、業務プロセスを効果的に運営するためにSaaS管理ツールを採用しています。
コロナ禍によるテレワーク推進により、数十以上のSaaSを利用している企業も珍しくありません。日本のSaaS市場規模が着実に拡大している今、SaaS管理ツールは今後ますます重要なビジネスツールとして位置付けられています。
「初期投資を抑えて導入できるもの」や「いつでもどこでも利用できるもの」など、多様なニーズに応えるため、saas管理ツールの種類も多岐に渡ります。自社の目的に合うSaaS管理ツールを選びましょう。
(※)参照元:総務省「令和3年通信利用動向調査の結果」(https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/data/220527_1.pdf)
SaaS管理ツールでよくある質問
SaaS管理ツールの費用相場は?
SaaS管理ツールの費用はツールにより差があります。利用する社員数や会社の規模によって費用が異なります。
公式ホームページに具体的な金額が明示されていない場合も多いですが、おおよそ1ユーザーあたり300円台から利用が可能です。
一般的に、対応する連携ツールやID数が多くなればなるほど費用が高くなる傾向にあります。
SaaS管理ツールを選ぶ際の注意点は?
SaaS管理ツールは多数登場しています。そのため、導入するか・しないかの次に「どのSaaS管理ツールにするのか」を考えておく必要があります。
機能、費用、特徴、評判など、判断材料は多々ありますが、重要なことは「自社にマッチしているのか」ということです。自社が求める管理環境をもたらすSaaS管理ツールはどれか、といった視点で選ぶようにしましょう。
SaaS管理ツールは初心者も使いこなせる?
SaaS管理ツールは多くのメリットを持つシステムではありますが、自社で使いこなせるのかと不安をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
どんな便利なシステムであっても使いこなせないと意味がありません。その点、SaaS管理ツールは多くがシンプルなUIです。
シンプルではありながら効率化をもたらしてくれる点がSaaS管理ツールのメリットです。
簡潔なつくりに加え、サポートを用意しているSaaS管理ツールもあり、分からない点は直接聞くことも可能。
SaaS管理ツールは使用したことが無い方でも安心して導入できます。
SaaS管理ツールまとめ
SaaS管理ツールそれぞれの特徴やSaaS管理ツールによくある質問をご紹介しました。上記を通して、SaaS管理ツールの機能性や便利さなどが分かったのではないでしょうか。
とはいえ、SaaS管理ツールであればどれでもいいというわけではなく、どのSaaS管理ツールを導入するのかを検討することは大切です。費用や特徴、機能など総合的にふまえてどのSaaS管理ツールを導入するのかを考えましょう。
このページでは様々なSaaS管理ツールが紹介されていますので、気になるSaaS管理ツールを見つけたら、個別に詳しくチェックしてみてください。
SaaS管理ツールの導入によるメリットは様々ですが、いずれも自社にマッチしたものを選んでこそです。それぞれの特徴を把握し、自社にマッチしたSaaS管理ツールを活用しましょう。
※SaaS管理ツールを手掛ける会社早見表をもう一度チェックする
免責事項:本記事は、2023年6月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。